ハンドメイドアクセサリーって綺麗ですよね。SNSでたくさんの人が投稿したハンドメイド作品を見ていると、つい見入ってしまって、かなりの時間が経っていたこともあると思います。
「私も、こんな素敵な作品を作ってみたいな」
つやつやで透明な質感のレジン液を使ってみたい気持ちあるけど、始め方がわからない方もたくさんいるのではないでしょうか。
私も、最初は“レジン”という名前しか知りませんでした。「でもこんな仕上がりになるなら、推しのグッズもキラキラでつやつやな物が作れるんじゃない?」と、こんな感じでハンドメイドを始めました。
もちろん、後で痛い目に合いましたがね。
今回はそんな体験談から、初心者さんに知ってほしい大容量のレジン液を売っている場所と、レジン液の選び方、おすすめのレジン液についてご紹介致します。
レジン液を大容量に売ってる場所は大きく分けて3ヶ所
引用 日本紐釦貿易株式会社
たくさん作品を作りたい時に、大容量のレジン液が欲しいなら、次の3箇所を探してみてください。
ネット
手芸店
アクセサリーパーツ専門店
少量なら100円ショップでも4~5gのレジン液を売っています。
また、カインズやロフトなどのホームセンターでも一部取り扱い店舗がある様なので、チェックしてみましょう。
初心者さんにもよく分かるレジン液の種類
レジン液には次の3種類があります。
エポキシレジン
エポシキレジンは、2つの液を混ぜることで硬貨するレジンです。2液性レジンとも言い、2液混合タイプとして販売されているレジン液は、ほとんどがエポキシレジンです。
大きい物や立体的な物を作る時に使われることが多いです。透明度が高く高級感がありますが、黄変しやすいです。
硬化には1~3日かかります。容量を間違えたり、混ぜ合わせが甘いとちゃんと固まらないので注意しましょう。
UVレジン
UVライト、紫外線で固まるレジンです。アクセサリー作りやキーホルダーなどの小物類のハンドメイドでは、こちらを使うことが多いです。
LEDライトでは硬化しません。天気に良い日に日向で作業を行うと勝手に硬化していくので気を付けましょう。
UV-LEDレジン
UVライト、LEDライトの両方で固めることができます。硬化時間も早く、LEDライトを当てると1分程で硬化します。黄変しにくくて、使い勝手の良いレジンです。こちらもハンドメイドに持って来いのレジンです。
初心者さんにおすすめレジン液
では、実際に初心者でも使いやすいレジン液をご紹介します。
まさるの涙
引用:Amazon
初心者さん~上級者さんまでみんなに、二㎜黄のレジンで、透明度の高さは抜群です。容量も70gありますが『100g入りにしてほしい』などの声がリピーターから聞こえてきます。硬化時間も短くてベタつきもなく、仕上がりも綺麗です。
星の雫
引用:Amazon
透明度も高くて硬化後のベタつきも少なく、長く愛用している方たちが多いです。着色剤を混ぜた時の発色も良く、気泡も入りにくいです。黄変しにくく長い間、美しい仕上がりを保つことができます。
初心者さん向けレジン液の選び方
レジン液といっても様々なタイプがあります。まずは自分が何を作りたいかを決めて、それに合ったレジン液を選びましょう。
粘度が高い
粘り気のあるドロッとしたレジン液です。ゆっくりと注ぐことが出来て、枠からもはみ出しにくいです。また、盛ることが出来るので、ぷっくりとした作品を仕上げることができます。
ただ、気泡が入りやすいので注意しましょう。
粘度が低い
粘り気のないさらさらしたレジン液です。広がりやすいのでモールドにも自然と広がり、全体に行き渡ります。気泡が入りにくく、抜けやすいのも特徴です。平面状の物を作るのにおすすめです。
透明度
硬化後のレジンの透き通り具合も重要です。透明度が高ければ高いほど、ガラスのような高級感のある仕上がりになります。
臭い
物によって臭いも違います。無臭のものから、かなりの激臭を放つ物までいろいろあります。ハンドメイドを楽しむためにも、体調に支障がない自分に合った物を見つけることも大切です。
変色
レジン液は樹脂なので、月日が経つにつれ黄変しやすいです。数年は美しい状態を維持できるものもあれば、1週間後には黄変が見られるものもあります。レジン作品の透明感を長持ちさせるためには、なるべく黄変しにくいUVレジン液を選ぶことが大切です。
初心者さんでも簡単に作れるキーホルダー
シリコンモールドを使えば、簡単にキーホルダーを作ることができます。初心者さんは『初めてだから上手く作れない…。』と、不安があると思います。
