この記事では、
- 気になるマックのバンズのカロリー
- ダイエット中にどうしても食べたくなった時に選びたいマックの低カロリーメニュー
- 合わせて食べたいマックの低カロリーサイドメニュー
などを中心にお伝えします。
カロリーが気になるけどマックは食べたい、そんなあなたにぜひ読んでいただきたいです。
マックのバンズのカロリーは?ダイエットにはバンズを抜くべきか!?
マックのバンズのカロリーは141kcalです。
ごはん1膳のカロリーが269kcalなので、控えめに盛ったごはんくらいですね。
最近ではバンズ抜きバーガーがSNSで拡散しました。
マックでは、お客さんのアレルギーや好き嫌いの対応で具材を抜いてくれます。
それが、糖質制限にも対応してくれたということのようですが、店舗によっては対応不可の店もあります。
となる程、ストイックな人であれば良いのですが、大多数の人は、マックを食べる時にバンズありで食べたいものだと思います。
ここからは、1食をこのくらいで抑えたいというカロリーを把握していただいて、その中で食べられるメニューがあるかどうかを見ていきましょう。
1食で摂って良いカロリーは?脂質の平均値も
まずはこちらでご自身の1日の推定エネルギー必要量(kcal)はどのくらいかを見てみてください。
また、マックを食べるにあたって気にされる方も多いのではと思い、脂質も載せてみました。
脂質は体内で1g=9kcalとなります。
成分表示でもカロリーだけを気にしている方は多いと思いますが、脂質を摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因にもなるので一緒に見てみましょう。
脂質に関しては、必須栄養素としての働きはありませんので、国民栄養・健康調査の中央値のせました。
大体自分くらいの年齢の人はどのくらいの脂質を摂っているのか、参考までにチェックしてみてください。
性別 | 男性 | 女性 | ||
年齢 | エネルギー | 脂質 | エネルギー | 脂質 |
1~2歳 | 950kcal | 30.1g | 900kcal | 27.1g |
3~5歳 | 1,300kcal | 39.5g | 1,250kcal | 41.3g |
6~7歳 | 1,550kcal | 54.8g | 1,450kcal | 49.4g |
8~9歳 | 1,850kcal | 56.7g | 1,700kcal | 54.1g |
10~11歳 | 2,250kcal | 62.9g | 2,100kcal | 58.4g |
12~14歳 | 2,600kcal | 72.5g | 2,400kcal | 61.2g |
15~17歳 | 2,800kcal | 78.4g | 2,300kcal | 59.7g |
18~29歳 | 2,650kcal | 63.9g | 2,000kcal | 52.2g |
30~49歳 | 2,700kcal | 61.7g | 2,050kcal | 53.7g |
50~64歳 | 2,600kcal | 61.1g | 1,950kcal | 53.5g |
65~74歳 | 2,400kcal | 55.3g | 1,850kcal | 51.0g |
75歳以上 | 2,100kcal | 50.0g | 1,650kcal | 43.5g |
という風に見てみてください。
続いて、1日3食食べる方はざっくり3で割ってみて、2食の方は2で割ってみてください。朝を控えめにする方もいると思いますので、ざっくりで大丈夫です。
1食をどのくらいに収めればいいかが見えてくると思います。
ここでは食事を1日3食摂る40代女性のケースで見ていきます。
1食分のカロリー:2,050÷3=683kcal
1食分の平均摂取脂質:53.7÷17.9=17.9g
この中で収まるマックのメニューはあるのでしょうか。
1食分のカロリーを超えないMacのメニューは?
