卵黄の醤油漬けは食中毒の可能性が!?注意事項と美味しいレシピ!!

皆さんは卵黄の醤油漬けを作ったことはありますか？美味しいという声をたくさん聞きますよね！

私も気にはなっていたのですが「卵に醤油かければ同じじゃない？」というズボラが加速度を上げて、食べたことがありませんでした。

しかし今回、満を持して作って食べたところ

「う、うまい・・・」

なんで今までこんな簡単で美味しいものを作らなかったのかと後悔が押し寄せましたよ！そういえば私、卵好きだったわー！

しかし気になるのは生食による食中毒！

卵を割ってからすぐ食べるわけではないのでちょっと気になりますよね。

そこで今回は卵黄の醤油漬けの安全性・食中毒について調べてみました！

「卵黄の醤油漬けを試してみたいけど、食中毒が不安・・・。」という方はぜひご覧ください！

 

 

卵黄の醤油漬けには食中毒の可能性があるの？

卵黄の醤油漬け、生卵の卵黄部分を数時間～数日醤油に漬けて、食べるというものです。

そこで気になるのは食中毒・・・

 

 

そう思っている方は多いはず。

結論から言うと、卵黄の醤油漬けは食中毒の危険性は低いです！

今からその理由を見ていきましょう！

 

卵が食中毒を起こす理由はサルモネラ菌

卵に関する食中毒の主な原因は、サルモネラ菌によるものです。

動物から自然界まで、どこにでもいる菌なんですが、熱に弱いという特徴があります。

なので卵を加熱して食べれば心配はいらないのですが、われわれ日本人は生卵のおいしさを知ってしまっている・・・。

 

 

 

 

しかしご安心ください！

現在日本で市販されている卵のほとんどは、生で食べることを想定して殺菌消毒されています！

なのでしっかり保存状態や賞味期限を守れば、サルモネラ菌による食中毒になることはないでしょう。

 

 

【参考】サルモネラ菌に食中毒の症状

参考　NIID国立感染症研究所

主に急性胃腸炎の症状です。

以上の症状が次々と発症したらサルモネラ菌による食中毒を疑って、すぐに病院に見てもらいましょう。

 

サルモネラ菌による食中毒を起こさないための注意事項

先ほどもお話ししたように、しっかりとした保存を行えばサルモネラ菌は怖くはないのですが、

逆を言えばしっかりと保存しなければ食中毒になる可能性はおおいにあります。

サルモネラ菌が増殖しないための注意事項をまとめました。

以上の5点をしっかり守ればサルモネラ菌は増殖しません。

全部当たり前のことだとは思うのですが、毎年食中毒者が出ているのも事実。この他にも手洗い、調理器具の洗浄などをしっかりと心がけましょう！

 

なんで卵黄の醤油漬けは大丈夫？

 

 

そう思った方もいると思います。卵黄の醤油漬けは、割った後にすぐ食べるものではなく、しばらく置いてから食べますからね！

なぜ大丈夫かと言うと、醤油の静菌効果によるものです！

醤油は適度な塩分やアルコール、有機酸などが含まれているため、大腸菌などの増殖を止めたり、死滅させる効果があります。この効果を利用したものが醤油漬や佃煮などで、生鮮食品も醤油で濃く味付けをすることで保存がきくようになります。

引用　職人醤油

美味しいだけでなく保存食作りにも適しているなんて、まさに醤油は日本が誇る万能調味料ですね！

 

 

卵黄の醤油漬けの日持ちはどれくらい？

さて、それでは具体的に卵黄の醤油漬けはどれくらい日持ちするのか見ていきましょう。

これが調べてみるとさまざま！

1〜2日という意見もあれば、長くて1週間は平気という意見もありました。

家庭で簡単に作れるので、みなさん自己責任で食べていらっしゃるようですね。

今回、当記事でオススメするのは1〜2日です！

 

卵黄の醤油漬けは1〜2日で食べきるのがおすすめ

あくまで私個人の感想ですが、理由を説明していきます！

以上の理由です。詳しく見ていきます

まず醤油の静菌効果があるとは言え、サルモネラ菌は食中毒の代表と言っていいほど発症する人が多いです。

日持ちするからと言って、安全に食べるに越したことはありません。1～2日をオススメします。

そして今回実際に卵黄の醤油漬けを作って検証したところ、2日目からさほど味・食感に変化はありませんでした。

味を追求するなら2日も漬けておけば充分だと思います。

そして卵黄の醤油漬けはとても簡単に作れ、5時間つければ充分ご飯のおかずになりました。

(もちろんそれぞれの好みもありますが…)

日持ちするとはいえ、作り置きしなくても朝パカっと仕込んで夕飯には美味しい卵黄の醤油漬けが食べられる、と思いました。

 

 

【検証】卵黄の醤油漬けを冷凍卵・冷蔵卵で作ってみた!!

