よもぎは、昔から漢方として用いられてきた和製ハーブです。
この記事では、よもぎを摂りすぎた時の副作用や注意点などについて、くわしく解説していきます。
毎日の生活によもぎを取り入れたい方は、ぜひ最後までお読みください。
よもぎ茶のデメリットは?副作用3選!
よもぎは食べる・飲む・浴びる・塗る・浸すなど、さまざまな使い方ができます。
よもぎを一般的に取り入れられている方法は、お茶として飲む方法です。
よもぎ茶には、食物繊維が多くデトックス効果が非常に高いため、摂りすぎることで腹痛・下痢・便秘などの症状を引き起こすことがあります。
ここでは、よもぎ茶として摂りすぎたときの副作用を解説します。
よもぎ茶を飲んで、少しでも体調がすぐれないと感じたときは、飲むことを控えてしばらく様子を見ましょう。
よもぎ茶の副作用①腹痛
よもぎには非常に食物繊維が多く含まれており、ほうれん草の3倍から10倍もあると言われています。
なので、1日に多量に摂取すると消化不良を起こす可能性があります。
よもぎ茶を飲みすぎた場合
- 消化不良をおこしやすくなる
- おなかが張って痛くなる
- 嘔吐などの症状がでる
また、よもぎ茶として飲む場合は、茶葉で飲むより粉末の方が食物繊維を多く含んでいます。
粉末で飲むときは、飲みすぎないように注意が必要ですね
いつもより、よもぎ茶を飲みすぎた時や体調がすぐれないときは、一旦よもぎ茶を控えなければいけません。
また、体調がよくなったとしても、様子を見ながらよもぎ茶を飲むようにしましょう。
よもぎ茶の副作用②下痢
よもぎ茶に多く含まれる食物繊維は、多量に摂取すると便が緩くなることがあります。
食物繊維の種類
- 水に溶けやすい水溶性食物繊維
- 水に溶けにくい不溶性食物繊維
水溶性食物繊維は体内で水に溶けることでゲル状になり、水分を多くふくみ便をやわらかくするはたらきがあります。
このように水溶性食物繊維は適度な量であれば便を排泄しやすくなり、体内の不要なものを排出するデトックス効果が発揮されます。
しかし、水溶性食物繊維を摂り過ぎると便の水分量が過剰に多くなり、下痢症状になってしまうのです。
よもぎ茶はいくらノンカフェインで体に良いといっても、飲み過ぎないように気を付けなければいけませんね
よもぎ茶の副作用③便秘
先ほど、水溶性食物繊維は摂りすぎると下痢症状になりやすいと説明しました。
反対に不溶性食物繊維を摂りすぎると、便秘を引きおこします。
不溶性食物繊維は、便の量をかさ増しして大腸を刺激し、動きを活発にすることで排便を促すはたらきがあります。
しかし、食物繊維を摂りすぎて便の量が多くなると、腸内で硬くなり排泄されにくくなってしまいます。
このように、食物繊維の多い食べ物を摂りすぎると、ガスが溜まったりおなかが張ったりしてしまうことがあります。
水に溶けない不溶性食物繊維をとりすぎると便秘になりやすくなります
よもぎ茶のデメリットは?注意点3選
よもぎは、アレルギーのある人、妊娠している人は摂取するときに注意しなければいけません。
また、よもぎの葉によく似た植物があり、自分で採取するときは、危険な植物でないか違いを知っておく必要があります。
特に、毒のある植物だと少量でも食べると命が危険です。
ここでは、よもぎを摂取するときの注意点を分かりやすく解説していきます。
よもぎ茶の注意点①アレルギー
よもぎはキク科の植物であるため、キク科アレルギーの方、幼児やてんかん体質の方は摂取しないようにしましょう。
体質によっては、よもぎ花粉症と呼ばれるアレルギー反応が出ることがあります。
花粉だけでなく、食用として摂取する場合にもアレルギー反応が出る可能性があるので注意してください。
キク科アレルギーかどうか分からない方は、少量から飲み、体調に変化がないか試すことや、病院で検査をしてみることをおすすめします。
乳幼児には麦茶をあげる時期を目安に、初めは通常の2倍程度に薄めたものから始めるとよいでしょう
よもぎ茶の注意点②妊娠
妊娠中の方はヨモギを食べる量にご注意ください。
