誰しもバレンタインデーなどに手作りチョコを作ったことがあるのではないでしょうか?
私も小学生の頃からバレンタインデーは毎年チョコを配っていました。
しかし、好きな人に渡すときなんかはいつ話しかけようかと迷っているうちに渡せなかったりして、結局家で食べてしまったこともあります。
特に手作りの食べ物なんかはどのくらい日持ちするのかわからなくて時間が経ってしまうと人にあげるのは少し躊躇してしまいますよね。
でももし、手作りチョコの日持ちを大幅に伸ばせる魔法があるとしたら…?
実はその魔法、とっても簡単です。
冷凍すればいいんです!
え、チョコを冷凍?味が落ちちゃわない?って方もいらっしゃると思いますので、その冷凍方法についてお教えします。
手作りチョコの日持ちは冷凍すれば伸ばせる!その方法とは?
手作りチョコを冷凍?って思いますよね。
実は、そのまま冷凍してしまうと味は落ちてしまうんです。
ですが、ちゃんと正しい方法で冷凍すればなんと一ヶ月も保存することができるんですよ。
ただ、それは種類によります。
クッキーなどの焼き菓子はもちろんですが冷凍には向きません。
生チョコやトリュフでしたら冷凍をすることによって賞味期限を伸ばすことができます。
まずは、チョコができたら冷蔵します。その際ですが、ジップロックやタッパーでしっかりと密封し、空気を抜きます。
冷蔵の目安的には5〜6時間ほどです。チョコがちゃんと冷えて固まったら、冷凍庫に入れます。
いきなり冷凍してしまうとチョコの風味が悪くなってしまったりするので、少しめんどくさいかもしれませんが最初に冷蔵をするという一手間が大事です。
これで終わり!ではなく、解凍して食べるときも一手間が必要です。
冷凍するときもそうなのですが、チョコは急激な温度変化によって味が落ちてしまいます。
ですので、解凍するときも冷蔵庫に一度入れて、数時間経ってから常温に戻します。
そうすると、少しずつ温度を戻すことができるので味が落ちにくいです。
解凍してからはやはり消費期限は早いので早めにいただくことをおすすめします。
ちなみにですが、パウンドケーキやシフォンケーキも冷凍保存することが可能です。その際はラップをしてちゃんと密封させて保存しましょう。
シフォンケーキに関しては常温ですとあまり日持ちしないので、冷凍保存の方がいいです。
作った時の美味しい状態を保つためにも正しい保存方法で保存して、美味しいチョコを渡しましょう!
手作りチョコを日持ちさせるおすすめの保存方法とは?種類別にご紹介!
種類によって冷凍保存できるのはわかったけど、他のチョコはどうやって保存すればいいの?って思っている方もいらっしゃいますよね。
次は冷凍保存ができない手作りチョコの保存方法について種類別にご紹介します。
溶かして固めたシンプルなチョコの保存方法
市販の板チョコなどを買ってきて、溶かして固めたチョコは冷蔵保存で保存しておくことができます。
ちなみにですが、この型抜きチョコも冷凍保存することができ、冷凍保存の仕方は生チョコやトリュフと同じ冷凍の仕方で大丈夫です◎
常温保存でもいいのですが、バレンタインの時期などでも室内が暖かいと溶けやすくなってしまいますし、冷蔵や冷凍していた方が持ち歩く時間が少し長くても少しは溶けずに持ちます。
カップチョコの保存方法
カップチョコなどはシンプルな型抜きチョコと同じような保存方法が可能です。
ただ、上にフルーツやナッツなどをのせる場合は冷凍保存には適さないので注意が必要です。
ガトーショコラの保存方法
ガトーショコラは生クリームなどが入っているので、常温保存には向きません。
冷蔵保存がおすすめです。
ガトーショコラが焼けたときにすぐ入れるのではなく、しばらく冷ましてあら熱をとってから冷蔵庫に入れてください。
常温保温も可能ですが、その場合は保冷剤などを一緒に置いておいた方が日持ちするでしょう。
クッキーの保存方法
クッキーの保存方法は、常温保存で大丈夫です。
焼いたときにカビや雑菌が死滅して無菌状態に近い状態になるので、常温で保存しても傷みにくくなるのです。
ただ、水分などに弱いので乾燥剤などを一緒に置いておくのがおすすめです。
もし、乾燥剤がない場合はティーパックを一緒に入れてもいいでしょう。
乾燥剤の代わりになる上に、香りづけにもなります!
マフィンの保存方法
マフィンは常温保存が可能なチョコです。
袋や密閉容器に入れて、直射日光が当たらないように保存すれば大丈夫です。
夏場は冷蔵保存がおすすめで、その場合はラップなどに包んで冷蔵してください!
