今この記事を読んでいるのはiPhoneでしょうか?
連絡を取ったり、写真や動画を撮ったり、調べ物をしたりと便利なiPhone。
無人島に何か一つだけ持って行けるなら「iPhone!」と答えてもいいくらい、すっかり手放せないものになりました。
そんな便利なiPhoneですが、定期的にアップデートをしなければいけませんよね。
しかし、
いざやろうとしても上手くできない…
こんな風に困ったことはありませんか?
もしかしたらそのまま諦めてしまったという方もいるかもしれません。
そこで今回は、iPhoneのアップデートをしたいけれど、よく分からないし上手くできないという方のために、できない原因と対処法についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、快適なiPhoneライフを手に入れましょう!
Contents
iPhoneのアップデートができない!?容量はあるのになぜ?
iPhoneのアップデートができない原因は【4つ】考えられます。
- ストレージの空き容量が足りていない
- バッテリー残量が足りない
- Wi-Fiの電波が弱い
- Appleのサーバーにアクセスが集中している
これらの原因とその対策について詳しく解説していきますね。
そして、そもそもiPhoneのアップデートとは何なのか、しないとどうなるのかについても合わせて見ていきましょう。
そもそもiPhoneのアップデートって何?
iPhoneのアップデートとはiPhoneのソフトウェアを最新の状態にすることを言います。
ソフトウェアとは…iPhoneを動かすためのプログラムのこと
iPhoneに新たな機能が加わったり、不具合があったりした場合に、それらを追加・修正する目的で行うものです。
iPhoneの
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
と進むと、お使いのiPhoneが最新の状態か、アップデートが必要かどうか判別することができます。
自分のiPhoneはアップデートが必要なのか一度確認してみてください。
アップデートをしないとどうなる?
では、アップデートをしないままだと一体どうなってしまうのでしょうか?
まず1つ目にiPhoneの新しい機能を使えないままになります。
iPhoneは発売後でも新しい機能の追加をされることがありますが、アップデートをしないとその恩恵を受けることはできません。
2つ目にセキュリティの問題が発生します。
ネットのウイルスや不正アクセスの手口は日々進化しているので、アップデートをしないままでいると、そうした新たな脅威に対応できず、iPhoneの中にある大切な情報を危険にさらしてしまうことになります。
そして3つ目にアプリが使えなくなることがあります。
普段使っているアプリもアップデートされています。アプリだけを最新の状態にしていると、iPhoneのプログラムがアプリの性能に対応できなくなり、上手く動かなくなってしまいます。
つまり、iPhoneをアップデートしないと便利かつ安全に使うことができなくなる可能性があるということです。
iOS16.4にアップデートすることで使える新機能
2023年4月現在iOS16.4へのアップデートができるようになっていますが、それをすることで使える新機能についてご紹介します。
まず21個の絵文字の追加がありました。
SNSでも話題になっていたので、すでにご存じの方もいるかもしれません。
iPhoneのあたらしい絵文字についてなのですが
生姜が追加されましたが
どんな会議をして 生姜 を追加しようとしたのでしょうか
(後略)
引用 Yahoo!知恵袋
特に生姜の絵文字はなぜ追加されたのか、面白くもあり使いどころが分からなくもあり、話題を呼んでいます。
次に通話時の声を分離する機能が追加されました。
今までは一部のアプリでのみ使えていた機能だったのですが、iOS16.4へのアップデートからはiPhoneに元々入っている通話アプリやLINEの通話でも使えるようになっています。
声を分離する機能を使うと、自分以外の人の話し声やドライヤーの音といった余計な音を遮断することができます。
相手の声が聞き取りやすくなるので、より快適に通話を楽しめますよ。
iPhoneのアップデートができない原因と対策
iPhoneのアップデートの必要性については、分かっていただけたかと思います。
ではなぜできないのか、考えられる原因と対策について一つずつ見ていきましょう。
①空き容量が足りていない
まず考えられるのは、空き容量が足りていないということです。
だから容量はあるのにアップデートできないの!
