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ダチョウの食べ物は何?!大きな体を維持するのに必要なものは?!

ダチョウは世界で一番大きな鳥です。

体長が2メートル、体重100キロと聞きます。

そんな大きな体をどうやって維持しているのでしょう?

ダチョウはもともとアフリカの砂漠やサバンナに暮らしています。

そこにはダチョウの食べ物となるものがあるはずですよね。

しかし、動物園で飼育されているダチョウには何をどのくらい食べさせるのでしょうか⁈

しかも、日本では北は北海道から南は沖縄まで、広く動物園で飼育されています。よく考えると不思議です。よく適応できているなと思います。

ダチョウの適応能力が高いのか、人間の世話が適切なのか?

 

最近ではダチョウの卵から抗体を作る研究も進んでいます。

それを利用したマスクも発売されているようですね。

知れば知るほど不思議なダチョウについてまとめてみました。

 

ダチョウの食べ物は「草」です

 

 

 

 

 

 

小鳥は、穀物や虫を食べますよね。

同じ鳥類でもダチョウは「草食」です。

野生のダチョウは草木の少ない乾燥地帯に暮らしています。

そのため、草を効率よく利用する機能を持っているそうですよ。食べた食物の窒素分をほとんど吸収するので、排せつ物には匂いがほとんどない、ということです。

人間に飼われて、エサが十分にあってもこの機能は残っています。

 

ダチョウを飼えるのは、動物園か、大学の研究所くらいでしょうね。

草食といっても、飼っているところは何を与えているのでしょうか。

 

ある畜産大学では、構内の芝生や雑草を細かく切って与えているそうです。

刈り込んだ芝生には、クローバーやタンポポ、オオバコなどの多くの雑草が入っています。

なかでも、マメ科の植物のように葉が多いものが好きだそうですよ。

野菜も、大根・人参・カブの葉やヨモギだって食べるそうです。

その中に腐れかかっているものや枯れかかっているものがあると、そこだけ食べ残すそうですから、すごいです。

また、枯れ葉や小枝が入っているとそれもちゃんと残すそうです。

 

農家さんと提携して、廃棄される野菜くずも与えるという話です。

お互いに助かりますね。

 

ある動物園でも野菜くずを細かく切って与えているそうです。

白菜、カブの葉、小松菜、リンゴ、蒸したサツマイモなどなど…。

一日で6キロから7キロも食べるそうですから、野菜くずを頂ければありがたいですね。

 

ダチョウってビタミンをたっぷり摂っているのですね。

 

葉っぱなどの食べ物がどうしても無い、厳しい環境では昆虫やトカゲも食べるので、「雑食ではないか?」という説もあるそうです。いざとなったら食べるのでしょうが、安心できる環境なら草食といって良いでしょう。

 

 

ダチョウの能力や生態はどうなっているの?!

 

 

 

 

 

 

ダチョウの消化能力のお話

ダチョウの腸は鳥類の中でも長いのだそうです。

繊維質を腸で発酵させます。馬も同じということですよ。

石を飲み込んで胃に置き、石の摩擦で食べたものをすり潰すこともあるのだそうです。

だから、動物園でダチョウが石を食べていてもびっくりしないでね、というお話です。

 

ダチョウの目と脳のお話

ダチョウはとっても可愛い顔をしていると思いませんか?

クリっとした目長いまつげ、ふわふわした感じ。

 

ダチョウの目は直径が5センチもあるそうです。

目の重さは60グラム、脳は40グラム…。

脳より目が重い??

すごいな!!しかも、5キロ先まで見えているといいます。

 

人間は、というと目の直径2.5センチ、重さ7グラム、脳の重さは成人で1200グラムから1500グラムだそうです。

人間の場合は、体重と脳の重さは比例しないそうですね。

 

人間も昔は視力が良かったはずです。

今でもアフリカのタンザニアで暮らしている「ハッザ族」といわれる人たちは視力が11.0だそうですよ。

これはどれくらいすごいかというと、

「14階のビル屋上から、地面に立てて置いたパスタの麺を数えられる」くらいだそうです。

すごすぎて、笑ってしまいそうです。

 

ダチョウの運動能力のお話

ダチョウは走るのが速い、と聞きますね。

実際、時速60キロで走れるそうです。

サバンナではチーターの次に速いのだそうですよ。

しかも持久力があるので1時間以上このスピードで走れるのだとか。

まるで「車」ではありませんか!!

すごすぎる!!

 

いやいや、感心ばかりしていられない!!

鳥なのになぜ走るのでしょう?

 

ダチョウはなぜ飛べないのでしょう?!

ダチョウは羽があるのに飛べない鳥、「走鳥類」なのだそうです。初めて聞いた!!