ここでは、定番バーガーメニューを低カロリー順にランキングしていきます。
4位:フィレオフィッシュ【エネルギー336kcal・脂質14.1g】
こちらは、揚げ物が入っているバーガーの中で唯一のランクインです。
揚げ物で、チーズも入っていて満足度が高いのにこのカロリー。
白身魚なので、罪悪感は減らしながら満足度を満たしてくれます。
3位:スパイシービーフバーガー【エネルギー329kcal・脂質18.4g】
スパチキの方が入ってくるかと思いきや「スパイシービーフバーガー」がランクイン。
チキンの方がダイエット中には良さそうなイメージがありますが、揚げていないスパビーに軍配が上がりました。
低カロリーながら、ガーリックの効いた旨辛ソースがお腹と満足度を満たしてくれます。
2位:チーズバーガー【エネルギー307kcal・脂質13.4g】
小さい頃にハッピーセットで食べてから長年お世話になり続けている「チーズバーガー」。
大人になり、いろんなバーガーを楽しむようになっても、たまに無性にシンプルなチーズバーガーが食べたくなる日も。
そんなチーズバーガーが2位にランクインです。
1位:ハンバーガー【エネルギー257kcal・脂質9.4g】
栄えある1位はシンプルで間違いない味、ハンバーガーでした。
ごはん1膳のカロリーが269kcalなので、それよりも低カロリーということになりますね。
300kcalを下回るバーガーがあることに驚きです。
カロリーが低いメニューはいくつかあります。
ダイエット中にどうしても食べたくなった場合には、ランキングに載ってきたバーガーを選んでみてください。
もちろん脂質は少し高くなってしまいますね。
脂質を少なくする対策としては、
- シンプルな味のものを選ぶ。
- 揚げていないものを選ぶ。
が良いですね。
脂質は体内で1gあたり9kcalとなり、なかなか厄介です。
サイドメニューで脂質を抑えたものを選ぶなど、バランスよく食べると良いですね。
1食分のカロリーを超えない組み合わせ
1食分のエネルギー必要量を超えない組み合わせにするのにおすすめなサイドメニューのランキングはこちらです。
3位:えだまめコーン【エネルギー83kcal・脂質3.0g】
ほとんど味付けされておらず、素材の味を活かした「えだまめコーン」が3位にランクインです。
素材の甘みが感じられる1品です。
2位:ヨーグルト【エネルギー59kcal・脂質0.8g】
低カロリーながら、甘さもあるので満足度が高いヨーグルトが2位にランクインです。
1位:サイドサラダ【エネルギー10kcal・脂質0.1g】
低カロリーたまねぎドレッシング(7kcal)をつけても17kcalで圧倒的1位です。
サイドメニューをこちらにすれば脂質も問題ないですね。
ただ、マックに行ったらポテトはどうしても外せないという方もきっといますよね。
ポテトのカロリーはこちらです。
注意
マックフライポテトL【エネルギー517kcal・脂質25.8g】
マックフライポテトM【エネルギー410kcal・脂質20.5g】
マックフライポテトS【エネルギー225kcal・脂質11.2g】
脂質も考えると、サイズはSを選ぶのが良さそうですね。
Sを選んで、ドリンクを低カロリーのものにすれば…許容範囲ですよね!
1食分のカロリーを超えないドリンク選び
1食分のカロリーが超えないようにするには、ドリンクのカロリーを抑えることも重要です。
マックのドリンクは嬉しいことに低カロリーのものが多いです。
同率1位:コーラ・コーラゼロ【エネルギー0kcal・脂質0g】
同率1位:爽健美茶【エネルギー0kcal・脂質0g】
このあたりを選んでおけば、問題ないですね。
- ストレートティー
- レモンティー
- 黒烏龍茶
- プレミアムローストコーヒー
これらも脂質は0gで、カロリーもプレミアムローストアイスコーヒーの15kcalが最大なので、カロリーを気にせず頼めますね。
1食分のカロリーを超えない頼み方は?
- 40代女性のざっくり計算した1食分のカロリーが683kcal
- 40代女性のざっくり計算した1食分の平均摂取脂質が17.9g
これを超えないようにということでしたが、結果はどうでしょう。
低カロリーNO.1メニューでセットを組んでいきます。
ハンバーガー | サイドサラダ+低カロリーたまねぎドレッシング | 爽健美茶 | 合計 | |
カロリー | 257kcal | 10kcal | 0kcal | 267kcal |
脂質 | 10g | 0.1g | 0g | 10.1g |
マックを食べているのに、ごはん1膳のカロリー269kcalより低く抑えられました。
これなら、大人だけでなく、小さい子でも安心して食べさせられるカロリーと脂質ですね。
サラダはあんまりという方はこちら。
ハンバーガー | えだまめコーン | コカ・コーラゼロ | 合計 | |
カロリー | 257kcal | 83kcal | 0kcal | 340kcal |
脂質 | 10g | 3.0g | 0g | 13..0g |
サイドをえだまめコーンに変えても問題ないですね。
せっかくマックに来たのだからポテトは諦めたくないという方はこちら。
ハンバーガー | マックフライポテトS | コカ・コーラゼロ | 合計 | |
カロリー | 257kcal | 225kcal | 0kcal | 482kcal |
脂質 | 10g | 11.2g | 0g | 21.2g |
1食分のカロリーは超えません。
脂質は少し超えてしまいましたが、バーガーもポテトも諦めずにマックのメニューが楽しめてこの超過分なら許容範囲!
