最近話題のプチ断食を試してみようと思うけど、断食は初めてだし失敗するんじゃないか不安…
そんな方も多いのではないでしょうか。
実はプチ断食は正しいやり方で実践しなければ、失敗する確率はかなり高いです。
この記事を読むことでプチ断食の正しい実践法を学ぶことができ、失敗する確率をグンと下げることができるようになりますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
Contents
プチ断食のデメリットについて
そもそもプチ断食とは、16~18時間の空腹時間を作り体内環境を整えることです。
プチ断食中は水・白湯・お茶などの水分のみ取り、固形物の摂取は原則禁止になります。
正しいルールの中で間違った選択をしないようにデメリットを把握することが重要なので必ず覚えておきましょう。
プチ断食のデメリット①計画を立てなければいけないので面倒臭い
プチ断食中だけでなく、断食の前後も食事管理に気を配らなければならないのですぐに実践できずストレスになります。
プチ断食をする場合の流れは下図のようになります。
プチ断食中だけの空腹を耐えれば良いわけではなく、プチ断食前後も準備期間と復食期間があります。
そのためプチ断食を実施する前に挫折してしまう人もいます。
プチ断食のデメリット②食欲との戦いが辛い
一番のデメリットと言えるのが食欲に対するストレスです。
特に過食気味だった人は、初めての断食は大きなストレスがかかります…
ひたすら食べようか食べまいかの繰り返しです。
それでも一度乗り越えると一気に慣れてしまうのですが、最初の食欲の壁はあなどれません。
プチ断食のデメリット③目で見える効果が少ない
何かに挑戦したときは数値や見た目でやり遂げた実感を感じますよね。
ですが、プチ断食は徐々に効果が出てくるものなので期待以上の効果はすぐには実感できません。
「プチ断食のために1週間以上我慢して計画したのにこんだけ…?」
と、実践して感じる人も多いです。
プチ断食のデメリット④ダイエット効果が弱い
プチ断食を実践してみると、1回の断食で落ちる体重はせいぜい1~2㎏。
というものプチ断食はすぐに痩せるというよりは、徐々に痩せていく断食法です。
繰り返し実践することが大事なので、ちょっとやそっとではダイエットとしては成り立ちません。
プチ断食はデメリットに比例してメリットも大きい!
プチ断食のデメリットについて紹介しましたが、結構辛そうに感じて諦めてしまいそうですか?
で・す・が
デメリットも多い反面、もちろんやり遂げた時のメリットも大きいです!
プチ断食の人気がある理由をメリットとしてこれからご紹介します。
プチ断食のメリット①腸内環境が整うことで無駄食いが減る
16時間以上の空腹時間を作ると胃腸は充分に休まります。
胃腸が充分に休まることで、栄養の吸収率が上がり胃腸が荒れている時よりも少ない食事量で満足することができるのです。
過食気味の方で、胃に違和感があるのについつい食べてしまうという経験をした方もいるのではないでしょうか。
違和感があるストレスでさらに食べてしまう…、なんてサイクルから抜け出すためには腸内環境を整えることで改善されます。
プチ断食のメリット②肌荒れ・ニキビ改善などの美容効果がある
プチ断食を行うことで女性の方には嬉しい美容効果もあります。
なぜ美容効果があるのかというと、プチ断食を行うことで体の中の毒素をデトックスするため肌が荒れにくくなったり、ニキビができづらくなるんですね。
また、プチ断食中の水分摂取を怠らなければ便秘解消の効果も大いに見込めますよ。
プチ断食のメリット③オートファジーによる免疫力の向上
なにより私がお勧めするのは16時間以上の空腹で起きるメカニズム、オートファジーです。
オートファジーとは、体内の使えなくなった古い細胞を新鮮ピチピチな細胞に生まれ変わらせるものです。
近年になりオートファジーの効果を絶賛する医者が多く、オートファジーにより免疫力が上がり病気になる確率を下げることができることも明らかになっています。
これまでプチ断食のデメリットとメリットをご紹介しました。
プチ断食の良い点悪い点を把握した上で次に正しい実践法をご紹介しますので、しっかり覚えて後悔のないプチ断食をしていきましょう。
プチ断食のデメリット・メリットを把握した上で正しい実践法をご紹介
プチ断食は、準備期間・プチ断食中・複食期間の3つの流れを5日~7日かけて行います。
ひとつずつ解説させていただきます。
準備期間
プチ断食を行う前には準備期間として3日前から消化の良い食べ物を摂取、または消化に悪い食事を摂取しないようにシフトチェンジし量も徐々に少なくしていきます。
