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低血糖対策にははちみつが効果的⁈食べるタイミングや量を紹介!

「最近妙に身体がしんどいな~」とか「夜中に目が覚めてしまう」などの症状はありませんか?

もしかしたら、それは低血糖のせいかもしれません。

「血糖値が高くて…」という話しはよく聞きますよね。でも身体にとって危ないのは高血糖より低血糖状なのです。理由は命の危険に直結するから。

ちょっと怖い話しになりましたが、冒頭で触れたように低血糖状態になると「なんかしんどいな~」という状態になり、日常生活にも影響を及ぼします。

この状態に心当たりがある人に取り入れて欲しいのが、はちみつの摂取です。はちみつは栄養価が高くて吸収も早いのです。

では今から、はちみつが良い理由とタイミングなどのお話しをしていきますね。

 

 

低血糖の人にははちみつが効果的なの?

結論から言いますと、効果はあります。なぜなら、はちみつは血糖値の上昇がゆるやかで、長時間血糖値を安定させる働きがあるからです。

また蜂蜜の主成分はブドウ糖果糖です。その2つがバランスよく入っていることで、血糖値の安定を作られているといわれています。

 

はちみつが良い理由

近年では科学的な研究が進み、はちみつの栄養価の高さが改めて解明され、はちみつの良さが再認識されています。

あなたは「低GI」という言葉をご存じですか?「GI値」とは、「グリセミック・インデックス」の略になります。

食品の血糖値の上がりやすさを表したもので、GI値が低いほど、血糖値が上がりにくく、健康に良い食品とされています。

甘みの強いはちみつは高GI食品(血糖値が上がりやすい)というイメージがあります。

ただ実際のところ、血糖値は上がりますが、上白糖のような急激な上がり方はしません。血糖値の上がり方が緩やかなので負担も少ないです。

なおかつ栄養価も高く、特に現代人に不足しがちなミネラルが豊富に含まれていることも、はちみつが身体に良いといわれている理由です。

 

はちみつってカロリーが高いけど大丈夫…?

はちみつなんて甘いし、常に食べてたら太る!と考える人も多いと思います。

ただ考えてほしいのですが、ティースプーン1杯のはちみつは糖質で5g、カロリーなんて20kcalしかありません。

これくらいのものを食べたからといって太るのでしょうか?

さらに、はちみつに含まれるブドウ糖果糖単糖類といって、糖のなかでは最も消化吸収力が高いのです。

もちろん、20kcalでも積み重ねていけば太るよ、という意見も理解できます。

でもはちみつの20kcal程度で低血糖を防げるのであれば、そんなに高いエネルギー摂取にあたるとは思いません。

それなら、うっかり食べてしまってるスナック菓子やジュースの間食を控えて、そのカロリーをはちみつ摂取に回してほしいと思っています(笑)

 

 

そもそも低血糖状態だと何が問題なの?

低血糖になると不整脈、狭心症、心筋梗塞などの誘発、あるいは悪化させることが報告されています。

また低血糖により、認知機能の低下に繋がることもわかっています。

ここでオススメしたいのは血糖値を測り、記録をすることです。低血糖になりやすい時間や原因を把握すると、次の低血糖を予防することができます。

 

FreeStyleリブレ、FreeStyleリブレLink、FreeStyleリブレ Readerはスキャンによる測定で、血糖変動を「見える化」し、糖尿病の日常の自己管理をサポートします。

引用:FreeStyleリブレ

「え?血糖値って健康診断のときに測るものじゃないの?」と思っている人が大半だと思います。私もそう思っていました(笑)

そんな私もきっかけがあり、血糖値のセルフチェックをしています。はじめは針を刺して計測するキットを使用していましたが、その針を使い切ってしまったので、上記の商品を思い切って買いました。

使い勝手もよく、過去のデータも保存できるのでとても管理がしやすいです。はじめからこれを買えば良かったなという感じです。

 

なぜ低血糖になるの?

低血糖の原因はいくつかあります。

  • 糖質を摂りすぎている
  • ビタミンやミネラルの摂取量が足りていない
  • 飲酒の習慣がある
  • 空腹での運動
  • 入浴
  • インスリンなどの量が多かった

などがあります。このように見ると、日常生活のいつもしていることが、低血糖に繋がるんですね。

 

低血糖になりやすいタイミングは?

  • 食事量が足りていない
  • アルコールを多く飲んでいる
  • 食事の時間がいつもより遅れた
  • 空腹時にいつもより激しい運動を行なった
  • インスリン療法を開始したばかり
  • インスリン量を増やした、または注射の時間を変更した
おかあさん
私も低血糖になりやすいけど、確かに当てはまっているわ…。少し気をつけていかないと

 

短期的にみて考えられる弊害

  • 生活の質が低下…低血糖の症状が起こるとだるくなったりして、意欲がなくなります。
  • 血糖のコントロールがうまくいかない…体内で血糖値を上げるホルモンが増えてしまいます。そのために高血糖になることがあります。

ここに注意

低血糖を恐れるあまり、インスリンの量を減らしたり、逆に食べ過ぎると悪影響が出ることがあるので、気をつけましょう

 

長期的にみて考えられる弊害

  • 心血管疾患が起こりやすくなる…不整脈、狭心症、心筋梗塞などの病気の誘発と悪化が報告されています
  • 認知障害が起こりやすくなる…低血糖になることで、認知機能の低下が報告されています

