電子辞書は、便利なアイテムの1つです。
持ち運びが楽で、私は中学生から使っていました。
この記事では、高校生が使いやすい電子辞書についてカシオとシャープを比べてみます。
どっちがいいのかが分かれば、使う用途に合わせて選べるのではないでしょうか。
高校生が電子辞書を選ぶ時にカシオとシャープはどっちがいいのか?
高校生が使う電子辞書としてカシオとシャープがあります。
この2社の電子辞書を選ぶ場合、機能や使いたい用途に分けて選ぶのがベストではと思います。
どちらも機能としては充実している部分が多いからです。
持ち運びがメインと考えるならばカシオの電子辞書はおすすめです。
実際、私はカシオの電子辞書を使っていて持ち運びが便利でした。
ですが使う時間が長く、受験対策も考えて購入するのならばシャープがおすすめです。持ち時間が長いからです。
電子辞書のカシオとシャープでどう違う⁉
ここからは、それぞれの機能の違いを比較していきます。
高校生が使う電子辞書としてカシオ、シャープどちらがよいのか比較してみました。
比較する点としては、以下5点あります。
- 大きさ
- 重さ
- 連続使用時間
- 使用している電池
- 色の種類
大きさの違い
カシオとシャープの本体の大きさを比べてみました。
カシオの電子辞書に比べるとシャープの電子辞書の方が少し小さいことがよくわかります。
〇カシオ
カシオの大きさは、幅:157.5mm 、奥行:101.0mm 、高さ:18.4mm(閉時)です。
シャープのと比較すると、幅が少し長いのがよく分かります。
〇シャープ
参考:シャープ電子辞書の大きさ
閉じた時の大きさで飛び出している部分を除くと幅152.4mm × 奥行94.5mm × 高さ17.9mmです。
また、飛び出した部分を含むと幅152.4mm × 奥行94.5mm × 高さ18.4mmです。
重さの違い
カシオの電子辞書では、電池を含めて約290gの重さでした。
分かりやすく野菜の重さで考えるとほうれん草が一束半ぐらいです。
またシャープの電子辞書は、約260gで、カシオの電子辞書に比べると30gほど少ないことが分かります。
30gというと卵1個の重さ分ほど違います。
連続使用時間
カシオ、シャープともに電池が満タンの状態で使用した場合にどれほど使えるのか調べました。
カシオでは、約45時間(1日と3時間)です。
シャープは、約140時間(5日と2時間)です。
圧倒的にシャープの方が使用時間は長いことが分かります。
使用している電池
カシオとシャープでは使用している電池が異なります。
乾電池かリチウム電池かのどちらかです。
カシオで使われる電池
カシオは、基本的に単三の乾電池(2本)を使用します。
特にアダプタとかがないタイプなので、持ち運びはしやすいです。
ただし、前のところでも書いたように持ち時間が少ないため、頻繁に電池を使用することが多いです。
シャープで使われる電池
シャープは、リチウム電池といって携帯に使用されている電池と同じ仕様のものを使います。
充電器が別についているので持ち歩く必要はありますが、持ち時間は長いです。
また、緊急に電池が切れそうになった場合は、パソコンにつないで充電することも可能です。
色の種類
カシオの電子辞書とシャープの電子辞書での色の種類の違いをまとめました。
色の種類が多いほど、選ぶ幅が広がると思います。
カシオの電子辞書
カシオの電子辞書は、機能で大きく分けて種類は2種類(XD-SX4820、XD-SX4920)が販売されています。
色の種類は、3色もしくは5色です。
5色は、ホワイト、ブラック、ブルー、ピンク、グリーンで、3色ではホワイト、ブラック、グリーンのみになります。
参考:ハイスペックモデルの色
シャープの電子辞書
シャープの電子辞書は、今現在ある機能では1種類(PW-H2)です。
来月に辞書の数が多いものが販売される予定です。
色の種類は、現在販売されているものは5色(ラック、ホワイト、ネイビー、レッド、バイオレット)展開です。
新しく発売する商品は、今のところネイビーの1色の予定です。
カシオとシャープの共通している部分
ここからは、カシオとシャープの電子辞書の共通する機能についてまとめます。
共通部分と違う部分が分かれば購入を考える際に参考に出来ると考えるからです。
電子辞書の画質
カシオの電子辞書は、5.7型の大きさで864×480ドット TFTカラー液晶を使用しています。
一方、シャープは、5.5型で854 × 480ドット液晶カラーです。
どちらもだいたい同じくらいの画質で大きさも差はありません。
辞書の数
カシオは、2種類販売していて通常の授業に対応するモデルだと230種類、受験対策用だと260種類の辞書が入っています。
