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退職を周りに言うタイミングはいつがベスト?目指すは円満退職!!

退職が決まってまず悩むのは、周りに言うタイミングですよね。

冷たい反応をされそう…

 

 

 

引き止められたらどうしよう…

 

 

 

悩んでいるうちに、退職の報告がギリギリになってしまうと…

トラブルになるかもしれません!

きちんと手順を踏んで円満退職を目指しましょう。

 

 

退職を周りに言うタイミングはいつがベスト?

退職が決まって、周りに言うタイミングはいつがベストなのでしょうか?

以前、私も夫の転勤に伴い退職したのですが、いつ周りに言うべきか、タイミングにとても悩みました。

結論から言いますと、

退職予定日の【2】ヶ月前、遅くとも【1】ヶ月前が、退職することを周りに言うベストなタイミングです!

何で2ヶ月も前に言わないといけないの?

 

 

 

仕事の引継ぎや残務処理をするための時間が必要だからです。

 

 

 

最後まできちんと仕事を終わらせてから退職することが、社会人としてのマナーです。

もう働かなくなるとはいえ、気持ちよく退職したいですよね!

 

 

退職を伝える順番は?【円満退職を成功させるカギ】

退職する時、誰もが思うのは…

円満に退職したい!

 

 

 

円満退職を目指す上でとても大切なことは、退職を伝える順番です。

伝える順番を間違えると、スムーズに退職できなかったり、退職まで居心地の悪い中で働くことになるかもしれません!

退職を伝える順番を理由も一緒に詳しく解説します。

 

 

 

 

退職を伝える順番①まずは直属の上司

まず最初に退職の意思を伝える相手は、直属の上司です。

先に同僚に退職の相談をして、もし思わぬ形で上司に伝わってしまったら、上司はいい気がしませんよね。

円満に退職するためには、上司を味方につけるのは必須です!

退職を周りに言うタイミングが【2】ヶ月前ですので、上司へ退職の意思を伝えるのはそれより前が良いでしょう。

退職が決まったら、上司と相談して周りに言うタイミングを決めます。

ココに注意

会社によっては就業規則に退職はいつまでに申し出なければいけないのか記載されている場合があるので、事前にチェックしましょう!

上司への退職の切り出し方は、後ほど詳しくご説明します。

 

退職を伝える順番➁信頼できる先輩や同僚

上司との面談で退職が決まったら、次に退職について伝えるのは、信頼できる先輩や同僚です。

信頼できる先輩や同僚には、社内全体に発表するより先に伝えましょう!

自分が逆の立場で、仲の良い同僚の退職を社内全体の発表で初めて知ったらショックですよね。

また、退職を知った人みんなが快く受け入れてくれるとは限りません。

そういったツライ状況で助けてくれるのは、信頼できる先輩や同僚です。

信頼関係を崩さないためにも早めに伝えることをおすすめします!

ココがポイント

信頼できる先輩や同僚に伝えることを事前に直属の上司に伝えておくと、何かあった時トラブルにならず安心です。

 

退職を伝える順番③社内全体

最後に社内全体に退職することを伝えましょう。

社内全体に退職を伝える方法は【2】種類あります。

  1. 上司から伝えてもらう
  2. 自分から伝える

どちらが良いかは、上司と相談して決めましょう。

 

 

退職の切り出し方は?【スマートに伝えるコツ】

最初に退職の意思を伝えるのは、直属の上司だとわかりましたが…

どうやって切り出そう…反応が怖い

 

 

 

退職を切り出すのは勇気がいりますし、相手の反応が気になりますよね。

退職の切り出し方次第では、しつこい引き止めにあったりすんなり退職できなくなることも…

そうならないためにも、スマートな退職の切り出し方をご紹介します。

 

 

 

 

スマートな退職の切り出し方①上司のアポを取る

まずは上司のアポを取ります。

いきなり「今ちょっとよろしいですか?」というのは、相手の迷惑になることもあるのでNGです。

「ご相談したいことがあるので、少しお時間を頂けないでしょうか?」と事前に上司のアポをとるといいでしょう。

ココに注意

この段階では、退職については触れないようにしましょう。

 

スマートな退職の切り出し方➁静かな場所を選ぶ

退職について切り出すのは、2人きりで話せる静かな場所がいいでしょう。

会議室などの個室がおすすめです。

ココに注意

他の同僚がいる場所は、情報が洩れて周囲を混乱させてしまう可能性があるので、避けましょう。

 

スマートな退職の切り出し方③最初の一言が大切

退職の切り出し方で大切なのは、最初の一言です。

最初の一言で、押さえておきたいポイントは…

お詫びの言葉』と『退職の意思』をしっかりと伝えることです。

具体的には…

「突然で大変申し訳ないのですが、退職させていただきたく、本日お時間をいただきました」と伝えるといいでしょう。

伝え方のポイント

  • 「〇月〇をもって辞めさせていただきます」など一方的に伝えるのはNGです。
  • 「退職しようかと考えております」など曖昧な表現を使わない方がいいでしょう。

 

スマートな退職の切り出し方④退職理由はポジティブな内容で

退職を切り出すと、上司から具体的な退職理由を聞かれると思います。

退職理由に、会社への不平不満を言うのは避けましょう!

