毎日着ている制服やスーツのワイシャツって、気が付くと襟の黄ばみがすごいことになってる!ということありませんか?
毎日きちんと洗濯していても、なかなかワイシャツの襟の黄ばみって落ちないですよね。
また、時間がたってしまうとますます落ちづらくなってしまい、どうしたらいいかわからないという方も多いと思います。
できればクリーニングに出さずに、時間がたった黄ばみもおうちできれいにすっきり落としたいですよね。
今回は時間がたってしまったワイシャツの襟の黄ばみの落とし方をご紹介していきたいと思います。
Contents
ワイシャツの襟の時間のたった黄ばみを落とす方法
では早速、時間のたった頑固な黄ばみ汚れを落とす方法をご紹介します。
セスキ炭酸ソーダを使って洗う
セスキ炭酸ソーダとはセスキ炭酸ナトリウムという無機化合物で、ドラックストアだけでなく百円ショップなどでも売っています。
人体や環境にやさしいことでも知られています。
水に溶けやすいアルカリ性で、いろいろなところの掃除にも使うことができるので、買っておくととても役立ちますよ。
使い方
- 500mlの水に小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを入れて水溶液を作る。
- スプレーに入れて、襟に吹き付ける。
- 20分ほど放置し、軽くもみ洗いをする。
- 洗濯機に入れて、普通に洗う
重曹+クエン酸で洗う
アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸の中和作用を利用するという方法もあります。
二つを混ぜると泡が発生し、それが汚れに入り込み浮き上がらせるという効果が期待できます。
使い方
- 水250mlに対し小さじ1杯の重曹を混ぜた水溶液を作り、襟に塗り込む。
- 100mlの水に小さじ1杯のクエン酸を混ぜて、スプレー水を作る
- 重曹を塗った襟の部分にクエン酸のスプレー水を吹き付ける
- 中和作用で泡が発生するので、軽くもみ洗いをしてすすぐ
- 洗濯機に入れて、普通に洗う
酸素系漂白剤+重曹で洗う
ここまでご紹介した方法でもどうしても黄ばみが落ちなかった場合は、酸素系漂白剤と重曹を使うという方法もあります。
引用:楽天市場
しかし、この方法は色柄ものは色落ちをしてしまうことがあるため、必ず白のワイシャツで洗濯表示を確認してから試してください。
使い方
- ぬるま湯に酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で混ぜて、ペーストを作る
- ペーストを襟の汚れの気になる部分に塗る
- アイロンのスチームまたはドライヤーをあてる
- ぬるま湯ですすで、洗濯機に入れて洗う
最終手段は?魔法の水!?
何をしてもダメだというときは、シミ抜きの神様と呼ばれている横倉靖幸氏が考案した魔法の水を試してみてはいかがでしょうか。
魔法の水の作り方
- 重曹と酸素系漂白剤を入れて混ぜる。
- 食器用洗剤を入れて軽く混ぜる
使い方
- ワイシャツの襟の下にいらないタオルを置く
- 魔法の水を歯ブラシで叩き込んでいく
- ある程度汚れが落ちてきたら、アイロンのスチームをあてる
これで頑固な黄ばみもしっかり落ちたはずです。しかし、何故ワイシャツの襟には黄ばみが付きやすいのでしょうか?
ワイシャツの襟の黄ばみの原因って?
衣服の黄ばみは、皮脂汚れが蓄積しそれが時間の経過とともに酸化することで起こります。
特にワイシャツの襟は、首や肩の皮膚とこすれて皮脂がワイシャツの繊維の奥まで染み込んでしまいます。
特に夏の暑い時期などは、汗や紫外線などの影響で黄ばみが起きやすい時期です。
毎日しっかり洗濯をしていても、気づくと襟が黄ばんでいた!ということもありますよね。
ワイシャツの襟の黄ばみって時間がたつと落ちにくいのはなぜ?
