ハンバーグお好きですか??
我が家では子どもに「今日なに食べたい?」って訊くと「ハンバーグ!」と言われることが多いです。
ハンバーグのつなぎに何を使っていますか??
我が家では”パン粉”は使いきれないので常備しておらず、何かいいレシピはないかなと調べてみました。
つなぎは必ずしも必要ではありません。
この記事では、つなぎなしでハンバーグを作る方法を紹介します。
崩れないポイントやおすすめの作り方を知って、あなたもプロのようにおいしいハンバーグを作ってみませんか?
Contents
ハンバーグをつなぎなしで崩れないように作る方法
つなぎなしでハンバーグを作るには以下のポイントに注意しましょう。
ハンバーグのお肉の選び方
お肉の比率は、牛肉:豚肉=8:2がおすすめです。
牛肉だけでは粘着性が足りないため、豚肉と塩0.8%~1%(全体で200グラムのお肉であれば2グラムの塩)が必要です。
お肉から作る場合は、牛肉の部位はバラや肩ロース、豚肉はこま切れやももなどを選ぶと良いです。
ハンバーグのこね方について
お肉と塩をしっかりこねてから、他の材料を加えます。
塩はたんぱく質を分解して保水性を上げる効果があります。
こねる時間は5分程度が目安です。
こねたあとは、成型したタネを冷蔵庫に1時間ほど寝かせます。これで結着力が強化されます。
ハンバーグの焼き方について
焼く前にタネに片栗粉をまぶします。これで肉汁を閉じ込めて、焼き上がりを焦げにくくします。
- フライパンに油を熱してからタネを入れます。
- 強火で両面に焼き色がつくまで焼きます。
- 水や酒などで10分ほど蒸し焼きにします。
火加減は中火~弱火で調節します。途中でタネを返すと崩れやすくなるので注意しましょう。
ハンバーグをつなぎなしで柔らかく作るコツ
つなぎなしでも柔らかいハンバーグを作るコツを紹介します。
お肉から作る場合は、お肉は細かく刻むかフードプロセッサーで粗くつぶします。これでお肉の繊維が切れて柔らかくなります。
お肉に牛乳や生クリームやマヨネーズを加えると、お肉に水分や油分が加わって柔らかくジューシーに仕上がります。
ハンバーグをつなぎなしで作るとどうなる?
ハンバーグをつなぎなしで作るとどうなるのか見てみましょう。
つなぎについて、つなぎなしで作るメリットとデメリットを以下に書きます。
ハンバーグのつなぎとは?
つなぎとは、ひき肉に加えるパン粉やたまご、牛乳などの食材のことです。
つなぎには、ひき肉をまとめやすくしたり、ふんわりとやわらかく仕上げたりする役割があります。
ハンバーグをつなぎなしで作るメリット
- お肉の味や食感が感じられます。つなぎが入ることで、お肉の風味やうま味が薄くなってしまいますが、つなぎなしだとお肉本来の味わいが楽しめます。
- 材料が少なくてすみます。つなぎを使う場合はパン粉やたまご、牛乳などを別途準備する必要がありますが、つなぎなしだとお肉と塩だけで作れ、手間も省けます。
- カロリーが低くてヘルシーになります。つなぎに使われるパン粉やたまご、牛乳は炭水化物や資質が多く含まれています。つなぎなしだとカロリーを抑えることができます。
ハンバーグをつなぎなしで作るデメリット
- 崩れやすくなります。つなぎには結着力や保水力がありますが、つなぎなしではそれらがないため、成型や焼き方に注意しないと崩れてしまう可能性があります。
- 乾燥しやすくなります。つなぎには水分や油分がありますが、つなぎなしでは焼きすぎると乾燥してかたくなってしまうことがあります。
- 味付けが難しくなります。つなぎには味付けの役割もあります。つなぎなしで作る場合には、お肉の味を引き出すために、塩やソースなどの味付けに工夫が必要です。
デメリットを克服する方法があれば、つなぎなしでもおいしいハンバーグが作れます。
ハンバーグをつなぎなしで作るときたまねぎは?
ハンバーグにはたまねぎが入っているとおいしいですよね。でもつなぎなしだと崩れないか心配ですよね。
こちらでは解決方法をご紹介します!
