川崎駅前にあるミューザ川崎にコンサートを聴きに行ってきました。
ここのホールは、音楽専用ホールとなっており、すり鉢型と呼ばれる座席配置を
取っています。サントリーホールと客席形状は同じで、チケット代金は2割引き
くらいの感覚ですのでお得な気分で視聴することができます。
Contents
ミューザ川崎の安い席はかなりお得です
今日は、初めてステージの後ろ側の席を購入。あんまり高額なチケットを
年中購入するわけにもいかないので、一番安いC席を購入しましたが、
残っていたのがステージの後方ということになってしまいました。。
通常価格は3000円(税込)ですが、一応、友の会会員なので2700円(税込)で
チケットを購入。まあ、高いチケットを購入してステージの正面で聴けるに越した
ことはないのですが、それでも、テレビで聴くのより全く違った経験ができます。
今日の曲目
J.S.バッハ(L.カリエ編):小フーガト短調(オーケストラバージョン)
この曲は、確か中学2年の音楽の教科書にも出てくる、オルガンの超有名な曲。
個人的には、中学の時に吹奏楽バージョンをそれこそ、中学3年間、ずーと吹き続けた曲なので、
大変よく知っている曲です。
オーケストラバージョンというのは初めて聴きましたが、ステージが近かったため、
どの楽器が吹き出して、次にどの楽器というのが、大変よくわかり、関心しながら聴いてしまいました。
出だしは、多分、クラリネットのソロ。そこに、クラリネットが重なり、
次にヴァイオリン等その他の曲が重なっていく感じでした。オルガン曲なので、
整然と曲が進んだ感じがしましたが、終盤は結構激しい演奏になり、指揮者の方が髪を
振り乱し指揮をしているのが印象的でした。丁度、ステージ後方の席にいると、
指揮者の指示が良く見えるのですが、この指示では、私は、どう合わせればいいのか
わからない。。プロの世界はこれで揃うんだと変なことに関心してしまいました。
ジョンゲン:オルガンと管弦楽のための協奏的交響曲
クラシックの演奏会で、知らない曲を聴くことほど、大変なことはないです。
大体、どの演奏会でも、全部の曲を知っているということは、あんまりなく、
今回の演奏曲のなかでは、この曲が耳になじみのない曲となりました。
事前にユーチューブで予習しようと思ったのですが、残念ながら動画がなく。
いきなり聞いたので、満足度はちょっと低めかな?と思ってしまいました。
今度はちゃんと予習しようと思います。
とはいえ、ミューザ川崎の売りはパイプオルガンにあったりして、
ステージ後方の席をとったため、おー、演奏者が近い、近い。楽
譜をめくる音が聞こえるほどでした。全体感としては、
オルガンが大変目立つかっこいい曲だったと思います。
ムソルグスキー/ラヴェル:組曲「展覧会の絵」
個人的には、今回もっとも楽しみにしていた曲目です。
冒頭のトランペットのソロはあまりにも有名で、その主題が曲全体で何回も出てきます。
席が近かったので、いろいろ観察すると、最近はトランペットは、
楽器立てのようなものがあって、演奏しない間は楽器立てを使っていました。
それ以外にも音色を変えるためのミュートが3つか、4つおいてあり、
音色に合わせて使い分けているようでした。
今回の座席がどれだけ近かったかと言うと、休符の間に指揮者が楽譜をめくる音が
聴こえたのにはびっくりしました。展覧会の絵は、終盤、金管楽器とか、打楽器(特にドラ)が
ものすごい音を出すのですがものすごい迫力でした。唯一、物足りなかったのは、
えーと、アンコールやって欲しいなあと言ったところです。