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ホルモンとレバーの栄養は?ホルモンとレバーの違いは何?実は栄養豊富で低カロリーな魅力の食材

焼肉屋や居酒屋などではおなじみの「レバー」「ホルモン」

食感が様々で意外といろんな料理になる食材でもありますね。

牛や豚の内臓という事はなんとなく知っているけど、

レバーやホルモンはどの部位?と聞かれて、とっさに回答ができないこともありますね。

また、自宅でもホルモンを楽しみたいけど、慣れなくて面倒そう…

などなど、意外と知らないその魅力をご紹介していきます!

 

 

レバーとホルモンの違いって何?ホルモンは「捨てるもの」の意味?

 

 

 

 

引用 農林水産省

ホルモンは牛や豚などの臓物(ぞうもつ)の事です。

「放るもん」、すなわち(かつては)食用にはならずに廃棄されるものという意味で、大阪発祥の言葉と言われています。

主に牛や豚の胃、心臓、腸、肝臓、腎臓などがホルモンの代表的な部位です。

一方、レバーはホルモンの一つです。

レバーは「liver(英)」から来ており、「肝臓」単体を意味します

レバーという呼ばれ方のほか、「肝」と呼ばれたりもしますね。

馴染みがあるのは、牛、豚、鶏レバーですが、馬や山羊、羊のレバーや、鳥類としては、鴨やガチョウのレバーが食用とされたりします。

アンコウやウナギなどの魚類の肝臓も、「肝」と呼ばれ、日本では食用として馴染みが深いものですね。

 

 

レバーやホルモンのレシピ!スタミナ満点で年中食べたい!

牛もつ鍋

 

 

 

 

 

 

 

牛もつ鍋

材料(2~3人分)

  • 牛白モツ(小腸)…300g
  • 玉ねぎ…1/2
  • キャベツ…1/6
  • にら…1/2
  • はるさめ…50g
  • にんにくの薄切り…2片分
  • 赤とうがらし…2
  • スープ
    • だし汁…4カップ
    • しょうゆ、みりん各大さじ2
    • 小さじ1

作り方

  1. モツはたっぷりの湯で7~8分下ゆでし、ざるに上げる。アクがたくさん出るようだったら下ゆでしたあと、さっと水洗いする。 新鮮なモツなら、下ゆではうまみを逃さないように長時間でなくてOK
  2. 玉ねぎは5~6mm幅のくし形切りにし、キャベツは食べやすい大きさに切る。にらは5~6cm長さに切る。はるさめは10分ほど水にひたしてもどし、食べやすい長さに切る。
  3. 別の鍋にスープの材料と玉ねぎ、にんにくを入れ、火にかける。
  4. 煮立ったらはるさめ、モツ、キャベツ、にら、赤とうがらしを重ねてのせる。野菜がしんなりしたら塩で味をととのえ、混ぜながら食べる。

引用 レタスクラブ

 

とりレバーと皮、大根のいり煮

 

 

 

 

 

 

 

とりレバーと皮、大根のいり煮

材料(作りやすい分量・4人分)

  • とりレバー…150g
  • とり皮…150g
  • 大根…1/4
  • こんにゃく…1枚(約250g
  • しいたけ…4
  • 玉ねぎ…1/2
  • 煮汁
    • …1/4カップ
    • 砂糖、しょうゆ各大さじ3
    • …1カップ
  • ごま油、一味とうがらし

作り方

  1. 大根は1cm厚さのいちょう切り、こんにゃくは食べやすい大きさにちぎる。
  2. しいたけは軸を除いて半分に切る。玉ねぎは1cm幅のくし形切りにする。
  3. 1を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて約15分下ゆでし、湯をきる。 
  4. 大根は下ゆですることで味が入りやすくなり、こんにゃくはプリッとした食感になる。一緒にゆでてOK
  5. レバーはハツ(小さくつながっている部分)を切り離し、脂身や血のかたまりを取り除く。ハツは半分に切って脂身と中の血のかたまりを除く。レバーと皮は食べやすく切る。
  6. 3の鍋に湯を沸かし、4を入れてさっとゆで、ざるにあける。
  7. フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、2、3、5を炒める。全体に油がなじんだら、煮汁の材料を加える。落としぶたをし、時々混ぜながら、煮汁がほとんどなくなるまで約20分煮る。器に盛り、一味少々をふる。

引用 レタスクラブ

白モツとん汁

 

 

 

 

 

 

 

白モツとん汁

材料(2人分)

  • 豚白モツ(下ゆでされているもの)…100g
  • 大根細い部分3cm(100g)
  • にんじん…3cm
  • ごぼう1/2
  • 長ねぎ…1/2
  • だし汁…2 1/2カップ
  • 合わせ調味料
    • みそ大さじ1
    • みりん大さじ1/2
  • サラダ油、みそ、七味とうがらし

下ごしらえ

  1. 豚白モツは沸騰した湯で約5分下ゆでをする。アクが出たら取る。 
  2. ゆでこぼして、水でもみ洗いをする。余分な脂肪やアクを取り除くつもりで、しっかり! 

