カルシウム豊富な魚を子供に食べさせたい!
でも子供は魚の骨を嫌がるし、喉に刺さったら怖いと悩む方はいませんか?
そんな時は、魚の骨はフードプロセッサーで砕いて、骨ごとつみれにして食べるのがおすすめです。
併せて魚の骨の栄養価とレシピも紹介します。
Contents
魚の骨はフードプロセッサーでまるごとつみれにして食べよう!
魚は塩焼き・照り焼き・煮付け・天ぷらなど、料理の仕方次第で多種多様に楽しめる食材です。
食べると美味しい。だけど、小骨があって食べるのが面倒くさい・喉に刺さった経験があるという方もいるでしょう。
かくゆう私も喉にアジの骨が刺さって、なかなか取れず苦労した経験があります。
骨があって食べにくい代表的な魚といえば、さんま・アジ・イワシ・鯛などありますが、フードプロセッサーを使ってつみれにすることで食べずらさや喉に刺さる危険もなくなります!
魚の骨に栄養ってあるの?
魚の骨には、カルシウム・リン・マグネシウム・ビタミンD・鉄分・葉酸などのミネラルがたくさん含まれています。
それぞれのミネラルが身体にどんな働きをしているのでしょうか。
詳しく調べてみました。
カルシウム | 歯や骨を丈夫にしたり、精神を安定させたり、免疫を高める作用があります。 |
リン | カルシウムやマグネシウム同様、骨や歯をつくる作用があります。筋肉・脳・神経に作用し、エネルギーをつくる役割もあります。 |
マグネシウム | カルシウムやリンと同様、骨を形成するのに重要な役割を持っています。また、300種類以上の【酵素】を活性化させる役割があり、生命維持に必要な成分でもあります。 |
ビタミンD | 脂溶性のビタミンで、カルシウムの吸収率を高め、骨の成長を促したり、血中カルシウムの濃度を調整する身体の重要な役割を持っています。カルシウムの吸収を促すビタミンDは、野菜には含まれておらず、魚介類やキノコ類から摂取する必要があります。 |
鉄分 | 鉄分の働きは、全身に酸素を運搬することです。思考力や学習能力・記憶力の改善、貧血予防や改善を期待することが出来ます。また、魚の鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が上昇するので効果的です。 |
葉酸 | ビタミンB群の1つで、赤血球の形成をサポートする働きや身体の発育をサポートする重要な役割を持っています。 |
魚を骨ごと食べることで、カルシウムやビタミンDを同時に摂取することが出来て、成長期の子供や骨粗鬆症の予防・健康維持にピッタリですね!
魚の骨をフードプロセッサー使ってつみれにするには?
フードプロセッサー使って魚の骨までつみれにしてみたい!
でも初めてでどうしたらいいのか分からない!という方のために、誰でも分かりやすいように手順をまとめてみました。
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1魚を綺麗に洗おう
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2頭と内臓を取ろう
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3三枚おろしにして、ぶつ切りにしよう
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4三枚おろしにしたものと骨をそのままフードプロセッサーにかけよう
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5つみれのタネが出来たら、調味料や他の食材を混ぜいれたらつみれの完成です!
色んな魚のつみれを作って、食べ比べしてみるのも面白いですね
魚の骨をフードプロセッサーでつみれにするレシピ5選!
どんな魚を使えばいいの?つみれなんて、作ったことないから分からない・・・。
どんな魚を使ってつみれにしたらいいのか分からない方のために、スーパーでも売っている身近な魚で出来るおすすめのつみれのレシピをピックアップしてみました。
アジのハンバーグ
引用:福岡市漁業協同組合
骨まで食べれるアジのハンバーグはいかがでしょうか?
お魚のハンバーグが食べたい!という方におすすめです。
フードプロセッサーを使って、骨までしっかり食べることが出来るのでカルシウムもたっぷり摂ることが出来ますよ!
(材料)4人分
・アジ2匹・玉ねぎ1/2個・人参1/4個・豆腐1/6個・卵1個(なくても可)・牛乳大さじ3(豆乳でも代用可)・パン粉大さじ3・塩胡椒少々
味付け用:水大さじ3・醤油大さじ2・みりん大さじ2・酒大さじ2・砂糖大さじ1
(作り方)
1.アジを三枚下ろしにしてぶつ切りにします
2.材料をすべてフードプロセッサーに入れて混ぜ合わせます
3.フライパンに油を引き、大きめのスプーンでつみれを取り、フライパンに並べ形を整えます
4.弱火~中火で焼き、裏面も焼きます
5.味付けの調味料を入れ、つみれに絡ませたら出来上がりです
イワシのつみれ汁
引用:マルコメホームページ
いわしといえば、やっぱりいわしのつみれ汁ですよね!
いわしの旨みとふわふわ食感がクセになります。
しっかりフードプロセッサーで混ぜることで、小骨も気にならなくなります。
また、生姜や紫蘇をいれることで、気になる魚の臭みも気にならずに美味しく食べることが出来ますよ。
(材料)4人分
・イワシ8匹・大葉4枚・生姜のすりおろし小さじ1・卵1個・味噌大さじ1/2・醤油大さじ1・塩少々
お汁:だし汁800cc・味噌
(作り方)
1.イワシの皮と骨・大きい骨だけ取り、ぶつ切りにしたら、フードプロセッサーに入れてしっかり混ぜ合わせます
2.残りの材料を入れて、さらにしっかり混ぜ合わせます
3.2のつみれのタネに片栗粉を入れて硬さを調整します
4.お鍋にだし汁を入れて、火にかけます
5.お鍋が沸騰してきたら、大きめのスプーンでつみれをすくい取り、お鍋に落とし入れます
6.味噌で味付けしたら出来上がりです
さんまとレンコンのハンバーグ
引用:エスビー食品株式会社
子供でも骨ごと美味しく食べれるさんまのハンバーグレシピはいかがでしょうか?
