今話題のピントグラス!老眼鏡に比べると少々お高めな気がしますが、どういった違いがあるのでしょうか?
ここでは、
- 最近老眼かも…と悩まれはじめた方
- 今まで老眼鏡を使ってきたけど、ピントグラスに興味がある方
…向けに、詳しく解説させてもらいます!
ピントグラスと老眼鏡の違いは搭載されたレンズ!
ピントグラスと老眼鏡の大きな違い
老眼鏡 | 見たいモノにピントを合わす |
ピントグラス | 自分の目でピントを探す |
ピントを…合わす?自分の目でピントを…探す?
違いはどういったレンズがそれぞれ搭載されているのか?の話になってくるのですが、ピントグラスは独自開発の「累進多焦点レンズ」を搭載しています。
累進多焦点レンズは同心円状に度数が徐々に下がっていく設計になっていて、違う度数でも自然なピント移動が可能です。
シーンに合わせて複数の老眼鏡を用意する必要がないという利点があります。
「視線移動」や「視野が狭い」ことによるストレスが少ないため、自宅での利用はもちろん、家の外(会社やカフェなど)でも違和感なく使用できます。
そして、老眼鏡で使用されているレンズは「単焦点レンズ」です。
単焦点レンズは1点のみにピントが合います。見ている対象との距離・ライフスタイルに合わせて老眼鏡を使い分ける方も多いと思います。
老眼鏡を使う方は、新聞や本を読むときに老眼鏡をつけ、TVに目を向けるときに老眼鏡を少しずらす…という仕草が目に浮かびますね。
従来の老眼鏡(単焦点) | 従来の累進眼鏡(遠近両用等) | ピントグラス |
引用 ピントグラス公式
どうですか?見え方に違いがありますよね。
ピントグラスと老眼鏡の大きな違いはこのレンズの違いから「自分でピントをどうするか」なんです。
参考 ※ピントグラスも実は老眼鏡のひとつです。ここでは老眼鏡を一般的な老眼鏡として紹介していきます。 ※ちなみによく老眼鏡代わりに使われている「ルーペ」ですが、これはモノを大きく見せる「拡大鏡」の役割をしているため、ピントグラスでも老眼鏡でもありません。
今話題のピントグラスとは「何か」を詳しく解説!
ピントグラスと老眼鏡の違いは搭載している「レンズ」ということはなんとなくわかったけど、そんなにいいものなの?
値段も高いし…、いまいちどんなものかわからない。
でも、高くても人気があるということは「何か」があるということですよね。
では、その「何か」を探るため、ピントグラスについてさらに詳しく見ていきましょう!
ピントグラスは長年の研究の賜物
ピントグラスは液晶製品や遊技機のリサイクル事業、国内外への物販、貿易事業…など、ジャンルを問わず様々な分野の事業を展開している小松貿易株式会社が長年の研究により独自開発した老眼鏡です。
(※令和2年5月1日に製品の企画、販売促進業務全般を担っていた株式会社TKZが小松貿易株式会社よりピントグラス事業を譲受しました)
2019年3月20日より販売がスタートされ、スーパー銭湯アイドルでお馴染みの男性歌謡コーラス・グループ「純烈」がイメージキャラクターを務めています。
ピントグラスから販売されてる度数は中度と軽度の2種類!選び方は?
ピントグラスから販売されてるレンズは中度レンズと軽度レンズの2種類があり選べるようになっています。目安は以下の通りです。
軽度レンズモデル | 度数:+1.75D〜+0.00D |
中度レンズモデル | 度数:+2.50D〜+0.60D |
老眼度数が高い方には対応していません。
老眼鏡を使うべきかどうかの目安※近点チェック方法
- 人差し指を1本立て、自分の指の指紋を見ながら眼元から徐々に離していきます。
- 人差し指の指紋が最もクッキリ見える(ピントが合う)距離を眼元から測ってみます。
- 30cm以上離れている場合は老眼鏡の購入を検討しましょう。
老眼度数を知る目安
※老眼鏡を使う目的によって多少異なります
度数:+1.00 | 最近近くが見えにくくなってきた(~39cm) |
度数:+1.50 | 文字を見るとき、40〜50cmほど離して見ている |
度数:+2.00 | 文字を見るとき、50〜60cmほど離して見ている |
度数:+2.50 | 文字を見るとき、60cm以上離して見ている |
40歳頃になり近くのものが見えにくくなると「老眼」と自己判断してしまいがちです。
しかし、実は白内障などの病気が隠れている可能性もあるので、ピントグラスの購入を悩んでいる方は一度眼科受診して相談することをおすすめします。
累進多焦点レンズ採用で自然な視界を実現
ピントグラスはレンズの中心からやや下の方、主に手元を見る時の視点の位置に最も強い度数のレンズを配置。
そして外側に向かって、同心円状に度数が滑らかに下がっていく累進設計を採用しています。それにより自然なピント移動を可能にしました。
更に複数の度数を持った多焦点レンズを採用。そのため、視線移動によって急に見え方が変わることなく広く自然な視界をピントグラスひとつで実現しました。
引用 ピントグラス公式
軽量設計で現代のライフスタイルにピッタリの便利機能
ピントグラスの良さは他にもあります。
- 軽量設計
- デザイン豊富
- 複数の老眼鏡を使い分ける必要なし
- ブルーライト、ハードコーティング付
ピントグラスは約18g~約20g、だいたいA4の紙5枚分くらいの重さしかありません。そのため、長時間使用しても疲れにくいという特徴があります。
デザインやバリエーションも豊富で老眼鏡感がないスタイリッシュな形をしています。
また、複数の老眼鏡を使い分ける必要がないため、持ち運びも楽々。
スマートフォンやタブレット、パソコンを日常的に使用されている方にはうれしい、ブルーライトカット付き。さらに傷が付きにくいハードコーティング機能もついています。
ピントグラスはシーンを選ばない、オシャレな老眼鏡を探している方にピッタリですね。
ピントグラスのデメリットは?口コミから調査!
