チーズ作りは大変そう、、、と思っていらっしゃる方へ、今回の記事では、家で簡単にできるカッテージチーズとモッツァレラチーズの作り方を紹介しています。
加えて、その他チーズの種類と保存方法、栄養素についもまとめています。チーズ好きの方に必見の記事です。
家でのチーズの作り方!レシピをご紹介!
カッテージチーズ
カッテージチーズとは、雪印メグミルクによると、脱脂乳を原料としてチーズです。脱脂乳は、生乳から乳脂肪分を取りのぞいたものですが、カルシウムやたんぱく質といった栄養成分はそのまま含まれているため、ダイエット中やヘルシー志向の料理の材料としても注目をあびているようです。
基本の手作りカッテージチーズ 作り方・レシピ | クラシル (kurashiru.com)
ココがポイント
- 使用する酢によって、味が異なるので、皆さんに合う酢を是非みつけてください。
材料(2人分)
-
- 牛乳500ml
- 酢大さじ2
- 塩1g
(引用:基本の手作りカッテージチーズ 作り方・レシピ | クラシル (kurashiru.com))
モッツァレラチーズ
丸くて白い形状のチーズであるモッツァレラチーズは、雪印メグミルクによると、ツルツルとした表面となっていることから、一般的に「つきたてのお餅のよう」と言われているそうです。熱を加えた際は、トロリとした感触となるため、グラタンやピザ等の加熱料理にも適しています。
牛乳と酢だけで作るモッツァレラチーズ by 植野利幸シェフ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが385万品 (cookpad.com)
ココがポイント
- チーズが崩れないように丁寧にこねましょう。
材料(2人分)
-
- 牛乳 1L
- 穀物酢50cc
(引用:牛乳と酢だけで作るモッツァレラチーズ by 植野利幸シェフ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが385万品 (cookpad.com))
少ない材料でチーズが作れるなんて驚きですよね!このレシピなら、簡単に作れますので、是非ご自宅でチーズ作りに挑戦してみてください。
チーズの種類とその保存方法について
皆さんもご存知かと思いますが、チーズには色んな種類がありますよね。この記事では、どんなチーズの種類があるのか、についても取り上げたいと思います。
まず、チーズは、大きく分けると、ナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分類されます。
チェスコによると、ナチュラルチーズは、牛乳から以下のような工程で作られます。
引用:チェスコ
一方、プロセスチーズは、ナチュラルチーズをもとに以下のように作られます。
引用:チェスコ
そして、ナチュラルチーズ・プロセスチーズとミルクパウダーの2つのジャンルで、それぞれに多彩な製品を展開するヨシダコーポレーションによると、ナチュラルチーズには、現在7つの種類があります。
フレッシュタイプ
新鮮な作りたての味を楽しむことができる、熟成させないチーズです。例えば、マスカルポーネやモッツアレラがこのタイプになります。
保存方法としては、冷凍せず、そのまま冷蔵庫へ入れましょう。また、開封後、1週間以内に食べましょう。
白カビタイプ
白いカビに表面が覆われたチーズです。例えば、カマンベールがこのタイプとなります。熟成期間は短く、ほど良いコク、ソフトでクリーミーさが特徴です。
保存方法は、乾燥はしないように、濡れ布巾を敷いた密閉容器を冷蔵庫へ入れるか、ラップに包んで冷蔵庫の野菜室へ入れるようにしましょう。
青カビタイプ
青カビで熟成させるタイプになります。牛乳や羊乳を原料とした、ブルーチーズの名で知られています。例えば、ゴルゴンゾーラ、カマンベールがあげられます。特徴としては、強めの塩味と個性的な風味になっています。青カビの特有な模様が切り口に見られます。
保存方法としては、乾燥を避けて保存しましょう。
ウォッシュタイプ
菌を表面に植え付け、繁殖した菌をワイン等の地酒で洗いながら熟成させるタイプです。例えば、ポンレベックといった商品がこのタイプに該当します。特徴としては、表面は固く特有の香りを持ち、中はねっとりと柔らかいです。
保存方法としては、乾燥を防ぐことに注意しましょう。ラップに包み、包湿度の高い冷蔵庫の野菜室へ入れるのが良いです。熟成すると柔らかくなるものとならないものがあります。
シェーブルタイプ
個性的な味や香り、独特のシャープなコクが特徴です。なお、シェ-ブルとは仏語で山羊のことを指します。例えば、バランセ、サントモールがこのタイプに該当します。
保存方法としては、乾燥を防いで保存しますが、ラップはきっちりと包まず、空間を持たせて包むようにしましょう。
セミハードタイプ
水分が少なく、弾力のある生地でマイルドな味わいのものが多いタイプです。例えば、ゴーダチーズが挙げられます。加熱調理にも溶けやすく、またそのまま食べることもできるため、利用価値が一番高いチーズになっています。
保存方法は、密閉容器に入れて冷蔵庫か、ラップに包むかにしましょう。
ハードタイプ
弾力のある生地で水分がチーズのなかで最も少ないチーズです。数年単位での長期保存が可能なタイプになります。長期間熟成しているため、タンパク質が旨味成分アミノ酸に分解され、固い組織のなかに濃厚なコクが詰まっています。
保存方法としては、セミハードと同じく、密閉容器に入れて冷蔵庫か、ラップに包むかにしましょう。
チーズにはどのような栄養があるのか?
