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魚の骨が歯茎に刺さった!適切な処置方法とそうならない為の対策

魚を食べていたら、歯茎に魚の骨が刺さった!喉に刺さった!

これは誰にでもあることだと思います。そして、魚の骨が歯茎や喉に刺さって取れなくなってしまったら厄介ですよね。

私自身、魚の骨が喉に刺さってなかなか取れなかった経験があります。

歯茎や喉に魚の骨が刺さってしまうとチクチクと痛みが続き、その状態が長引くと、より深く骨が刺さってしまうこともあります。

結論から言うと、魚の骨が歯茎や喉に刺さって、どうしても取れない時は病院へ行ってください。決して、放置はしないようにしましょう。

今回は、そんな魚の骨が歯茎や喉に刺さってしまい、苦しい思いをしている皆さんに向けて、適切な処置や、そうならない為の対策を解説していきたいと思います。

 

 

魚の骨が歯茎に刺さった時の処置方法

食事中、歯茎に魚の骨が刺さってしまった時は、適切な処置をするようにしましょう。

歯茎に魚の骨が刺さり、自力で骨が取れないという場合、歯科医院に行くのがベストです。

まず問診で、どのようにして魚の骨が刺さってしまったのかお話を聞いてもらい、その後にピンセットで歯茎に刺さった骨を取ってもらいます。

たかが、骨が歯茎に刺さっただけで病院にいくのはと思う人もいるかもしれませんが、すぐに適切な処置を受けて骨を取ってもらうべきです。

 

魚の骨が歯茎に刺さる原因

魚の骨が歯茎に刺さる原因としては、食べている魚の骨が細かいからというのがあります。

例えば、ウナギの骨はとても細かく、ウナギを食べたときに歯周ポケットに刺さってしまうことが起こりやすくなります。

健康的な歯茎の場合、歯と歯茎の間は0.5~2ミリぐらいの深さですが、歯周病が進行している人はもっと深い溝になっている場合があります。

その深い溝が歯周ポケットです。

骨が細かいと、自力で取るのもより一層難しくなってしまいます。

もし、歯周ポケットに魚の細かい骨が刺さり、自力で取れなくなったときは、歯科医院に行くようにしましょう。

 

魚の骨が歯茎に刺さらないようにする対策

魚の骨が歯茎に刺さらないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

その対策としては、食事をするときにしっかり噛んで食べるようにしましょう。さらに、歯周ポケットをしっかり引き締めるようにしましょう。

歯周ポケットが広がっていると、その分魚の細かい骨などが歯周ポケットに入りやすくなってしまいます。

歯周ポケットを引き締める為には、適切な歯磨きをすることが大切です。歯と歯茎の間に歯ブラシを当てて、歯周ポケットの中の汚れを取るような感じで歯磨きをしてください。

そうすることで、多少のセルフケアになります。

ただし、重度の歯周ポケットが出来てしまっている場合は、自分で改善するのは難しいので歯科医院での治療が必要です。

歯茎に魚の骨が刺さる時は不意に刺さってしまうことが多いので、魚の骨が刺さること自体を意識して避けるのは難しいです。

しかし歯周ポケットを引き締めることで、歯周ポケットに細かい魚の骨が入るリスクを低くすることは出来ます。

 

 

魚の骨が喉に刺さった時の処置方法

魚の骨が喉に刺さることもよくあると思います。

魚の骨が喉に刺さってしまって取れない場合は、まずうがいをして骨が取れるか試してみましょう。うがいをすることで、喉に刺さった骨が取れることがあります。

また、魚の骨が喉に刺さった時に、無理に飲み込まないようにしましょう。

唾を飲み込むことで、余計に深く骨が刺さってしまうことがあります。

他にも、ご飯を丸呑みするというのもよく聞くかもしれませんが、これもあまりおすすめ出来ません。

この行為で喉に刺さった骨が取れることもありますが、逆に深く刺さってしまうこともあります。

喉に刺さった魚の骨がうがいでも取れない場合は、耳鼻咽喉科へ向かいましょう。

病院で診てもらい、適切な処置を受けるのが最適です。

 

