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冷風機のデメリットはいくつある?メリットやおすすめの使い方とは⁉

「暑すぎる!」

 

毎年夏がくると思います。

 

私がこどもの頃の夏は、もう少し涼しかったような気もしますが…。

 

最近の夏は、命の危険を感じるような暑さですね。

 

さて、今年の夏は在宅勤務になり、家では1日中エアコンがフル稼働していました。

 

すると電気代がなんと倍に!

 

エアコンはどうしても電気代が高くなってしまいますね。

 

そこで、省エネ対策に人気なのがスポットクーラー(スポットエアコン)とも呼ばれる冷風機です。

 

私も探してみましたが、冷風機は省エネ対策のほかにも様々な使い方がありますね!

 

今回は、そんな冷風機のデメリットについて調べてみました。

 

さらに、メリットやおすすめの使い方もご紹介します!

 

 

冷風機のデメリットはいくつある?

 

 

冷風機のデメリットは3つあります。

 

それは…

  • 運転中の音が大きい
  • 排水が必要なので手間がかかる
  • 部屋全体の温度は下げられない

 

「温度下げれないの!?」

 

そう思いますよね。

では、デメリットをもっと詳しく見ていきましょう。

 

運転中の音が大きい

 

冷風機はエアコンと同じ構造をしています。

 

しかし、エアコンは室内機と室外機に分かれていますが、冷風機は室内機と室外機が一体となっています。

 

そのため、エアコンの室外機ほどの音の大きさではないですが、コンプレッサーの音がします。

 

静かな環境で使いたい人や、寝るときに使いたいという場合には音が気になるかもしれません。

 

排水が必要なので手間がかかる

 

ノンドレン方式の冷風機では、熱交換器の熱で水分を蒸発させ、熱い空気とともに外に出します。

 

そのため水は出ません

 

ですが、湿度の高い場所や除湿機能を使うと、タンク内に水が溜まります。

 

タンクが水で満水になってしまうと、運転が止まってしまうこともあるので定期的な排水が必要となります。

 

また、タンクでなく排水ドレンの場合もあります。

 

その場合は、排水ドレンを伝って水が出てくるので外に出すか、受け皿を作る必要があります。

 

 

部屋全体の温度は下げられない

 

背面からは温度の高い空気が出ます。

 

冷たい空気が出るのは冷風吐き出し口のみとなっているので、部屋全体の温度を下げるには期待できません。

 

排気ダクトを使って、温度の高い空気を室外に逃がすことが大事になってきます。

 

しかし、この排気ダクト自体が熱くなるため、あまり長く伸ばすことはおすすめしません。

 

  • 窓パネルの近くに置く
  • ダクト自体に熱を抑えるシートなどを巻く

これらをすることで、部屋の温度上昇が少しは改善されます。

 

 

デメリットだけじゃない!冷風機のメリットは何?

 

 

冷風機のデメリットについて話してきましたが、

「買わない方がいい?」

と思った方、メリットだってあります!

 

取り付け工事をする必要がない

 

エアコンのように壁に穴をあけ、本体を固定するなど工事は必要ありません。

 

そのため、買った時からすぐに使うことができます。

 

また、室外機も一体となっているので室外機置場も必要ありません。

 

キャスターが付いている機種もあるので、簡単に移動させることができます。

 

省エネ効果が期待できる⁉

 

「ほんとに省エネなの?」

 

冷風機は、省エネ効果が期待できるのか疑問に思うかもしれません。

 

それでは、

冷風機【CORONA「どこでもクーラー」】

エアコン【三菱重工「ビーバーエアコン」】を比較してみましょう。

 

 

 

商品名  消費電力
CORONA「どこでもクーラー」(50/60Hz) 冷風時 300/350W
三菱重工「ビーバーエアコン」(6畳)  冷房時 160~900W

 

エアコンは消費電力に多少幅が出てしまいます。

 

しかし、エアコンの最大消費電力に比べると冷風機は半分以下となっていますね。

 

このことから、機種にもよりますがエアコンより冷風機の方が省エネ効果を期待できることが分かります。

 

涼しい風で快適に過ごせる

 

エアコンで冷房をつけていると部屋が必要以上に冷えて

「寒すぎる!」と思ったことはありませんか?

