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スパイスカレーを食べると太るのか?ダイエット効果が期待できる理由

コロナが第5類へ移行となり、外に出ることが多くなった昨今。これから夏を楽しむためにダイエットをしたいな、と思っている方、必見です。スパイスカレーを食べて、ダイエットをおこなってみませんか。

「え?カレーは、ご飯と食べるし太る食べ物ではないの?カレーにダイエット効果があるの?」と疑問を抱く方がいるかもしれません。

市販のルーは糖質が多く含まれる傾向があるためダイエットに不向きですが、スパイスカレーはご飯の量や食べ方に注意すれば、ダイエット効果が期待できます。

今回の記事では、スパイスカレーがダイエット向きな理由、おすすめのスパイス12点も紹介していますので、是非ご覧になっていただき、ダイエット時に取り入れてみてください。

 

 

スパイスカレーは太る?スパイスカレーがダイエット向きな理由とは?

そもそも、スパイスカレーとは、

スパイスカレーは、植物油でホールスパイスを炒めて香りを出し、野菜や鶏肉、魚介類、芋類、豆類、パウダースパイスを加えて煮込みます。調味料として使用する油脂は、ホールスパイスを炒めるときに使うのみ。カレールウを使用しない分、油脂の使用量が少ないのです。

引用:FitsPlus Inc

と言われています。そして、このスパイスカレーがダイエットに向いている理由は、以下の2点です。

 

スパイスの効果により、ダイエットを期待できる作用が含まれている

その名の通り、スパイスカレーは、スパイスを入れるため、香辛料は香り高く、食欲の増進や消化吸収促進、抗酸化作用などが期待できます。

ダイエット向きのスパイスについては、後ほどお伝えしますが、ジンジャーや、クミン、コリアンダーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

 

スパイスカレーには、ダイエット向きの具材が入っている

ダイエット時は、いつもより、より栄養のバランスに気を使いますが、スパイスカレーは豊富な食材を取り扱うのでバランスがとても良いです。

スパイスカレーの場合は、鶏肉やえび、豆類、野菜類を豊富に使うことも特徴です。カレールウを使ったカレーは、牛肉や豚肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎが定番食材です。牛肉や豚肉に比べ、鶏肉や魚介類、豆類、野菜類は脂質含有量が低く、低カロリーなので、スパイスカレーの方がカロリーを抑えやすいのです。

引用:FitsPlus Inc

 

 

市販のカレールーがダイエット時には不向きな理由とは?

ここまで読んでいただいて、「スパイスカレーのダイエット効果は分かったけど、市販のカレールーではだめなの?」という疑問にお答えしたいと思います。

市販のルーがダイエットに不向きな理由として、Shogakukan Inc.によると、

一般的に日本で使用するカレールーには、小麦粉や砂糖、食用油脂など、ダイエット中はとくに控えたい太りやすい原料がたっぷり使われています。 小麦粉はとろみを出すため、食用油脂はコクを出すために使われていることが多く、美味しい反面カロリーや糖質量はびっくりするほど上昇…!

 

カレールーだけでもカロリーや糖質が高めであるのに、一緒に煮込む食材も糖質多めの野菜、炭水化物であるごはんにかけていただくとなれば、それはもうヘルシーな料理とは言い難いでしょう。

引用:Shogakukan Inc. 2023

といわれています。

例えば、ハウス食品によると、バーモンドカレーを使った「かぼちゃとれんこんのカレー」はご飯を含めて一皿601kcal、「えひめの夏を彩る焼き野菜カレー」は590kcal となっています。

カロリーがあっても、筋肉を作るたんぱく質が豊富ならばよいですが、これらのレシピは、糖質多めのレシピとなっているので、ダイエットには不向きになっています。

 

 

スパイスカレーをダイエット時に食べる際の注意点とは?

