ピアノを弾きながらコントを行う「まとばゆう」さん。さだまさしさんのお嬢さんである
佐田詠夢さんが司会をしていた「恋するクラシック」でコントを披露されていましたが、
今年も、TEPPENピアノ部門に登場されます。ピアノのご経歴もさることながら、実は作曲が専門です。どういうことなのか調べてみました。
まとばゆうさんのピアノのレベルは
TEPPENのピアノ部門に登場される方は、大半の方が小さい頃からピアノをたしなんでおられる方が多いのですが、まとばゆうさんの場合はどうなのでしょう。芸人さんというより、作曲家のご経歴といった感じです。
まとばゆうさんのピアノ歴、音楽との携わりについて
- 5歳の時にピアノを始める。
- 7歳で作曲を始める。
- 16歳で音楽大学を目指すために作曲に合わせて和声の勉強も本格的に始める。
5歳の時にピアノを始めるというのは、それなりにピアノを上達された方の中には、結構多いことなので、それほど驚かないのですが。
7歳の時に作曲を始める、というのは、特筆に値するでしょう。7歳で作曲を始めるなんてのは、モーツアルトぐらいなものです。
その後、高校は、神奈川県立横須賀大津高等学校を出られたのですが、大津高校は、普通高校なんですよね。よく、ここから、音楽関係の学校に進学されたなあとは思います。
その後、大学から先の進路は、
- 日本大学芸術学部音楽学科入学 作曲コース専攻
- 日本大学芸術学部大学院修士課程音楽芸術 作曲科卒業
- 一般社団法人 日本作曲家協議会会員
・・・なんで、芸人さんをやっているのか。。。完全に、作曲家さんの経歴では無いですか!
ちなみに、今回のTEPPEN「芸能界ピアノ頂上決戦」には、山口めろんさんも出場されています。
山口めろんさんも、日本大学芸術学部音楽学科のご卒業です。こちらは、ピアノコースの卒業です。
ピアノ専門の山口めろんさんが上位になるのか、作曲家のまとばゆうさんが上位になるのかも注目したいところです。
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まとばゆうさんの作曲家、ピアニストとしての経歴
芸人さんというより、むしろ、本業は作曲家なのではないかと思わせる、まとばゆうさんですが、作曲家としても各種の賞を受賞しているので、簡単にご紹介したいと思います。
- 2007年 第2回TIAA作曲家コンクールにて『2声ソプラノとピアノのためのハート型の思い出~寺山修司少女詩集より~』で入選
- 2016年、第20回TIAA作曲家コンクールにて『咲き匂うふで〜フルートのための〜』で審査員賞(一位なし)
- 2016年『Zimmer〜フルート、クラリネット、チェロのための〜』で入選
- 2017年 東京ピアノコンクールにて審査員特別賞(アマチュア部門。ラヴェル:ソナチネ全楽章)
作曲家として、各種賞を受賞するだけでなく、ピアノでもコンクールで賞を受賞されているようです。本当に、なんで芸人さんになったのか、謎は深まるばかりです。
TIAA作曲家コンクールとは
まとばゆうさんが入賞された、TIAA作曲家コンクールとはどういったコンクールなのでしょう。簡単に調べてみました。
TIAAって何?
団体名称:一般社団法人 東京国際芸術協会
英文名称:Tokyo International Association of Artists
この英文名称の頭文字をとって、TIAAと呼ばれています。
目的:クラシック音楽における芸術文化の普及、及び演奏技術の向上を目的とし、
音楽に関する資料の収集と保存、研究発表、演奏会、公開講座などを通して社会
的、文化的活動に寄与することを目的とする。主な事業活動
当協会は、広く一般市民、特に音楽に関わる方々に対して、音楽芸術の普及、啓発及び音楽芸術に関する教育、研修、国内外の音楽家、音楽教育家等との交流、支援に関する事業を行い、芸術、文化の振興と国際交流の推進を目的とするとともに、その目的に資するため、次の事業を行なっています。
出典:一般社団法人 東京国際芸術協会
一言でいうと、大変真面目な文化団体です。そういった団体が開催しているコンクールに入賞しているということになります。
東京ピアノコンクールについて
東京ピアコンとも呼ばれていて、
- 沿革・開催年 History, Years held
- 第1回:2010年(平成22年)より毎年一回開催
- 第11回:2020年(令和2年)
- 趣旨 Mission 東京からピアノ音楽文化の振興と普及に寄与し、幅広い年齢層から優れた才能の発掘と育成を図ることを目的とする
もう、かれこれ、10年以上継続しているコンクールです。
作曲だけでなく、ピアノでもコンクールで入賞してしまうのですから、芸風である即興演奏も、ご本人からしたら、お手のものかも知れません。
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まとばゆうさん、何故芸人をやっている?
これだけの、作曲家、ピアノ奏者としてのキャリアを持っているのに、何故、芸人をやっているのか。それには、面白いエピソードがあります。
やはり、最初は、音楽に携わる仕事をされたかったようで、多くのレコード会社や、音楽事務所といったところに、デモテープを送ったようです。
残念ながら、音楽関係の事務所からはなんの反応もなかったそうです。
その後、ジャンルを選ばずに、オーディション雑誌に乗っていた事務所に50音順、つまり「あ」から順場にデモテープを送ったところ、
アミー・パークという事務所の目に止まり、芸人枠として採用が決まったそうです。
就職活動、本当に大変だったんでしょうね。
2011年にアミー・パークに所属して、ピアノ芸人としてデビュー。これと同時に芸名を、本名の的場優から、「まとばゆう」とされたそうです。
現在、ピアノ演奏曲のレパートリーは1000曲を超えると言われています。
大変なものです。
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まとばゆうさんのピアノのレベルについてのまとめ
あまり、知られていませんが、作曲家兼ピアニストが、たまたま芸人をやっている、そんな凄みをもったご経歴でした。
今回のTEPPEN芸能界ピアノ頂上決戦でも、その実力がいかんなく発揮されるのは、まあ、間違いないでしょう。
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