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銀行口座の解約のデメリットとは?!解約しないまま放置している人は要チェック!

しばらく使っていない銀行口座。通帳はあるものの、使わないまま放置の状態でいつの間にか数年が経過した銀行口座。

解約しようかどうしようか、お悩みではなですか?解約はしたいけれど、本当に解約しても大丈夫かな?解約できるのかな?と少々不安な面もありますね。

ほったらかしで解約しないままにしていると、手数料が取られることもあるらしいという話を耳にした人もいると思います。

実際のところどうなのでしょうか?使っていない銀行口座、解約しないと思わぬデメリットで損をしてしまうかもしれません。

今回は、銀行口座の解約のデメリットを検証します。

 

 

銀行口座を解約しないまま放置しているとデメリットはあってもメリットはほぼなし

いくらわずかな金額でも自分のお金です。そのお金があれば、何か欲しいものが買えるかもしれないし、誰かにプレゼントを贈ることもできるかもしれません。

使わなくても、電子マネーにチャージすればポイントがつきます。銀行口座を解約しないまま放置していることにメリットはほぼありません。

それでいて、実はデメリットはあるのです。具体的にどんなデメリットがあるのか一つずつ見ていきましょう。

 

銀行口座を解約しないデメリットとは

残高があるのに使えていない

放置している銀行口座の残高がいくらで、金利が何%なのか、確認できていますか?

せっかく使えるお金があるのに、使えない状態になっているのです。デメリットといえるでしょう。そのお金、解約して出金して活かしましょう。

2021年現在、都市銀行の普通預金金利が何%か知っていますか。それは、0.001%とまさにすずめの涙。低すぎてイメージがわかないですね。

ちなみに地方銀行もだいたい同じところが多いですね。具体的な金額にしてみましょう。

1万円の場合で考えると、1年で10銭です。1年間1万円を預けて、受け取れる利息が10銭ですよ。

ちなみに利息には税金がかかるので(税率20%)、税引き後の正確な受け取りの利息は8銭です。

これでは受け取れません。だって1円にも足りてないのですから。なんとも、低金利を実感します。

切なくなったので、もう少し金利の高いネット銀行を見てましょう。

こちらはもう少し金利がよく、0.2%です。1年間1万円を預けて、受け取れる利息は20円です。税引き後なら16円ですね。

都市銀行・地方銀行よりはいいですが、放置していてもほぼ利息がつかないといってもよいでしょう。

デメリットを知りながら放置するよりも、使っていない銀行口座を解約したら、その残高は、有効活用できます。

もっと有利なところに預け替えたり、電子マネーにしてポイントをゲットしたり。今よりももっとよい選択肢があります。まずは正確な金額を把握のため、残高を確認してみましょう。

 

 

少額の銀行口座を解約しないで放置すると手数料が発生することも

一定期間利用がない口座に手数料を導入したり、銀行側から解約したりする銀行が増えています。

例えば、三井住友銀行を見てみましょう。最後の取引から2年以上一度も取引がなくて、残高が1万円に満たないなど、条件に当てはまる口座が対象です。

この条件に当てはまる口座からデジタル未利用手数料として1100円が引き落とされるというものです。

簡単に言うと、1万円未満で2年以上お金が動いていない口座から、手数料1100円を引き落としますよ、というものです。

もしも、手数料以下の残高しか口座にない場合、その残高を手数料の一部として、原則解約という流れもあります。

これはデメリットですね。こういった手数料は以前はなかったのですが、2020年4月の民法改正で可能になりました。

今までは預金者に不利な手数料や解約などはなかったのですが、近年銀行口座が不正に利用されることが問題になっています。

マネーロンダリング(資金洗浄)という言葉をどこかで聞いた覚えがある人もいるのではないでしょうか。

預金者にはデメリットになる話ですが、長く放っておかれている口座は不正のもととなるので、それを予防するために導入されました。

預金者側から見ると、手数料がかかる前に解約しないと手数料がひかれてしまうデメリットがあるので、解約するなら早いほうがいいということになります。

 

