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世界のお酒の種類について

お酒というのは世界中で嗜まれているものですが、どんな種類があるのかと言われるとぱっと出てこないものです。ここでは、世界中のお酒がどんな種類があるのかまとめておきたいと思います。



お酒の種類の分類について

お酒の種類の分類は大きく分けて「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」といった3つの種類に分類されます。それぞれ以下のような違いがあります。

醸造酒とはどんなお酒を指すのか?

醸造酒は、果実や穀物をそのまま、または糖化させた後に、自然界に存在する酵母の働きによって、アルコールを発行させた種類になります。別の呼び方としては、「発酵酒」と言われる場合もあります。その歴史は大変古く、人類が初めてであったお酒が醸造酒だとされています。ちなみに、酵母はアルコール度数が高くなりすぎると活動ができなくなるため、醸造酒の度数は5~10数%程度のものが多くなっています。日本人に大変馴染みのある清酒(いわゆる日本酒)も醸造酒で、アルコール度数は15~16%といわれています。

蒸留酒とはどんなお酒を指すのか?

蒸留酒とは、アルコール発酵後、さらに蒸留して作るお酒のことを指します。簡単に言うと、ワインを蒸留したものがブランデーで、ビールを蒸留したものがウィスキーとなります。

醸造酒と、蒸留酒の一番の違いは、アルコールを含んだ溶液を蒸留することになるので、アルコール度数が高くなるといったことがあげられます。蒸留酒の中には、アルコール度数が50パーセントを超えるお酒も沢山存在します。

醸造酒がアルコール度数5パーセントから10数パーセントなのに対して、蒸留酒は、格段に強いお酒であることから、酒精・スピリッツ(spirits)とも呼ばれてきました。蒸留酒の発祥の地については諸説存在していますが、中近東・ペルシア地域から、中国西部にかけてと言われています。

その後、製造方法がヨーロッパに伝わり、錬金術と合わせて流行し、発達していきました。

また、インドや東南アジアといった地域にも伝わり、アラック、焼酎といったお酒に進化していきました。

アルコール度数が高いということは、腐敗防止、少量で陶酔できる、運搬効率が向上するといったメリットがあります。つまり、少ない量で酔っ払うことができるので、効率的?ということですね。

蒸留方法には、モロミ(発酵液)をその都度交換する、単式蒸留と、連続投入する連続式蒸留があります。また、保存方法についても様々な方法が存在しています。木樽などに詰めて熟成させるお酒もあれば、そのまま、製品として出荷するようなお酒もあります。

混成酒とはどんなお酒なのか?

混成酒がどんなお酒かというと、醸造酒や、蒸留酒に植物などの香味や糖分を添加した種類のことを指します。または、それらを混合したものを指すこともあります。

代表的な混成酒には、リキュール類があり、種子や草木、果実、果皮をアルコールに混ぜて蒸留するか、アルコールに浸漬させて香味を移すといった方法で、主に作られています。

日本でもっとも消費されているリキュールは、(缶)チューハイです。こういうと、わかりやすいですよね。

日本の伝統的な調味料である「みりん」、梅酒のように果実酒に一定量以上の糖分・ブランデーを加えた「甘味果実酒」、アルコール・焼酎・ブドウ糖などの原料を混和させて作る「合成清酒」のほか、薬用酒などの「雑酒」も混成酒と呼ぶことができます。



お酒の種類の分類についてのまとめ

お酒の種類は、大きな分類としては、「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」があります。

具体的にどのようなお酒が該当するのか、まとめておきたいと思います。

  • 醸造酒・・・ビール、日本酒、黄酒、紹興酒、マッコリ、ワイン、ベリー、シールド(サイダー)、ミードなど
  • 蒸留酒・・・ウィスキー、ブランデー、ジン、ウオッカ、ラム、テキーラ、アクアビット、カルヴァドス、キルシュ、シュナップス、焼酎、泡盛、白酒など
  • 混成酒・・・リキュール、ベルモット、梅酒、みりん、酒精強化ワイン、ヴァン・ド。リケール、薬用酒、カクテルなど

なんだか、こう、お酒の種類をまとめていると、名探偵コナンの黒の組織のメンバーがたくさんいますね。(笑い)

 

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