ウニって好きな方はとても好きですが、苦手な方はかなり苦手と好みが極端に分かれますよね。
実は私はウニが苦手なんです。理由はあのウニ独特の臭みがどうしても厳しいんです。
しかし一度臭みのないウニを食べて絶品と感じ、ウニにもおいしいものがあることを知りました。
私以外にもウニが苦手と思っている方に、絶品なウニがあることを知ってほしい!
そこでウニの苦手な方のために、ウニを美味しく食べる方法を調査しました。
ウニ好きな人と美味しく食卓を共にしたい、ウニの苦手な方必見です!!
また、なぜウニは臭みがあるのか、どんな臭みなのかも併せてご紹介します♪
ウニの臭みを抜く方法!簡単2種類をご紹介
まずは、ウニの臭みを抜く方法を2種類に分けて、お伝えいたします!
<その1>
【用意するもの】
- 濃度約3%の塩水(海水と同じ濃度)
- ウニ
【手順】
1.濃度約3%の塩水を作る。
2.ウニを塩水に入れ、10分漬ける。
3.ザルに2を入れ、水気を切る。
完成です!!
生で食べても美味しいですし、少し塩気が残るのでパスタなどに活用しても美味しいですよ♪
<その2>
【用意するもの】
- ザル
- 濃い目の塩水
- ウニ
【手順】
1.濃い目の塩水を用意する。
2.ウニをザルに載せる。
3.ザルに載せたまま、ウニを濃い目の塩水で軽く振るように水洗いする。
完成です!!
2種類の方法をご紹介したのは、ウニの臭みが2種類あるからです。
次の章では、臭みについてご説明しますね!
ウニの臭みはどんな臭み?独特の薬品臭さと磯臭さ
ウニが苦手な方は基本的に、ウニ独特の臭みが苦手という場合が多いと思います。
大きく分けて、ウニの臭みには2種類あります。
薬品臭
独特の薬品のような臭みです。
このタイプの臭みのあるウニは、スーパーなどで買ったウニに多いと思います。
こちらはウニの臭みを抜く方法の<その1>の方法で洗うと、臭みがとれます。
磯臭さ
この磯臭い感じがしてウニが苦手な人も多いと思います。他の魚が苦手な人にも通じると思います。
ウニに関しては、磯臭さだけでなく薬品臭も合わさってしまい、より苦手に感じる方も多いそうです。
こちらはウニの臭みを抜く方法の<その2>の方法で洗うと、臭みがとれます。
みなさんはどちらのタイプの臭みが苦手でしょうか。私は薬品臭さがどうしても苦手でした…。
では次に、この臭みの原因を説明します!
ウニの臭みは何が原因?ミョウバンと塩水!?
実は新鮮なウニは臭みがありません。むしろ甘く、口の中でとろける美味しさです!
では新鮮なウニと、臭みのあるウニの違いは何でしょうか。
実は臭みの原因は「ミョウバン」です。
ウニを輸送する際、ミョウバンを溶かした海水にウニを入れて運びます。
ではなぜ普通の海水ではなく、ミョウバンを溶かした海水で輸送するのでしょうか。
ウニって実は、水揚げ後すぐに傷み始めてしまう程デリケートなんです。
なんと数分単位で傷み出す、衝撃の繊細さです。こんなに繊細だと、スーパーや飲食店まで輸送することはできません。
そこで、輸送する間に鮮度が落ちないようにしなければいけません。
ミョウバンは硫酸アルミニウムカリウムといい、サツマイモや栗のアク抜き、食材の色を鮮やかに保ったり、汚れ落としなどに使えるアイテムです。
様々な使用用途があり、便利ですね。
しかし便利な一方で、ウニの風味を邪魔してしまう臭みの原因でもあったのです。
まさかウニを新鮮さを保つためのアイテムであるミョウバンが、ウニの臭みの原因になってしまっていたなんてビックリですよね。
そしてもう一つ、磯臭さにも原因があります。実はウニには、ミョウバンを使用しない「塩水ウニ」というものがあります。
これはミョウバンの代わりに、海水につけておくことで鮮度を保って売られているウニのことをいいます。
塩水ウニはミョウバンを使用しないため薬品臭さはありませんが、代わりに磯臭さが強く残ってしまうそうです。
また塩水ウニは、長い間鮮度をキープしたり、綺麗な形のままキープするのが難しい方法を取っています。
そのため、海鮮市場から近いところでしか入手できないです。
みなさんがよく苦手と思うウニは、スーパーや回転寿司のものが多いと思います。
そのため、ウニが苦手なみなさんの多くはミョウバンの薬品臭さが苦手な人が多いです。
スーパーで簡単に手に入るウニをおいしく食べるには、最初にご紹介した塩水につけて臭みを取る方法がおすすめです♪
ウニの臭みの原因であるミョウバンを抜く方法!ウニ嫌い必見!のまとめ
ここまで、ウニの臭みの抜き方や、原因について調査してきました。
実はウニが苦手な方は、新鮮なウニを食べたらウニの良さに気づくかもしれませんね♪
- 塩水に漬けること、もしくは塩水で洗うことでウニの臭みを取ることができる。
- ウニの臭みは、薬品臭さと磯臭さの2種類ある。
- ウニの臭みの原因は、ミョウバンである。
新鮮なウニを食べに行くにはちょっと億劫な方は、ぜひ今回ご紹介した方法でスーパーのウニの臭みをとってみてくださいね!
ウニの知らなかったおいしさに、触れることができるかもしれませんよ♪