離乳食始めたけど『木綿豆腐』はいつから食べさせてもいいの?手づかみ食べレシピもご紹介!

暮らしの知恵

妊娠、出産、ほわほわの新生児期を経て、あっという間にやってくる離乳食

離乳食初期、中期、後期、完了期とステップアップするなかで、離乳食はどんな食材を食べさせたらいいの?と離乳食の疑問はいっぱい…。

バタバタと忙しい子育ての中で、離乳食メニューを毎回考えるのもたいへん…。

そこで離乳食後期に取り入れたい【木綿豆腐】のおすすめ時期や手づかみレシピをご紹介します!

タンパク質豊富な【木綿豆腐】をぜひ離乳食のレパートリーに加えてみませんか?

栄養満点の赤ちゃんが喜ぶ離乳食をつくって、食べる楽しさを通じて離乳食完了期まで進めていきましょう!

 

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離乳食で【木綿豆腐】はいつから食べさせていいの?手づかみ食べはできる?

高タンパク低脂質で栄養満点な【豆腐】は昔から食べられている代表的な日本の食べ物ですよね。

【木綿豆腐】はいつから離乳食で食べさせてもいいのでしょうか。

食べさせてもいい時期や食べさせるときの調理のポイントなど詳しくご紹介します。

 

【木綿豆腐】は離乳食後期の手づかみ食べ時期からがおすすめ!

 

[st-kaiwa6]木綿豆腐は離乳食後期がおすすめ![/st-kaiwa6]

 

【木綿豆腐】を食べさせ始めるタイミングは離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月頃)がおすすめです。

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月頃)の特徴[/st-minihukidashi]

  • 柔らかいものを歯茎を使ってカミカミ動かして食べる
  • 食べ物を手でつかんで自分で口に運ぼうとする
  • 舌でつぶせる
  • 離乳食の回数は3回に移行

木綿豆腐は絹ごし豆腐に比べると固めの食感でなので、歯茎を使ってカミカミしたり、舌でつぶせるようになる離乳食後期に取り入れるのが目安です。

食感が固めなので、歯茎で上手にすりつぶせるようにならないと、飲み込むときにつまらせてしまう可能性があるので注意が必要です!

豆腐は栄養価が高くタンパク質も取れるので離乳食にはぜひ取り入れたい食材です

豆腐はそのまま与えるのではなく、一度湯通ししたり加熱処理してからのほうが衛生的にも安心です。

ひと手間ですが焼いたり湯通し食べさせてあげてくださいね。

離乳食初期から中期にかけてなめらかな絹ごし豆腐で豆腐の味を慣らして、後期でしっかり歯茎でつぶせるようになってから【木綿豆腐】を取り入れると赤ちゃんも食感の変化を感じられるはずです。

 

 

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【木綿豆腐】を離乳食に取り入れるメリットとは?

みなさんもよく食べる【木綿豆腐】と【絹ごし豆腐】にはどんな違いがあるのでしょうか。

固めの【木綿豆腐】、なめらかな【絹ごし豆腐】、どちらも美味しいですよね。

離乳食にはどんな豆腐を使って食べさせてあげたらいいのでしょうか。

 

【木綿豆腐】は栄養豊富!カルシウムは絹ごし豆腐の約3倍!?

実は【絹ごし豆腐】より【木綿豆腐】の方が栄養価が高いって知ってましたか?

同じ大豆で作られているのに、栄養価に違いがあるんです。

成分 木綿豆腐
(100gあたり)
絹ごし豆腐
(100gあたり)
エネルギー 72 56
タンパク質 6.6 4.9
カルシウム 120 43
0.9 0.8
亜鉛 0.6 0.5

木綿豆腐の方が栄養価が高いのは一目瞭然ですね。

カルシウムは木綿豆腐のほうが3倍も栄養価が高いことがわかります。

絹ごし豆腐で豆腐の味になれてきたら、離乳食後期で木綿豆腐にぜひ移行してみましょう!

メニューによっては離乳食後期でも絹ごし豆腐を使ったり、レシピに合わせて【絹ごし豆腐】と【木綿豆腐】を上手に使い分けてみましょう!

タンパク質やカルシウムが豊富な【木綿豆腐】は産後のママもぜひ積極的に食べてもらいたい食品のひとつ!

