横浜DeNAからポスティング制度でアメリカ移籍を目指す、筒香嘉智外野手(28)が
12月13日(日本時間14日未明)アメリカ大リーグのアメリカンリーグ東地区の
タンパベイ・レイズと合意したことがわかった。
背番号は、横浜DeNAでも代名詞となっている25番が提示されている。
アメリカの各メディアによると、2年契約で総額13億円前後の契約となる見込み。
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筒香レイズでも背番号25に決定 契約の背景は?
レイズの本拠地タンパはフロリダ州にあり、現在ロサンゼルス近郊でトレーニングをしている
筒香選手は、近日中に本拠地のタンパに向かい、メディカルチェックを受けた上で、
球団から正式に発表される予定となっている。
レイズは、昨年、ワイルドカードでプレーオフに進出しており、今オフ、得点力を兼ね備えた
外野手の補強を最優先課題に挙げて調査を進めてきています。
昨年、ホームラン33本の右打者ハンター・レンフローをパドレスとの交換トレードで獲得したとは
言え、打率が2割1分6厘と安定感が不足していることは否めず。三塁手のジョーイ・ウェンドルも
伸び悩んでいるところがあり、レフト、サード、DHとして活躍が期待できる筒香選手は、
まさに、獲得にうってつけの選手であったと言えそうです。
筒香レイズでも背番号25 レイズ首脳陣からの評価は?
レイズの監督は2015年から、ケビン・キャッシュ監督が務めているが、筒香選手への評価は
総じて高いと言えます。
日本での実績だけでなく、筒香のメジャー流へ対応するための姿勢に感銘を受けたという。持ち前のパワーに加え、安定したコンタクト能力を持ち、さらに広角に打てる技術などを高く評価。三塁の守備練習にも積極的に取り組む姿勢、野球への情熱など、その人柄も魅力だった。
出典:日刊スポーツ
レイズのケビン・キャッシュ監督は、斬新なアイデアを採用されることでも知られ、
結構奇抜な策を利用した、DeNAのアレックス・ラミレス監督とよく似たところがあるかも
しれません。ケビン・キャッシュ監督は「オープナー」の先駆者としてもよく知られています。
細かいデータを基に、対戦相手によって筒香のポジションを動かす方針を伝えていると言われ、
筒香選手は、レフト、三塁手、DHとほぼ毎試合での出場が見込まれています。
筒香レイズでも背番号25 あらためて筒香選手のプロフィール
筒香 嘉智(つつごう・よしとも)
生年月日:1991年11月26日生まれ
出身:和歌山県橋本市
野球との関わり:小学2年から「和歌山ニューメッツ」で野球を始めている。
隅田中時代は「堺ビッグボーイズ」でプレー。3年春の大会で全国8強入り。
6歳の時、98年夏の甲子園で松坂(現西武)の活躍を見て、横浜高への進学を決意したと
言われる。
2009年ドラフト1位で横浜(現DeNA)に入団。
日本通算968試合に出場し、205本塁打613打点、2割8分5厘。
2016年に本塁打と打点の2冠。2015~17年にベストナイン3回。
185センチ、97キロ。右投左打。19年年俸4億円。
奥様:姉さん女房のようです。一般人の方らしくあまり細かい情報はありません。
筒香レイズでも背番号25 レイズで活躍してきた日本人選手
レイズでは過去に野茂英雄、森慎二、岩村明憲、松井秀喜といった選手が活躍しています。
入団した時期によって、全員が必ずしも目覚ましい、活躍ができたかというと、そうでもないのが
ちょっと残念です。
各選手のレイズでの実績について
野茂英雄選手 2005年にプレーし、同年6月15日には日米通算200勝を成し遂げています。レイズでは19試合に登板し、5勝8敗・防御率7.24と低迷したため、シーズン途中に戦力外通告を受け、後に解雇された。
森慎二選手 2005年オフに2年契約締結。右肩の故障により残念ながらメジャーデビューが叶わず、2006年オフに解雇ています。
岩村明憲選手 2007年に加入。主に1番打者として2008年のワールドシリーズ進出に貢献した。
日本の皆さんには、レイズで一番活躍した選手として知られていますよね。
松井秀喜選手 2012年のシーズン途中にマイナー契約を結び、メジャー昇格はしたものの、3ヶ月で
戦力外となっています。あの松井選手も、いつでもスーパースターの活躍をしていたというわけでは
ないのです。年齢とか、シーズンの調子とかいろいろあるわけで。。。
筒香レイズでも背番号25についてのまとめ
ともかく、筒香選手の移籍先がはっきりしてよかったです。
いち横浜DeNAベイスターズファンとしては、もう、来年は横浜の空高く~♪と唱えないのは、
寂しい限りですが、レイズの正式球団名は「タンパベイ・レイズ」。
ベイスターズつながりで、来季は、タンパの空高くホームランをかっ飛ばして欲しいものです。