ソロキャンプの人気に伴い、注目を集めているポップアップテント。
軽量で、テント設営に慣れていない方にも扱いやすい点が魅力ですが、使っているうちにねじれてうまく立たなくなることがあります。
ポップアップテントがねじれた時の、直し方を解説します!
Contents
ポップアップテントのワイヤーのねじれの直し方
それでは早速、ポップアップテントがねじれた時の直し方を解説します!ポップアップテントの特徴や、ワンタッチテントとの違いにも触れていますので、参考にしてくださいね。
ポップアップテントのワイヤーは、幅広で平らなつくりの骨です。そのため、途中でねじれると形が崩れてテントが片方にかたよったり、内側にしぼんだままになったりすることがあります。
ポップアップテントが上手く立たなくなる原因は、このワイヤーにあることが多いです。
でも、安心してください。ワイヤーが折れている場合をのぞいて、簡単に直せますよ。
直し方
時計回りのねじれは反時計回りに、反時計回りのねじれは時計回りに回すと、正しい向きに戻せます。
直し方の動画がありましたので、こちらもどうぞ!
ポップアップテントの特徴
テント設営に慣れていない方も、数秒で簡単に設置できて、持ち運びが楽なことで人気のポップアップテント。
でも、ワンタッチテントと混同してしまっている方もいるのではないでしょうか。ポップアップテントのしくみや特徴、ワンタッチテントとの違い含めて解説します。
ポップアップテントとは
軽量で、使わない時はコンパクトにたたんで収納できること、設置が簡単なことが、ポップアップテント最大の魅力です。
少し大きめなバッグくらいのサイズで、女性も片手で持ち運びができるのは嬉しいポイントですよね。設置するときは収納袋から出して、たたんだ状態から広げれば、すぐテントの形に立ち上がります。
ペグがあれば、テント以外に特殊な道具などは必要ありません。撤収するときも、コツさえ覚えれば簡単にたたむことができますよ。
ワンタッチテントとは
設営が比較的簡単な点は似ていますが、持ち運ぶ時はポップアップテントに比べると少し重く、サイズも大きくなっています。
一般的なテントでは別になっている、ポールとテント本体が一体化しているのがワンタッチテントです。その分居住性が高く、強度もある点が特徴です。
そのため、ワンタッチテントの種類によっては、泊まりでのキャンプ用テントとしても使えます。設営する時は収納袋から出して、傘を開くように骨組みを持ち上げて、広げてくださいね。
ポップアップテントのたたみ方を解説
ポップアップテントのたたみ方を解説します!
ポイント
たたみ方を、わかりやすく説明してくれている動画があるので、こちらもぜひご覧ください。
ポップアップテントは大型もあり!選び方のポイント
軽量で、コンパクトな点が特徴のポップアップテント。多いのは1~2名タイプですが、実はグループ向けの大型タイプや、クローズタイプでプライベート空間を確保できるものなど、意外に種類が多いんです。
ポップアップテントを選ぶ時のポイントを紹介します。
人数に合わせて選ぶ
ポップアップテントのサイズは、使用する人数に合わせて選ぶことが大切です。取扱説明書などに、使用する時の目安となる人数が書かれています。
とはいえ、使用人数ギリギリのサイズを選ぶのは避けた方がよいでしょう。荷物を保管するスペースを確保できなくなるためです。
選ぶ時の目安としては、使用する人数+1人分とされています。ただし、6人以上の大人数で利用予定の場合は、2~3人用サイズを複数準備するのがおすすめです。
使用人数を分けて、ポップアップテント自体は複数準備した方が、持ち運びや設営もしやすいですよ。
用途や場所に合わせて選ぶ
ピクニック
ピクニックには、サンシェードタイプをおすすめします。開放感があり、風通しもよいためです。
食材やゲームなどの荷物を置いたり、日陰で休んだりするスペースに使えますよね。道中の持ち運びなどを考慮すると、コンパクトで軽量なタイプのポップアップテントが向いています。
海水浴
日差しが強い海辺で使う場合に重要なのは、UVカット機能があるかどうかです。紫外線を防ぐ力を表す「UPF値」が大きいほど、しっかりと日焼け対策ができます。
荷物置き場や泳いだあとの休憩スペースにしたいなら、サンシェードタイプがおすすめです。ただし、着替える場所として使いたい場合は、プライベート空間が確保できるフルクローズタイプを選びましょう。
ポップアップテントを砂浜に設置する場合は、四隅にサンドポケットがついているモデルがおすすめです。
砂を詰めて重しにできるため、ペグが固定しにくい砂浜でも設置できます。サンドポケットだけでは心配という方は、砂浜にも使える長めのペグを用意してくださいね。
キャンプ
泊りのキャンプ時は、夜の気温低下に対応できるかどうかがポイントです。寝る時に夜間の冷気を遮ることができる、フルクローズドタイプを選びましょう。
そして、夜露や急な雨への対策として、耐水機能も重要です。ポップアップテントで宿泊する場合は、耐水圧もチェックしてください。耐水圧の数値は1500㎜が目安です。
一般的に、耐水圧500㎜が小雨、1000㎜が普通の雨、1500㎜あれば強い雨も防げるとされています。雨や湿気からテント本体を守り、結露も起こりにくいフライシートがついているモデルがおすすめです。
また、メッシュパネルがあれば、虫の侵入を防ぎながら通気性も確保できます。行先に合わせて検討してくださいね。
ポップアップテントは塗装にも使える?!
