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冷めたハンバーグの温め方を紹介!温め直しは湯煎?フライパンを使う?美味しくするにはどうすれば⁈

子供から大人まで幅広い世代に愛されるハンバーグ。

出来立てほやほやは美味しい!けれど一度冷めてしまったハンバーグを温め直すと美味しくない…。

という経験をしたことはありませんか?少なからずそんな経験をした人がいると思います。

お仕事で疲れて家に帰ってきた後、作り置きしていたもので簡単に済ませたい。でも食べるならやはり美味しいものがいいですよね。

 

そこで今回は、大人気のハンバーグを温め直しても美味しくする方法をご紹介します。

この記事を見て実践した後、きっと子供や旦那さん、もしかしたら作った自分までもが

「今まで温め直すとあまり美味しくなかったのに、美味しくなってる?!」なんてことがあるかもしれません。

是非参考にしてみてくださいね。

 

 

冷めたハンバーグの温め方!美味しくなる方法6選!

 

 

煮込みハンバーグ

【方法】

①鍋にソースを入れ、弱火で3~5分温めます。

②ハンバーグを入れて10分~15分煮込みます。

 

焼くだけよりも水分を維持しやすく、鍋でソースと一緒に温めれば、パサパサで硬くなってしまうことをある程度防げます。

 

ホイルに包んで蒸す

【方法】

①ハンバーグの上に少量のバターを乗せ、アルミホイルでふわっと包みます。

②フライパンに1cm程度の水を張り、①を並べて中火にします。

③沸騰したら蓋をして4~5分蒸します。

 

肉汁が流出しないようにハンバーグをアルミホイルで軽く包み、水を張ったフライパンで蒸します。

その際、ハンバーグの上にバターを乗せることで失われた油分を補ってくれる効果があり、ふっくらとジューシーな仕上がりになります。

また、冷凍されたハンバーグでもこの方法で温めることができます。冷凍されたハンバーグの場合は、蒸す時間を長めにするなど時間調整が必要です。

 

ポリ袋に入れて湯煎する

【方法】

①耐熱温度のポリ袋にハンバーグを入れます。

②鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら弱火(気泡が出ない程度)にします。

③鍋の底に耐熱皿を敷き、その上にポリ袋の結び目が鍋の外に出ないようにのせて、30分程度湯煎します。

 

煮込みハンバーグとは違い、アルミホイルと同じで直接火にかけないことで肉汁が流出してしまうことを防ぎます。

こちらのハンバーグもふっくらとジューシーな味わいに仕上がります。

 

豆腐ハンバーグ

【材料】

・豚ひき肉 100g

・木綿豆腐 150g

・玉ねぎ 1/2個

・★薄力粉大さじ2

・★塩少々

・★黒こしょう少々

・サラダ油小さじ1

 

【方法】

①玉ねぎはみじん切り、木綿豆腐一口大に切ります。

②木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱容器に入れて、ラップをかけずに500Wのレンジで3分ほど温めます。

③ボウルにひき肉と玉ねぎ、木綿豆腐、★を入れて捏ねます。

④半量に分けて楕円型を形成し、空気を抜きます。

⑤中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、⑤を入れて焼きます。

⑥焼き色がついたら裏返し、蓋をして4分ほど蒸し焼きにします。

⑦中まで火が通ったら火から下ろします。

 

豆腐を使うことにより、ハンバーグの水分量を補うことができます。

こちらは上記の3つの方法とは異なり、最初から普通のハンバーグではなく豆腐ハンバーグを作っておくという方法です。

そうすることによって、冷めてしまってから温めたとしてもパサパサ感を軽くすることができます。

 

オーブントースター

【方法】

①空気が入らないようにアルミホイルで包み、500Wのオーブントースターで7~8分焼きます。

 

フライパンや鍋とは違い、火力を気にせずに温めることができます。ソースなども一緒にアルミホイルに包んで温めます。

ほかの方法と比べて手順が少ないのでわかりやすく簡単にできるのではないでしょうか。

 

電子レンジ

【方法】

①ハンバーグにラップをかけて500Wで40~60秒くらい温めます。

②取り出して温まっていない場合、10秒ずつ温めます。

 

ハンバーグの残り少ない水分を蒸発させてしまい、パサパサ感になってしまう可能性がありますが、

ハンバーグにピッタリと沿うようにラップをかけてあげることにより、水分が逃げることを極力抑えます。

温め時間をできる限り短くすれば、その分肉汁の流出を抑えることもできます。

 

両親が夜遅くまで共働きで、どうしても作り置きしなければならないという家庭でも、小さい子供に火を使わせるのは心配ですよね。

そんな時に電子レンジの方法はほかの方法よりも安心できると思います。

私も小さい頃は両親が共働きで晩御飯は温めて食べるという感じだったのですが、コンロの火を使うのが怖かったのをよく覚えています。

火事になったらどうしよう?!と不安になりながら慎重に使っていました。

電子レンジは大人にとっても子供にとっても良い方法だと思います。

 

冷めたハンバーグを温め直すと美味しくないのはなぜ?

美味しいハンバーグに必要なアレが逃げてしまう!!

作りたてほやほやのハンバーグと一度冷めて温め直したハンバーグを比較すると、圧倒的に後者のほうが水分と肉汁が足りていません。

水分がないとパサパサ感になってしまいますし、肉汁はうまみ成分そのものですので、

その両方がないとふっくらジューシーなハンバーグではないということです。

 

私たち人間だって何も口にしないと、水分は失われていき喉はカラカラ、お腹は空いて痩せ細っていきますよね。

ハンバーグも同じで、美味しさに必要不可欠な水分と肉汁は時間が経つとともに逃げてしまいます。

この場合はお肉に肉汁がぎっしり詰まっているから出ないのではなくもともとない状態ということです。

 

 

これぞ!美味しいハンバーグ!!