一方、シャープは、今現在販売されているモデルで230種類、新しく販売されるモデルでは、277種類の辞書が入る予定です。
カシオ、シャープともに大きな差はなく、受験対策を考えるならば少し辞書が多い方が便利と思うくらいです。
値段
カシオの2機種は、それぞれ48,400円(税込み)と52,800円(税込み)です。
シャープでは、26,300円(税込み)と59,400円(税込み)になっています。
だいたい金額としては、4~6万円ぐらいでの販売で同じくらいの金額です。
カシオとシャープで電子辞書を比較
ここでは、今までの違いをまとめ、どっちがいいのかについて考えていきます。
大きな違いが分かると授業で使うのか受験対策まで考えるのかを比較できるからです。
機能や大きさなどを比較
ここで今までまとめてきた内容を表にしました。
まとめると大きな違いがはっきりすると思ったからです。
機能\メーカー名 | カシオ EX-word | シャープ Brain |
---|---|---|
種類(機能) | スタンダードXD-SX4820、ハイスペックXD-SX4920 | 販売中モデルPW-H2、新発売PW-S3 |
大きさ | 幅:157.5mm 、奥行:101.0mm 、高さ:18.4mm
ハイスペックも同じ大きさ |
幅152.4mm × 奥行94.5mm × 高さ17.9mm
新モデルも同じ |
容量 | 約900MB(ハイスペックも同じ) | 約200MB(新モデルも同じ) |
重さ | 290g(ハイスペックも同じ) | 260g(新モデルも同じ) |
連続使用時間 | 約45時間(ハイスペックも同じ) | 約140時間(新モデルも同じ) |
色の種類 | スタンダード:5色 ハイスペック:3色 | 販売中モデル:3色 新モデル:1色 |
辞書の数 | スタンダード:230種類 ハイスペック:260種類 | 販売中モデル:230種類 新モデル:277種類 |
値段 | スタンダード:48,400円(税込み)
ハイスペック:52,800円(税込み) |
販売中モデル:26,300円(税込み)
新モデル:59,400円(税込み) |
特徴 | 手書き入力モード、各種検定試験対策にも使える
必要な部分をマーカーつけることができる |
折りたたんで使用することが可能
緊急時に付属のケーブルを使ってパソコンに指して充電できる |
付属品 | タッチペン1本、アルカリ単三電池2本 | タッチペン、ACアダプター、microUSBケーブル |
追加機能 | 別料金払えば辞書を追加可能 | 別料金支払えば他言語(ドイツ語など)を追加可能 |
※異なる点については、分かりやすいように赤字で示しています。
通常の授業に使う場合
前の表でまとめたように大きな違いは、入っている辞書の数や電池の持ちが決める基準です。
通常の授業に使うのであればカシオの電子辞書で十分です。持ち運びが楽で電池で使うので授業などで活躍できます。
また、別途追加料金を支払えば辞書を追加することが可能です。
実際、かなり前のモデルですが、私もカシオで電子辞書を使っていました。授業で必要な内容を調べるぐらいであれば十分です。
受験対策や検定対策に使う場合
これから受験対策を考える人や英検などの試験対策もしていきたいと思うのであれば、シャープがおすすめです。
シャープの電子辞書は、折りたたむことが出来るので、電車の中でも使うことが出来ます。
また、連続使用時間が140時間あるので、1日勉強するのには十分です。
受験対策として使うのであれば260以上の辞書が入っているものが良いです。
シャープの電子辞書は、別途料金を支払うとドイツ語などの言語を追加できます。
普段勉強する時に英語以外の言語を学ぶことも出来るので使いがっては良いのではないでしょうか。
電子辞書はカシオシャープどっちがいいのか【高校生が選ぶ場合】のまとめ
- カシオの方が種類が多い
- 色はメーカーにより展開が異なる
- 値段は、2万~6万以内(税込み)で販売されている
- 電池は、乾電池かリチウム電池を使うかで分かれる
- 辞書の数はカシオ、シャープどちらもだいたい同じ
電子辞書をカシオシャープだと、どっちがいいのか高校生が使う場合についてまとめました。
今の電子辞書は、基本タッチパネル機能であることにはびっくりしました。
また、タッチペンもついているので、手書きでも入力でき、マーカーをつける機能もついていたのが驚きです。
スマートフォンでは、情報が多すぎる場合には、電子辞書を使って情報を調べたほうが勉強になります。
現在では、高校生に限らず、中学生や大学生、大人に至るまで様々な種類が展開されています。
今後、勉強する際に購入を検討するのも必要かと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。