主にレジャーでのポップアップテントの使い方を紹介してきましたが、もうひとつ、意外な活用方法があります。それは、作業スペースとしてのポップアップテントです(!)
私も今回初めて知ったのですが、塗装作業をする際に、ポップアップテントの利用をすすめている方が一定数いらっしゃるんです。簡易塗装ブースですね。
隣家が離れていて広い庭がある一戸建てなら、作業スペースに困りませんが、なかなかそうはいきません。
そんな中、塗料が風で近隣へ飛んでしまったり、匂いが広がったりしてはトラブルの元になりかねません。
その点、ポップアップテントの中で作業すれば、近隣への臭いや塗料の拡散を防ぐことができます。
準備や設営、後片付けも簡単ですよね。バイクや車のパーツなどを自分で塗装したり、メンテナンスする時に利用する方が多いようです。
ただし、テントの中で作業するのは危険なため、避けてください。あくまでも塗るパーツだけをポップアップテントの中に置いて、テントの外から手を伸ばして塗装作業をするようにしましょう。
もちろん、防護用のゴーグルやマスクもつけて、作業してくださいね。
ポップアップテントのおすすめ5選!!
ポップアップテントの、おすすめ商品5選を紹介します。
ENDLESS BASE ポップアップテント
フルクローズ型のポップアップテントで、軽めのレジャー向けです。重量は約2.5㎏。展開時のサイズは、幅200×奥行180+100×高さ135cmとコンパクト。
防水加工、UVカット機能があり、付属品としてひさし棒や固定用のペグ、ロープなどもセットになっています。
PYKES PEAK ポップアップテント
2〜3人用で、フルクローズ型のポップアップテントです。重量は約2.4㎏。展開時も幅200×高さ132×奥行196+46cmとコンパクト。防水加工、紫外線99%カットのUVカット機能もあり、固定用ペグがセットになっています。
クイックアップIGシェード
2〜3人用のポップアップテントです。そしてなんと!フルオープン、フルクローズどちらにもスタイルチェンジできます。
重さは約2.5㎏。展開時のサイズは、約幅200×奥行150×高さ125cm。
防水加工やUVカット機能はもちろん、防虫用にOlytecメッシュ素材も使用されている優れものです。固定用のペグ以外に、砂袋もセットになっています。
ダニエルアーバンアウトドア ポップアップテント
1〜3人用、フルクローズ型、フロントシート付のポップアップテントです。重さは約1.45kg。展開時のサイズは、約幅145×奥行120×高さ120cm。(フロントシート展開時:奥行+75cm)
メッシュスクリーンとフライシートの二重構造で、虫の侵入を防ぎながら通気性を保てます。テントの両脇にポケットもあるため、スマホや小物の収納にも便利ですよ。
HUI LINGYANG テント
3〜4人用で、家族や友人と使いやすいフルクローズ型のポップアップテントです。
重さは3.46㎏。展開時のサイズは、210×210×130cm(インナーテント)、290×200×130cmになります。防水加工、前室スペースもあります。
ポップアップテントがねじれた時の直し方を解説!おすすめ商品も紹介のまとめ
まとめ
- ポップアップテントはテントとワイヤーが一体になった、初心者でも設営可能なテント。
- ポップアップテントが上手く立たない時は、ワイヤーのねじれが原因のことが多い。
- ポップアップテントとワンタッチテントは別もの。
- テントのサイズを選ぶ時は、使用人数+1名用で選ぶと、荷物スペースが確保できて快適に使える。
- ポップアップテントには、耐水性があるものやUVカット機能があるもの、フルクローズ型などもあり、行先や用途に合わせて選ぶことが大切。
ポップアップテントについて、ねじれた時の直し方やたたみ方、ワンタッチテントとの違いなどを中心に紹介しました。
家族や友人とのレジャーにはもちろん、作業スペースとしても活用できる便利なポップアップテント。
1人~カップル向きのコンパクトなものから、仲間や家族とゆっくりすごせる大きめサイズまでさまざまなタイプがあります。
使用目的や行先に合う機能、サイズのポップアップテントを選んで、楽しくすごしてくださいね。