一応ですが冷凍保存することもでき、生地を凍らせて長期保存することができます。
その場合もラップなどに包んで冷凍するようにしてください。
パウンドケーキの保存方法
パウンドケーキは砂糖やバターをたっぷり使っているため、常温保存が可能です。
長持ちさせたい場合は冷凍保存も可能で、多めに作ってしまっても長期保存できるのがいいですね!
冷凍保存する場合は何個かにカットして分けることで、必要な分だけ解凍することができます。
一つ、注意することがあるのですが、冷蔵保存には向きません。
冷凍保存するとパウンドケーキに入っているバターが固まってしまうため、食感が悪くなってしまいます。
あと、ラップをしたとしても冷蔵庫の中は乾燥しやすく、せっかくのパウンドケーキのしっとり感が失われてしまいます。
パウンドケーキを保存する場合は常温か冷凍するのがおすすめですね。
手作りチョコはどれくらい日持ちする?種類別の賞味期限
保存方法がわかったら、次は賞味期限が気になりますよね。
次は種類別の賞味期限についてご紹介します。
生チョコやトリュフの日持ち期間
生チョコやトリュフの日持ち期間は冷蔵ですと1〜3日、冷凍保存なら1ヶ月ほど日持ちすることができます。
生クリームが入っているので傷みやすく、あまり冷蔵だとあまり日持ちがしないんですよね。
ですが、冷凍だと1ヶ月の持つのは嬉しいですよね!
シフォンケーキの日持ち時間
シフォンケーキの日持ち期間は、常温ですと24時間以内に食べなければなりません。季節によってはもっと早く食べ切らなければならない場合があります。
ですが、冷凍保存ですと最長1ヶ月保存することができます。
なので、その日のうちに食べ切る予定であれば常温保存、それ以上時間を置く予定であれば冷凍保存することをおすすめします。
溶かして固めたシンプルなチョコの日持ち期間
溶かして固めたシンプルなチョコの日持ち期間は冷凍保存だと4〜5日、冷凍保存ですと1ヶ月持ちます。
常温ですとこれだけ持つ!というのはないので、早めに食べることをお勧めします。
カップチョコの日持ち期間
カップチョコはシンプルなチョコと同じくらいなのですが、フルーツやナッツが入っていると日持ち時間が変わります。
フルーツやナッツが入ると水分があるので痛みやすくなったりするので、だいたい1〜2日くらいを目安に食べた方がいいです。
ガトーショコラの日持ち期間
ガトーショコラの日持ち期間は常温ですと1〜2日程度持ちます。
冷蔵保存の場合は2週間から1か月ほどもちます。
冷蔵でも日持ちするのが嬉しいですね。
クッキーの日持ち期間
クッキーの日持ち期間ですが、大体3日程度と言われています。
水分が含まれているチョコやフルーツなどが入っていると少し日持ち時間が短くなるので、何も入れていないクッキーですともう少し日持ちさせることができます。
マフィンの日持ち期間
マフィンの日持ち期間は常温ですと2〜3日、冷蔵保存だと3〜4日、冷凍なら2週間から1ヶ月ほど持ちます。
保存の仕方によって結構変わりますよね。
少量の場合は常温がいいのですが、夏場は劣化が早いため冷蔵保存の方が適しています。
たくさん作って保存したい場合は冷凍保存がいいですね。
パウンドケーキの日持ち期間
パウンドケーキの日持ち期間は、常温保存ですと1週間程度です。
冷蔵保存はおすすめはしないと言いましたが、バナナどの水分が入っているパウンドケーキですとラップをしてしっかり水分を逃さないように保存すれば3〜5日ほど日持ちすることができます。
冷凍保存なら2週間〜1ヶ月ほど持ちます。
常温でも結構日持ちするのでありがたいですね。
手作りチョコの日持ちは冷凍すれば伸ばせる⁉︎種類別の保存方法は?のまとめ
あまり日持ちするイメージがない生チョコやトリュフなども冷凍保存によって被持ち時間を大幅にアップできることがわかりました。
その冷凍方法は
- チョコができたらジップロックやタッパーなどで密封させ5〜6時間ほど冷蔵庫で冷やす
- チョコが冷えたら冷凍庫に入れる
- 解凍するときも一度冷蔵庫に入れてから常温に戻す
をご紹介しました。
正しい冷凍方法をすることで美味しいチョコのまま2週間から1ヶ月の長期保存をすることができるようになりますね。
冷凍保存以外の保存方法と日持ち期間については
- 溶かして固めたシンプルなチョコは冷蔵保存で1〜3日
- カップチョコは冷蔵保存で1〜3日
- ガトーショコラは常温で1〜2日、冷蔵で2週間から1ヶ月
- クッキーは常温で3日程度
- マフィンは常温で2〜3日、冷蔵で3〜4日
- パウンドケーキは常温で1週間程度
とご紹介させていただきました。
手作りチョコの種類によって持つ保存方法や日持ち時間が全然変わってきますので、自分の手作りチョコの種類によって正しく保存し、美味しいチョコを食べましょう!