印鑑と言えばシャチハタや認印を思いつくと思います。
今では、100円ショップでも購入できるようになり、かなり便利になりました。
印鑑は、よく宅急便の荷物受け取りや書類の提出用に使用します。しかし、今では、デジタル化が進み、印鑑不要な書類も増えてきたことは事実です。
デジタル化が進んだことで登場するようになったのが、デジタル印鑑です。皆さんは、デジタル印鑑を目にしたことがありますか。
私は一部の書類で作成されたものを見たことはあるのですが、それが果たして有効なものなのかすごく疑問を持っています。
今回は、デジタル印鑑が無料で誰でも作成可能なのか、また使用できるのかについて詳しく説明していきます。
Contents
デジタルの印鑑が作成出来るのは本当なのか?
デジタルつまりパソコンなどで作成した電子印鑑を作成することは本当に出来るのでしょうか。
デジタル印鑑を作成することは可能
デジタル印鑑つまり電子印鑑を作成することは可能です。
パソコンやタブレットなどの機材があってソフトを入れることが出来れば作成することは出来ます。
無料ソフトが存在するので誰でも簡単に作成することが出来ます。詳しくはこのあと紹介します。
デジタル印鑑を作成出来るソフトを紹介
デジタル印鑑つまり電子印鑑を作成したいと思ったとしても、どのソフトが使えるのか気になるところです。
無料で作成できるお勧めソフトを紹介します。また、ソフトを使用しないで作成する方法も載せておきます。
おまかせ印鑑フリー
引用:おまかせ電子印鑑
このソフトは、パソコンがあれば簡単にデジタル印鑑を作成出来るソフトです。
分かりやすく書かれているので、初めての方でも作成可能です。
基をワードなどで作成したとしてもこのソフトに入れることも出来ます。
出来る種類は次の3種類です。
①認印・三文判
このソフトでは、認印と三文判の印鑑を作成することが出来ます。
印鑑の形は丸形と小判形から選ぶことが出来ます。
また、かすれや傾きについても修正することが出来るので無料ソフトとして印鑑を作成するのには最適です。
太さや色も簡単に調整が出来ます。
②データネーム印
これは、会社などの書類が配布されたときに見ましたと確認出来る印鑑です。
名前以外に日付を入れることが可能なので、いつ見たのかを一瞬で確認出来る優れものです。
印鑑の字体を変更することや日付を変えることも簡単に出来ます。
③ビジネス印
仕事で使用するいわゆる会社印のことです。このソフトでは無料で作成することが可能です。
会社名を縦や横に変更可能なので、用途に合わせて作成も出来、便利なソフトと言えます。
クリックスタンパー
引用:クリックスタンパー
このソフトは、デジタル印鑑のデザインは決められているものの、その中で丸形などの印鑑を作れるソフトです。
パソコンがあれば、ソフトをダウンロードして使います。
手順が分かりやすいので、年齢層に関係なく作成出来るソフトです。
西暦だけでなく、和暦にも対応しています。
①三文判
三文判とはいわゆる認印のことで100均などで販売されている印鑑です。認印との違いは、簡単に手に入れられる印鑑のことです。
このソフトでは、形があらかじめ決まっている三文判を作成することが出来ます。
縦や横の調整であれば可能です。
②回覧板用印鑑
回覧板って今はあまり見かけなくなりましたが、日付の入った印鑑のことです。
先ほどのデータネーム印と同じように日付を入れることが出来るので、いつ見たのか確認するために使用する印鑑です。
このソフトでは、形があらかじめサンプルの中から見つけるようになっているものの、西暦以外に和暦にも対応しているので幅広く使用できるのが大きな特徴。
中々和暦を使うことはないかもとは思いますが、回覧板で指定されている場合などに使うのはピッタリです。
電子三文判
引用:電子三文判
三文判に特化したソフトです。
沢山の漢字が事前にソフトに登録されているので、作成に自分の漢字が見つからないことが他のソフトに比べると少ないのが特徴です。
ソフトを使わずに作成することも可能
ソフトをいろいろ調べてみたらエクセルを使ってデジタル印鑑を簡単に作れることが出来ます。
エクセルの図形を利用して作成できます。
ただし、印鑑の形などを自分で考えながら作成しなければならないので、慣れないと作成しずらいのが欠点です。
慣れない場合は、紹介したソフトを利用して作成することをおすすめします。
デジタル印鑑を使用することは出来るのか
デジタル印鑑を作成したところで、実際に使用することは可能なのでしょうか。
使用できるのか、また使用する良い点、悪い点について詳しく説明します。
デジタル印鑑を使用することは出来る
デジタル印鑑を使用することは可能です。
作成された書面などに作成したデジタル印鑑の画像を載せることにより、書面に実際に印鑑を押したのと同じことになります。
基本的には、どの書面でも使うことが可能です。
デジタル印鑑は便利
在宅勤務などで、実際に書類に直接印鑑を押すことが出来ないということがあります。
印鑑を押すことが必要で、直接押せない場合には、デジタル印鑑を作成しておくと便利です。
書類を作成し、デジタル印鑑の画像を載せることで書類として完成させることが可能です。
直接会うことなく、書類の交付が出来るのでとても便利と言えます。
デジタル印鑑を作成しても使えない場合がある
ここまでデジタル印鑑作成しても使えない場面実は存在します。それは、公的な書類にはまだ使えないのです。
例えば、役所に提出する印鑑証明や婚姻届けなどには使用することが出来ません。
まだ、公的書類の場合は、自筆(自分で直接書く)を求められるので、印鑑もその場所で押す必要があるからです。
広がりつつあるデジタル印鑑ですが、使えない場合があるので使用する時は確認したのちに使用してください。
デジタル印鑑が無料で作成出来るのは本当?作った印鑑は使用可能?のまとめ
- デジタル印鑑を無料で作成するソフトは存在するので、誰でも作成出来る。
- 無料ソフトが多数存在するので、自分の好きなソフトで作れる。
- 無料ソフト以外にもエクセルで作ることも可能。
- デジタル印鑑を使用することは出来る。
- しかし、場所によっては使用できないことがあるので注意が必要。
デジタル印鑑が無料で作成出来るのかについてまとめてみました。
無料のソフトを使って作成しても使用できない場所があることを初めて知りました。
皆さんも使用する際は、確認してから使って下さい。
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