よもぎ茶には胎児の成長に役立つ葉酸や、ビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれているため、妊娠初期から妊娠後期にもおすすめのお茶です。
しかし、よもぎに含まれる「ツヨン」という成分には子宮を収縮させる作用があります。
ツヨンは微量な栄養素なので日常生活で食べる程度であれば問題はありませんが、過剰に摂取すると流産・早産につながる恐れがあるとされています。
妊娠中の人は、よもぎ茶を飲んで体調が悪くなった時は、必ず医師の診察を受けてください
よもぎ茶の注意点③毒性
引用 厚生労働省公式サイト
よもぎの葉はトリカブトやムラサキケマンといった毒を持つ植物と似ているため、間違えて食べて中毒を起こすという事例が毎年報告されています。
また、ブタクサの葉にも似ているので注意が必要です。
ここでは、毒性のあるトリカブト、ムラサキケマン、アレルギーの出るブタクサの葉との見分け方を解説します。
自然と触れ合う事が多くなるこれからの季節、知識として頭の中にいれておきましょう
よもぎ茶の注意点!毒性のある植物トリカブト
春先のトリカブトは、ヨモギやセリなど食べられる野草にとても似ているため、自分で採取するときには注意が必要です。
誤ってトリカブトを口にして命を落とした人もいます。
摂取した毒の量により即効性がある場合もあり、充分な知識をつけましょう。
分からない場合には、なるべく植物に手を出さず危険を回避する事も重要です。
綺麗な花をつけるが毒性の強いトリカブトの致死量や生息地、症状をご紹介します
トリカブトの致死量
- トリカブトは、特に根の部分の毒性が強いとされている
- 全体に毒があり、葉の部分でも1gで致死量に至る
- 時期や場所、また種類により毒の強さが異なりますが、いずれも口にすることはたいへん危険
トリカブトを食べた時の症状
- 食後10~20分後くらいにしびれの症状がでる
- 最初は口元だけですが、徐々に手足に広がっていく
- しびれから嘔吐や腹痛がおきたりなど症状が悪化する
- 摂取した毒の量により即効性がある場合もあり、死に至ることもある
トリカブトの毒には有効な解毒剤がないため、このような状態になる前にすぐに病院で治療や下剤を飲み毒を外に出す必要があります。
また、水や牛乳を大量に飲んで毒の吸収を遅らせることもできます
トリカブトの葉の見分け方
- よもぎは葉の裏が白く特有の良い香りがする
- トリカブトは葉の裏が白くなく葉に光沢があり香りがない
トリカブトの生息地
- トリカブトは種類によって北海道に生息するもの、本州に生息するものなど様々な種類がある
- 山によく生えている多年草で、木のかげや、高地の草原、沢などの湿気の多い場所に生えやすい
トリカブトの花の色
- トリカブトの花は8月から10月にかけて咲く
- 紫が一般的ですが、種類によっては黄色や白色もある
- 茎も様々で、直立、斜め、つる状のものがある
もぎとトリカブトの葉は、似ていますが食べると大変なことになりますね
よもぎ茶の注意点!毒性のある植物ムラサキケマン
ムラサキケマンは、ケシ科キケマン属の有毒植物です。
セリ科のニンジンの葉と似ているため、間違えて食べないよう注意が必要です。
ムラサキケマンの有毒性
- 全株有毒ですが,有毒成分のプロトピンを含んでおり毒性は強くない
- 多くの量を食べると吐き気,下痢、体温低下、呼吸困難を起こす
- 最悪の場合は呼吸麻痺や心臓麻痺などにより、死に至る場合もあります
ムラサキケマンの特徴
- 高さ20〜50cm程度
- 全体がやわらかく、葉は羽のように細かく裂けて切れ込みがある
- 葉茎は瑞々しいグリーンで細く華奢な感じ
- ムラサキケマンは、葉や茎を折るなど傷をつけると独特の嫌なニオイがすることから判別できる
ムラサキケマンの生息地
- 日本各地に生息し、やや湿ったところに生える
ムラサキケマンの花の特徴
- 春から初夏に花びらの先が紫色をしたラッパ状の小さな花を咲かせる越年草
