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魚の骨は胃酸で溶ける?意外な事実と骨が喉に刺さった時の対処法

魚を食べていたら喉に骨が刺さった!

その刺さった骨は胃酸で溶けるのか?結論から申しますと、胃に達していると溶けますが、喉に刺さったままだと溶けきりません。

今回は、魚の骨と胃酸の関係についてや、骨が刺さった時の対処法について解説していきます。

 

 

魚の骨は胃酸で溶ける?放置は危険!

よく、魚の骨が喉に刺さって取れない時に、胃酸が溶かしてくれるから大丈夫という意見を聞くことがあるかもしれません。

魚の骨って胃酸で溶けますか? 腸に刺さったりしないですか?

引用 Yahoo!知恵袋

このように、魚の骨が胃酸で溶けるのか疑問を持っている人もいます。

この理論について詳しく述べていきたいと思います。

 

魚の骨は胃酸で溶けるが喉に刺さると厄介

魚の骨は胃まで到達すると胃酸で溶けていきます。しかし、骨が喉に刺さって引っかかってしまうと、なかなか溶けきることが出来ません。

多少は消化されるのですが、刺さった魚の骨のすべてが消化されるわけではないのです。

なので、魚の骨が喉に刺さってもいずれ取れるだろうという先入観は捨てるようにしましょう。

 

魚の骨を刺さったまま放置してはいけない

上記でも述べた通り、魚の骨が喉に刺さって取れない時、胃まで到達していないのにそのうち全部消化されるだろうということはありません。

なので、そのまま刺さった骨を放置してしまうと、重大なリスクが発生してしまうこともあります。

例えば、骨が刺さってしまった箇所がどんどん炎症してしまったり、その炎症した部分がさらに悪化して傷ついた粘膜が化膿してしまったりする恐れがあります。

そういうリスクを聞いているだけでも、魚の骨の怖さが理解できるのではないでしょうか?

魚の骨が喉に刺さったという状況になれば、安易に物事を考えず、冷静になって落ち着きながら対処していくようにしましょう。

 

 

魚の骨が喉に刺さった場合の対処法

それでは、魚の骨が喉に刺さってしまった時、どうするべきなのか?

胃酸で刺さった骨が溶けないのであれば、どうしても骨が取れない時はどうすればいいのか?

魚の骨が喉に刺さってしまった時の対処法を具体的に紹介していきたいと思います。

正しい方法を知ることで、痛い思いをするリスクを少しでも下げておきましょう。

 

無理やり骨を取ろうとしない

喉に刺さった魚の骨を無理やり取ろうとしたら、余計に深く刺さってしまうこともあります。

自宅で一度うがいをして、骨が取れるか試してみてください。

口を開けた時に、目に見える取りやすい位置に骨があれば、ピンセットなどで取っても良いかもしれません。

しかし、なかなか骨が取れない時は無理に自分で取らないようにしましょう。

よく聞く「ご飯を丸呑みすると刺さった骨が取れる」というものがありますが、これもあまりおすすめ出来ません。

ご飯を丸呑みすると、それこそ余計に骨が深く刺さってしまうことがあります。

 

1日骨が取れなかったら病院へ

喉に魚の骨が刺さった時、自然とすぐに取れることもあります。

しかし、1日経っても刺さった骨が取れない時は病院へ行くようにしましょう。

特に発熱や、刺さった箇所が腫れたりしていると、危険な状態かもしれないのですぐに病院へ向かってください。

ポイント

喉に魚の骨が刺さった場合は耳鼻咽喉科、歯茎に骨が刺さった場合は歯科医でも対応してもらえると思います。

 

病院へいくまでは柔らかい食べ物を

喉に骨が刺さっている時は、出来るだけ何も食べない方が望ましいです。

とはいえ、すぐに病院に行けない時は食事は必要になってくると思います。

病院へ行く前に食事をする場合、受診するまでの間は柔らかい食べ物で食事するようにしましょう。

参考

豆腐やゼリー、ヨーグルト、おかゆなどが食べやすいと思います。

 

 

魚の骨が子どもの喉に刺さった場合

魚の骨は自分の喉に刺さるだけではなく、幼い子どもの喉に刺さってしまいどうすれば良いかわからないという人もいると思います。

そんな方々に向けて、子どもの喉に魚の骨が刺さってしまった時に取るべき行動を解説していきたいと思います。

 

骨が刺さった位置を確認する

子どもの喉に魚の骨が刺さったという場合、まずは子どもを落ち着かせて、刺さった骨の位置を確認するようにしてください。

子どもの口を開けさせて、取りやすそうな位置に魚の骨が見えたら、ピンセットで取ってあげてもいいかもしれません。

しかし、喉の奥の方に骨が刺さっていて、取ってあげるのが難しそうであれば、無理に取ろうとしない方がいいです。

自分の喉に魚の骨が刺さった時と同様で、子どもにもご飯の丸呑みをさせたりするのも止めておきましょう。

余計に深く魚の骨が刺さってしまう恐れがあります。

 

骨が取れなさそうであれば病院へ

子どもの喉に刺さった魚の骨が取れなさそうであれば、病院へ行くようにしましょう。

病院は耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。

小児科でも対応してくれる病院があるようなので、近くにそういった小児科があれば、行ってみるのもアリかもしれません。

また、子どもを病院へ連れて行く目安としては、骨が見えなくても子どもが喉を痛がっている時や、骨が取れた気がしてもまだ違和感を訴えてきた時にも病院へ行くようにしましょう。

 

病院が土日で休みだった場合

子どもの喉に魚の骨が刺さり、痛くて泣いているが骨を取ってあげられないという場合、本来であればすぐに病院へ駆けつけるべきです。

しかし、病院に行きたいけどその日が土日で、病院が休みで空いていないというパターンもあるかと思います。

子どもがそこまで痛がっていなくて、刺さった骨も細いものであれば、次の日以降の病院が空いている時に行っても良いかもしれません。

ただ、子どもが痛がって泣いているという時は、チャットでの健康相談サービスを利用してみてください。

「キッズドクター」という子どものためのオンライン診療アプリがおすすめです。こちらのアプリでは、3か月に3回まで無料でチャット健康相談が出来ます。

 

 

魚の骨は胃酸で溶ける?意外な事実と骨が喉に刺さった時の対処法 まとめ

最後に。今回のまとめをしていきたいと思います。

まとめ

  • 魚の骨は、胃まで到達していると胃酸でとけるが、喉に刺さったままだと溶けきらない。
  • 魚の骨を喉に刺さったまま放置してはいけない。
  • 魚の骨を無理やり取ろうとしてはいけない。
  • 1日経っても骨が取れなければ病院へ行く。
  • 子どもの喉に魚の骨が刺さった時は、まず刺さった骨の位置を確認する。
  • 土日で病院が空いていない時は、チャット健康相談というサービスを使ってみるのも手。

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

魚の骨は胃酸で溶ける分には溶けますが、喉に刺さって引っかかってしまうと少し厄介なようです。

もし喉に魚の骨が刺さった時は、落ち着いて正しい対処をしていくようにしましょう。