と思われたかもしれません。
しかし、空き容量があったとしても、アップデートできない場合があります。
まずはアップデートに必要な空き容量はどのくらいなのかを確認してみましょう。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
すると
iOS16.○○
Apple Inc.
○○MB
※○○には数字が入ります
という表示があります。この「○○MB」がアップデートに必要な空き容量です。
MB(メガバイト)やGB(ギガバイト)とは…データの大きさを表す単位。
MB<GB/1000MB=1GB
次にiPhoneの空き容量がどのくらいあるのか確認する方法を説明します。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「使用可能」の項目を確認
「情報」をタップすると、画面の少し下の方に「使用可能」という項目があります。
「○○GB」というように数字が表示されていると思いますので、確認してみてください。
その数字が現在使用可能な空き容量ということになります。
やっぱりちゃんと空き容量あるじゃん!
ちょっと待ってください。
iPhoneの空き容量が、アップデートに必要な空き容量ギリギリになっていませんか?
実はiPhoneをアップデートする際に、一時ファイルというものが作られるため、アップデートに必要な分以上の空き容量が必要になります。
つまりiPhoneのアップデートするには、作成される一時ファイル分の容量も必要になるということです。
もしiPhoneの空き容量があるはずなのにアップデートができない場合は、一時ファイル分の容量が足りていない可能性があるので、使っていないアプリを削除したり写真のデータを他に移したりしてから、もう一度試してみてください。
②バッテリー残量が少ない
次に考えられるのは、バッテリー残量が少ないということです。
iPhoneのアップデート中はバッテリーをかなり消耗するため、バッテリー残量が少ないと上手くいかない可能性があります。
アップデートには新しい機能や不具合の改善など、たくさんのデータが含まれていますし、時間のかかる作業なのでやり遂げるためのエネルギーが必要になるのです。
そのためバッテリー残量が少ない状態だと、そもそもアップデートができないようになっています。
iPhoneのアップデートをするときは本体を充電器に繋いでおきましょう。
③Wi-Fiの電波が弱い
次に考えられるのは、Wi-Fiの電波が弱いということです。
iPhoneのアップデートをするときはWi-Fiへの接続が必要になります。
アップデート中はたくさんのデータをダウンロードしますが、通信が遅かったり不安定だったりするとダウンロード中にデータが壊れてしまったり、必要なデータのダウンロードが進まず、アップデートが上手くいかなかったりすることがあるのです。
Wi-Fiがある環境でアップデートをするようにしてください。
④アクセスが集中している
次に考えられるのは、Appleのサーバーにアクセスが集中してしまっているということです。
iPhoneを使っているのは日本人だけではなく、世界中の人が利用しています。
そんな中新しいアップデートが発表されると、すぐにアップデートしたいという人が世界規模でいるわけです。
特に発表されたばかりの頃はアクセスが集中しやすく、エラーになったりいつまでもダウンロードが終わらなかったりと、アップデートしようとしても上手くいかないことがあります。
どうしても発表された日にアップデートしたい
誰よりも早く新機能を使いたい
という方以外は、リリースされてから1日以上時間をおいてからアップデートをするようにしましょう。
iPhoneを再起動してみる
これまでに紹介してきた対処法でも上手くできない場合は、一度iPhoneを再起動してみるのも手です。
再起動すると、iPhone本体に不具合が生じている場合にそれを解決することができます。
電源を切らずに使い続けていると、iPhone内部にデータが溜まり動作が重くなってしまいます。
再起動をするとiPhone本体に溜まったキャッシュ、いわゆる履歴が消されるため、それに割いていたメモリが解放され、動作が軽くなりますよ。
キャッシュとは…
過去に見たWebページや画像、アプリのデータを一時的に保存し、再度見るときにそのデータを使って表示を早くする機能。一から読み込まなくてもいいので起動が早くなる。
- 動作が重い
- アプリの起動に時間がかかる
- 使っているうちにiPhone本体が熱くなる
これらに思い当たる方は、iPhoneを再起動してみましょう。
キャッシュを削除しても、履歴が消えるだけで写真のデータやゲームのセーブデータなどは消えないので安心してください。
iPhoneのアップデートのやり方を徹底解説!
