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カワウの被害が深刻で映画みたい 川での被害や対策についてまとめてみた

カワウと言えば、鵜飼の鳥、滋賀県の長良川を始めとして、

観光資源としても有名ですよね、そんなカワウですが、

琵琶湖がある関西地方での被害が深刻で、発生している状況がまるで

映画のようだといいます。

被害や対策方法についてまとめてみました。

カワウの被害が深刻 川での被害はどうなっている?

アユ1トンが1週間で食べつくされてしまう。

にわかには信じられない話ですが、実際に、滋賀県の大戸川で発生している。

出典:産経デジタル

空に舞っている鳥の他に、枝にもかなり多くの鳥が止まっているのがわかります。

これが、全部カワウということになると、結構大変なことになっていると言えます。

カワウの被害が深刻 その対策はどうなっている

カワウの深刻な被害に対して、いわゆる漁業協同組合の皆さんは

涙ぐましい努力をしています。

・禁漁期間中に川の水面の上に糸を貼ることによって、カワウを近づかせない対策を行った。

アユへの対策ということで言えば、アユが禁漁となっている季節は、川の水面の上に

糸を貼るという対策は、有効に思えますし、実際にある程度の効果があがりました。

しかし、問題はアユ釣りが解禁になっている間、まさか、アユ釣りが解禁になっているのに

釣れない対策は取れないわけで。

アユ釣りが解禁されている間は、毎日午前4時ごろから数時間、組合員数人が川沿いに

1キロ間隔で並び、さらに、時間差で5連発の花火を放ち、カワウを少しずつ上空に遠ざける

という地道な対策を取り続けている。

もう、人海戦術ですね。これは、いつまでも続く対策では無いでしょう。

環境省によると、2007年、カワウを鳥獣保護法に基づく狩猟鳥に指定、

特別な許可がなくても捕獲できるようにした。

鵜飼に使われるカワウ、天然記念物とは言いませんが、もう、保護する対象ではなく

どちらかと言うと駆除する対象になっています。

駆除したカワウを1羽あたり5千円で買い取っている漁協もでてきています。

これは、完全な赤字でしょう、かなり苦しい対策がつづいています。

こういった、カワウの被害について、ネット上では様々な声が上がっています。

増え方が異常です。
以前は川で釣りをする人が多かったので、ある程度の数でした。
釣り人減少、鵜の増加、アユの激減で釣れない川の悪循環です。
全滅した川もあり生態系のバランスが完全に崩れています。
糞で木が枯れて島が崩れ出した竹生島もあります。

引用:ヤフー

そうなんですよね、生態系との問題につきてくるのですが、昔は

お互いにうまい具合に共生していたはずなんですけど、

どうしてこんなことになってしまったのでしょう。

環境保護団体に聞かせてやりたいですね。

しょせん、人間のやっていることは、自然の保護じゃなくて、

人間にとって都合のいい状態を維持することです。

そして、これが人間がやるべき事なのです。

引用:ヤフー

ここまでは言う気は無いんですが、本当に環境保護と、被害の問題は

難しいです。

多分コメントとしては、これが最高なのかと思います。

ブラックバスやブルーギル食べてくれたらいいのに。

引用:ヤフー

そうです、食べられてしまうのが、アユなのが、結構大きな問題なんです。

外来種と呼ばれ、被害が発生している、ブラックバスや、ブルーギルを

食べてくれていたら、カワウも益鳥とか呼ばれたのかもしれません。

そう考えると、人間って結構勝手なのかなあとか思います。。

カワウの被害が深刻 食べることはできるのか?

カワウを食べて死んだという話は聞いたことがなく、

毒を持っているというわけでも無いようです。

ただし、ジビエの一種として考えられ、下処理とかをきちんとしないと

生臭くて食べられたものでは無いようです。

簡単に食べられればよいのですが。

それでも、ジビエとして処理する方法も世の中にはあるので、

https://twitter.com/rakurou21/status/870133902316257281?s=20

きちんとした専門の料理人の方が、美味しいレシピを開発すれば

美味しくいただけるのでは無いかと思うのですが。。。

カワウの被害が深刻 絶滅の危機から大繁殖へ

被害を出しているカワウにも、気の毒なところがあり、

昭和30年代から40年代にかけては、環境汚染や干潟の減少によって

生息数は大幅に激減し、昭和46年には、全国で3000羽にまで、減少し

絶滅の危機にひんしていました。

そう、長良川の鵜飼のニュースを聞いていると、カワウの保護について、

話をしているのを放送していました。それぐらい、絶滅の危機に貧していたのが、

一転して、平成になってからは、ものすごい勢いで生息数が増えています。

これは、河川の回収によって、餌となる魚が隠れる場所がなくなってしまい。

カワウにとっては、大変暮らしやすい環境ができあがってしまったためと

言えるようです。現在は約10万羽のカワウが全国に生息しているといいます。

うーん、環境保護と、動植物との共生というのは、こんなにも難しいもの

なのでしょうか。

そのうち、観光資源の鵜飼の際に、石を投げ込んでくるような輩がでてこないか

大変心配です。