給与面など待遇への不満を伝えると、「見直すから残ってほしい」などと引き止められてしまうかもしれません。

また、引き止められないにしても、会社への不平不満を聞いた上司の態度が冷たくなる可能性もあります。

円満に退職するためにも、退職理由はポジティブな内容で伝えましょう!

ポジティブな退職理由

  • やりがいを感じる仕事への転職
  • キャリアアップのため
  • 資格取得のため など

結婚や介護などの家庭の事情や健康上の理由で退職する場合は、そのまま伝えて問題ありません。

 

 

退職願と退職届の正しい書き方は?【社会人のマナー】

退職するにあたって、会社に提出する書類があります。

それは、退職願退職届です。

社会人のマナーとして、退職願と退職届はきちんとした書式で提出しましょう!

 

そもそも退職願と退職届の違いは?

皆さん、退職願退職届の違いを知っていますか?

言い方が違うだけで、一緒じゃないの!?

 

 

 

退職願と退職届は大きく違います。

 

 

 

退職願と退職届の違いを詳しくご説明します。

 

退職願は退職を「願い出る」書類

退職願

  • 退職を「願い出る」書類
  • 提出後、撤回することは可能

退職願は「会社と合意の上で退職したい」という書類です。

円満に退職するには、会社に退職の意思を受け入れてもらい、「退職願」を受理されることがベストです。

会社によっては、退職願を出さずに口頭で退職の意思を伝えても大丈夫な場合もあります。

 

退職届は退職を「届け出る」書類

退職届

  • 退職を「届け出る」書類
  • 提出後、撤回することは不可

私が退職した時は、口頭で退職の意思を伝えた後、退職届を提出しました。

上司への退職の相談もなしにいきなり退職届を出すのは、良い印象を与えないので、できるだけ避けた方がいいと思います。

ちなみに、法律上は退職届の提出から【2】週間後に退職が成立します。

民法では期間の定めのない雇用契約については、いつでも解約の申入れをすることができるとされており、解約の申入れの日から、2週間で終了することとなっていますので、会社の同意がなければ退職できないというものではありません(民法第627条)。
なお、会社の就業規則に退職について規定されている場合は、原則として就業規則の規定が適用されますので一度確認してみてください(就業規則で極端に長い退職申入れ期間を定めている場合などは、労働者の退職の自由が極度に制限され、公序良俗の見地から無効とされる場合もあります。)。  

引用厚生労働省大阪労働局

ココに注意

就業規則に退職について規定されている場合は、就業規則の規定の方が適用されるので、事前に必ず就業規則をチェックしましょう!

 

退職願と退職届を書くために用意するもの

チェックリスト

  • 便箋(白)、A4またはB5サイズ
  • 封筒(白)、便箋のサイズに合わせたもの(A4→長形3号、B5→長形4号)
  • ボールペンまたは万年筆

会社によっては、退職願や退職届のフォーマットがある場合もあるので、確認しましょう。

 

退職願の正しい書き方は?

引用enエン転職

退職願の書き方

  • 冒頭に「退職願」と書きます。
  • 次の行の一番下に、「私儀(わたくしぎ)」か「私事」を書きます。
  • 退職理由は、自己都合の退職の場合は「一身上の都合」、会社都合の退職は具体的な理由を書きます。
  • 退職したい日付を書きます。
  • 退職願の場合「お願い申し上げます」と書きます。
  • 退職願を実際に「提出」する日を書きます。
  • 自分の部署名と氏名を書き、氏名の隣に押印(シャチハタは不可)します。
  • 会社の正式名称、代表者の氏名を書きます。

 

退職届の正しい書き方は?

引用enエン転職

退職届の書き方

  • 冒頭に「退職届」と書きます。
  • 次の行の一番下に、「私儀(わたくしぎ)」か「私事」を書きます。
  • 退職理由は、自己都合の退職の場合は「一身上の都合」、会社都合の退職は具体的な理由を書きます。
  • 退職する日付を書きます。
  • 退職届の場合「退職いたします」と書きます。
  • 退職届を実際に「提出」する日を書きます。
  • 自分の部署名と氏名を書き、氏名の隣に押印(シャチハタは不可)します。
  • 会社の正式名称、代表者の氏名を書きます。

 

 

退職の挨拶の仕方は?【円満退職の締めくくり】

円満退職をするための締めくくりは、退職の挨拶です!

今までお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えるために、退職の挨拶はとても大切です。

退職の挨拶の仕方は【2】種類あります。

  1. 挨拶回り
  2. メールで伝える

それぞれの退職の挨拶の仕方を詳しくご説明します。

 

退職の挨拶の仕方①挨拶回り

もし可能であれば、直接会って退職の挨拶ができると感謝の気持ちが伝わっていいですね!