iPhoneのアップデートができない原因とその対処法が分かったところで、実際にアップデートをやってみましょう。
アップデート前に確認しておくといいポイントもご紹介します。
大切なデータが消えてしまったということもあるので、しっかり確認してからアップデートしてくださいね。
アップデートをする前に確認しておくこと
アップデートをする前に確認しておくべきことは
- 対応機種かどうか
- データのバックアップを取ってあるか
- アプリのログインIDや引継ぎIDを控えておく
まず、iPhoneのアップデートの対応機種かどうかを確認しましょう。
iPhoneは機種の古いものからサポート対象外になるため、対象外になった機種は最新の状態にアップデートすることはできません。
Appleの公式サイトで対応機種かどうか確認できますので、参考にしてみてください。
iPhoneの基本的な使い方やiPhoneに搭載された驚きの機能のすべてを説明しているガイドです。このガイドでは、以下のiPhoneのモデルに対応しているiOS 16.4について説明します
引用 Apple
次にデータのバックアップを取ってあるかどうかの確認です。
もしアップデート中にエラーが出てしまったり、途中で電源が切れてしまったりすると、iPhone内部に影響が出てデータが失われてしまいます。
また、再度ログインを求められることもあります。
ログインできないとそれまでのデータを利用できなくなるので、LINEのスタンプを買い直したりゲームが最初からになったりしてしまうことも…
失いたくないデータはしっかりバックアップを取っておきましょう。
アプリのログインIDや引継ぎIDを控えておくと安心です。
そして原因と対処法でお話した通り、
- 空き容量はあるか
- バッテリー残量は十分にあるか、充電器に挿しているか
- Wi-Fiに接続しているか
- リリースされてから1日以上経っているか
これらも確認したら、いよいよiPhoneのアップデートをしていきましょう。
方法①iPhoneでアップデートする
まずはiPhoneでアップデートする方法です。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
- iPhoneのパスコードを入力
アップデートが終わるとiPhoneが再起動するので、終わるのを待ちます。
これで完了です。
方法②iTunesでアップデートする
次にiTunesでアップデートする方法です。
iTunesとは…Appleが提供しているソフト。無料で利用でき、iPhoneのバックアップを取ることも可能。
- パソコンでiTunesを起動
- パソコンにiPhoneを繋げる
- 画面左上にある「iPhoneのマーク」を左クリック
- 「概要」を左クリック
- 「アップデートの確認」を左クリック
- 「ダウンロードしてアップデート」を左クリック
アップデートが終わったら右下の「終了」を左クリックして、パソコンからiPhoneを抜きます。
これでアップデートができました。
iPhoneのアップデートができない!?容量はあるのにできない原因と対処法!まとめ
いかがでしたか?
iPhoneのアップデートができない原因は
- 必要な分の空き容量が足りていない
- バッテリー残量が少ない
- Wi-Fiの電波が弱い
- Appleのサーバーにアクセスが集中している
アップデートするときの対処法は
- 十分な空き容量を確保する
- バッテリー残量は十分にあるか確認し、充電器に挿しておく
- Wi-Fiに接続する
- リリースされてから1日以上経ってから行う
それでもだめなら
- iPhoneを再起動してみる
アップデート前に確認しておくことは
- 対応機種かどうか
- データのバックアップを取ってあるか
- アプリのログインIDや引継ぎIDを控えておく
アップデートの方法は
- iPhoneとiTunesの2種類ある
iPhoneのアップデートができない原因やその対処法は様々ありますので、どれが自分に当てはまるのか試してみてください。
難しい言葉も多く、大変そうと思ったかもしれません。
しかし、最初の一歩を乗り越えれば、さらに便利にそして安全にiPhoneを使うことができます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。