- 花は紅紫色で長さ1.2〜1.8cmで、茎の上部にびっしりと総状につく
- まれに花が白い花もある
ムラサキケマンの葉は決して、口には入れないように気を付けましょう
よもぎ茶の注意点!アレルギーをおこす植物ブタクサ
ブタクサは秋のアレルギーの代表です。アレルギーのある人は、間違えて食べないように注意が必要です。
ブタクサの特徴
- 草丈は1~2メートルで、夏から秋にかけて穂状の黄色の花がたくさん咲く
- 葉は長さ6~12cmの三角状卵形で、羽状に二重に深く切れ込み、伏した毛がはえる
ブタクサの生息地
- ブタクサは、日ごろ歩いている道の端っこや河川敷、公園などでいたるところに見られるキク科の植物
よもぎ茶のデメリットは?適応量
成人は1日に【24g以上】の食物繊維を摂ることが理想的とされています。
いくら食物繊維が体に良いと言っても、摂りすぎると腹痛や下痢、便秘などの症状が出ます。
食べ過ぎの基準となる数値は設定されていないため、また個人差もあるため体調を見ながら取り入れることが大事です。
よもぎ茶の適応量①摂りすぎ注意!1日の摂取量
よもぎ茶として、よもぎ粉末で取り入れる量は1日【約5g】までを目安にしましょう。
よもぎ粉末は、お茶以外にも豊富な活用方法がたくさんあります。
豆乳に混ぜたり、よもぎもちやお団子に使用したり、クッキーやケーキなどの焼き菓子やパンに混ぜたり、ソースに加えたり、工夫次第でさまざまなアレンジが楽しめますね。
その時も、1日【5g程度】の摂取量となるように気を付けましょう
よもぎ茶の適応量②飲みすぎ注意!1日の摂取量
よもぎ茶は1日【2L】まで!
よもぎ茶は食物繊維を多く含むため、飲み過ぎると身体に負担になり下痢を起こすことがあります。
よもぎを煮出して飲む場合は、1日【2リットル】程度に飲むようにしましょう。
妊婦の方も、よもぎ茶の摂取量に注意が必要です。
なぜなら、よもぎに含まれる「ツヨン」という成分に、子宮を収縮する作用があり、流産・早産につながる恐れがあると言われているからです。
一度に過剰摂取することは避け、目安として一日合計2リットル程度を限度にしましょう。
より効果を求める方は一度に多く飲むよりも、日々継続的に飲むと効果が得られます
よもぎ茶の適応量③食物繊維の摂りすぎ!1日の摂取量
成人ひとり当たり、1日に17〜21g以上の食物繊維を摂ることが推奨されています。
食物繊維には2種類があり、水溶性食物繊維は水に溶け、不溶性食物繊維は水に溶けない特徴があります。
水溶性食物繊維を多く含む食べ物
- りんご
- わかめ
- 昆布
- こんにゃく
不溶性食物繊維を多く含む食べ物
- サツマイモ
- お米や玄米
- きのこ類
- 豆類
- ごぼう
食物繊維を摂ることで、便を出しやすくするメリットがある反面、摂りすぎにより下痢や便秘の症状もでます。
摂りすぎる量は個人差があるので、体調を見ながら、取り入れましょう
よもぎ茶のデメリットは?効能7選
よもぎはハーブの女王と呼ばれるほど、女性にとってうれしい効能がたくさんあります。
また、よもぎ茶はノンカフェインで、さらに胎児の成長に必要なビタミン、ミネラル、鉄分といった豊富な栄養が多く含まれていることから、量に気をつければ妊婦にオススメのお茶とも言われています。
アンチエイジングや美肌効果、ダイエット、貧血や更年期障害の改善、体内の血行を良くするなどの効果が期待されています。
よもぎ茶の効能①成人病予防
よもぎの緑色はクロロフィルという葉緑素の成分で、光合成を行う生物が持っている天然の色素です。
このクロロフィルは血液中のヘモグロビンを増やして、血液を作るはたらきがあります。
血液が体内を循環することで余分な悪玉コレステロールロールを吸着して体外に排出するはたらきがあります。
クロロフィルは、血液中のコレステロールの値を下げ、血液をきれいにする効果が期待できます。
よもぎに含まれるカリウムは塩分を多く摂取してしまった場合に、体外への排出を促してくれます。
体内の塩分調整をして、血圧を下げるはたらきがあります