ここまで見てきてメリットばかりのピントグラス。
確かにとても画期的ですが、デメリットはないのでしょうか?
100円ショップでも老眼鏡は買える時代です。それに比べピントグラスは少々高め…。
実際に自分で試してみないと「本当にきれいに見えるの?」「ピントは自分に合うのかしら?」なんて、心配される方もたくさんいらっしゃると思います。
では、口コミも含めデメリットを探っていきましょう。
60代男性
買って失敗した!全然見えない!
ピントグラスは近視や乱視、遠視などがある方には向いていません。
公式サイトにも注意書きがあるのですが、ピントグラスは老眼を矯正する(近くが見えづらい際の視力矯正用の)レンズの為、遠近両用レンズのように近視矯正機能はついていません。裸眼以上に遠くが見えるということはありません。
近視・遠視の方が「自分にも合うかもしれない」と思って購入してしまい失敗するケースがあります。
見え方に個人差はあるので「近視・遠視・乱視」の症状の方でもピントグラスを使ってみたい方は眼科医へ相談してみるか、一度試してみるといいかもしれませんね。
70代女性
着けるとなんだか違和感がある!
ピントグラスは累進多焦点レンズを採用しているため、(他の同類のレンズ同様)目が慣れるまで少々時間がかかります。
通常、使用に伴い目が順応して、問題なく利用していけますが、一部どうしても慣れることが出来ずそのまま利用できない方もいます。
ピントグラスは見るものの距離に関係なく使用できる点がメリットですが、最初のうちは視点の切り替えがうまくできない方も多いようです。
慣れるまで待てない方や使用できない方は、他の老眼鏡の方が良いかもしれませんね。
60代女性
度数が合わないから、疲れる!
ピントグラスは中度レンズ・軽度レンズと2種類あります。
中度レンズモデルは普段+1.50〜2.50程度の度数の老眼鏡をお使いの方におすすめです。軽度レンズモデルは普段+1.50程度の度数の老眼鏡をお使いの方におすすめです。
逆に、この度数の範囲外になると使用しても適切な効果が得られないのでご注意ください。
50代男性
一般的な老眼鏡より高すぎる!
老眼鏡は「既製品」仕様と「オーダーメイド」仕様があり、100円ショップでも購入できる一方で、数万円から数十万円するなど値段は様々です。
ピントグラスは公式HPの価格で一律【16,500円】です。
参考
※以前は半額以下で購入できる「アウトレット」もあったのですが、今は取り扱ってません。
※また、公式HP以外で安く購入できるところもあるので、詳しくは後ほど紹介します。
確かに普段100円ショップで購入されている方にとってはピントグラスは「値段が高い!」と感じても無理はありません。
手軽に老眼鏡を使いたい方は100円ショップの「老眼鏡」を、もっと高性能な老眼鏡が欲しい方は「ピントグラス」を検討されてもいいかもしれませんね。
ポイント
ピントグラスも、万人に使えるメガネではありません。効果やメリット、デメリットをしっかり理解して選ぶ必要がありますね。
ピントグラスを購入時の注意!
