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サトウキビ焼酎は体に悪い?焼酎好きでなくてもわかりやすく解説!

焼酎には種類があります。

今回のサトウキビ焼酎は甲類焼酎に分類。酎ハイやサワー用などに使用され、においの少なく梅酒やカクテルのベースにも使われるホワイトリカーです。

甲類焼酎の原料は「糖蜜」で、糖蜜とは「さとうきび」の事です。

ただし、すべてサトウキビ糖蜜を原料として使っているわけではなく、主に使っているみたいです。

甲類焼酎は、無色透明、くせのない味わいで糖質、脂質ゼロ、二日酔いが少なく酔いざめが良いという特徴もあります。

そしてなんといっても価格が安い♪

多くの方は、甲類焼酎は4Ⅼ入りなど大容量の製品が安く売られているため、品質が低く体に悪いお酒だと考える方もいるのではないでしょうか?

でも実際は、安価な甲類焼酎でも品質が悪いわけではありません!

焼酎の種類、特徴、本当に体に悪いかを検証してみました!

 

 

サトウキビ焼酎は体に悪い?健康への影響や適量とは?

引用:薩摩の焼酎専門店 焼酎維新館        

甲類焼酎、乙類焼酎とも糖質・プリン体は一切含まれていないため、健康を考えると他のお酒よりも良いと考えられます。

乙類焼酎というのは芋、麦、米から造られるにおいのある焼酎です。

 

サトウキビ焼酎が体に良い理由

サトウキビが原料の黒糖焼酎を飲むと、体内に蓄積された古いコレステロールを回収し、肝臓に送る働きをする善玉コレステロールを増やす効果があります。

動脈硬化の予防にもなるということなので体にも良さそうです。

 

一日の飲酒量の目安

ただし、甲類焼酎は癖が少なくリーズナブルな値段で手に入りやすいためもあり、飲みすぎてしまう場合もあるのではないでしょうか?

1日の飲酒量は男性で1100ml(グラス1/2程度)まで、女性で15065ml(グラス1/4程度)がおすすめ。

意外に少ないと感じられるかもしれませんが、健康を考えると、この量程度が理想かもしれません。

 

甲類焼酎が安い理由

また甲類焼酎が安いのには理由があります。

  • 砂糖よりも安価な糖蜜を原料に使用しているため
  • 複式蒸留器で複数回の蒸留をするため少ない原料から効率的にお酒を造ることができるため

 

つまり、安いからといって品質が悪いわけではないのです。しかも大手のメーカーの競合もあり、価格が安定し、定価が安く抑えられているということもあるようですね。

 

 

サトウキビ原料の黒糖焼酎はダイエット時にも最適

ダイエット時でもお酒は飲みたいという声はよく聞きますが、黒糖焼酎は低カロリー・糖質ゼロなので最適です。

糖質の取りすぎは体重増加や、それに伴う高血圧、糖尿病など生活習慣病につながります。また、プリン体の摂りすぎは痛風の原因にもなります。

甘味はありますが、実は焼酎は低カロリーなので糖質ゼロ、痛風の原因のプリン体も少ないのです。ビール・日本酒・ワインよりも実はおすすめなのです。

プリン体が体に及ぼす影響としてはプリン体が分解されると尿酸という物質に変化し、高尿酸血症、痛風となってしまいます。

また、糖質が体に及ぼす影響としては糖尿病のリスクが上がります。

どのお酒であっても、一定以上のアルコールを飲酒することにより糖尿病のリスクは上がりますが、アルコールの中でも焼酎やウイスキーは蒸留の過程で、糖質がゼロになるのです。

糖質がゼロですが、カロリーはゼロではありません。アルコール度数が高いほど、やはりカロリーは高くなります。

アルコール度数が高い焼酎はカロリーが一見高いように見えます。

しかし、水や炭酸水やお茶などカロリーの低いもので割って飲むこともあるためカロリーを抑えることもできるのではないのでしょうか?

どちらにしろ量には気をつけた方がよさそうです。

 

 

サトウキビ焼酎のメリット・デメリット

サトウキビ焼酎のメリット・デメリットをまとめました。

メリット

  1. 本格焼酎のメリットである血栓症のリスクが低いというデータもある。
  2. 糖質、プリン体がゼロなので糖尿病、痛風など生活習慣病のリスクが低い。
  3. 原料である黒糖は栄養素がたくさん含まれている。
  4. 糖質ゼロなのに甘さを感じられる。
  5. 飲み口がすっきり、ほんのり甘く、後味すっきりキレもよいと愛飲者が多い。

デメリット

  1. 黒糖焼酎は奄美地方の生産が多く生産量や生産地の関係から、単価が高くなりがち。
  2. くせが少なく飲みやすく作られていることから合う料理、合わない料理が出てくる。
  3. まだまだ、認知度が低いため、入手が難しいこともある。

メリット、デメリットをみてみても、他のお酒と比べ単価が高くなりがちで入手も難しいが、体には良いことも見えてきました。

体に良いサトウキビ焼酎の飲み方

水割り、お湯割り、サワー、お茶と様々な割り方があります。おすすめの飲み方をまとめました。

 

レモン割り

レモンとは相性が良く、レモンサワーにして冷やして飲むと良いですね。さっぱりとした味とすっきりしたのど越しで、和食にも養殖にも合うのが魅力です。

生のレモンを使っても良いですね。レモンはビタミンC疲労回復に効果があります。レモンの代わりにゆずやグレープフルーツを使うのもおすすめです。

 

お湯割り

甲類焼酎のお湯割りは、寒い日に体を温めるのにピッタリです。梅干しやカボスを入れると、クエン酸効果も期待できそうです。

 

お茶割り

緑茶やウーロン茶とも相性が良いお酒です。さっぱりとした甲類焼酎とお酒の組み合わせは、食事にもよく合います。

カテキン効果も期待できそうです。寒い日はほうじ茶や番茶で割ったり、ホットにすることで体も温まります。

 

はちみつ割り

ホットでは、はちみつ割りで体が温まりそうです。ビタミン、ミネラルもたくさん取れそうです。

 

 

サトウキビ焼酎は体に悪い?焼酎好きでなくてもわかりやすく解説! まとめ

  • サトウキビ焼酎は糖質ゼロでカロリーも低く、体に悪くない
  • 1日の飲酒量は男性で1日100ml(グラス1/2程度)まで、女性で1日50〜65ml(グラス1/4程度)
  • サトウキビ焼酎が安いのは、砂糖より安いサトウキビだからだけでなく、価格が安定しているから
  • サトウキビ原料の黒糖焼酎はダイエット時にも最適

甲類焼酎は様々な料理に合わせやすく、ホットでもアイスでもおいしく味わえます。アレンジもしやすいので色々ためしてみてもいいのではないでしょうか?

昔からお酒は百薬の長といわれ、適量を飲むことで精神をリラックスさせたり、血の循環を良くするための長寿の秘訣とも言われています。

楽しくお酒を飲み、健康かつ長生きできれば最高ですね。