では実際に私が作った卵黄の醤油漬けをレビューしていきますね！

これから卵黄の醤油漬けにチャレンジする方の参考になればと思います！

今回検証したのは

これらを一つずつ見ていきましょう。

 

 

①冷蔵卵を5時間漬けたもの

 

お昼に作って、夕飯時に食卓に出したものです。

色はまだ暗くなっていませんね。ちゃんと味はついているのでしょうか…

 

箸で持ってご飯に乗せようとしたら、とろんと崩れました。5時間漬けた時点ですでに少しもっちりして、味も染みててご飯にピッタリでした！

 

②冷蔵卵を15時間漬けたもの

夜作って、朝に出すのを想定して作りました。

色は5時間のものより濃くなってますね！

 

箸で持ち上げた感じ、固さが増しました！半熟味付けたまごの黄身だけ食べているような感じです！

うーん、おいしい！少し醤油がまろやかになったような…？

ご飯のおかずにも、酒の肴にももってこいな塩加減だと思います！

 

③冷蔵卵を丸1日漬けたもの

使っている部分とそうでない部分の差がハッキリしてますね。

料亭で出されるものはしっかり均一に漬けてるんでしょうね。ズボラですみません・・・。

おお！もうしっかり固まって箸で掴めます！！

こうなると「卵かけご飯」のようにご飯に絡まる感じは無くなってきました！

味もしっかりついていて、私は「少ししょっぱいなー」と感じました。

 

④冷蔵卵を丸2日漬けたもの

なんか1日目と変わらないような…。

卵が醤油を吸う限界に達したのでしょうか？

もう完全に箸で掴めますね。

この日はご飯を炊き忘れたので、これをチビチビつまみながら晩酌しました。

うーん、お酒が進む味です！

私的には1日目と味の変化は感じませんでした。むしろこれ以上漬けてしょっぱくしたくないな、という印象です。

 

⑤冷凍卵を漬けたもの

冷凍した卵黄を醬油漬けにするというやり方がありますこちらの方が主流なのかな？

お店で出るような、ぷっくりとまん丸で可愛い卵黄の醬油漬けができます！

冷蔵の卵で作ると平べったくなってしまいますから、見栄えを良くしたい方はこちらの方がおススメです！

 

冷凍すると殻が割れます。これを剥いて・・・

卵黄だけ取り除きます。かわいいー！！

実際に食べてみました。

 

美味しい…。

なんかもっちり感が違う…。

 

いやいや、冷凍なめてました。本当に美味しい。

少し長めに30分ほど漬けましたが、味もバッチリついていました！

 

⑥漬けた卵黄を冷凍したもの

超ズボラな私は、ある考えにたどり着きました。

「漬けてから冷凍すればもっと日持ちするんじゃない？」

自分の頭の良さに惚れ惚れしながら、一応調べてみると

冷凍の場合、冷凍生卵なら数日、玉子焼きなら2週間程度が目安。食品は全般的に冷凍すると生よりも長持ちしますが、卵については冷凍のほうが保存期間が短い場合もあると覚えておきましょう。

引用　ニチレイ　ほほえみフーズ

・・・！！

 

 

 

しかし、せっかく作ったので自己責任のもと食べてみました。冷凍期間は3日です。

 

美味しい・・・。

先ほど感動した冷凍卵黄の醤油漬けと同じく、もっちり感がすごい出ていて美味しかったです！やはり「冷凍最強説」ありますね。

漬けてから5時間のものと、漬けてから15時間のものを冷凍しましたが、味は濃くなく、冷凍直前の味を保持しているのかな、と思いました。

 

 

 

検証結果まとめ

以上が検証結果となります。あくまで私個人の感想ですが、

冷凍卵を漬けたものが一番おいしかったです！

卵黄の醤油漬けの特徴であるもっちり感もしっかり出ていて、味もちょうどいい塩加減でした。

ただ「あ、食べたい」と思っても1日以上待たなければならないのが私にはデメリットでした。まあ計画立てて作ればいいだけの話ですが。

なんなら5時間でも十分ご飯のおかずになります！たぶん私はこれから5時間で作ることが多いでしょう。

1日以上つけると「しょっぱいなー」と感じてしまいました。

皆さんもぜひ色々試してこだわりの卵黄の醤油漬けを作ってください！

 

 

卵黄の醤油漬けのプロや公式によるおつまみアレンジ!!

実際に卵黄の醤油漬けを作り、その美味しさはわかりました！

そのままでも十分美味しくて酒の肴になるのですが、プロや公式はどうアレンジしているのでしょうか？

気になったので調べてみました！今回はとても簡単にできるアレンジレシピを３つご紹介します！

 

卵黄の醤油漬け　アボカドのっけ

引用　Asahi

こちらはシンプルにアボカドの種を抜き取ったところに卵黄の醤油漬けを乗せたレシピです！

卵黄の醤油漬けを作っておくだけでプロが作るような料理に変身しますね！

 

お刺身に添えて醤油代わりに

引用　SATETO

こちらも大変シンプルなアレンジ。お刺身の醤油代わりに卵黄の醤油漬けを添えています。

お刺身のパックを買ってきて盛るだけで、料亭の品みたいになりますね！おもてなしにもピッタリです！

 

卵黄の醤油漬け　冷ややっこ乗せ

引用　せんべろnet

冷ややっこに卵黄の醤油漬けと、鰹節や薬味をたっぷり乗せたおつまみです！

タンパク質もしっかり取れるし、満足感も高そうなのでダイエット中にもいいかもしれませんね！

 

以上がプロ料理家や公式によるおつまみアレンジです。

見た目がとてもかわいいので、シンプルな料理が多かったですね！ズボラな私にはピッタリです！

この他にもユッケ・ポキ丼など、生卵の代用として載せるレシピが多かったですよ！

 

 

卵黄の醤油漬けは食中毒の可能性が!?注意事項と美味しいレシピ!!まとめ

いかがでしたか？今回は卵黄の醤油漬けの食中毒の可能性とアレンジレシピについて調べてみました。

という結果になりました！食中毒を防ぐ注意事項、時間ごとの漬けおき検証や、アレンジレシピなど参考にしていただければ幸いです。