スパイスカレーはダイエットに向いているから、いっぱい食べてもいいんだ!と思い、バクバクと食べすぎるのはよくありません。

何事もバランスが大事で、特に以下の点に注意しましょう。

 

ご飯の量

ルーとともに食べる「ご飯」。ついついスパイスカレーのルーが美味しいのでご飯をたっぷりとかけがちですが、ダイエット時には糖質をコントロールすることが大切です。

1日の摂取量を加味しながら、ご飯の量にはくれぐれも注意しながら食べましょう

 

食べ方

ダイエットの際のお勧め食材としてあげられるのが、固い食べ物ですよね。

ただ、カレーは固い食べ物ではない分、噛むことを意識して食べましょう。しっかりと噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べすぎをコントロールすることができます。

FitsPlus Incでは、食べすぎないよう、小さめのスプーンで食べる、一口を小さくして味わって食べることをおすすめしています。

また、私は固くない食べ物を食べる際は、食前に水やお茶等の水分をたっぷりとり、ある程度お腹が水分で満たされてから食べるようにしています。そうすることで、食べすぎの予防になっています。

 

 

ダイエット時におすすめのスパイス12選!

S&B FOODS INCによると、スパイスは世界で350~500種類もあり、日本ではそのうち約100種類が使われているようです。最近、スーパーマーケットでも、スパイスを売る棚があり、種類が豊富ですよね。

では、ダイエット時におすすめのスパイスは何でしょうか。ここではスパイス12点をご紹介しますね。

 

ジンジャー(生姜)

代謝アップのスパイスといえば、ジンジャーを思い浮かべますよね。

ジンジャーは辛味成分ジンゲロールが入っており、血行を良くする働きや新陳代謝を促す働きがあります。

またこのジンゲロールは加熱するとショウガオールという成分に変化し、より代謝アップをサポートしてくれる働きが高くなります。

 

トウガラシ(唐辛子)

香辛料の代表的なスパイスといえばトウガラシ(唐辛子)。カプサイシンという辛味成分を含み、食べることで交感神経が刺激されて、アドレナリン分泌を促します。アドレナリンが分泌されると、エネルギー消費を高まるので痩せやすくなるんですね!

トウガラシにはビタミンCやA、Eといった抗酸化作用が高い栄養が豊富で美容にも良いですし、寒い時期に体を温めてくれるため冷え対策にもなります。

辛い味が苦手という方も、辛さを抑えたトウガラシも売っていますので、ご安心ください。

 

シナモン(桂皮)

スパイスのシナモンは、桂皮(ケイヒ)というクスノキ科の常緑樹の樹皮から作られており、香りや甘みを与えてくれます。

発汗作用や抗酸化作用を持つファイトケミカルのシンナムアルデヒドやオイゲノール、クマリン、ケイ皮酸を含んでいる、積極的に使いたいスパイスです。

 

クミン

クミンはカレーやエスニック料理で定番の香辛料の一つ。味は少しの苦みと独特の辛み、強い刺激的な芳香が特徴的です。

血行促進、消化サポート、食欲アップなどの働きがあります。

また、クミンに含まれる「植物ステロール」という天然植物由来の化合物が、実はコレステロールを抑制する働きがあると確認されました。

 

私が南アジアのネパールにいった際、クミンのパウダーが大量にスーパーマーケットで売られており、爆買いをしました。カレー以外にも野菜炒め等、なんにでも使えるのでとても重宝しました。

 

コリアンダー

コリアンダーは、腸の働きを整えて消化を促し、体内の老廃物を排出するデトックス効果があるスパイスです。抗菌作用があるので食材の細菌の繁殖を抑えられるほか、香りのリラックス効果も期待できます。

 

コリアンダーは、世界最古のスパイスともいわれているそうで、タイ料理に使われていますよね。

 

カルダモン

カルダモンはあまり馴染みがないスパイスかもしれませんが、日本でも生薬として認められていて、消化サポートの働きで知られています。

またカルダモンはショウガ科の一種で、抗酸化作用と体を温める目的を持つスパイスです。

カルダモンのエキゾチックな香りは、古くから多くの人を魅了し、「スパイスの女王」と呼ばれているようです。

 

ターメリック(ウコン)

黄色の色付けに使われるターメリックは、ポリフェノールのクルクミンによる抗酸化作用や胃腸薬の生薬としても有名です。

ターメリックは予防医学の効果が高いとして、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」において古くから摂取が勧められてきました。また、中国では「漢方薬」の材料として利用されおり、「命のスパイス」とも呼ばれているそうです。

 

レッドペッパー

レッドペッパーを発見し広めたのは、あの有名な航海者である、コロンブスだそうです。

そんなレッドペッパーは唾液の分泌を促し、消化を助けてくれます。栄養補給がスムーズになり、栄養が不足しがちのダイエット中にも効果的なんです!

