皆さんはフライシュケーゼという食べ物を知っていますか?
実は、ドイツでは馴染みのあるソーセージなのです。
今回はフライシュケーゼとは何か、食べ方や気になるカロリーなどをご紹介します。
知っておくと、流行を先取りできるかもしれませんよ。
Contents
成城石井のフライシュケーゼ
成城石井で買い物をするとセレブになった気分になるのは私だけではないと思います。
そんな成城石井でもフライシュケーゼを買うことができます。
成城石井のフライシュケーゼは、パプリカやキャラウェイなど6種類のスパイスが絶妙に配合されています。
しかも、このフライシュケーゼもドイツ農業協会(DLG)の金賞を受賞しています。
1枚ずつスライスしてあるので、封を開ければすぐに食べられるのも良いところです。
こちらは、成城石井のオンラインショップか楽天市場で買うことができますが、他のソーセージとの詰め合わせのみの販売になります。
お住いの近くに成城石井がある方は、お店に直接行ってみると単品で売っているかもしれません。
フライシュケーゼとは何のこと?
フライシュケーゼとは、ドイツでよく食べられているソーセージの1つです。
「フライシュ」がドイツ語で肉という意味で、「ケーゼ」がドイツ語でチーズという意味なのだそうです。
とはいえ、フライシュケーゼにチーズが入っているわけではありません。
フライシュケーゼは、よく見るソーセージのような細長い形ではなく、楕円形や長方形をしています。
この楕円形や長方形の形がチーズのかたまりのように見えたので、「ケーゼ」と呼ばれるようになったそうです。
ドイツでは、街の屋台やレストランなどで気軽に食べることができますが、日本ではあまり見かけませんよね。
では、フライシュケーゼとはどんなソーセージなのか、ご紹介します。
フライシュケーゼの発祥
フライシュケーゼの発祥はソーセージで有名なバイエルン地方とされています。
昔は、フライシュケーゼではなく、「レバーケーゼ」と呼ばれていました。
もともとフライシュケーゼは「残り物を箱に詰めたもの」という意味の「Rest im Kasten」と言われていました。
そして、ドイツの古語では「Rest」は「Laiba」と言うため、それが訛って「レバー」と言われるようになりました。
なので、ここで言う「レバー」は肉のレバーのことではありません。
しかし、ドイツ中に広がっていく過程で、肉のレバーを入れたフライシュケーゼが「レバーケーゼ」と呼ばれ有名になります。
一体「レバーケーゼ」に肉のレバーが入っているのか入っていないのかが分からなくなってきたので、最終的には、肉のレバーが入ったものが「レバーケーゼ」、入っていないものが「フライシュケーゼ」というように決められたそうです。
ただ、バイエルン地方だけは、昔の伝統を守り、肉のレバーが入っていないものを「レバーケーゼ」と呼んでいるようです。
なんだか、ややこしいですね。
フライシュケーゼはどうやって作られているのか
引用 ameblo
フライシュケーゼの作り方はシンプルです。
赤身の多い豚肉を専用のカッターでカッティングして、「エマルジョン」と呼ばれるふわふわの状態にします。
そして、エマルジョンの状態になった豚肉を、食パンをつくるときのような長方形の型にいれて、オーブンで焼くと完成です。
ソーセージといえば、腸に詰めて作るイメージがありますが、フライシュケーゼは腸に詰めずに、型に入れて作ります。
フライシュケーゼの種類
フライシュケーゼはシンプルであるからこそ、豚肉の中に入れる食材によって、様々なバリエーションが生まれます。
たくさんのバリエーションがある中でも、特に有名な2つをご紹介します。
レバーケーゼ
引用 クロイツェル
先ほどお伝えしたように、バイエルン地方のレバーケーゼにはレバーが入っていませんが、ドイツの他の地域のものには、レバーを入れなければ「レバーケーゼ」と名乗れない決まりがあります。
レバーが入ってはいますが、それほど肉臭くはないので、レバーやお肉が苦手な方でも食べやすいそうです。
食感はソーセージとは異なり、さつま揚げやちくわのような、ぷりぷり、もちもちとした食感です。
ピザケーゼ
引用 クロイツェル
ピザケーゼはその名のとおり、ピザのような味わいのケーゼです。
フライシュケーゼの中にチーズやサラミ、パプリカやトマトなどのピザの具が入っています。
肉の味だけでなく、いろいろな具材の味がするので、食べ飽きることなく食べられそうですね。
フライシュケーゼの食べ方
フライシュケーゼは、好きな厚さに切ってフライパンで焼いて食べるのが一般的な食べ方です。
しかし、いつも焼いただけだと飽きてしまいますよね。
そこで、焼くだけ以外のおいしいフライシュケーゼの食べ方をご紹介します。
本場ドイツの食べ方
本場ドイツでは、目玉焼きや炒めたじゃがいもなどと一緒に昼食に食べることが多いそうです。
日本でのソーセージは、おかずの1つという位置づけですが、ドイツでのソーセージやフライシュケーゼは立派なメインになります。
私も前にドイツへ旅行に行ったことがあって、昼食にソーセージが出ましたが、食べ応え十分でお腹いっぱいになりました。
目玉焼きやじゃがいもは日本でも手に入るので、ぜひフライシュケーゼと一緒に食べてドイツにいるような気分を味わってください。
フライシュケーゼをサンドイッチにする
フライシュケーゼとレタスやトマトなどのお好きな具材を食パンにはさむだけで、おいしいサンドイッチが出来上がります。
フライシュケーゼ自体に塩味がついているので、味のないパンとフライシュケーゼだけでも十分おいしいですよ。
フライシュケーゼのボリュームサンドのレシピを載せておきますので、参考にしてみてください。
フライシュケーゼをグラタンにする
フライシュケーゼを焼くだけ、はさむだけ、では物足りない方はグラタンはいかがでしょう。
いつものクリームグラタンにお好みの野菜とフライシュケーゼを入れるだけで食べ応えのある一品が作れます。
野菜もたくさん摂れるので、おすすめです。
フライシュケーゼと夏野菜クリームグラタンのレシピを載せておきますので、参考にしてみてください。
フライシュケーゼのカロリーはどれくらい?