魚の骨が喉に刺さる原因

歯茎に骨が刺さる時は細かい骨が歯周ポケットに刺さりやすいと述べましたが、喉に刺さる時は、大きな骨が刺さってしまうこともよくあります。

サバなどの大きな骨は、食べ物と一緒に飲み込む時、喉に引っかかりやすいです。もちろんイワシやウナギといった魚の小骨が喉に刺さるパターンもよくあります。

食事中にあまりよく嚙まずに飲み込んでしまうことで、魚の骨が喉に刺さりやすくなってしまいます。

アジフライのように、魚の骨がそのまま揚げられている物を食べる時にも注意です。

 

魚の骨が喉に刺さらないようにする対策

魚の骨が喉に刺さらないようにする対策としては、やはり日頃から食べ物をよく噛んで食べるようにしましょう。これに越したことはないです。

 

子供(2歳)ののどに魚の骨が刺さってしまったようです。 きちんと骨は全部とったつもりだったのに…

引用 Yahoo!知恵袋

子供が魚の骨が喉に刺さった場合どうしますか? アジフライで骨が刺さったと泣きじゃくり 慌てました、、

引用 Yahoo!知恵袋

 

上記のように、特に子どもはよく魚の骨が喉に刺さってしまうことがあるようです。

大人と比べると、子どもは口の中が狭いので、魚の骨が刺さりやすいです。

お子さんがいらっしゃる方は、魚を食べる時に骨を避ける食べ方を教えてあげたり、元から骨が抜かれている魚を選ぶなどの対策が大事になってきます。

 

 

刺さった魚の骨を放置するとどうなる?

歯茎や喉に刺さった骨をそのまま放置するのは良くないと述べましたが、もしも歯茎や喉に刺さった魚の骨を放置してしまうとどうなるのか?

その点に関して更に詳しく述べていきたいと思います。

 

歯茎が腫れる・膿を持つ

魚の骨が歯茎に刺さってしまったのをそのまま放置してしまうと、歯茎が腫れてきたり、歯茎に膿が溜まったりすることがあるようです。

口の中に入った魚の骨は、時間が経つと溶けると勘違いする人もいますが、魚の骨は唾液で自然と溶けきることはありません。

魚の骨が刺さった箇所から細菌が入り込み、どんどん炎症が広がる可能性があるので、決して歯茎に刺さった骨を放置しないようにしましょう。

 

命にかかわることもある

魚の骨が喉に刺さったまま放置してしまうと、歯茎の時と同様に、喉が腫れたり化膿してしまいます。

そして、魚の骨が食道付近に刺さってしまい、それをそのまま放置してしまうと、食道付近からの炎症が段々と他の臓器にも広がっていく恐れがあります。

そこまで炎症が広がってしまうと、命にかかわることもあるようなので要注意です。

喉に骨が刺さった後、痛みが強かったり、発熱があればすぐさま病院へ向かいましょう。

目に見える場所に刺さった骨は、耳鼻咽喉科歯科で取ってもらえますが、目に見えない場所に刺さった骨は、消火器内科で対応してもらうというパターンもあります。

 

 

魚の骨が歯茎に刺さった!適切な処置方法とそうならない為の対策 まとめ

最後に今回の記事のまとめをしていきたいと思います。

  • 魚の骨が歯茎に刺さった時は、歯科医院に行く。
  • 広がった歯周ポケットには魚の小骨が刺さりやすい。
  • 魚の骨が喉に刺さった時は、耳鼻咽喉科に行く。
  • 喉に刺さった骨が取れない時、無理に唾やご飯を飲み込まないように注意。
  • 魚の骨が歯茎や喉に刺さらないように、日頃から食べ物をよく噛んで食べる。

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

もしも魚の骨が歯茎や喉に刺さってしまい、なかなか取れない時は、焦らずに適切な処置を行うようにしましょう。