しつこいようですが使えるのは老眼の方だけです! また、軽度や重度の老眼の方や目の位置関係により効果を発揮しない方もいらっしゃいます。
そもそもピントグラスも老眼鏡のため、近くが見えづらい際の視力矯正用のレンズです。
そのため、遠近両用レンズのように近視矯正機能はなく、近視・乱視・遠視の症状がある方には対応していません。
上のデメリットのところでも少し説明しましたが、近視矯正機能が必要な方は、眼科医で相談し適切な眼鏡を購入することをおすすめします。
ピントグラスは累進多焦点レンズを使用しており、その特性上目が慣れるまで数日かかる場合があります。
初めて使う際は、見え方に違和感を感じる場合もあるようですが、使用に伴い目が順応するので、約1〜2週間程、疲れを感じない程度に使ってみましょう。
見え方や目の慣れ具合には個人差があるため、さらに期間を要する事もあります。
ピントグラスがおすすめな方・老眼鏡がおすすめな方
では、デメリットや購入時の注意もわかった上で、最終的にピントグラスがおすすめな方と老眼鏡がおすすめな方とをそれぞれまとめてみました。
あなたならどっちが合いそうですか?
ピントグラスがおすすめの方
- 近くや遠くのどちらとも同時に見ることが多い方
- 遠近どちらも見えにくいな、と感じるようになってきた方
- 度数違いの老眼鏡を複数持ちたくない方
ピントグラスは使用する方によって、見え方やピント調整に多少の慣れが必要ですが、老眼鏡を複数使い分ける必要がないため荷物もコンパクトになります。
老眼鏡がおすすめの方
- 本や新聞、スマートフォンなどの文字を見るときにだけ使いたい方
- 近いものをみる頻度が高い方
- 老眼鏡の持ち歩きをあまりしない方
主に自宅で使用される方や老眼鏡で遠くのものを見ることがあまりない方は、老眼鏡でも不自由なく使えるでしょう。
ピントグラスはどこの店舗で購入できるの?最安値で買える方法は?
ピントグラスはインターネットはもちろん、全国の家電量販店でも取り扱っています。
ピントグラス販売店
インターネット販売- Amazon
- yahooショッピング
- 楽天市場
- ヨドバシカメラ(ヨドバシ.com)
- ビックカメラ(ビックカメラ.com) など
- ヤマダ電機
- ケーズデンキ
- カメラのキタムラ
- エディオン
- ジョーシン
- DCMカーマ
- ビックコンタクト
- 東急ハンズ
- ドン・キホーテ など
詳しくはピントグラス公式HP【取扱店舗一覧】よりご確認ください。
ピントグラスを最安値で購入する方法は「日テレポシュレ」?
ピントグラスを販売している日本テレビの通信販売サイト「日テレポシュレ」をご存じですか?
公式HPでピントグラスを購入するより、安く買えるとうたっているのですが、最安値で買えるのでしょうか?
いいえ、実は「日テレポシュレ」が最安値ではありません。
先ほど、公式HPでは一律【16,500円】とお伝えしましたが、インターネット販売では、公式HPで購入するよりだいぶ安く購入できます。
「日テレポシュレ」では、
メーカー直販サイト価格16,500円(税込)のところ、およそ6,300円お得な10,175円(税込)!!
引用 日テレポシュレ
と、ピントグラスを販売しています。
確かにだいぶ安く購入できますが、さらに調べた結果、もっと安く購入できるサイトはたくさんあります!
ご存じの方も多いかと思いますが、「価格.com」というサイトで検索すると種類によっては8,000円前後で購入可能です。
都度、検索しながら信頼できるサイトで購入を検討してみてくださいね!
ちなみに2022年11月29日現在の最安値は
ピントグラス PG-709 (税込):¥7,443+送料
引用 yahooショッピング
…でした。参考までに!
ピントグラスと老眼鏡の違いを徹底調査!あなたならどっちを買う!?のまとめ
まとめ
- ピントグラスと老眼鏡の大きな違いは、搭載しているレンズの違いである。ピントグラス(累進多焦点レンズ)は違う度数でも自然なピント移動が可能、老眼鏡(単焦点レンズ)は1点のみにピントが合うという特徴がある。
- ピントグラスから販売されている度数は軽度と中度の2種類あるが、老眼度数が高い方には対応していない。
- ピントグラスは【軽量設計】【デザイン豊富】【複数の老眼鏡を使い分ける必要がない】【ブルーライト・ハードコーティング付】というメリットがある。
- ピントグラスは使いはじめ目が慣れるまで時間がかかったり、老眼鏡に比べ高いというデメリットがある。また、近視矯正機能はついていないため、近視・乱視・遠視の方には向いていない。
- ピントグラスはインターネット上や全国の家電量販店で購入できる。
- 日本テレビの通信販売サイト「日テレポシェット」は、公式HPで購入するよりだいぶ安く購入できるが、もっと安く購入できるサイトは他にもある。
ピントグラスと老眼鏡の違いをいろいろ調べてみましたが、皆さんにはどちらが合ってますか?
私も最近はスマホを見るときボヤっとして、だいぶ見えづらくなってきました。。老眼は誰しもが訪れるものですが、普段の生活をよりよく過ごすために、ピントグラスにせよ、一般的な老眼鏡にせよ、うまく活用していきたいですね!
そのためにも、今後どちらを選ぶかしっかり見極めていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。