 

私の場合は、冷房をつけている時にはカーディガンを上に羽織っています。

 

冷房をつけた時は快適ですが、だんだん手足が冷え始め、寒く感じます。

 

外の気温と部屋の温度が違いすぎると、体調を壊してしまうかもしれません。

 

冷房病なんて言葉もありますよね。

 

冷風機は部屋全体の温度を下げることはできません。

 

ですが、今いる場所の温度を下げてくれます。

 

そのため、外の気温との急激な差がなくなり、快適に過ごすことが可能です。

 

 

冷風機と冷風扇は同じなの?違いはなに?

 

 

よく冷風機と間違えられるものに冷風扇があります。

でも、冷風機と冷風扇は仕組みが違うんです!

冷風機は、エアコンと同じくコンプレッサーと熱交換器を備えています。

そして、気化熱を利用して冷風を出します。

 

その際に出る水分は、熱交換器で蒸発させ、熱い空気とともに外に排出されます。

一方、冷風扇は同じ気化熱を利用していますが、仕組みが違います。

冷風扇は、水分を蒸発させて冷風を出す仕組みで湿度が上がります。

 

そのため、パソコン部屋など湿度を嫌う部屋での使用はあまりおすすめできません

 

 

冷風機のおすすめの使い方は?どこで使う?

 

 

「じゃあ、どういう使い方をしたらいいの?」

 

冷風機を使うのにおすすめの場所には

  • エアコンが使えない部屋
  • キッチン
  • キャンプ
  • 車内泊
  • ガレージ

このような場所があります。

 

エアコンが使えない部屋で使う

 

様々な理由でエアコンが設置できない部屋もあります。

 

しかし、夏にエアコンが使えない部屋は困りますよね。

 

そんな時、冷風機だと持ち運びも簡単ですし、置くだけで使えます。

また、ペットがいる部屋にもおすすめです。

 

キッチンで使う

 

夏場の料理は、コンロを使うとキッチンが暑くなります。

 

私も、夏場は汗だくになりながら料理を作っています。

 

特に3口のコンロをすべて使う時は、汗でベトベトです。

 

そんな時に、冷風機があれば涼しくなり、快適に料理ができますね。

 

キッチンでは作業する場所が決まっているので、ピンポイントに冷風があたる冷風機はおすすめです。

 

キャンプで使う

 

夏のキャンプ場は暑さ対策が大切ですよね。

冷たいタオルで冷やしたり、うちわで扇いだりなどの対策もあります。

 

様々な暑さ対策がありますが、冷風機で暑さをしのぐというのも一つの方法です。

 

どこでも持ち運びができるのが冷風機の特徴です。

電源があればキャンプ場にも持っていくことができます。

 

持ち運びがより簡単になった小型の冷風機もありますよ。

 

車内泊で使う

 

「夏の車内泊は暑くて朝まで眠れなかった」

というような声をききます。

 

車内泊では基本エンジンは切りますよね。

エンジンを切るとすぐに夏の車内は高温になり、熱中症の危険があります。

 

冷風機を使うことで車内が快適な温度になり、ゆっくり眠ることもできるでしょう。

 

ただし、キャンプや車内泊で使う場合は、ポータブル電源になるのでバッテリーの容量にも注意が必要です。

 

ガレージで使う

 

夏場のガレージでの作業は非常に暑いです。

そして、ガレージは湿気がこもりやすいところです。

 

そんな時は、除湿機能も搭載した冷風機がおすすめです。

ガレージ内の湿度も下げてくれるので快適に作業ができますね。

 

 

冷風機を選ぶ時のポイントとは?

 

 

冷風機には様々な種類があります。

 

選ぶときのポイントは自分の用途に合った機種を見つけることです。

 

また、冷風機には据え置きのものとキャスター付きのものがあります。

キャスターがあると、大きくても移動がですね。

 

機能については冷暖房や乾燥、除湿、タイマー、消臭機能などが搭載されているものもあります。

 

暖房もついていると寒い季節に役立ちますね。

 

乾燥や除湿機能があると梅雨の季節の衣類乾燥でも使えます。

 

また、パワーのある冷風機だとより冷却効果があります。

 

 

冷風機おすすめ4選!口コミも紹介!

 

 

冷風機には、基本的に冷風はついてますが、そのほかの機能により用途が異なります。

 

では、機能別におすすめの商品口コミをご紹介します!

