ニュース、買い物、ビジネスの身近な話題をここに

これちょっと気になる

吉村妃鞠ちゃんの先生って誰?天才少女は両親もすごい人だった!

吉村妃鞠ちゃん、2011年6月生まれ。

3歳からヴァイオリンを始め、6歳になるとプロのオーケストラと共演を果たして、7歳から8歳までに39のコンクールで1位を取り、各賞の史上最年少記録を塗り替えている女の子です。

 こんなに小さい頃からヴァイオリニストだなんて驚きです。いったいどんな先生に教わったのか、ご両親の存在など、すごく気になりますよね。

 

この記事では

・妃鞠ちゃんのヴァイオリンの先生は誰?

・ご両親はどんな人?

・桐朋学園大学

という内容を紹介していきます。

 

この記事を読めば、妃鞠ちゃんの身近にいる方々がどんな人なのかが分かります。

早速、見ていきましょう。

 

 

吉村妃鞠ちゃんのヴァイオリンの先生たち

幼い頃から頭角を現し、世界から注目されている妃鞠ちゃん。特にアメリカとロシアでの評価が高いです。

現在、慶應義塾幼稚舎に在学していますが、アメリカの名門カーティス音楽院に10歳で合格し、日本とアメリカを行き来する生活を送っています。小学生であり、大学生でもあります。

 

そんな妃鞠ちゃんに、ヴァイオリンを教える先生ってどんな方たちか調べてみました。

 

原田幸一郎さん

引用:株式会社 アスペン

日本のヴァイオリニスト、指揮者です。

東京都調布市にある桐朋学園で大学教授、神奈川県川崎市にある洗足学園大学で客員教授をしています。弟さんは映像作家の原田大三郎さんです。

 

8歳でヴァイオリニストとしてデビューし、1961年に桐朋女子高等学校音楽科に入学します。その後すぐにジュリアード音楽院に留学して、ポール・マカノヴィツキー、ドロシー・ディレイ、イヴァン・ガラミアンに教えを受けます。

 

1969年、東京クヮルテットという弦楽四重奏団を結成し、12年間第1ヴァイオリンを担当しました。

翌年、コールマン室内楽コンクール第1位を獲得、ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位を獲得し、世界各国で迫力のある演奏が高く評価されました。

ドイツ・グラモフォン、RCAなどに録音を残し、スイス・モントレーのグランプリ・ディスクを受賞、グラミー賞にもノミネートされました。

 

1981年、東京クヮルテットを離れて、クリーヴランド音楽院でヴァイオリン科主任教授を務めます。

1983年に日本へ戻って東京ピアノ・トリオを結成し、1986年には室内楽シリーズ「NADA(ナーダ)」の企画を始めて、高い評価を得ました。

 

指揮活動にも力を入れ、九州交響楽団デビューします。新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団などを指揮し、1999年にはニューヨークでも式デビューを果たしました。

 

小栗まち絵さん

日本のヴァイオリニストです。旦那さんも同じくヴァイオリニストで、故・工藤千博さんです。

桐朋女子高等学校音楽科に進み、卒業後は桐朋学園大学に進学しました。

 

大学1年生の時に第37回日本音楽コンクールで第1位を獲得し、大学3年生の時には第10回海外派遣コンクールで安宅賞を受賞し、1971年に桐朋学園大学を卒業、翌年、ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで10位、特別賞を受賞しています。

 

1974年、インターナショナル弦楽四重奏団を結成し、エヴィアン(現・ボルドー)国際室内楽コンクールで第1位を受賞しました。

1977年にミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門に入賞して、その後ニューヨークでデビューします。その後、アメリカを中心に演奏活動を続け、インディアナ大学サウスベント校助教授や、ブラウン大学アーティスト・イン・レジデンスを務めます。

 

日本では、NHK交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団などと協演しました。

1994年、貴志康一のヴァイオリン曲集「竹取物語:貴志康一作品集」CDをリリースして話題を呼びました。

現在は大阪にある相愛大学教授、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーいずみシンフォニエッタ大阪のコンサートミストレスとして活動しています。

 

アイダ・カヴァフィアンさん

1952年10月29日生まれ。トルコ・イスタンブール出身のヴァイオリニストです。6歳から、アメリカのでデトロイトでヴァイオリンを学びました。

 

1969年、ジュリアード音楽院へ進み、オスカー・シュムキー、アヴァン・ガラミアンに教えを受けます。1973年、ヴィアナ・ダ・モッタ国際ヴァイオリンコンクールで優勝し注目を浴びました。

1978年にニューヨークのカーネギーホールでデビューします。

 

現在は、カーティス音楽院とジュリアード音楽院で教鞭をとっています。

 

 

吉村妃鞠ちゃんのご両親はどんな人?

小さな頃から、国内外のコンクールで優勝しまくる妃鞠ちゃんですが、勉強の方も出来るようです。

4歳の時に漢字検定9級を国内史上最年少で合格しています。他にも、英語検定3級も取得しているそうで、勉強も抜かりなくこなしている天才少女!

