チキンブロスは、スープやシチューなど様々な料理のベースとして使うことが出来る優れものです。
しかし、「あれ、チキンブロスをきらしてた!」「このレシピで作りたいけど、チキンブロスなんて家にないよ。」という時ありませんか。
そんな時は今回紹介するもので代用してみてください!
チキンブロスの代用はこれ!家にあるもので代用しちゃいましょう。
チキンブロスは家にあるもので簡単に代用できます!
ご紹介しますのでぜひ参考になればうれしいです。
そもそもチキンブロスって?
そもそもチキンブロスとは何でしょうか。
チキンブロスとは、「鶏の骨を煮詰めてできた出汁に、さらに野菜からとれた出汁を加えたもの」です。
骨を長時間煮詰めているので、コラーゲンやビタミン、カルシウム、マグネシウムなどの成分が溶け出ていて、健康志向の方たちの間ではブームになっているほどだそうですよ。
ここに調味料を加えて、そのままスープに入れると味が完成するように作られているのが、チキンコンソメ(洋食向き)、鶏ガラスープの素(中華向き)とも呼ばれるものです。
チキンコンソメは、ただのコンソメに比べてチキンの味が強いものを指します。
「コンソメ」と表記されて販売されているものも、鶏や牛、魚などから取った出汁が含まれているので、鶏が含まれていないというわけではないようですね。
チキンブロスには、コンソメと違って調味料が含まれているわけではないので味付けは自分でする必要があります。
チキンブロスの代用はこれ!
ここまで、チキンブロスについてご紹介してきました。
先述したように、チキンブロスはチキンコンソメや鶏がらスープの素に味をつけていないものを指すので、チキンブロスはコンソメや鶏がらスープの素で代用することが出来ますよ。
コンソメは、鶏肉、牛肉などに加えて、タマネギやセロリ、人参、パセリなどの野菜が含まれているので、洋食向きです。
一方で、鶏がらスープの素は鶏肉に加えてネギやしょうが、にんにくなどが含まれているので、中華向きになっています。
それぞれを代用することはできますが、少し内容が変わってきますので、使用する際は味を見ながら他の調味料を加えて調節するといいかもしれません。
他にも、コンソメや鶏がらの素すらも家にないというときに、チキンブロスの代用として使える調味料として、ウスターソースや焼き肉のたれがあります。
ウスターソースや焼き肉のたれは、野菜や果物を使って作られているので、煮込み料理に加えるとコクのある味わいになりますよ。
あまり入れすぎてしまうと、独特の甘みや酸味、辛味が強くなってしまうので気を付けて下さい!
また、野菜の皮や切れ端を火にかけて煮込めば、あっさりした出汁をとることも出来ます。
沢山方法はありますので、自宅にあるもので代用してみてくださいね。
チキンブロスを他の調味料で代用する時のポイント
チキンブロスを使って作る料理の代表としてポトフがあげられます。
「ポトフを作りたいけどチキンブロスがない」というときは、コンソメや鶏がらの素を使って作ることが出来ます。
コンソメを使う場合は、そのままお湯に溶かすだけで簡単にポトフが完成します。
しかし、鶏がらの素を使用する場合には注意が必要です。
鶏がらの素はあっさりとした味わいになっているので、鶏がらの素でポトフを作ると物足りなさを感じてしまいます。
そんな時は、バターを加えてみてください!
濃厚な味わいがプラスされて、チキンブロスを使ったポトフに近づけることが出来ますよ。
コンソメを使ったポトフのレシピを載せておきますので、こちらのレシピをベースに、ご自宅の調味料でアレンジしてみてください!
チキンポトフのレシピ
材料(4人分)
- ・鶏もも肉 2枚
- ・玉ねぎ 1個
- ・にんじん 1本
- ・白菜 4枚(400g)
- ・水 6カップ
- ・「味の素KKコンソメチキン」固形タイプ・または「味の素KKコンソメ」 2個
- ・ローリエ 1枚
- ・「瀬戸のほんじお」 小さじ1/2
- ・こしょう 少々
つくり方
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鶏肉は半分に切り、玉ねぎは8等分のくし形に切る。
にんじん、白菜はタテ半分に切る。
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鍋に水、「コンソメチキン」、ローリエ、(1)の鶏肉を入れて火にかけ、
沸騰したら弱火にしてアクを取る。
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(1)の玉ねぎ・にんじん・白菜を加えて弱火で25分煮、
塩・こしょうで味を調える。
チキンブロスは家でも作ることが出来ます!