…ダメですか?
好きなバーガーは何位?カロリーも一挙公開
カロリーが低いメニューは分かったけど、やっぱりバーガーだけは自分の好きなものを食べたい
そんな方のために、「マクドナルドのハンバーガー」に関するアンケート結果のランキング上位10位のバーガーと、そのカロリー・脂質を一挙公開いたします。
10位てりやきチキンフィレオ
9位炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ
8位ベーコンレタスバーガー
7位ハンバーガー
6位チーズバーガー
同率4位ダブルチーズバーガー
同率4位えびフィレオ
3位フィレオフィッシュ
2位てりやきマックバーガー
1位ビッグマック
ビックマックについては次の記事も参照くださいね。
さて、あなたの好きなバーガーはランクインしていたでしょうか。ランキングとカロリーと脂質チェックしてみてください。
2023年1月11日~1月15日に全国の男女421人へ取ったアンケートを基にしたランキングを記載しております。
チキン商品=低カロリーというイメージ?
バーガーランキングとそのカロリーを見てお気づきになった方がいるかもしれません。
ダイエット中だからチキンのバーガーを食べようと思っていたけど…
そうなんです。
チキンのバーガーやサイドメニューは全部揚げられているので、ダイエットのためにあえて選ぶには向きません。
てりやきチキンフィレオ【エネルギー495kcal・脂質22.2g】
てりやきマックバーガー【エネルギー487kcal・脂質30.6g】
スパチキ(スパイシーチキンバーガー)【エネルギー390kcal・脂質19.8g】
スパビー(スパイシービーフバーガー)【エネルギー329kcal・脂質18.4g】
似ているバーガーで比べると分かりやすいですね。
もちろんチキンが好きで頼まれる方は良いのですし、タンパク質が摂りたいという方にはおすすめです。
ただ、ダイエット=チキンというイメージでなんとなくチキンを選んでおけば良いかなとお考えの方は、自分の好きなものを思い切って食べた方が意外とカロリーが低いなんてこともあるかもしれませんね。
みんな大好きあのサイドメニューのカロリーも
私は、バーガーはお昼以降に頼めるものが好きなのですが、どうしてもあれだけは食べたいというものがあります。
そう、朝マックのハッシュポテトです。
朝マックで頼めるバーガーの種類を増やしてほしい。
お昼や夜にもハッシュポテトを頼めるようにしてほしい。
私と同じように考えている方、少なからずいるのではないでしょうか。
個人的な趣向が入ってきてしまうのですが、外せないサイドメニューのカロリーも載せさせてください!
ハッシュポテト【エネルギー145kcal・脂質9.6g】
チキンマックナゲット5ピース【エネルギー263kcal・脂質16.0g】
(バーベキューソース【エネルギー33kcal・脂質0.1g】マスタードソース【エネルギー44kcal・脂質2.3g】)
シャカチキ チェダーチーズ【エネルギー251kcal・脂質12.9g】
シャカチキ レッドペッパー【エネルギー249kcal・脂質12.8g】
完全に私の好みですみません。
でも、美味しいですよね。
朝のメニューでのみ頼めるメニューなだけあって、ハッシュポテトはマックフライポテトSよりカロリーも脂質も低いですね。
あと、プラスワンで頼みやすいチキンの商品ですが、やはり低カロリーとは言えませんね。
私はよくセットにチキンをプラスして頼むのですが、その頼み方は少し見直した方が良さそうだと感じました。
バンズ抜きの場合は何kcalになる?
ここまでバンズを抜かない体で話を進めてきましたが、好きなバーガーも妥協したくないし、ダイエットも妥協したくないという方もいるかと思います。
バンズ抜きだとどのくらいのカロリーになるのか、ランキングの上位3位のメニューで計算してみました。
バンズのカロリーはしっかり調べていますが、マックの公式ホームページに「バンズ2枚だと何kcal」「バンズ3枚だと何kcal」「バンズの上側だと何kcal」「バンズのゴマありだと何kcal」と載っているわけではないので、その点はご了承ください。
バンズ2枚のバーガーはバンズのカロリー=141kcal、バンズ3枚のバーガーはバンズのカロリー=211kcalで計算します。
- ビッグマック バンズ抜き【315kcal】526kcal-211kcal
- てりやきマックバーガー バンズ抜き【346kcal】487kcal-141kcal
- フィレオフィッシュ バンズ抜き【195kcal】336kcal-141kcal
奇跡の200kcalを下回るバーガーが現れました!