フライシュケーゼを食べてみたいけど、カロリーが気になる…という方のために、カロリー(栄養成分100gあたり)を調べました。
熱量 | 258kcal |
たんぱく質 | 12.7g |
脂質 | 22.2g |
炭水化物 | 1.8g |
食塩相当量 | 1.4g |
引用 軽井沢工房
カロリーはお店によって少しずつ変わってくるので、あくまで目安としてみてください。
さて、フライシュケーゼのカロリーは大体258kcalということですが、数字だけだとよく分かりませんよね。
そこで、同じカロリーの食べ物を集めてみました。
[st-mybox title=”フライシュケーゼと同じカロリーの食べ物” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- シーチキンL(はごろもフーズ)
- ちくわぶ(紀文)
- チップスター Sサイズ(ヤマザキナビスコ)
- おいしい低脂肪乳 500ml(明治)
- アイスココア Mサイズ(ドトールコーヒー)
[/st-mybox]
いかがでしょう。100gあたりのカロリーですので、実際食事として食べるのであれば、もう少しカロリーは増えてくると思います。
カロリーが気になる方は、これを参考に食べる量を調節してくださいね。
フライシュケーゼの通販はあるの?
これまでフライシュケーゼについて、いろいろご紹介してきました。
「ドイツでは有名だけど、日本では馴染みがない。」という貴重さから、食べたくなった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、日本でもフライシュケーゼが買えるお店をご紹介します。
今回、ご紹介するお店以外でもフライシュケーゼが買えるところはありますので、ご自分で好きなフライシュケーゼのお店を探してみるのも楽しいかもしれませんよ。
大山ハム
大山ハムのフライシュケーゼは、ソテーオニオンとマジョラムというハーブが入ったものです。
世界最大にして最も歴史あるドイツ農業協会(DLG)が主催している国際品質競技会で、2018年に金賞を受賞しています。
味も品質も間違いないフライシュケーゼなので、安心して食べられますね。
大山ハムのフライシュケーゼは、公式ホームページのオンラインショップで買うことができます。
ただ、単品では売っておらず、他のハムやソーセージとの詰め合わせのみでの販売になります。
なので、お中元やお歳暮にはピッタリですし、自分へのご褒美として買うのもいいですね。
大山ハム オンラインショッピング
シュマンケルステューベ
シュマンケルステューベのフライシュケーゼは、何も入っていない基本のフライシュケーゼです。
こちらもドイツ農業協会(DLG)の国際品質競技会で、2020年に金賞を受賞しています。
シュマンケルステューベのオンラインショップでは、フライシュケーゼ単品で買うこともできますし、詰め合わせでも買うことができます。
とりあえず、フライシュケーゼだけ食べてみたいという方にはおすすめです。
成城石井
成城石井で買い物をするとセレブになった気分になるのは私だけではないと思います。
そんな成城石井でもフライシュケーゼを買うことができます。
成城石井のフライシュケーゼは、パプリカやキャラウェイなど6種類のスパイスが絶妙に配合されています。
しかも、このフライシュケーゼもドイツ農業協会(DLG)の金賞を受賞しています。
1枚ずつスライスしてあるので、封を開ければすぐに食べられるのも良いところです。
こちらは、成城石井のオンラインショップか楽天市場で買うことができますが、他のソーセージとの詰め合わせのみの販売になります。
お住いの近くに成城石井がある方は、お店に直接行ってみると単品で売っているかもしれません。
フライシュケーゼという食べ物知ってる?食べ方やカロリーをご紹介!のまとめ
- フライシュケーゼはエマルジョンの状態になった豚肉を型にいれて焼いたソーセージの一種
- フライシュケーゼの食べ方は、そのまま焼いたり、パンにはさんだり、グラタンにしたり、といろいろある
- フライシュケーゼのカロリーは大体258kcal
- フライシュケーゼはオンラインショップのほか、成城石井でも買える
まだまだ日本では馴染みがないフライシュケーゼだからこそ、知っていると人に自慢できるかもしれません。
ぜひ、いろいろな種類のフライシュケーゼを食べて、お気に入りのものを見つけてみてください。
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