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センザンコウを使った料理や利用方法について!古くから薬として珍重!

中国を中心に蔓延している新型コロナウィルスの感染拡大の原因として、センザンコウが注目されています。センザンコウ?なにそれ?という方のほうが多いと思いますが、中国ではいろんな料理に使われたり、古くからは漢方薬として利用されていた歴史もありますのでえ、料理や利用方法についてまとめてみました。

センザンコウを利用した料理について

まず、センザンコウを食べて良いのかという問題があるのですが、センザンコウは中国では絶滅危惧種に指定されています、それから、ワシントン条約で取引が禁止されている動物です。

このため、現在の段階で、センザンコウを食べるということは、明らかに違法行為なのですが、それでも、密猟等が耐えないという問題が発生しているということを最初に覚えておきましょう。

センザンコウを利用した料理について

センザンコウ料理一部では高級料理とされている場合も

なにせ、今では、食べることが違法となる動物ですので、あまり料理自体が表に出てくることがないのですが、一部の地方では、高級料理とされている場合もあります。

これは、いまでも中国の一部の地域では、野生動物は栄養価が高いと信じられているというところもあり、富や身分をひけらかすためにセンザンコウを食するという、悪い風習が残っているところもあるようです。

センザンコウは今でも市場で取引されているのだろうか?

もちろん、取引することが違法な動物ですので、普通の市場には出回っていません。もっぱら闇市場にて取引されることとなります。

食は広州にありと言われた、広州の市場でセンザンコウを以前は見ることが出来たようです。しかしながら、かつての広東から大流行した新型肺炎SARSが、広州の市場を様変わりさせてしまい、野生動物の食用を禁止する条例まで制定されているので、実際にセンザンコウを食用として利用することは、現在は考えづらい話です。



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センザンコウはおいしいのか?

かつて、中国国内でセンザンコウを食べた方の話ですと、臭みが強く、決しておいしいものでもないようです。主食は蟻のどうぶつですので、そんなにおいしいことはないでしょう。
まあ、プロの料理人が調理をすると、なんでも美味しくなるのかも知れませんが。。

以前、新年のお祝いでセンザンコウの料理を食べたという記事が、ネットで拡散され、大騒ぎになったことがありますが、これも、画像を合成した人騒がせないたずらであったことが報告されています。

中国国内では、野生動物の取引については、どんどん厳しい規制が整備されてきており、食用としてのセンザンコウはもう表に出てくることはないでしょう。



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センザンコウの利用方法について

センザンコウの皮は、靴やカバンに加工されることがあります。
いわゆる、ワニとかヘビのカバンと似たような扱いになるのですが、先にご説明の通り
ワシントン条約で取引が禁止されている動物です。もし、海外でセンザンコウのカバンなんて珍しいわあ、なんて勢いで購入してしまったりすると、日本に戻って来た際に、税関で逮捕!なんてことになりかねませんので、十分注意しましょう。

センザンコウは古くから漢方薬として利用されています。

センザンコウの特にウロコは古くから、中国では漢方薬として利用されてきています。しかしながら、その成分は人間の髪の毛や指の爪と同じケラチンという物質なので、特別な効能があるという訳ではありません。

中国の医術(中医)では6000種類の薬の原料にセンザンコウのウロコが使用されていると言われ、血行を良くしたり腫れがひいたりなどの効能があると信じられています。

しかしながら、「実際には迷信」にすぎず、「現代医学では、センザンコウのウロコは人間のつめと同じで何の特別な効能もないことが証明されています」

いろいろ困った話です。

その他の国でも、割と困った利用方法をされている場合があり、

例えば

  • インドでは鱗がリウマチに効くと言われ、お守りとして使われている
  • アフリカではセンザンコウの肉を食べ、鱗は魔除けとして使用されている
  • ベトナムでは皮がとっても希少品として取引される

といった話もあり、なにも、絶滅危惧種を利用しなくてもという状況になります。

昔は、たくさんいた動物なんでしょう。皮がカバン等の材料として珍重され、その生息数が激減していったというのは、他の野生動物と同じような歴史を感じます。

センザンコウを使った料理や利用方法についてのまとめ

繰り返しになりますが、絶滅危惧種でワシントン条約指定動物です、食べるなんてとんでもないですし、取引していると逮捕されるような動物です。

といったなかで、中国で新型コロナウィルスの感染源かもしれないといった話が出るというのは、まだまだ、闇での取引が暗躍しているのかもしれませんね。