出産後はママの骨や歯が弱くなると言われています

カルシウム不足で骨粗鬆症を起こす可能性もあるので、離乳食作りと並行して、ママのご飯にも取り入れて見てください。

ママの母乳からもカルシウムは赤ちゃんの骨や歯の発育に影響すると言われています。

ママも【木綿豆腐】をいつものご飯にプラスしてカルシウム不足を予防しましょう。

産後って、赤ちゃんのお世話でてんやわんやで自分の食事の栄養素なんて考える暇さえないんですよね。

【木綿豆腐】は値段も安めで、薬味とお醤油だけでも手軽に食べられるので、ママの栄養も少し気にしながら、赤ちゃんの栄養もママの栄養も意識しながら取り入れてもらいたい食品です。

 

【木綿豆腐】の購入ポイント!遺伝子組み換え大豆は危険!?

赤ちゃんのごはんはやはりおいしくて安全なものを選んであげたいですよね。

【木綿豆腐】を購入するときに意識してほしい4つのポイントがあります。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]①遺伝子組み換えでないもの[/st-minihukidashi]

遺伝子組換え作物は除草剤(農薬)でも枯れないように人口的に遺伝子を組み替られてできたものです。

遺伝子組み換え作物には多量の除草剤(農薬)が使われている可能性があります。

日本では輸入は認められていますが、栽培は禁止されています。

 

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]②国産大豆100%[/st-minihukidashi]

「国産大豆100%使用」と記載のあるもの選びましょう。

外国産の大豆の中には遺伝子組み換え大豆が多く、日本に輸送する時に、防腐剤などがかかけられていることがあるそうです。

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]③凝固剤不使用[/st-minihukidashi]

凝固剤不使用のものをなるべく選びましょう。

凝固剤とは「にがり」のことです。豆乳を固める際に必要です。「天然のにがり100%」「粗製海水塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」などの記載があるものがおすすめ!

「グルコノデルタラクトン」という凝固剤もあり、科学的に作られた凝固剤で安全性に心配のある物質が含まれていることがあるので注意!

[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” position=”” myclass=”” add_boxstyle=””]④消泡剤不使用[/st-minihukidashi]

豆腐を作るときに豆乳を加熱すると泡が出てきます。きめ細やかな豆腐にするために消泡剤使って泡を消します。

消泡剤を使うと泡を取り除く工程が短時間でできるので、大量に作ったり、安く売るために使われる薬品です。

「グリセリン脂肪酸エステル」と記載のある消泡剤は添加物の一種なので、無添加なものを好む人は、確認してみましょう。

消泡剤は表示義務がないので、「消泡剤不使用」と書かれたものがおすすめです!

 

スーパーで購入するとき、すべてに当てはまる木綿豆腐を探すのは難しいかもしれません。

知っておくと購入する時に少しでも安全性の高いものを選ぶ目安になるので、覚えていて損はないですよ!

 

焼いても形が崩れにくい木綿豆腐は手づかみ食べにおすすめ!

木綿豆腐は焼いても炒めても形が崩れにくいので、離乳食後期の手づかみ食べ時期のメニューにおすすめです!

手づかみ食べをすることで、赤ちゃんの脳の発達にいい影響があるって知ってましたか?

手づかみ食べで使う手や指先は「突き出た大脳」と言われるほど脳の発達に大きく関わってくるそうです。

 

手づかみ食べにはこんなメリットがあるよ!
  • 視覚、聴覚、嗅覚、味覚の五感を使うので、脳の刺激になる。
  • 目と口と手を一緒に動かすので、スプーンやフォークへの移行練習になる。

 

手づかみ食べは手が汚れたり、ママの片付けも少し増えることになるかもしれません。

赤ちゃんの発達にメリットが大きいので、離乳食後期で手づかみ食べをたくさん体験させてあげましょう!

厚生労働省ホームページ「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」でも手づかみ食べを積極的に取り入れることを推奨しているのでご紹介します

手づかみ食べは、生後9か月頃から、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって、積極的にさせたい行動である。食べ物を触ったり、握ったりすることで、その固さや触感を体験し、食べ物への関心につながり、自らの意志で食べようとする行動につながる。

引用 厚生労働省ホームページ「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」

 

 

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【木綿豆腐】を使った定番の離乳食手づかみ食べレシピ3選!

栄養価が高い【木綿豆腐】を離乳食後期に積極的に取り入れてみませんか?

離乳食後期に子どもたちに作って好評だったレシピをご紹介します!

