敷布団やこたつ布団など、重くてかさばる布類を送りたい時、どのように梱包すれば良いのか、いくらくらいの送料でがかかるのか、疑問に感じますよね。
引越しであれば家財道具一式を、引越し業者がパパッと持ち出してくれるのに…
そんな方に、この記事では、敷布団などを郵送する際にどのように費用を抑えて送るか、紹介していきます。
敷布団を郵送したい時はこの方法がベスト
圧縮袋に入れてコンパクトに
郵送時の大きさをコンパクトにすることが、送料を安く抑える秘訣です。
布団用圧縮袋を使って梱包するのがおすすめです。
郵送の際の送料は、荷物の大きさ(縦・横・高さの三辺の合計)と、重量、運送距離で決まります。
郵送先は決まっていると思いますし、布団の重量は変えられないため、荷物はなるべくコンパクトにしましょう。
布団圧縮袋は、掃除機で圧縮するバルブ式と、掃除機不要の手押し式の2種類あります。
布団の大きさや厚みに応じて、布団圧縮袋を活用しましょう。
なお、圧縮する際は布団圧縮袋に、圧縮袋専用の脱酸素剤やシリカゲルを入れるなど、ダニやカビが生息しづらい状態にしておくと、衛生の面でも安心です。
- 布団圧縮袋
引用 Amazon
なお、破損の可能性があるため、圧縮袋のまま送ることは推奨されておらず、郵送を断られてしまうケースもあります。
そのため圧縮後は段ボールに入れ、運びやすく傷がつきにくい梱包にする必要があります。
段ボールに入れて運送中の破損を防ぐ
郵送中の破損を避けるため、圧縮袋や布団袋に伝票を貼ってそのまま発送することは推奨されていません。
郵送を手掛ける日本郵便では「布団袋に入れただけの状態で送れますか?」という質問に、以下の回答があります。
布団袋の破損を防ぐために、専用の包装用品でのご利用をお勧めしております。また、郵便局ではゆうパック専用の包装用品も扱っておりますので、ご利用ください。
引用 日本郵便
- ゆうパック包装用品
引用 日本郵便
というわけで、袋むきだしのままではなく、段ボールにぎゅっと入れて送る準備をしましょう。
敷布団を郵送する際の値段は宅配便に比べて安い?
郵送以外にも、宅配便で送る方法がありますよね。
結局のところ、どの業者に頼めば安く送れるのか?というのが気になります。
ずばり、荷物の大きさ、運送距離によって異なります!
というと元も子もないので、参考に、東京〜大阪間の運賃を比較してみました。
わずかな差ではありますが、荷物の大きさ(縦横高さの三辺合計)が160cm以内のものの場合、日本郵便のサービス、「ゆうパック」が最も安いといえますね。
なお「ゆうパック」は、荷物の大きさが170cm以下であれば送れるので、160cm以上~170cm以下の荷物であっても、最も運賃が安いといえます。
ヤマト運輸や佐川急便は160cm以上の荷物は「ヤマト便」「飛脚ラージサイズ宅配便」など、大型の料金体系になります。
サービス |
大きさ (縦・横・高さの三辺の合計) |
重さ |
運賃 (東京〜大阪) |
|
日本郵便 |
ゆうパック |
160cm以内 |
25kg以内 |
2,160円~ |
ゆうパック |
170cm以内 |
25kg以内 |
2,530円~ |
|
ヤマト運輸 |
宅急便 |
160cm以内 |
25kg以内 |
2,180円~ |
佐川急便 |
飛脚宅配便 |
160cm以内 |
25kg以内 |
2,178円~ |
以下のサイトで運賃は簡単に調べることができます。
敷布団を郵送する時の段ボールはどう手配する?
敷布団を段ボールに入れて郵送するといっても、160サイズ、170サイズとなれば大きな段ボールが必要になりますよね。
ただ、大きな段ボールをネットで購入しようとすると、複数枚入りのものが多いです。
また、1枚だけで購入できても送料が数千円…本末転倒になってしまいます。
複数枚の利用予定がない場合は、近くのホームセンターで1枚購入が手早く安い方法でしょう。
数百円で購入できます。
ちなみに、140サイズまでぐらいであれば、日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便いずれも販売しています。
各営業所や取次店に問い合わせてみてくださいね。
また、特に個人経営のドラッグストアやスーパーであれば、不要となった大きいサイズの段ボールをもらえることがあります。
希望のサイズがあればラッキーですね。
この場合、忙しくない時間帯に1枚だけお願いするなど、お店に配慮するのがマストです。
何か買い物のついでであれば、お願いしやすいですね。
敷布団を郵送する時に知っておきたい!送料を抑える方法をご紹介・まとめ
- 敷布団は布団圧縮袋でコンパクトにして段ボールに入れて送る
- 縦横高さの合計が170cmまでの荷物であれば日本郵便のゆうパックが安い
- 大きい段ボール1枚であれば近くのホームセンターで購入が◎
というわけで、敷布団を郵送する際は、圧縮して段ボールに梱包しましょう!
わずかな料金差ではありましたが、今回参考にした荷物の条件であれば、日本郵便の「ゆうパック」が相対的に安いことがわかりました。
敷布団を郵送する際、ぜひ参考にしてみてくださいね。