またビタミンCやビタミンAが豊富で、抗酸化作用も持っているのが特徴です。

 

ナツメグ

ナツメグには、ビタミンB1やB2、銅やマンガンといった栄養素を含んでいます。胃腸を正常に保ち、食欲アップ、リラックスして疲労回復にも効果があります。

シナモン、クローブ、胡椒と共に世界4大スパイスとしても知られているナツメグ。インドでは紀元前10世紀頃から利用されており、バラモン教の教典には頭痛薬として記載されているようです。ほのかな苦味と甘い香りが特徴です。

 

山椒

「体は小さくても、気性や才能が鋭く優れていて、侮れないこと」の例えで使われる「山椒は小粒でピリリと辛い」のことわざができるほど、日本では最も古くから利用されてきたスパイスの一つとなっています。うなぎの蒲焼にかけるスパイスとしても有名ですね。

山椒に含まれるサンショオールには、体を温めたりや元気をくれたりする働きが知られています。

ダイエットで食事量を減らしたり、カロリーを控えると、代謝が下がって体が冷えやすくなってしまいます。体を温めてくれる働きがある山椒はダイエット中にもおすすめです。

 

ブラックペッパー

ブラックペッパーはスパイスの王様と言われる「胡椒の一種」。ブラックペッパーにはビタミンB1、B2・カリウム・マグネシウ厶・鉄分・マンガンが含まれており、栄養価が高いのが特徴です。

また、ピペリンという成分には栄養吸収を助け、消化をサポートしてくれます。ブラックペッパーの皮部分にはフィトケミカルが含まれていて、脂肪燃焼や代謝アップもできるんですよ。

他にも幸せになれる脳内物質のセロトニン・エンドルフィンを増やす働きがあり、リラックスもできるスパイスです。

 

ガーリック(にんにく)

ガーリックに含まれるアリシンやスコルジニンは、血行を良くし体を温める働きがあります。

他にもアリチアミンという血管細胞の新陳代謝を良くして、体の巡りをサポートしてくれる成分が入っています。

すでにギリシャの数学者・哲学者は、ガーリックの薬効を高く評価していたようです。

 

 

スパイスカレーを食べると太るのか?ダイエット効果が期待できる理由:まとめ

さて、今回の記事のまとめです。

  • スパイスカレーは太る? スパイスカレーがダイエット向きな理由とは?

①スパイスの効果により、ダイエットを期待できる作用が含まれている

スパイスの効果により、食欲の増進や消化吸収促進、抗酸化作用などが期待できます。

②スパイスカレーには、ダイエット向きの具材が入っている

豊富な食材を取り扱うスパイスカレーは、栄養バランスが良い点が期待できます。

 

  • 市販のカレールーがダイエット時には不向きな理由とは?

市販のカレールーには、小麦粉や砂糖、食用油脂等、太りやすい原料が使われているので、ダイエットには不向きです。

 

  • スパイスカレーをダイエット時に食べる際の注意点とは?

・ご飯の量:1日の摂取量を加味しながら、ご飯の量にはくれぐれも注意をしましょう。

食べ方満腹中枢を刺激するため、噛むことを意識して食べましょう。

 

  • ダイエット時におすすめのスパイスとは?

ジンジャー(生姜)
トウガラシ(唐辛子)
シナモン(桂皮)
クミン
コリアンダー
カルダモン
ターメリック
レッドペッパー
ナツメグ
山椒
ブラックペッパー
ガーリック

 

今回の記事では12点のスパイスをご紹介しました。これらのスパイスは、体を温め代謝アップを促進させるだけでなく、消化吸収の促進、リラックス効果、疲労回復の効果を見込めますので、是非日々の生活の中で取り入れてみてください。