チキンブロスが家にない時の代用法として、自分で作ってみるのはいかがでしょうか。
実は自宅でもチキンブロスを作ることが出来るのです!
~材料~
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- 鶏がら 約1Kg(小2羽分)
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- タマネギ 1個
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- ニンジン 1本
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- セロリ 1本
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- 塩 小さじ2弱
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- 黒粒コショウ 2g
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- ニンニク 2片
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- 水2L
~作り方~
①2Lの水に下処理した鶏がらを入れ、一気に沸かしアクを取る。
②アクが取れたら弱火にし、ざく切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリに加え、ニンニクのスライスと黒粒コショウを入れて、1時間半~2時間ほどアクを取りながら煮込む。
③スープの仕上がり量(約1.6L)に対して、0.6%の塩(小さじ2弱)を入れる。★塩加減はお好みで調節ください。
④別の容器に移し替え一気に冷やし、冷蔵庫で保存する。★2、3日保存可能。
こちらのレシピでは鶏がらを使っていますが、自宅に鶏がらがない場合は、鶏の手羽先を使っても簡単にできますよ!
自宅で作ったチキンブロスは美味しいだけでなく、美肌に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸などの栄養素がたっぷりと含まれています。
ぜひ、お時間があるときは自家製チキンブロスを作ってみてください!
鶏肉だけでなく、牛肉や豚肉を使ってもボーンブロスが作れるので試してみてくださいね。
チキンブロスはどこで買える?Amazonやコストコで購入できる!
ここまでチキンブロスの代用として使えるものや、チキンブロスの作り方についてご紹介してきました。
チキンブロスは、コンソメと似ていますが少し異なっています。
コンソメのほうがよく見かける気がしますが、チキンブロスはどこで購入することができるのでしょうか。
チキンブロスは缶詰の状態のものを、アマゾン等のインターネット通販やコストコで購入することが出来ます。
コストコのチキンブロスは特に人気商品だそうですよ。
チキンブロスを使って作れるメニュー!
チキンブロスは家にあるけど何を作ろうか迷っているという方は、ぜひ以下のメニューを作ってみてください。
とっても美味しくできますよ。
・ポトフ
・カレー
・シチュー
・リゾット
・クラムチャウダー
・スープパスタ
・グラタン・ドリア
・ロールキャベツ
これ以外にも、洋食にはチキンブロスを使って美味しく作れるものが沢山あります。
特におすすめの使い方としては、自家製チキンブロスを使ってポトフやコンソメスープを作り、スープに飽きてきたらアレンジしてドリアやリゾットなどにするという楽しみ方です。
作りすぎてしまってもアレンジしていくことで飽きずにたのしむことが出来ます。
チキンブロスの代用は?コンソメとの違いは?代用のポイントも!まとめ
・チキンブロスは鶏の骨を長時間に詰めた出汁に野菜からとれた出汁を加えたもの
・コラーゲン、ビタミン、カルシウムなどの身体に嬉しい成分がたっぷり含まれる
・チキンブロスに調味料を加えたものがコンソメとして販売されている
・チキンブロスはコンソメや鶏がらの素で代用が出来る。
・コンソメや鶏がらの素がない場合は、ウスターソースや焼き肉のたれを加えてもよい
・鶏がらの素を使う際は、バターを加えてコクをだすことでチキンブロスの味わいに近づく
チキンブロスを使うことで自宅の料理を本格的にしてくれるのでとても使えます。
チキンブロスがなくても、代用できるものは沢山ありますので、「あれ、チキンブロスがきれてた!」なんて時も焦らずに自宅にあるものを使ってアレンジしてくださいね。