美容やダイエットに効果があるとして人気のチアシード。
スーパーフードとしても有名ですよね。
そんなチアシード、そのままヨーグルトなどに入れて食べる方もいると思いますが、
水で戻した方がもっと効果的なのをご存じですか?
そこで今回は、チアシードを戻す時間や効果的な食べ方などをご紹介します。
チアシードを戻す時間はどれくらい?なぜ水で戻した方がいいの?
チアシードは食べることで高い美容効果やダイエット効果があります。
しかし、水に戻さずにそのまま食べても、ダイエット効果や便秘解消にはほとんど効果がありません。
せっかく食べるなら、きちんと効果を出したいですよね。
ここでは、チアシードの戻す時間となぜ水で戻すのか、その理由をご説明します。
チアシードは水に12時間以上浸して戻そう
チアシードは水に12時間以上浸すことで戻すことができます。
チアシードを水で戻すことで、粒の1つ1つがジェルに覆われ、10倍に膨らみます。
これが、満腹中枢を刺激して、ダイエットや便秘解消に効果を発揮するのです。
チアシードの具体的な戻し方は以下のとおりです。
チアシードの戻し方
- チアシードを大さじ1杯準備する
- 10℃~42℃の水(150cc)に浸けて12時間以上置く
ここで大切なのは、水の温度です。
チアシードを早く戻したくて、ついつい熱湯を使ってしまいがちですよね。
しかし、チアシードに含まれる美容成分であるオメガ3は熱に弱いため、熱湯を使うとオメガ3がなくなってしまいます。
チアシードの成分を残さず摂取するためにも、チアシードを戻すときは【10℃~42℃】の水を使うようにしましょう。
ちなみに水ではなくてジュースでも戻すことができます。
チアシードは無味無臭ですが、ジュースで戻すことでチアシードに味を付けることができます。
戻し方は水と同じですので、無味無臭のチアシードに飽きてしまった方は試してみてください。
なぜチアシードを水で戻すの?
チアシードを水で戻す方法をご紹介しました。
では、なぜチアシードを水で戻すのでしょうか。
チアシードを水で戻す理由はいくつかありますが、一番は「チアシードの発芽毒を無効化させること」です。
発芽毒は、発芽する植物なら持っている毒で、「発芽すること」または「水に十分浸すこと」でなくなります。
しかし、チアシードを発芽させるわけにはいきませんので、水に十分浸すのです。
チアシードを水で浸すと1時間くらいでゼリー状になってくるので、「もういいや」と思って食べてしまう方もいると思いますが、
12時間水に浸さないと毒性はなくならないので、必ず12時間水に浸すようにしましょう。
チアシードを食べる時間帯とは!?食べる時間で効果が変わる?
チアシードは栄養価が高く、食べることでいろいろな効果を得ることができます。
でも、効果を得るためには、食べる時間帯も大切です。
ここでは、チアシードを食べる時間帯を効果を得たい目的別にご紹介します。
チアシードをダイエット目的で食べるときに効果的な時間帯
チアシードをダイエット目的で食べる場合は、朝の食前30分~1時間前が一番効果の出る時間帯です。
チアシードは食べることでお腹の中で膨らみます。
なので、食前にチアシードを食べることで満腹感が得られ、食事の量を減らすことでダイエット効果が得られます。
「夜の食事量を減らしたいから、夜にチアシードを食べたい」という方もいますが、
チアシードは意外にカロリーが高いので、夜に食べるとカロリーを摂りすぎる可能性があります。
チアシードをダイエット目的で食べる場合は、先にお伝えしたように水で戻さないと効果が得られませんので、
そのまま食べないように注意してくださいね。
チアシードを便秘解消目的で食べるときに効果的な時間帯
チアシードを便秘解消目的で食べる場合は、寝る前が一番効果の出る時間帯です。
チアシードには食物繊維が豊富に含まれています。
そして、寝ている間は腸の動きが活発になりますので、それに合わせて食物繊維を摂ると便秘解消に効果的です。
ヨーグルトに混ぜて食べると乳酸菌も摂取できて、より効果的ですね。
チアシードを栄養補給目的で食べるときに効果的な時間帯
チアシードを栄養補給目的で食べる場合は、基本的にいつ食べても構いません。
ですが、朝食は軽く済ませてしまうという方が多いと思いますので、食べるなら朝がおすすめです。
チアシードは、小さじ1杯で1日中走れる、と言われるくらい栄養価が高い食べ物です。
朝食にチアシードをスムージーやジュースなどに混ぜて食べると、しっかり栄養補給できますし、
一日を過ごす活力に繋がりますので、おすすめです。
チアシードの美味しい食べ方を3つご紹介
チアシードは水で戻して手軽に食べられる反面、いつも同じ食べ方をしてしまう方も多いと思います。
せっかく美容やダイエットに効果的なのに、味に飽きて続けられないともったいないですよね。
そこで、忙しい方でも簡単にできるチアシードの美味しい食べ方を3つご紹介します。
チアシード入りコーヒー牛乳
こちらは忙しい方におすすめの食べ方です。
12時間を目安にチアシードを牛乳で戻し、そこにアイスコーヒーを入れるだけで完成です。
ゼリー状になったチアシードがタピオカのような食感になるので、おいしく食べることができますよ。
豆乳チアシードプリン
こちらも簡単です。
豆乳230mlにチアシード大さじ3を入れてよく混ぜます。
それを一晩おけば完成です。
お好きなジャムやはちみつをかけて食べると美味しいですよ。
豆乳もチアシードも体に良い食べ物なので、一緒に食べられるといいですね。
チアシード入りパンダ杏仁豆腐
あのカルディコーヒーファームの人気商品「パンダ杏仁豆腐」を使ったレシピです。
温めて溶かした杏仁豆腐に水で戻したチアシード20gとお好きなジャムを型に入れて冷凍すれば完成です。
製氷機で簡単に作れるので、ぜひお試しください。
暮らしニスタ
チアシードを戻す時間はどれくらい?効果の出る時間帯や食べ方は?のまとめ
- チアシードは12時間以上水に浸して戻すのが良い
- チアシードを水で戻す理由は発芽毒を取り除くため
- チアシードをダイエット目的で食べる場合は、朝の食前30分~1時間前が効果の出る時間帯
- チアシードを便秘解消目的で食べる場合は、寝る前が効果の出る時間帯
- チアシードを栄養補給目的で食べる場合は、基本的にいつでもいいが、朝がおすすめ
- チアシードの美味しい食べ方は以下の3つ
- チアシード入りコーヒー牛乳
- 豆乳チアシードプリン
- チアシード入りパンダ杏仁豆腐
チアシードは正しい時間で戻せば、良い効果たっぷりのまさにスーパーフードです。
しっかり12時間水で浸けて、健康で理想的な体を手に入れましょう!