ソースが包みについてしまうのではとも思いましたが、バーガーやナゲットの箱に入れてくれたり対応は店により様々なようです。
そして、最初にもお伝えしましたように店舗によってはそもそもバンズ抜きの対応不可の店もあります。
ソースも余すことなく食べたいですし、見た目の美しさもバンズ有りが私は好みですが、こんな頼み方もあるようですね。
マックが身体に悪い?添加物だらけ?噂の真相
マックは身体に悪い、添加物だらけ、マックのパテの肉って…という噂は昔からずっと消えませんね。
まず、身体に悪いという噂ですが、ファーストフードの特徴として、
- 高カロリー
- 高脂質
- 高塩分
などがあげられます。
ただ、こちらは公式のホームページにすべてのメニューの栄養情報が載っております。
あまりに高カロリー・高脂質・高塩分のものを選んだり、ファーストフードばかり食べていると栄養も偏り身体に悪いですが、それはどんな食事にも言えることです。
どうしてもポテトは食べたいからバーガーはカロリーを抑えたものにしよう
思いっきり食べたいから他の2食でカロリーを抑えて不足した栄養を摂る!
他のメニューでバランスを取ったり、他の食事でバランスを取って、トータルで見ると良いですね。
また、添加物だらけという噂についてですが、パティの肉や添加物についてもホームページで説明しています。
ビーフパティには、食品添加物(結着材・保存料)、つなぎ、調味料を使用していません。牛肉そのものの味わいをお楽しみいただける自慢のパティです。
食材の産地や衛生管理方法も公式のホームページで公開しており、安全性が高いです。
牛肉はつなぎなしの100%で、これはマクドナルドの日本一号店が銀座三越にオープンした1971年から強く打ち出しているこだわりの1つです。
参考
マクドナルドの日本一号店は1971年に銀座三越にオープンしました。
この時代は牛肉が食卓に並ぶことが少ない時代で、海外に行ったことがある人も少なかったためハンバーガーの知名度もほぼゼロでした。
そんな中マクドナルドのこだわりである100%ビーフを強く打ち出し、ハンバーガーレストランビジネスを成功させました。
マクドナルドのハンバーガーは大流行しましたが、一方で色んな噂が流れました。
人間は新しいものと出会った時に、無意識にネガティブな反応になってしまうようです。
牛肉が食卓に並ぶこと自体が少なかった当時の日本人にはマックという存在は新進気鋭すぎて、いろいろ疑ってしまった結果"マックが身体に悪い""添加物だらけ"という噂を生んでしまったのかもしれませんね。
マックのバンズのカロリーは?ダイエット中にどうしても食べたい時にのまとめ
- マックのバンズのカロリーは141kcal
- マックのバーガーの中で1番カロリーが低いのは『ハンバーガー』
- マックのサイドメニューの中で1番カロリーが低いのは『サイドサラダ+低カロリーたまねぎドレッシング』
- マックのドリンクは『爽健美茶』『コカ・コーラゼロ』『ストレートティー』『レモンティー』『黒烏龍茶』『プレミアムローストコーヒー』が低カロリー
- マックはセットの組み方次第でご飯1膳分のカロリーを下回る
- マックの悪い噂についてはホームページで否定されている
マックの中には、低カロリー低脂質でダイエット中にも罪悪感なく食べられる組み合わせが存在しました。
ダイエット中に無性に食べたくなったら、ランキング上位のメニューのセットで頼んでみてください。
カロリーと脂質を抑えながら、満足感も得られると思います。
組み合わせによっては、カロリーと脂質がそこまで大幅にオーバーしない頼み方はたくさんあります。
ダイエット中、自分のご褒美に好きなメニューを1品だけは我慢せずに頼んで、他で帳尻を合わせるのも良いと思います。
マックのホームページには、1日に必要な栄養のうちマックのメニューでどのくらい補えるか見ることが出来る『栄養バランスチェック』というものもありますよ。
それを使うと、ご自身で考えたセットのカロリーが簡単に出てきます。
簡単で楽しいので使ってみるのも良いですね。