作り方

  1. 大根は皮を厚めにむき、~六つ割りにし、1cm厚さのいちょう切りにする。鍋に大根を入れてたっぷりの水を注ぎ、火にかける。沸騰したら弱火で3~4分ゆでて大根をいったん取り出す。
  2. 同じ湯を再度火にかけ、白モツの下処理をする(下ごしらえ参照)
  3. にんじんは1cm厚さのいちょう切りか半月切りにする。ごぼうはたわしでよく洗い、乱切りにして水にさらす。ねぎは5cm分を薄い小口切りにし、残りは1cm厚さの輪切りにする。
  4. 2の鍋をさっとふいて、鍋に油大さじ1/2を入れて火にかけ、白モツと輪切りのねぎを炒めるねぎがしんなりしたらだし汁を注ぎ、ごぼうとにんじんを入れる。煮立ったら大根を戻し入れ、弱火で約5分煮る。 
  5. ねぎと一緒に白モツを炒めることで、こうばしさをプラス。だし汁を注げば、おいしい脂とコクが溶け出す。
  6. 合わせ調味料を加えてさらに約10分煮る。火を止めて、みそ大さじ1/2~1を溶き入れる。器に盛って、小口切りにしたねぎを入れ、七味をふる。

引用 レタスクラブ

 

レバーやホルモンはカロリーが低い⁈栄養豊富な食材としても注目

 

 

 

 

 

ホルモンの低カロリー部位5選

牛の部位(100G

カロリー

糖質

センマイ

62kcal

0g

コブクロ

106kcal

0g

レバー

132kcal

3.7g

ハツ

142kcal

0.1g

シマチョウ

162kcal

0g

参考 ちそう

焼肉において食べることが多い赤身と比較して、ホルモンがいかに低カロリーかがよくわかります。

【比較】牛赤身肉100gあたりのカロリー

  • カルビ 約516kcal、糖質0.1g
  • 牛肩ロース 約411kcal、糖質0.1g
  • 牛タン 約270kcal、糖質0.2g

ホルモンは脂が多いイメージでしたが、カロリーは赤身に比べて低く、糖質ゼロのものも多いですね。

この点で、ホルモンは非常にヘルシーな食材とも言えます!

また、ホルモンは歯応えがあるものが多く、よく噛むことで満腹感も得られるため、食べ過ぎを避けることもできますよ。

レバーは栄養の宝庫!ビタミンや鉄が圧倒的に豊富

先ほどの表で、レバーの糖質が、他のホルモンよりも多いな?

と感じた方もいらしゃるかもしれません。

ですが、レバーは他の食品と比較して、圧倒的に栄養バランスに優れた食材です。

牛レバー、豚レバーのタンパク質は約20%で、ビタミン含有量においてはレバーに匹敵する食材は他にないと言われています。

牛レバー(生)100gあたりの栄養価

  • タンパク質:19.6g
  • 鉄:4.0g
  • ビタミンA :1,100g
  • ビタミンB2:3.00mg 
  • ビタミンC:30mg

豚レバー(生)100gあたりの栄養価

  • タンパク質:20.4g
  • 鉄:13.0g
  • ビタミンA :13,000g
  • ビタミンB2:3.60mg 
  • ビタミンC:20mg

【比較】ほうれん草(生)100gあたりの栄養価

  • タンパク質:2.2g
  • 鉄:2.0g
  • ビタミンA :350g
  • ビタミンB20.20mg 
  • ビタミンC:35mg

特に嬉しい効能としては、

・貧血を防ぐ

レバーに含まれる豊富な鉄とタンパク質が、血液の成分であるヘモグロビンを十分に作る為、貧血の予防になります

・美肌効果

ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2)やナイアシンが皮膚や粘膜の代謝を円滑にしたり、強くしたりすることで、肌をきれいにしてくれます。

・老化防止

レバーには生命維持に必要な働きをしてくれる核酸が含まれており、体細胞をどんどん作って若さを保ってくれます。

・強肝効果

レバーに含まれるメチオニン(必須アミノ酸の一つ)が含まれており、肝機能改善、免疫増強に作用します。例えば、アルコール性飲料の害からも肝臓をまもり、二日酔いの防止にもなります。

参考 日本畜産副産物協会

 

 

レバーとホルモンの違いは何?実は栄養豊富で低カロリーな魅力の食材・まとめ

  • レバーはホルモンの一種
  • レバーやホルモンはサッと下茹でしてから調理に使う
  • 低カロリー低糖質なホルモンもある!レバーは栄養豊富

レバーもホルモンの一種なんですね。

レバーの栄養価がとても豊富で驚きました!

また、ホルモンの糖質の低さにもびっくりです。

下茹でして調理すれば、いつも使っている豚肉や鶏肉同様に使えるということもわかりましたね。

炒めに煮込みに、いろいろアレンジができそうで、大人の酒のおつまみとしてはもちろん、子供にも食べさせたい食材だと思いました!

ぜひ皆さんもチャレンジしてみてくださいね!