退職の挨拶回りをするタイミングは、最終出社日の午後イチをおすすめします。

バタつく午前中や定時前は避けた方がいいでしょう。

退職の挨拶のポイント

  • これまでにお世話になったお礼や感謝の気持ちを伝える
  • ネガティブな内容(愚痴や恨み言など)を言わない

本音は会社に思うことが色々あっても、『立つ鳥跡を濁さず』で相手も自分も気持ちよく終わりたいですね。

また、挨拶回りとともにちょっとした「プチギフト」を渡すのもより感謝の気持ちが伝わっていいと思います!

 

ちょっとしたお礼におすすめのロイスダールのプチギフトについてはコチラをご覧ください。

 

退職の挨拶の仕方➁メールで伝える

会社の規模が大きかったり、社外への退職の挨拶が直接は難しい場合はメールで伝えましょう!

退職の挨拶をメールで送るタイミングは、社内社外で異なります。

社内:最終出社日
社外:後任が決まったら、できるだけ早めに

どんな文章を送ったら失礼じゃないかな?

 

 

 

プライベートの文章と違って、仕事の文章は少し難しいイメージがありますよね。

私も苦手で、仕事の文章を書いた後は何度も読み直しをします。

社内、社外への退職の挨拶のメールの書き方を解説します!

 

 

 

 

退職の挨拶のメール①社内

社内への退職の挨拶のメールは、同じ内容のものを一斉に送信しても問題ありません。

特別お世話になった先輩や同僚には、個別に送るといいでしょう。

社内メールのポイント

  • TOには自分のメールアドレスを、BCCには送り先を設定ます。
    ※他の方のメールアドレスが見えないようにするため
  • 件名はわかりやすく「退職のご挨拶(自分の名前)」と記載しましょう。
  • 退職理由は「一身上の都合」とし、具体的には書かなくて大丈夫です。
  • 退職後に連絡を取りたい方がいる場合は、連絡先を書いてもOKです。

退職の挨拶(社内)のメールの文例

件名:退職のご挨拶(△△自分の名前)

本文:

〇〇部〇〇課の皆様 ※個人宛の場合は相手の名前

お疲れ様です。〇〇部〇〇課の△△です。

このたび、一身上の都合により、〇〇月〇〇日をもちまして退社することになり、本日が最終出社日となりました。

本来であれば直接ご挨拶すべきところですが、メールでの挨拶にて失礼いたします。

(感謝の気持ちや、個人宛の場合は相手との具体的なエピソード)

退職後の連絡先は下記になります。

何かございましたらご連絡いただけると幸いです。

【メールアドレス】

【携帯の番号】

最後になりましたが、皆様(※個人宛の場合は相手の名前)のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

今まで本当にありがとうございました。

 

退職の挨拶のメール➁社外

社外への退職の挨拶のメールは、基本的には社内に送る内容とほとんど変わりません。

ほとんど変わりませんが、押さえておきたいポイントはあります!

社外メールのポイント

  • 退社日をしっかり明記します。
  • 後任者の紹介を必ずしましょう。
  • 退社後の連絡先を書くことはNGです。
    ※会社に顧客情報を利用していると誤解されてしまう可能性があるため 

退職の挨拶(社外)のメールの文例

件名:退職のご挨拶(〇〇株式会社 〇〇自分の名前)

本文:

株式会社■■ △△様

いつもお世話になっております。

〇〇株式会社の〇〇です。

私事で大変恐縮ですが、一身上の都合により、〇〇月〇〇日をもちまして退職することになりました。

△△様にはこれまでいろいろとお力添えいただき、心より感謝しております。

本来であれば直接ご挨拶に伺うべきところですが、メールでの挨拶にて失礼いたします。

後任は同じ部署の●●が務めさせていただきます。

【後任者名】

【連絡先】

最後になりましたが、貴社のご発展と△△様のご健康、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 

 

退職を周りに言うタイミングはいつがベスト?目指すは円満退職!!のまとめ

まとめ

  • 退職を周りに言うタイミングは、退職予定日の2ヶ月前か遅くとも1ヶ月前がベスト
  • 退職を伝える順番は、直属の上司→信頼できる先輩や同僚→社内全体
  • スマートな退職の切り出し方の4つのポイント
  1. 上司のアポを取る
  2. 静かな場所を選ぶ
  3. 最初の一言は、お詫びの言葉と退職の意思をしっかり伝える
  4. 退職理由はネガティブな内容はNG
    ポジティブな内容で伝える
  • 退職願と退職届は必要に応じて提出する
  • 退職の挨拶の仕方は2種類
  1. 挨拶回り
  2. メール

退職を周りに言うタイミングについて解説しました。

退職の理由は、人によって様々です。

ポジティブな理由の方もいれば、ネガティブな理由の方もいると思います。

どんな理由で退職するにしても、できたら円満に退職したいですよね!

この記事が、勇気を出して退職を決めた方の円満退職の手助けになれたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。