チェスコ によると、チーズの主な栄養成分は、たんぱく質、脂肪、コレステロール、ビタミン、ミネラル(カルシウム)になっています。
たんぱく質
チーズには、良質のたんぱく質が含まれています。私たちの体の細胞を構成するのに必要な栄養素がたんぱく質です。
そのため、成長期の子供から老年期の人たちにも摂取して欲しい栄養素になります。また、消化吸収されやすい形で、体内では生成できない必須アミノ酸もチーズには豊富に含まれております。
脂肪
チーズに含まれる脂肪は、中鎖脂肪酸や揮発性脂肪酸も含まれており消化過程で分解されやすく、速やかにエネルギーに変わることができるため、太りにくいといわれています。また、脂肪は、体調維持のためにも必要な栄養素になります。加えて、チーズの脂肪は、チーズの食感や香りに影響を与えています。
コレステロール
脳・脊髄・肝臓などの臓器の構成に関与しており、私たちの体内でも作られている健康維持に必要な成分がコレステロールです。特に、子供には必須です。
ビタミン
チーズには、身体の機能を維持するために欠かせない栄養素であるビタミンAとビタミンB2が多く含まれています。ビタミンAは、皮膚や粘膜を守り、視力の維持や免疫力を高め、ビタミンB2は、体内の脂肪を分解し燃焼させ、身体の成長や疲労の回復に役立ちます。
ミネラル(カルシウム)
カルシウムは、骨を作り神経・血圧のバランスを調節しているため、身体を維持していく上で、大変重要なミネラルです。チーズのカルシウムは、吸収率が良いのが特徴です。また、ビタミンDと一緒に摂取すると、さらに吸収率がアップします。「骨粗しょう症」はカルシウムが不足した場合の症状になりますので、チーズを食べて骨を健康にしましょう。このように、チーズに含まれるミネラルとして注目すべきはカルシウムになっています。
家でのチーズの作り方とは?チーズについて徹底解説します!まとめ
さて、今回の記事のまとめです。
家でのチーズの作り方をご紹介!
- ダイエット中やヘルシー志向の料理の材料としても知られている「カッテージチーズ」は、牛乳・酢・塩で作れます。
- 丸くて白い形状のチーズであるモッツァレラチーズは、牛乳・穀物酢で作れます。
チーズの種類と保存方法について
- 大きく分けて、ナチュラルチーズとプロセスチーズがあり、ナチュラルチーズには7種類に分類されます。
- フレッシュタイプ
- 白カビタイプ
- 青カビタイプ
- ウォッシュタイプ
- シェーブルタイプ
- セミハードタイプ
- ハードタイプ
- 保存方法は、種類によって異なります。
チーズにはどのような栄養があるのか?
- たんぱく質、脂肪、コレステロール、ビタミン、ミネラル(カルシウム)が豊富です。
チーズは家で簡単に作れますので、是非皆さんも日々の生活の中で、チーズをうまく取り入れながら健康を維持していきましょう。