 

胸骨が平らだから飛べないのです。飛ぶのに必要な胸筋を支える「竜骨突起」がないのです。

確かに翼はあるけど、体の大きさを考えたら貧弱かな。

 

でも、なぜ飛べないのか?!

疑問が湧きあがります。

始めから飛べないならなぜ、羽があるのか?!

 

何と!!

6500万年前までは飛んでいた、とする研究があります。

何があったのか?!

その頃、恐竜が絶滅しています。

大型で肉食の恐竜が絶滅したことで、逃げる必要がなくなった。

それまで、飛んで逃げていたけど安全な環境で生きるようになったから、体重も重くなって飛べなくなった、という研究です。

 

でも、ちゃんと羽はあるのですよ。

しかもこの羽はふわふわで、静電気を帯びにくいのでパソコンなど電気製品の埃取りに使われるのですって!!

 

生き物の環境への適応にも驚きますが、研究者にも驚きます。

すごい!!そして、面白い!!

 

ダチョウの卵はどのくらい大きい?

ダチョウの卵はさぞかし大きいでしょうね。

何と、ニワトリの卵の20個から30個分というから驚きます。

もちろん鳥類の中で最大です。直径15センチ、重さ1.5キロ。

 

ゆで卵とか、目玉焼きとか作ったら大変なことになりそうです。

 

ダチョウの卵の利用法は食べる以外にもある?!

 

 

 

 

 

 

 

 

ダチョウの卵から「抗体」が作れる?!

ダチョウの卵から「抗体」が作れるというのです。

「抗体」は、特定の異物を生体内から除去する分子です。

異物が体内に入ると、異物にある抗原と結びつく「抗体」を作り、異物を排除する働きをします。

すごい!!

私たちの体は、どんな異物が入ってもそれに合う「抗体」を作ることができるらしいですよ。

すばらしい!!

 

ダチョウの卵から抗体を取り出し、感染症予防に関する研究がされています。

新型コロナウィルスの抗体を抽出し、ウィルスを弱らせる抗体成分を染み込ませた「マスク」や「スプレー」が販売されるまでになっています。

ダチョウの卵1個から4万枚から8万枚ものマスクを作れるそうです。

ウィルスだけでなく、ニキビ原因菌の抗体も作ることに成功しています。

 

何といっても大きいから、効率よく大量に作ることができるのですね。

そのような研究を日々行っている研究者・研究所に頭が下がります。

 

京都府立大学が注目されています。

応援したいですね。

 

ダチョウの卵で作る美味しい料理

ダチョウの卵で卵焼きでもオムレツでも作れます。

ただ…。

大きくて重いから、ニワトリの卵を割るようにはいきませんよね。

立てて、上を堅いもので割ります。

何といっても殻の厚さは2ミリもあるとか。

一部を割ったらそこから中身を出します。

あとは鶏卵と同じ要領で料理します。

鶏卵よりあっさり味という話もありますよ。

のこった殻は洗って飾り物にしたら楽しいかも。

 

ダチョウの卵は買えるの??

国産 ダチョウ食卵 通常サイズ 〔1個(1.3~1.7kg前後)〕 卵 埼玉 美里オーストリッチファーム

引用 美里オーストリッチファーム

ダチョウの卵を買うことのできるサイトがいくつもあります。

すごいですね!恐るべし日本の通信販売!!

目玉焼きをパーティーで出したら盛り上がりそうですね。

 

しかし、そんなフライパン、ウチにはあるかな?

 

ダチョウに会える動物園はどこにあるの?

 

ダチョウに会える動物園は全国にたくさんあります。

これほどあるとは知りませんでした。結構驚きです。

北海道だけで6か所、九州に9か所(そのうち沖縄2か所)、本州に25か所、というおそろしくザっとした数え方ですが…。

暖かい地域はともかく、北海道など寒い地域でどのように世話をしているのか、興味があります。

 

「ダチョウの食べ物は何?!大きな体を維持するのに必要なものは?!」のまとめ

 

 

 

 

 

  • ダチョウは「草」や「葉」を食べます
  • 野菜も食べます
  • 一日に6キロくらい食べます
  • 農家さんから野菜くずを頂くとありがたいです
  • ダチョウは石を飲んで消化に役立てます
  • ダチョウは視力が良いです
  • ダチョウの脚力はすごく、速く走ります
  • 羽があるのに飛べない「走鳥類」です
  • ダチョウの卵から「抗体」を作ることができます
  • ダチョウに会える動物園は全国各地にある

 

いかがでしたか。

知るほどに愛しくなるダチョウです。

動物園にダチョウがいたら野菜や葉っぱを持っていきたくなります。

ダチョウの卵から作った抗体のマスクを買ってみましょうか。

様々なウィルスから守ってくれそうですね。

皆さんも、体調を整えて明るい年を迎えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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