よもぎ茶の効能②美容効果
よもぎに含まれるβカロテンは、髪や皮膚の健康を保つ効果があり白髪予防にも効果があります。
また抗酸化作用があるため、皮膚の新陳代謝を活発にする作用もあり、脂肪の分解や燃焼が促進されることからも、ダイエットを促進してくれる効果も期待ができます。
体内の老廃物や脂肪を体外に排出し、血行が良くなるのでダイエット効果や美容効果が高いといわれます。
クロロフィルという葉緑素には、殺菌・抗菌・消炎作用があるため、ニキビやあせもなどの肌荒れや炎症を抑えるはたらきがあります。
よもぎにはビタミンAとビタミンCなど、多くのビタミン類が含まれています。
ビタミンはクロロフィルと一緒に摂ることで相乗効果が増し新陳代謝がより高まります。
肌のくすみや黒ずみの解消を助け、シミの予防、美白効果、皮膚トラブルへの効果も期待できます。
よもぎには体を温める効果があり、昔から漢方薬として用いられてきました。
体の表面だけではなく芯から温まるので、冷え性の改善、肩こりによる頭痛の改善効果などが期待できます。
血行促進効果や発汗作用により、女性ホルモンのバランスを整え、美肌やアンチエイジング効果があります
よもぎ茶の効能③デトックス効果
よもぎには利尿作用があり、体の中に蓄積した老廃物を体外に排出するはたらきがあります。
体内の余分な水分が排出されるため、むくみの改善にも期待できるでしょう。
カラダを温め、血行が良くなることでエネルギーの消費が高くなることや、独特な香りが食欲を抑えてくれるため、ダイエットにも効果があります。
また、よもぎは不溶性の食物繊維を多く含む植物です。
食物繊維は、腸内で体に不要になった老廃物を吸着し、体外へと排出してくれるので腸内の環境を良い状態に保ってくれます。
食物繊維が便のお通じをよくする効果があるため、便秘の解消にもつながります
よもぎ茶の効能④女性特有の病気に効果
血液を造り出すためには、多くのビタミンが必要です。
よもぎには、造血作用や止血作用に必要な多くのビタミン類が含まれているため、昔から世界中で出産時の止血の漢方薬として使用されていました。
よもぎにはビタミンKと葉酸が多く含まれています。
ビタミンKは納豆などにもに多く含まれているビタミンの一つで、血液凝固だけでなく造血のはたらきもあり血液をサラサラにし、血液をきれいに保ってくれる効果があります。
また、赤血球の生産を助けるビタミンである葉酸は、貧血治療として用いられてきました。
よもぎは体を温める効果が高いため、入浴剤としてもたいへん人気があります。
体を芯から温めることにより、女性機能や女性ホルモンに働きかけ、ホルモンバランスが整います。
体が温まると血流が良くなり代謝があがることで、婦人科系の病気や生理痛、生理不順、子宮筋腫、更年期障害といったホルモンバランスの崩れによる女性特有のトラブルの予防や改善に効果があります。
体表面だけでなく体の芯から温まるので冷え性改善、肩こりからくる頭痛などにも効果があります。
血行促進効果、発汗作用、抗酸化作用で皮膚のターンオーバーなど、女性にはうれしい効果がたくさんありますね
よもぎ茶の効能⑤アトピー性皮膚炎に効果
よもぎはアトピー性皮膚炎に効果があると言われています。
アトピーの治療法は体を温め血行を良くする事で体質の改善に期待ができます。
最近では、入浴用に乾燥させたものがネット通販で販売されているので、簡単によもぎ風呂に入ることができるようになりました。
とくに幼児はかゆみを我慢する事が出来ず、皮膚を掻き破り症状が悪化してしまうことが多く、なかなか完治するのが難しい病気です。
よもぎには抗炎症作用があるため皮膚のかゆみを沈め、きれいな肌への生まれ変わりを早めてくれるはたらきがあります。
幼児にとっても負担が少なく、気軽にはじめられ人気があります。
よもぎはキク科に分類される植物ですので、使用前にはキク科アレルギーがあるかチェックする必要があります
万が一体調に変化が現れた場合は、自己判断せずに速やかに小児科やアレルギー専門医に相談するようにしましょう