レンコンを入れることで、レンコンのシャキシャキ食感とさんまのハーモニーが堪らないハンバーグです。
(材料)4人分
さんま2匹・レンコン80g・豆腐50g・生姜小さじ1・味噌大さじ1/2・酒大さじ1
(作り方)
1.さんまは内臓と頭と骨を取り除き、綺麗に洗います
2.残ったさんまの身をトースターで5分焼きます
3.レンコンは火が通りやすいようにみじん切りにしておきます
4.2のトースターしたサンマをフードプロセッサーに入れて粉々にします
5.4の粉々になったものにレンコン以外の残りの材料を入れて、さらに混ぜ合わせます
6.レンコンも入れて、軽く混ぜます
7.つみれを小判型にし、フライパンでこんがり焼けば出来上がりです!かぼす・大根おろしでいただくのがおすすめです!
イワシとレンコンの挟み焼き
引用:株式会社千葉産直サービス
カレー風味に味付けしたイワシのすり身は、家族が喜ぶ一品になります。
イワシを手開きにしたら、後は細かい骨はフードプロセッサーにお任せ!
レンコンのシャキシャキ食感とカレー風味のイワシのすり身の組み合わせがクセになりますよ♪
(材料)4人分
イワシ4匹(大)・レンコン15cm・玉ねぎ1/4個・塩胡椒少々・カレー小さじ粉1/2・片栗粉適量・油適量
(作り方)
1.あらかじめ玉ねぎはみじん切りに、イワシ三枚おろしにしておきます
2.みじん切りにした玉ねぎにイワシを入れて、フードプロセッサーにかけます
3.レンコンを洗い、皮を剥きます。0.5cm程度の厚さの輪切りにし、酢水に5分ほど浸けておきます
4.レンコンの水気を切って、レンコンの間にすり身を挟み、レンコンに片栗粉をまぶします
5.天板にクッキングペーパーを敷き、4を置き、油を適量かけます
6.230度に余熱したオーブンで20分焼けば出来上がりです!
イワシのつみれ揚げ
引用:楽天レシピ
イワシのつみれ揚げは、子どもも喜ぶ一品料理です。
大きい骨は揚げておせんべいにしても美味しく、2度楽しむことが出来ます!
(材料)4人分
・イワシ8匹・青紫蘇8枚・卵1個・生姜のすりおろし小さじ2・酒大さじ1・塩少々・片栗粉大さじ2
(作り方)
1.イワシは手開きにして、骨を抜いておきます。抜いた骨は、カラッと揚げておせんべいにしてカルシウムを摂りましょう
2.フードプロセッサーにイワシを入れて、軽く混ぜます
3.残りの材料を入れて、混ぜ合わせます
4.天ぷら鍋で油を温め、ミンチ状になったつみれを大きめのスプーンですくい取り、落として揚げます
5.つみれがきつね色になったら完成です!
わぁ~どれも美味しそう!早速、今日の晩ご飯のメニューにしよう♪
【番外編】魚の骨を柔らかく揚げる方法とは?
引用:ニッスイ公式サイト
唐揚げは、万能な調理法です。
魚が苦手な子供や大人でも食べやすい魚の唐揚げにしてみてはいかがでしょうか?
白身魚からアジやメバルなど小骨のある魚、メジナなどクセがある魚でも唐揚げにすることで美味しく食べることが出来ます。
だけど、中までしっかり揚げたつもりが「まだ骨が口の中に残ってる・・・」なんて経験したことはありませんか?
そんな失敗をしないために誰でも魚の骨までカラッと揚げれるコツをご紹介します!
火がよく通るように切り込みを入れよう
カラッっと揚げるようにするためには、魚を均等な厚さにする必要があります。
切り込みを入れることで、全体的に火が通り、骨が残りにくくなります。
中骨までしっかり火が通ることで、カラッと美味しく骨まで食べることが出来ます。
2度揚げする
お肉と同様、魚も2度上げすることでカリッと揚げることが出来ます。
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1160℃の低温で揚げていきます
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2じっくり中まで火を通し、きつね色になったら、一旦取り出します
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3バットに置いて、油を切ります
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4油の温度を180~190℃の高温にして、揚げ直します
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5程よく焦げ色が付いてカリッとしたら、取り出します
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6バットに置いて、油をよく切ったら出来上がりです!
魚の骨はフードプロセッサーでつみれにしよう!栄養価やレシピを紹介~まとめ~
こちらでは、フードプロセッサーを活用して魚の骨をつみれにする手順や魚の骨の栄養価・レシピ・魚の骨まで唐揚げにするやり方についてお伝えしてきました。
まとめ
- 魚の骨はフードプロセッサーを使ってつみれにすることで、食べずらさや喉に刺さる危険も無くなる
- 魚の骨には、カルシウム・リン・マグネシウム・ビタミンD・鉄分・葉酸などのミネラルがたくさん含まれている
- 魚を骨ごと食べることで、カルシウムやビタミンDを同時に摂取することが出来て、成長期の子供や骨粗鬆症の予防・健康維持することが出来る
- 魚の骨までまるごとつみれにするおすすめレシピは、アジのハンバーグ・イワシのつみれ汁・さんまとレンコンのハンバーグ・イワシとレンコンの挟み焼き・イワシのつみれ揚げ
- 魚の骨を柔らかく揚げる方法は、火がよく通るように切り込みを入れる・2度揚げする
でした!
この記事を読んだあなたがフードプロセッサーを使ってつみれにすることで、より食べやすくなり、魚の骨にある栄養素を摂りながら骨まで魚料理を楽しんでいただけると何よりです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。