たまねぎのハンバーグでの役割について
たまねぎはハンバーグに香りや甘みを加えます。そしてたまねぎには水分や食物繊維も含まれています。
なので、たまねぎを加えることで、ハンバーグが柔らかくジューシーに仕上がります。
つなぎなしのハンバーグにたまねぎを加えるときの注意点
たまねぎは水分が多いので、ハンバーグが崩れやすくなってしまいます。
また、たまねぎは火が通りにくいので生のままでは使わないほうが良いです。
つなぎなしハンバーグにたまねぎを加えておいしく作るには
たまねぎを加える場合は、水分を絞って火を通してから使うことがポイントです。
- たまねぎをみじん切りにして水分を絞る
- 電子レンジで加熱したり、フライパンで炒めてから使う
これでたまねぎの水分を飛ばし火の通りがよくなり、つなぎなしでもたまねぎの風味や栄養をハンバーグに加えることができます。
つなぎなしでもハンバーグをマヨネーズでおいしく仕上げる方法
柔らかく仕上げるコツのところでマヨネーズを紹介しましたので、こちらでは詳しく書いていきます。
- マヨネーズはタネに加えるだけでなく、焼きあがったハンバーグにも塗ります。マヨネーズはたまごと油から作られているので、タネに保水力や結着力が高まります。また、焼きあがったハンバーグに塗ると表面がカリッと焼けて香ばしくなります。
- マヨネーズの量はお好みで調節しますが、タネには200グラムのお肉に対して大さじ1~2程度が目安です。焼きあがったハンバーグにはうすく塗る程度で十分です。
- マヨネーズには味付けの役割もあります。マヨネーズには酢や砂糖や塩などが入っているので、タネに加えると酸味や甘みや塩味がプラスされます。そのため、他の調味料は少なめにしてください。
以上の方法で、マヨネーズを使ってつなぎなしでもおいしいハンバーグが作れますよ。
ハンバーグをつなぎなしでもプロのようにおいしく作るレシピ
こちらではレシピを3 つ紹介します。
お肉から作る肉々しいハンバーグ
簡単!牛ひき肉100%で作るハンバーグ
卵・パン粉なし・肉汁じゅわりハンバーグ
引用 Cookpad
材料
- 牛豚合いびき肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- 塩コショウ 小さじ1/2
- サラダ油 大さじ1と1/2(玉ねぎを炒める際に使用)
作り方
- 玉ねぎを洗い、みじん切りにします。
- フライパンにサラダ油をひき、玉ねぎを入れ中火で炒めます。玉ねぎがしんなりと透き通り、きつね色になり始めたら火を止めます。
- ボウルまたは食品用ポリ袋に、ひき肉・炒めた玉ねぎ・塩コショウを入れ、全体がまとまるまで、よく混ぜながらこねます。
- 一つ分のたねを手に取り小判型に成形したら、手のひらに軽く打ち付け合うように何度か投げ、空気を抜きます。
- 全て成形しフライパンに並べ、真ん中の生焼けを防ぐため中央を軽くへこませます。油はハンバーグから出るためひいていません。
- 中火で4分焼きます。まんべんなく火が当たるよう時々フライパンを回すと、きれいに焼き色がつきます。
- 裏返して蓋をします。中火のまま4分間蒸し焼きにして完成です。
- 冷凍する場合は、焼いたものを1つずつラップでくるみ、ジップ袋等に入れ密閉します。
- ソースの例その1:炒め玉葱とマッシュルームをハッシュドビーフのルウで煮込むデミソース。余ってもご飯にかけて食べられます♪
- ソースの例その2:ケチャップと中濃ソースを1:1で混ぜる簡単ソース。甘じょっぱく濃厚で、懐かしい味わいです^^
つなぎなしでもプロのようにおいしいソース
プロのようにおいしいソースを作る方法を紹介します。
- ソースはフライパンに残った肉汁や焦げ汁を活用します。これらに水や酒やしょうゆなどを加えて煮詰めると、簡単においしいソースができます。
- ソースの味はお好みで調節しますが、甘辛くするとハンバーグに良くあいます。砂糖やみりんやケチャップを加えてみましょう。
- ソースにとろみをつけるとコクが出ます。片栗粉や小麦粉などを水で溶いて加えてから、強火で煮立たせるととろみがつきます。
私はいつも適当にソースを作りますがおいしくできますよ。
分量が気になる方のために1つ例として載せておきます。
フライパンに残った汁を再び強火にかけ
ケチャップ大さじ2
ウスターソース大さじ2
粒マスタード小さじ1
を加えて混ぜ
煮立ててとろみがついたら
ハンバーグにかける
(オレンジページnet引用)
ハンバーグのつなぎは不要!?崩れないポイントとおすすめの作り方のまとめ
いかがでしたか?
つなぎなしでハンバーグを作る方法を紹介しました。
崩れないポイントやおすすめの作り方を知れば、プロのようにハンバーグが作れそうですね!
つなぎなしでハンバーグを作るメリットは
お肉の味や食感がダイレクトに感じられることです。
デメリットは、崩れやすくなったり、乾燥しやすくなったり、味付けが難しくなったりすることです。
デメリットを克服する方法は以下のとおりです。
お肉の選び方 | 牛肉:豚肉=8:2の比率、塩0.8~1%加える |
こね方 | お肉と塩をしっかりこねてから他の材料を加える 成型後は冷蔵庫で寝かせる |
焼き方 | タネに片栗粉をまぶしてから焼く 両面に焼き色がついたら蒸し焼きにする |
柔らかくするコツ | お肉は細かく刻むかフードプロセッサーで粗くつぶす お肉にマヨネーズなどを加える |
たまねぎを加える場合 | 炒めたりしてたまねぎの水分をとばす |
マヨネーズを使う場合 | タネにも入れて、焼きあがったハンバーグに塗ると良い |
ソースを作る場合 | フライパンに残った肉汁や焦げ汁を活用する |
以上の方法でつなぎなしでもおいしいハンバーグが作れます。
ぜひ試してみてください。