気泡を取り除いたり、グリッターなどの封入物とのバランスだったりコツを掴むためにも、まずは、小さなサイズから練習してみましょう。
慣れてきたら、プラ板を使ってキーホルダーを作るのも楽しいですよ。
プラ板に好きな絵を書いたり、転写したものをオーブントースターで焼いた後、表面をレジン液でコーティングするとキレイな仕上がりになります。粘度の低いレジン液も、2度塗りするとぷっくりした仕上がりになります。
硬化する前に5~10分程、表面を平にするために放置時間をおきましょう。埃が入らない様に何か被せておくと良いですよ。私は、調理用のボウルを被せました。
レジン液を使用する時に気を付けたいポイント
初めてレジン液を使う方へ注意したいポイントをまとめました。
手袋は必須
レジン液が皮膚につくと、かぶれやアレルギー等の肌トラブルの原因になります。なので、薄い手袋をして作業することをおすすめします。万が一肌についてしまった場合は、アルコールなどですぐに拭き取るようにしましょう。
換気をする
レジン液には独特の臭いを放つ物もあります。密室で作業をしていると体調不良を起こす可能性もあります。レジン液を使った作業をする時は窓を開け、通気性の良い環境で作業を行いましょう。
エプロンをする
作業中もしレジン液が洋服についてしまったら、エタノールやアルコールで拭き取りましょう。
残念ながらレジン液は、水や洗剤では落ちません。なので、エプロンや汚れても良い洋服の着用をおすすめします。
レジン液を使用する時に必要な道具
レジン液を使うのにあった方が良い道具をお伝えします。
硬化用ライト
引用:DAISO
レジンを硬化するのに使います。
ネットだと本格的なものも売っていて価格もそれなりにしますが、100円ショップだと300円程で販売しています。UVライト、LEDライトとレジンにもライトにも種類がありますので、よく確認してから購入しましょう。
私はダイソーさんのUV-LEDライトを使っていますが、特に問題なく使えてます。この価格で綺麗に仕上がるのでありがたいです。
シリコンモールド
引用:Amazon
レジン用のシリコン型です。100円ショップやネットでも、いろいろな形のものがあります。好みの型を探すのも楽しみの1つです。
ピンセット
引用:DAISO
封入物を入れたり、細かな作業をする時に使います。これがあると大変便利です。
爪楊枝
気泡や埃を取り除く時に使います。レジンを型の角や枠の隅々に行き渡らせる時にも必要です。
手袋
薄いゴム手袋で大丈夫なのでお肌のトラブルを防ぐためにも、必ず用意しましょう。
引用:DAISO
封入物
引用:DAISO
グリッター、花材、ビーズなど、たくさんの種類があります。たくさんあれば組み合わせもたくさんあります。レジン作業の中でもワクワクする瞬間です。
着色剤
引用:DAISO
カラーレジンも販売されていますが、自分で好きな色を思案して制作することも出来ます。マニキュアやジェルネイル用のジェルを使って着色する方法もあります。
パレット&スティック
引用:Amazon
カラーレジンを作る時に使います。パレットにレジンと着色剤を入れて、スティックで混ぜ合わせます。パレットに残ったレジンは、そのままライトで硬化すると簡単に外すことができて、お手入れも楽ちんです。
作る物によって使う道具や材料は違ってきます。
私がレジンを使うようになったのは、推しのアクスタを作るためです!プラ板を焼いて、表面をコーティングするために使ったのですが、まぁ、上手くいくはずがないんですよ…。
放置時間を知らない私は、レジンを塗った後、すぐに硬化していました。出来上がったアクスタを横から見ると、波打ってる状態。お腹めっちゃ凹んでる…。もうガタガタのボコボコでした。
硬化前には無かった気泡も生まれていました。これは張り付けたシールが圧着できていなかったみたいで、シールとプラ板の間から出てきたようです。こんなこともあるのかと痛感しました。
レジンを大容量で売ってる場所はどこ?初心者必見!レジン液の選び方まとめ
- レジン液が大容量で売ってあるのはネット・手芸店・アクセサリーパーツ店
- ネットだとセール中は激安で購入できる
- レジンを取り扱ってる店舗が少ない
- 少量なら100円ショップにもある
- レジンの選び方も高粘度、低粘度などの種類があるので、作品に合うものを選ぶ
まずは、100円ショップのものでどんな感じか、試してみるのもいいかもしれませんね。
慣れてくれば、自分の好みのアクセサリーを作ることもできます。是非とも挑戦してみて下さい。
世界に1つだけのアクセサリーやキーホルダーが出来ますように。