 

少額で放置すると休眠口座になって解約が面倒に

休眠口座を知っていますか?知らないままではデメリットを避けられません。

2018年1月1日から休眠預金等活用法が施行され、2009年1月1日以降の取引から10年以上取引がない口座の事です。

対象となる口座

  • 普通預金
  • 定期預金
  • 当座預金
  • 別段預金
  • 貯蓄預金
  • 定期積金
  • 相互掛金
  • 金銭信託(元本補填のもの)
  • 金融債

対象とならない口座

  • 外貨預金
  • 譲渡性預金
  • 金融債(保護預かりなし)
  • 財形年金・住宅
  • 仕組預金
  • マル優口座

普通預金や定期預金などが対象となり、外貨預金などは対象となりません。

銀行口座を解約せず長く放置していると、銀行から預金保険機構というところに移管され民間公益活動のために活用されます。

銀行や国はともかくとして、個人的にはデメリットになりますね。

ただ、休眠預金となってからも取引のあったの銀行で引き出すことが出来ますし、解約することもできます。

残高が1万円未満の場合、10年間口座に動きがなければ休眠口座となりますが、残高が1万円以上あれば銀行からいったん通知が来ます。

そこで問題になるのが、この通知が送られる住所です。銀行に登録の住所なので、引越をしている場合、通知が届かないということになります。

すると、自分でも気が付かないまま休眠口座となる、というわけです。これはデメリットですね。

でも、休眠口座になっていたとしても、時間はかかりますが、銀行の窓口で口座解約手続きは出来るのでご安心ください。

念の為、まずは電話などで銀行に問い合わせをしてみましょう。

 

もう一度口座開設する際に確認が厳しくなる可能性

 

銀行口座を解約する最大のデメリットは銀行の立地等によってはもう一度口座開設する際の確認が厳しくなる可能性がある、ということです。

新規で銀行口座を開設する際、犯罪や不正防止の観点から口座開設を断られるケースもあります。

一般的に新しく口座を開設するのは自宅や勤務先の近隣にある銀行です。生活圏外で口座を開設しようとすると不審に思われ断られる可能性もあります。

将来同じ銀行に口座を開設しようとしたら、面倒なことに…というデメリットですね。

ですから、今の住まいから離れた銀行口座を解約する場合は注意が必要です。

例えば、解約しようとする銀行が生まれ育った土地の地方銀行などの場合ですね。あるいは、今地方在住で都市銀行を解約したい、ということもあるでしょう。

こういったケースだと、銀行口座を解約するメリットよりデメリットの方が大きいかもしれません。

いずれにしろ、今後も不正防止の対策は続く可能性が高いです。

もし、解約しようとする銀行口座が将来使うかもしれない場合は、解約しないでおくのも一つの選択肢ですね。

 

銀行口座を解約するときの手続きの疑問

手続きには何が必要?デメリットは?

基本的な解約の仕方は窓口に行って手続きをします。わざわざ窓口に行くのがデメリットだけど、行くなら一度で手続きを済ませたいところですね。必要な書類はこちら。

  • 通帳
  • 届け出の印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証など)

同じ銀行の場合なら、口座がある支店でなくても別の支店や本店で解約手続きできます。そして、遠方の銀行口座で手続きができないとあきらめていた人にはよい情報があります。

最寄りの銀行で解約する方法があるんです。それは、「代金取立」という方法。

例えば、沖縄銀行の口座があるけど今は北海道に住んでいるから使ってなくてどうしようかな、と思っている場合です。

わざわざ沖縄まで行かなくても、最寄りの銀行の窓口で代金取立を依頼して解約することができます。

ただ、代金取立には手数料がかかるというデメリットがあります。代金取立の手数料は各銀行ごとに違うので、自分が依頼するところで問い合わせをしてください。

必要書類も事前に問い合わせしておくと手続きがスムーズでデメリットを最小限にできるでしょう。

 

名前がかわってるんですが、これってデメリット?