 

 

"肉汁溢れるハンバーグ"は本当の美味しいハンバーグではない!?

よくテレビでハンバーグに限らず、ステーキなどを切ったときに肉汁が溢れ出し、

レポーターのお姉さんたちが「肉汁が溢れ出ていてとても美味しそうですね!」なんて言う場面をよく見かけませんか?

実際その様子をテレビで見ていてよだれが垂れそうなくらい美味しそう!と思いますよね。

 

ですが、本当に美味しいハンバーグというのは、実は"肉汁が溢れ出ない"というのが美味しいハンバーグの秘訣なのです!

ここで、「えっ?」って思う方おられるでしょう!実際に私も知ったとき「そうなの!?」と驚きました(笑)

 

切ったときに肉汁が溢れ出ない場合はハンバーグにうまみ成分がぎっしりと詰まった状態の美味しいハンバーグと言えます。

しかし、切ったときに肉汁が溢れ出る場合はうまみ成分がハンバーグにあまりない状態になるので

うまみ成分がぎっしりと詰まったハンバーグよりも美味しいハンバーグとは言いにくいです。

 

つまり、こうです!

肉汁(うまみ)がある=美味しいハンバーグ

お肉だけに限らず、ほかの素材のうまみも活かしてあげられるともっと美味しいハンバーグが出来上がると思います。

本当の美味しいハンバーグを作るためには

じゃあ、どうすれば本当に美味しいハンバーグが作れるの?ということで、4つポイントをご紹介します。

 

①玉ねぎの切り方

ハンバーグに使う野菜といえば玉ねぎが定番ですよね。

玉ねぎを切るときって"目が痛い"とか"涙が出る"なんて経験一度くらいしたことありませんか?

いや、何回もなってる!なんて方もいるかもしれません。

それって玉ねぎを切るときに玉ねぎのうまみ成分が逃げてしまっている証拠なんです!

 

  • 包丁の柄(持つところ)を上にして角度を30度くらいにします。
  • 包丁の刃の真ん中よりも少し手前の方を使って前後にゆっくりスライスして切っていきます。

 

この切り方は野菜のうまみを閉じ込めながら切ることができると言われています。

玉ねぎだけでなくほかの野菜にも同じことが言えるのでぜひマスターしてみてください!

 

②塩分量

人間の体内の塩分濃度をご存じですか?

この塩分濃度は人間が本能的に美味しいと感じる塩分濃度で、素材全体の重量の塩分量を指します。

そしてその数値とは0.8%と言われています。

つまり、人間の体内の塩分濃度=人間が美味しいと感じる塩分濃度=素材全体の重量の塩分量=0.8%です。

 

③ハンバーグのこね方

皆さんはハンバーグを何でこねていますか?私は手でこねていました

ですがそれ、実は間違えています!!

 

人間の体温ってだいたい36℃くらいですよね。

こねるときはお肉とお肉をくっつけるようにこねるのが良いと言われていますが、

お肉はたった30℃でも熱が伝わってしまい、お肉同士がくっつきにくくなります

ですので、手でこねると美味しいハンバーグから遠ざかってしまいます。

 

そこで、すりこ木を使います。

使い方は上から突くようにしてお肉をこねていきます。

ボウルがお肉とくっついて軽く持ち上がるような感じがしたらOKです。

 

④ハンバーグの焼き方

美味しい料理を作るには下準備に手間がかかったり、調理方法が複雑なんてことありませんか?

料理を普段からしていて慣れている人は平気でも、私みたいに普段料理あまりしていないし

見てもどうしたらいいかわからないという人が中にはいると思います。

しかし美味しいハンバーグを作るための焼き方は非常に簡単です。

冷たいフライパンにハンバーグを入れ弱火で温めるだけです。

 

「え?それだけ?」

「はい!それだけです!」

小学校高学年の子でもわかるくらい簡単だと思います。

 

なぜ弱火なのかという説明は下記のとおりです。

 

肉のタンパク質は50度を超えたあたりから変化し始め、凝固し収縮する。高温になるほど肉は急激に収縮するため、肉の内部の水分やエキスが外に出てしまい、パサつく。一方で弱火でゆっくり焼くと、水分を保持し、中まで火を通せるという。

引用 NIKKEI STYLE

 

 

 

冷めたハンバーグを温め直しても美味しくしよう!!まとめ

 

どうでしたか?少しはお役に立てたでしょうか。

私は電子レンジの方法は良いと思いました。

煮込みハンバーグやアルミホイルに包んで蒸す方法などは鍋やフライパンを使って洗わなければいけませんが、

その点電子レンジはお皿にラップをかけて温め、出来たらラップを外して盛り付けすればOKなので極力洗い物を減らすこともできます。

 

  • 玉ねぎの切り方
  • 塩分量

この2つはハンバーグだけでなくほかの料理の時にも使えます。

冷めたハンバーグの温め方を知りたくて読んだ記事なのに、同時にハンバーグだけでなく

料理という幅広いジャンルにおいて美味しくする方法も学べたのではないでしょうか。そうであったらとてもうれしいです。

 

子供から大人まで幅広く好まれているハンバーグの冷めても美味しい温め方をご紹介しましたが、

やはり一度冷めてしまったものを温め直しているので、多少の味などの劣化は仕方のないことです。

ですが、最近共働きの家庭も増え、毎日忙しいことでしょう。一人暮らしで仕事から帰り、晩御飯は昨日の残り物なんてこともあると思います。

そんななかでもできる限り美味しいものを食べて明日の活力にするために、

ぜひ冷めたハンバーグを温め直しても美味しくする方法を実践してみてください。