 

勉強のやり方を教えてほしいですね。きっと、ご両親の教え方が上手なのかもしれません。

そんな妃鞠ちゃんのご両親も有名な方たちでした。

 

父親・吉村龍太さん

引用:吉村龍太オフィシャルサイト

日本の作曲家でシンセサイザー演奏家、音楽監督です。

桐朋中学校・高等学校音楽科を卒業、桐朋学園大学音楽学部を卒業しています。なんと、15歳の時にシンセサイザーでプロ演奏家としてデビューしています。

 

演奏家の方では、いきものがかりや宇多田ヒカルさん、TUBEさんなどのをサウンドプロデュースにも参加していて、作曲家としては、映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」やドラマのサウンドトラックを多数手がけ、作品数は1000以上と言われています。

お父様も才能溢れるやり手ですね。業界内では、かなり有名な方の様です。

 

母親・吉田京子さん

お母様もヴァイオリニストです。

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽科を卒業して、イギリス・ギルドホール音楽大学院を修了しています。

アーロン・ローザンド、江藤俊哉、滝沢達也から教えを受け、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団など共演を果たし、高い評価を得ています。

 

ニューヨークを拠点に演奏活動をしていて、専門誌でも評価が高く、ファンは多い様です。2001年にコロムビアミュージックよりCDデビューをしました。

 

ヴァイオリニストとして人気も高く、とても有名な方ですね。妃鞠ちゃんは、お母様の影響でヴァイオリニストになったのでしょうね。

因みに、妃鞠ちゃんの祖母もヴァイオリニスト、叔母はシンガーソングライターです。

正に、音楽一家です。

 

 

吉村妃鞠ちゃんのご両親が通った桐朋学園大学

引用:桐朋学園音楽部門

ご両親も先生方も、ほぼ桐朋学園大学を卒業した方たちばかりでしたね。

妃鞠ちゃんは既にアメリカの大学へ通っていますが、将来、桐朋学園大学にも行くのでしょうか?

この学校が少し気になったので、調査してみました。

 

幅広い専攻

桐朋学園大学音楽部は、10の専攻があります。

ピアノ 管楽器 弦楽器 打楽器 ハープ 

古楽器 声楽 指揮 作曲 音楽学

様々なカリキュラムで充実したレッスンや講義を受けれるようにして、学生にたくさんの教育を提供できるようにしています。

 

指揮者の小澤征爾さんをはじめ、たくさんの著名人を輩出していて、木村拓哉さんの娘のcocomiさんもこの学校を1度卒業し、再入学しています。

ヴァイオリニストで有名な方は、高嶋ちさ子、諏訪内晶子、宮本笑里など、こちらもたくさんの著名人が勢揃いしています。

 

桐朋学園オーケストラ

音楽部門の生徒と学生からなる「桐朋学園オーケストラ」があり、小澤征爾、秋山和慶、バレンボイムなど著名な指揮者の指導を受けています。

1998年に、共演したアルゲリッチ、チョンミョンフンからも絶賛され、チョンミョンフン氏とは4回も共演したことで、桐朋オーケストラは信頼と評価を音楽史や新聞で紹介されるようになりました。

 

室内楽・二重奏ソナタ

桐朋学園は高校、大学を通して室内楽が盛んに行われています。

2022年度は、高校・大学併せて役384名の学生が「室内楽・二重奏ソナタ」を習い、先生も室内楽の演奏会の経験を持っている方が多いので、その経験を活かしノウハウを生徒たちに教えてくれます。桐朋学園の名物講座になっています。

 

飛び入学・早期卒業

桐朋学園大学では、コンクールなどで優秀な成績を修める生徒に、早期に大学入学の機会を与える「飛び入学制度」があります。

生徒の才能を更に伸ばして海外の舞台で活躍できるように育成するのが目的で、平成31年から導入しました。

出願資格

・出願時に高等学校2年(中等教育学校5年)に在籍している者で、その年度末の年齢が17歳以下の者

・専攻として志願する楽器など演奏に関して優れた能力を有し、かつ、その学修に積極的な意欲を持つ者

・これまでに国内外のコンクールや演奏活動において、顕著な実績を有している者

 

 

早期卒業は、対象の専攻で定められた単位を優秀な成績で修得した時は、3年修了時に卒業することができる「早期卒業制度」があります。

対象専攻 ピアノ、弦楽器、管楽器、打楽器、ハープ、声楽、作曲
申請時期 2年次末に早期卒業の意思を申請します。
申請条件 1,2年次に実施した専攻実技の成績評価(前期・後期)がすべて「S]であること

2,2年次までの収録単位数が80単位以上であり、かつ「S」及び「A」が90%以上で「C」以下が含まれないこと

創業判定基準 1,卒業に要する124単位以上を修得していること

2,2年次以降に実施した専攻実技の成績評価がすべて「S」であること

3,全ての修得科目の成績のうち「S」及び「A」が90%以上であり、「C」以下が含まれないこと

引用:桐朋学園大学

なかなか興味深い制度です。

ハイレベルな条件ではありますが、たくさんの実力者がいると思うと納得がいきます。

 

 

吉村妃鞠ちゃんの先生って誰?天才少女は両親もすごい人だった!まとめ

すごく輝かしい方たちでしたね。

  • 先生たちはヴァイオリニストとして著名な方たちだった
  • 先生たちは、今は各々の大学で音楽を教えている
  • 父、吉村龍太さんは音楽家
  • 母、吉田京子さんはヴァイオリニスト
  • 妃鞠ちゃんの家は、音楽一家

ヴァイオリンも勉強も頑張る妃鞠ちゃんの、これからの活躍が楽しみです。