特に過食気味の方は準備期間を大事にしていただきたいのですが、もし準備期間を怠ってしまうと食べられないストレスによるドカ食いをしてしまう可能性が高いので是非気を引き締めて準備期間に力を入れて欲しいです。
プチ断食中
断食中は水、お茶を2ℓ取るように心掛けましょう。
水分を多く摂ることでデトックス効果が向上し体の中の老廃物を多く出すことができます。
無理に摂る必要はありませんが意識することが大事です
水分ならなんでもいいというわけではなく、アルコール・カフェインは控えるようにしましょう。
空腹状態は吸収率が高くなっているためアルコールなど摂るべき物ではないものも過剰に吸収してしまいますのでお気をつけて。
また、断食中に強い空腹を感じ苦しいと感じた場合はチョコレートを”ひとかけら“だけ摂るのはokです(おめでとうございます)
初めての断食は体が慣れていないため低血糖や空腹による胃酸過多で体調が悪くなる場合もあります。
この状況を回避するために少しの糖分を摂ることも大事な場合があります。
復食期間
断食後1日目はお粥やうどんなど消化に良いものを腹6分目で摂るようにします。
2日目から通常食に戻しても大丈夫です。
復食期間で気をつけたいことは、断食中のストレスによるドカ食いですね。
ドカ食いを避けるコツで私個人のオススメとしては1日3回の食事を4,5回に分ける方法です。
イメージ的には空腹を感じたら腹4分目を複数回です。
すると、「また次お腹空いたら食べれるからいっか」とドカ食いを避けることができます。
この方法は1回の量が少なく胃にも負担がないのでかなり重宝しています。
我慢せずにお腹が空いたら食べる。
ストレスを減らしつつ幸せを感じる。最高の手段です。
プチ断食=ダイエットは間違いがち
プチ断食をなんとなく理解している方はダイエット方法の1つだと思っている方が多く見えますが違います。
プチ断食=健康法です。
プチ断食は16時間の空腹期間を設け、臓器をしっかり休ませることが目的です。さらにこれを数ヶ月継続して初めてしっかりとした効果が感じることができます。
それなのに1,2回実践しただけで「全然体重減らない…」はお門違いです。
そもそもダイエットの大原則として、摂取カロリーよりも消費カロリーが上回っていないと痩せません。
ダイエットは運動と食事管理をして成り立つものなのです。
プチ断食をダイエットとして取り入れたいのであれば、プチ断食を繰り返して小食になるきっかけを掴むと良いでしょう。
プチ断食はあくまでも健康法ということはお忘れなく。
プチ断食のデメリット・メリットのまとめ
プチ断食のデメリット
- 計画的にやらなければいけないため面倒
準備期間・断食中・復食期間と5~7日かけて実践するため計画が面倒
- 食欲との戦いがストレスに
断食中は慣れない空腹を我慢しなければいけないため断食後にドカ食いしてしまうこと
- 目で見える効果が少ない
プチ断食は継続して行うことで肌荒れ解消や体重減少などが見込めるが、数回の実践では体が軽くなるくらいで大して効果が出ない
- ダイエット効果が弱い
数回プチ断食を行なっても減る体重はせいぜい1~2kg
もっと体重を減らしたい場合は長期的に継続しなければならない
プチ断食のメリット
- 腸内環境改善によるムダ食い減少
プチ断食を行い臓器を休ませることで栄養吸収率が上がり、少なめの食事で満足することができる
- 肌荒れ・ニキビ改善などの美容効果
デトックス効果の高いプチ断食では女性が気にする肌荒れやニキビも改善できる
- オートファジーによる免疫力向上
古い細胞を新しく生まれ変わらせることで免疫力が向上し様々な病気の予防になる
プチ断食の正しいやり方
1準備期間
プチ断食をする3日前から消化に良い食事を意識して摂りつつ徐々に量を減らしていく
2断食中
断食中は水・お茶を2ℓ摂取するよう心掛ける
固形物は原則禁止だが、強い空腹を感じた場合はチョコなどの糖分を少しだけ摂取し、低血糖・胃酸過多を避けるようにする
3復食期間
断食後1日目はお粥・うどんなど消化に良い食事を摂り、2日目から通常食に戻してもok
プチ断食=ダイエットではない
プチ断食=健康法でありダイエットとして活用したい場合は長期的に継続する必要がある
プチ断食のデメリット・メリット・やり方はしっかり把握できましたか?
プチ断食を成功させるためにはストレスを減らすことが大事になります。
そのためにも準備期間と復食期間を大事にし、失敗する確率を少しでも減らすように心がけましょう。
また、何事もチャレンジする際は無理しないことが大事です。
無理してハードルを上げて失敗するのでは時間ももったいないし体も可哀想です。
何事も無理せずハードル低くスタートすることで成功の確率はグンと上がるので継続的に無理せず続けていきましょう!
あなたのプチ断食ライフに幸あれ!