短期的、長期的に見ても低血糖による弊害は意外と多くありますね。

また血糖値を下げるホルモンはインスリンのみですが、上げてくれるホルモンは成長ホルモンやグルカゴンやコルチゾールなど、複数のホルモンがあります。

これが意味することは、人間が生きていくためには血糖は不可欠ということです。

 

もしや低血糖?セルフチェックしてみよう

チェックリスト

  • 異常な空腹感
  • 倦怠感
  • 動悸
  • 手や指が震える
  • 冷や汗や顔面蒼白
  • 吐き気
  • 不安感

血糖値60mg /dl以下になると、上記のような低血糖の症状が表れます。

私も以前、お腹が空くと気持ちが悪くなって吐き気がしたり、それこそ顔面蒼白になって唇もみるみると青白くなっていた経験があります。こういう状態って急にくるんですよね。

外出先でこんな状態になると大変なので、ラムネやはちみつの飴を持ち歩いていました。(そんなこともあったな…)

今思えば、糖質制限をしていた時期だったのでそれが影響していたのかもしれません。

その経験が辛くて記憶にも残っているので、今でも常に甘いものは持ち歩いています。

 

 

夜中に目が覚めてしまう人は〇〇の時のはちみつが良い⁈

個人的には糖尿病とかでなければ、朝や寝る前のはちみつの摂取をオススメしています。

なぜなら、はちみつに含まれるブドウ糖は、エネルギーに変換されるのが早いのが特徴なので、朝にはちみつを摂取すると脳と体にスイッチが入り活動がしやすくなります。

また繰り返しになりますが、はちみつはブドウ糖果糖でできています。そんなブドウ糖にはリラックス効果があるので、就寝前に摂取をすることで、良質な睡眠へサポートしてくれます。

「ちゃんと寝たのに起きたら眠いしだるい」や「夜中に目が覚めてしまう」と感じていたら…。

もしかしたらあなたは、夜間に低血糖状態になっているのかもしれません。

 

夜間の低血糖が良くない理由

多くの論文でも「睡眠時間が短いほど食欲が増し、食べすぎる」という結論になっています。すなわち睡眠不足は太りやすいことを意味しています。

ただ、これは睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切になります。

「ちゃんと寝たのに起きたら眠いしだるい」や「夜中に目が覚めてしまう」のは睡眠不足と同じ状態であり、それは夜間に低血糖になってしまっている証拠。

睡眠時間だけでなく良い睡眠の質を確保することはとても大切であり、さらには痩せやすい身体になるということになります。

では簡単に睡眠の質を上げるにはどうしたらいいのか?それが、就寝前のはちみつの摂取になります。

 

夜間の低血糖を防ぐ方法は就寝前のはちみつ摂取

ここまできたら、もうオチはわかりますよね(笑)

夜中に目が覚めたりする人、ちゃんと寝た気がせず日中眠くなる人、夢ばかり見てしまう人などは、就寝前にはちみつを摂取しましょう。

はちみつは血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させてくれます。

就寝前のティースプーン一杯程度のはちみつの摂取をぜひ試してみて下さい。

 

ブドウ糖や果糖が身体に良いとされる理由

最初にもお話ししましたが、ブドウ糖と果糖は吸収が早く、ブドウ糖に関してはリラックス効果があります。

低血糖の症状がある人にとっては、吸収が早いというのはありがたいですよね。私も経験があるのでわかるのですが、体感的にはスポンジが水を吸う勢いの早さに匹敵する吸収の早さなんです(大げさ)。

 

【はちみつと上白糖のカロリーの比較】

294kcal/100g 384kcal/100g

上白糖にはミネラルがほとんど含まれていません。それに対してはちみつはミネラルが豊富です。

ミネラルが含まれていない上白糖の何がダメかというと、血糖値が乱降下を起こしやすくなります。

そういう状態が繰り返されると、ホルモンを出す臓器もどんどんと疲弊していきます。

一方ではちみつは精製がされていないので、ミネラルを多く含まれており、血糖値の乱降下もほとんど見られません。そのためにはちみつの摂取が身体に良いとされています。

はちみつのほうが低カロリーでミネラルも豊富とわかれば、積極的に摂りたくなりますよね。

おとうさん
仕事中疲れたら甘いものを食べるけど、そのときは頭もシャキッとするけどあとでだるくなるのは、身体の中で血糖値の乱降下が起こっていたんだな

 

 

低血糖対策にははちみつが効果的⁈食べるタイミングや量を紹介!まとめ

今回は低血糖の人には、はちみつの摂取がオススメというお話しをしました。

  • 日中眠くなったり夜中に目が覚める人は、夜間に低血糖状態になっている可能性がある
  • 睡眠時間が長くても、睡眠の質が低いこともある
  • 夜間の低血糖状態を改善する方法は、就寝前にティースプーン一杯程度のはちみつ摂取がオススメ
  • 低血糖をあなどってはいけない!放っておくと短期的にも長期的にも弊害は起こります
  • はちみつの良いところは砂糖に比べて低カロリーでミネラル豊富なこと
  • はちみつはスーパーに売ってるので、低血糖にあてはまる人はすぐに買いに行けます!

今回は低血糖予防には、就寝前のはちみつ摂取が効果的というお話しをしました。

栄養価も高くてオススメですが、何よりはちみつは甘くて美味しいんですよね。

糖尿病とかでなければ、より良い睡眠や生活の質を高めるために、就寝前のはちみつ摂取はいかがでしょうか?