【木綿豆腐】を使って調理する前に下ごしらえをしておくと水っぽくならないのでおすすめです。

[st-div class=”” margin=”0 0 15px 0″ padding=”0 0 0 0″ add_style=””][st-minihukidashi fontawesome=”e” fontsize=”” fontweight=”bold” bgcolor=”#F1F1F1″ color=”” margin=”0″ radius=”5″ position=”” add_boxstyle=””]木綿豆腐の水切り方法[/st-minihukidashi][/st-div][st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”” bordercolor=”#F1F1F1″ bgcolor=”” borderwidth=”5″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”0 0 25px 0″]【電子レンジ】耐熱皿にキッチンペーパーで包んだ豆腐をのせる。
ラップをせずに、600Wのレンジで2分加熱する。

【重石をのせる】お皿にキッチンペーパーで包んだ豆腐をのせる。
その上に底が平らな平皿などの重石をのせるて30分~60分おく。

[/st-mybox]

 

[st-kaiwa6]離乳食後期の木綿豆腐を使っった簡単レシピを3つご紹介します![/st-kaiwa6]

 

手づかみ食べレシピ①木綿豆腐ハンバーグ

【材料(ひとくちサイズ約12個分)】
●鶏ひき肉120g
●木綿豆腐120g
●片栗粉大さじ1
●塩少々
●お好みで野菜やひじき
【作り方】
水切りした木綿豆腐と鶏ひき肉とつなぎの片栗粉と塩少々を混ぜ合わせる。
食べやすい大きさに形を整えて適量の油で焼いたら完成!
【アレンジ】
人参や玉ねぎや小松菜などの野菜を細かく刻んでお野菜木綿豆腐ハンバーグ
ひじきを混ぜてひじきの木綿豆腐ハンバーグ
【冷凍保存】
冷凍保存OK
お肉と一緒に混ぜているので解凍してもジューシーに食べられます。
冷凍保存をしてパパのお弁当にも活用できます!
【ポイント】
ひき肉と木綿豆腐の割合は1:1、つなぎは小麦粉に代用しても美味しくつくれます。

 

手づかみ食べレシピ②木綿豆腐おやき

【材料】
●木綿豆腐50g(水切り不要)
●小麦粉大さじ2
●塩少々
●お好みで野菜やしらすやひじき
【作り方】
木綿豆腐(水切り不要)と小麦粉、塩少々とお好みの野菜などを混ぜ合わせる。
食べやすい大きさに形を整えて適量の油で焼いたら完成!
【アレンジ】
人参や小松菜などの細かく刻んだ野菜やひじき、しらす、青のりなどを入れてアレンジOK!
【冷凍保存】
冷凍保存△
冷凍すると木綿豆腐の水分が抜けてパサついた食感になります。
つなぎで小麦粉や片栗粉を使っているので少しパサつきは抑えられますが、冷凍すると食感が変わる可能性があるので注意!

【ポイント】
つなぎの小麦粉は片栗粉でも代用できます。木綿豆腐の水切りは不要です。

 

手づかみ食べレシピ③木綿豆腐ステーキ

【材料】
●木綿豆腐45g
●片栗粉
●塩少々orしょうゆ数滴
【作り方】
水切りした木綿豆腐を約1センチ角のサイコロ状に切り、片栗粉を薄くまぶす。
適量の油で焼き、塩orしょうゆで薄く味付けをして完成!
【アレンジ】
木綿豆腐を大きめに切って、ネギや鰹節をかけてだし醤油で味付けをしたら大人用のレシピに変身!
【冷凍保存】
冷凍保存はおすすめしません。
冷凍すると水分が抜けてパサつき固くなってしまうので冷凍保存は避けてくださいね。

 

 

【離乳食始めたけど『木綿豆腐』はいつから食べさせてもいいの?手づかみ食べレシピもご紹介!】まとめ

まとめ
  • 【木綿豆腐】は離乳食後期手づかみ食べ時期から食べさせるのがおすすめ!
  • 【木綿豆腐】は栄養豊富でカルシウムは絹ごし豆腐の約3倍もある。
  • 木綿豆腐を購入するときは、『遺伝子組換えでないもの』『国産大豆100%』『凝固剤不使用』『消泡剤不使用』のものをなるべく選ぼう!
  • 焼いても形が崩れにくい木綿豆腐は手づかみ食べにおすすめ!
  • 木綿豆腐はアレンジ次第で離乳食にも大人ご飯にも万能な食材!

 

栄養豊富な木綿豆腐をぜひ離乳食や家族のご飯にも取り入れてみてください。

栄養満点の赤ちゃんが喜ぶ離乳食をつくって、食べる楽しさを通じて離乳食完了期まで進めていきましょう!

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