よもぎ茶の効能⑥がん予防
よもぎには、トマトやカボチャなどと同じようにβカロテンが多く含まれる緑黄色野菜です。
βカロテンには抗酸化作用や免疫力を高める効果があることが分かっています。
βカロテンを含む野菜を多く摂取することでがん細胞がつくられにくくなります。
また、古い細胞や血液などを次々新しくつくり出すターンオーバーを助けるはたらきがあるので、常に若々しく保ってくれます。
よもぎに含まれるクロロフィルという葉緑素にはがん細胞の発生を防ぐ抗がん作用もあります。
がん細胞を死滅させるまでの効果は期待できませんが、がん予防の効果は期待できます
よもぎ茶の効能⑦リラックス効果
よもぎ特有の香りにはアロマとしてのはたらきがあり、香りの主な成分は『シネオール』や『ツヨン』などです。
アロマとしてだけでなく、寝る前によもぎ茶にして飲むと体が温まり良質な眠りにも効果的です。
シネオールはイライラの解消や安眠作用などリラックス効果、利尿作用があります。
ツヨンは殺菌と防腐効果があり、爽快感とリラックス効果もあります。
よもぎ茶だけでなく残った茶葉の活用法として、体の芯から温まる「よもぎ風呂」もおすすめです。
残った茶葉や、乾燥したままの茶葉をガーゼなどに包み、お風呂の中でもみ出すように使います。
よもぎの持つ血行促進作用で血のめぐりが良くなり、デトックス効果で老廃物を体外へ排出しやすくなります。
このように、よもぎには保湿効果、血行促進効果が高く、リラックス作用もあるため、副交感神経を活発化させ、自律神経のバランスを整えてくれる効果があります。
寝る前によもぎ茶を飲むと、リラックスして睡眠の質が上がり疲れも取れますね
よもぎ茶のデメリットは?おいしい取り方
よもぎ茶の美味しい淹れ方をまとめてみました!
よもぎ茶のおいしい淹れ方①茶葉
茶葉で作ると本格的なよもぎ茶を味わえます。
やかんや鍋で作る場合
- 水1Lに対し茶葉【5~10g】を入れて沸かす
- 沸騰してから弱火で【1~2分】煮出す
ティーポットの場合
- 茶葉を小さじ1杯程度入れてお湯を注ぐ
- 【3~5分】ほど蒸らした後、カップに注ぐ
よもぎ茶のおいしい淹れ方②ティーバッグ
ティーバッグでも本格的なよもぎ茶を簡単に味わえます。
ティーバッグの場合
- カップにティーバッグを入れてお湯を注ぐ
- 【3~5分】ほど蒸らした後、ティーバッグを取り出す
よもぎ茶のおいしい淹れ方③粉末
粉末を使うと、よもぎ茶の作り方は簡単です。
粉末の場合
- カップによもぎ粉末小さじ1杯入れ、お湯またはお水を注げば完成
- カップの底によもぎ粉末が沈みやすいので、何度かかき混ぜるようにして飲む
よもぎ茶のデメリットは?よもぎについて知っておきたい注意点を解説~まとめ
よもぎ茶の副作用
- 腹痛:飲み過ぎた時、消化不良をおこす
- 下痢:水溶性食物繊維の摂り過ぎ
- 便秘:不溶性食物繊維の摂り過ぎ
よもぎ茶の注意点
- アレルギー:キク科アレルギーに注意
- 妊娠:ツヨンの摂り過ぎで流産や早産をおこす
- 毒性:トリカブトやムラサキケマンなど似た植物に注意
よもぎ茶の摂取量
1日5gを限度に飲む
1日2Lを限度に飲む
よもぎ茶の効能
- 成人病予防:高血圧、高脂血症に効果
- 美容効果:シミ予防、美白効果、皮膚トラブルに効果
- デトックス効果:老廃物の排出、血行促進
- 女性特有の病気に効果:女性ホルモンの調節
- アトピー性皮膚炎に効果:抗炎症作用
- がん予防:抗酸化作用
- リラックス効果:保湿効果、血行促進
よもぎには、メリットがたくさんある反面、デメリットもあります。
毎日の生活に取り入れるときは、1日に大量に取り入れるのではなく、適量を続けると効果が多く得られます。
よもぎのメリットを十分に得るためには、よもぎの特性をよく知ることです。
よもぎ茶の副作用や注意点をしっかり理解して、よもぎの嬉しい効果を取り入れて健康になりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。