 

除湿力がすごい!【CORONA】「どこでもクーラー」CDM-1422

 

引用 コロナ公式

機能 冷風、衣類乾燥、除湿、送風、内部乾燥モード
サイズ/重さ 高さ600・幅250・奥行386mm/13.5kg
消費電力(50/60Hz) 冷風時300/350W

口コミ

  • 内部乾燥モードがついているのでカビが発生しにくいです。
  • タンクの容量が大きいので手間が少なくなりました。
  • 夏場の部屋干しに苦労してきたので購入しました。ワイシャツなどはすぐ乾きます。

 

こちらの商品は衣類乾燥除湿機能が注目されています。

湿度が多い部屋や、梅雨の時期にうれしい機能ですね。

洗濯物は部屋干しが多いという方におすすめです。

 

涼しさを求めるならこれ!【ナカトミ】移動式エアコンMAC-20

 

引用 ナカトミ公式

機能 冷風、除湿、送風モード
サイズ/重さ 高さ705・幅370・奥行340mm/約22kg
消費電力(50/60Hz) 冷風時(強) 690W/ 770W

口コミ

  • エアコンに劣らない冷却力があります。
  • 筋トレ部屋の大型物置で使っています。夏は地獄のサウナになるのですが、快適になりました。
  • 消費電力は高く、音も少々気になりますが、しっかりと冷えます。

 

こちらの会社は業務用のスポットクーラーでも有名ですね。

さすが、冷房機能はこの機種がトップクラスとなっています。

他の機能より、涼しさを追求されたい方におすすめです。

 

暖房機能も!【トヨトミ】スポット冷暖エアコンTAD-22MW

 

引用 トヨトミ公式

機能 冷風、温風、除湿、送風モード
サイズ/重さ 高さ690・幅440・奥行320m/26.0kg
消費電力( 50/60 Hz ) 冷風時590/690W

温風時600/730W

 

口コミ

  • 温風機能もついているので、一年中使えます。
  • 音は多少気になりますが、6畳くらいの部屋なら冷えるので快適に過ごせます。
  • 除湿も優れているので、洗濯物に温風を当てると乾燥機になります。

こちらは、温風も出るので1年中使うことができます。

例えば、脱衣所で温風を使用することで、お風呂との温度差が小さくなります。

冬場のヒートショックの予防が期待できますね。

 

野外でおすすめ!【EENOUR】スポットエアコン2.0

 

引用 EENOUR公式

機能 冷風、送風モード
サイズ/重さ 高さ380・横345・縦750mm/10kg
消費電力 210W

 

口コミ

  • 持ち運びしやすい形で、コンプレッサーの音が静かです。
  • ミニバンの車内を快適以上寒いくらい冷やせますが、常時、排水できる環境が必要です。
  • 消費電力が他のスポットエアコンより若干低く、それでも結構冷えます。

こちらは、キャンプや車内泊に人気の商品です。

パナソニック製のコンプレッサーが内蔵されています。

ただし、本体から水が漏れてくるという口コミもあるので、排水に気を付けなければなりません。

消費電力が小さく、ポータブル電源も使えるのでキャンプなどにおすすめです。

 

 

冷風機のデメリットはいくつある?メリットやおすすめの使い方とは⁉まとめ

 

 

 

デメリット メリット
  • 運転中の音が大きい
  • 排水が必要なので手間がかかる
  • 部屋全体の温度は下げられない
  • 取り付けの工事をする必要がない
  • 省エネ効果が期待できる⁉
  • 涼しい風で快適に過ごせる
冷風機おすすめの使用場所
  • エアコンの使えない部屋
  • キッチン
  • キャンプ
  • 車内泊
  • ガレージ
  • 冷風機と冷風扇は仕組みが違います。
  • ノンドレン方式の冷風機は水は出ませんが、使い方によっては水が出ることがあります。
  • 冷風機を選ぶ時のポイントは、自分の用途に合った機種を見つけることです。

 

冷風機はデメリットもありましたが、メリットもたくさんあります。

 

ご自身の必要性に合った使い方をすることによって、とても便利なものになりますね。

 

そして、冷風機は今ではたくさんの種類が販売されています。

 

機能も冷風だけでなく、除湿や暖房までも搭載されているものもあります。

 

冷風機選びに悩んでいる方は、ご自身がどういう使い方をするのか、一度考えてみることをおすすめします。