ワイシャツの襟の黄ばみは時間がたてばたつほど落ちにくくなってしまいます。
それは、皮脂に含まれる油分が固まり、衣服に付着してしまうからです。
普段の洗濯では水を使うことが多いですが、常温だと固まった油分が溶けにくいため蓄積してしまいます。
また、黄ばみがひどくなると黒ずんできてしまうこともあります。
頑固な汚れになる前に、ご家庭でできる方法をいくつかご紹介したいと思います。
ワイシャツの襟の黄ばみ 簡単に落とす方法
毎日洗濯していてもついてしまったワイシャツの襟の黄ばみを落とすには、どのような方法が有効なのでしょうか。
こちらでは、簡単に家にあるものでできる方法をご紹介します。
固形石鹸で部分洗いをする
ワイシャツの襟を部分洗いする場合は、洗濯用の固形石鹸がオススメです。
ドラッグストアに行くといくつか種類が売っていますが、私のオススメはウタマロ石鹸です。
引用:Amazon
どの固形石鹸は弱アルカリ性なので皮脂汚れを落とすのに有効なのですが、ウタマロ石鹸には蛍光増白剤が入っているので黄色味を落とす効果があるのです。
使い方
- 固形石鹸を襟にこすりつけ、石鹸の色が消えるまでこすり洗いをする
- 洗濯機にそのまま入れる
- 洗濯洗剤を入れて普通に洗う
蛍光増白剤は淡い色に使うと白っぽくなってしまうので、注意してくださいね。
食器用洗剤を使って洗う
ワイシャツの襟の黄ばみは皮脂=油汚れなので、食器用洗剤を使うのも有効的です。
引用:Amazon
使い方
- 洗面器にぬるま湯を入れ、襟を浸す
- 使い古しの歯ブラシなどを使い、汚れの気になるところに食器用洗剤をしっかりと塗り込む。
- 汚れが落ちたらすすいで、洗濯機に入れて洗う。
ワイシャツの襟の黄ばみ 予防するには?
ここまで、落とす方法について紹介してきました。
しかし、このような手間を省くためにも、ワイシャツの襟の黄ばみを予防できれば、それに越したことはないですよね。
黄ばみの予防は日々の洗濯で少し工夫を!
ワイシャツの襟の黄ばみの原因は、皮脂汚れが溜まり酸化したものです。
ですので、毎日こまめに洗濯をするのが一番です。
洗濯には、洗浄力の強い弱アルカリ性の粉末洗剤を使うのがオススメです。
また、汚れが気になり始めたら、ぬるま湯で余洗いしたり、洗剤を直接襟に塗ってから洗濯機に入れてあるといいでしょう。
黄ばみ予防のアイテムを使ってみよう
ベビーパウダー
本来は赤ちゃんの肌を守るために使うものですが、ワイシャツの襟の黄ばみ予防にも効果的なんです。
ベビーパウダーには汗や油を吸収する性質があるので、洗った後のワイシャツの襟につけておくと皮脂汚れを防いでくれます。
衣類用スプレーのり
引用:ココカラファイン
衣類にハリを出すために使うスプレーのりは耐熱性ポリマーやシリコンからできています。吹き付けておくと汚れの付着も抑えられます。
形態安定シャツの場合、糊剤は機能性を失う場合があるので、注意して使ってください。
襟用テープ
ワイシャツの襟に貼る汚れ防止用のテープが売っています。無色透明で目立ちにくく、必要な分だけ切って使えます。
しかし、肌の弱い人は首と襟がこすれて肌荒れの原因となってしまうことがあるので、気を付けながら使用してください。
ワイシャツの襟のひどい黄ばみは時間がたったものでも落とせる? のまとめ
今回はワイシャツの襟の黄ばみについて以下の点についてご紹介しました。
- 頑固な汚れには、セスキ炭酸ソーダ、重曹+クエン酸、酸素系漂白剤+重曹
- 最終手段は、魔法の水
- 黄ばみの原因は皮脂汚れの蓄積が酸化したもの
- 黄ばみを簡単に落とすには、固形石鹸、食器用洗剤が有効
- ワイシャツの襟の黄ばみの予防には、ベビーパウダー、アイロンのり、テープがよい
いかがでしたか?皆さんを悩ませるワイシャツの襟の黄ばみですが、時間がたった頑固なものも、おうちで落とせたらいいですよね。
節約のためにも、クリーニングに出す前にぜひご紹介した方法を試してみてくださいね。
真っ白なワイシャツで清潔感ある装いで毎日を過ごせたら気持ちいいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。