これは姓がかわっている場合に考えられるデメリットです。銀行口座の名義が旧姓のままだったり、印鑑が旧姓のもので、その印鑑が見当たらないなど、解約するには厄介ですね。

現在の姓だったら、運転免許証やマイナンバーカードで本人確認ができますから銀行口座の解約手続きでもあまり面倒はありません。

しかし、旧姓となると戸籍抄本等の提示を求められる可能性があります

前もって役所などで戸籍抄本をとらないといけないので、手間と戸籍抄本代がかかる分デメリットになります。

印鑑がない場合の対応は各銀行によって規定が異なるので、まずは電話で問い合わせをしてみることをお勧めします。

通帳がないときもあきらめずまずは電話で問い合わせをしてみましょう。

銀行口座の解約のデメリットを最小限にするには、事前の問い合わせで2度手間にならないようにすることが大切です。

 

私の銀行口座解約のリアル体験でデメリット検証

実は私も以前長らく放置してい銀行口座を解約した経験があります。

私の場合、残高をちゃんと確認していなかったことが長らく放置しておくことになった原因かもしれません。

なぜ放置していたかと言えば、通帳の最後の記帳が数百円だったからです。でも、正しい残高はもっとあって、ちゃんと記帳していなかったんですね。

これは地方銀行でした。その時は、旧姓の名義のままだったものを一念発起して整理したのでよく覚えています。

通帳には数百円と記帳してあったので、そんなもんだろうと思っていました。が!なんと実際あったのは数万円!思わぬ臨時収入にウキウキしました。

とはいえ、よく考えれば、もともと自分のお金です。得したというより、むしろ、忘れて数万円損するところでした。これはデメリットですよね。

私の銀行口座についても休眠口座になっていたようです。

でも、「休眠口座にしますよ」というような通知は届きませんでした。引越をしていたのが届かなかった理由でしょう。

郵便局には転居届を出していたので、引越から1年くらいは郵便物が転送されてきました。

転送期間を延長しなければ、1年たつと自動的に転送されなくなります。

銀行から送られる通知は、取引がない状態で数年経過したあとですから、転送されないわけです。

私の場合、自分で解約をしようとしたから、確認できた、ということです。

銀行に問い合わせをして、窓口に行き、確認してもらったところ、この機構というところに移されていました。

数年前の私の体験ですが、解約手続きには思っていたよりも時間がかかった記憶があります。これもデメリットですね。時間がかかるというデメリット。

10分くらいで終わるかと思いきや、その時はなんだかんだで1時間くらいでした

通常の口座なら短時間で解約できたのかもしれませんが、休眠口座になっていたから面倒だったのだと思います。

解約手続きをしに窓口に行くときは、時間に余裕をもって予定を組むとよいでしょう。

私は使っていない銀行口座を解約して良かったとしみじみ思いました。

自分でも気づかなかったデメリットも解消できて、胸の中のもやもやが晴れるような感覚がありましたね。

ちゃんとお金の管理しようと胸に誓った一件でした。

 

銀行口座を解約しないで放置したら発生する思わぬデメリットに注意!のまとめ

・銀行口座を解約しないまま放置しているとデメリットはあってもメリットはほぼなし

・利息がほぼつかない銀行口座におくのは損。解約して出金して電子マネーにすればポイントももらえてお得。利息がつかないというデメリットをなくせる。

・少ない金額で数年間取引がない口座には手数料がかかる銀行もあるというデメリットがある

・10年放置すると休眠口座になって解約手続きに時間がかかるというデメリットがある

・将来使う可能性があるなら解約しないで残しておくのも選択肢

・遠方の銀行でも近くの銀行で解約手続きができる(手数料はかかる)

・解約に必要な書類は通帳・印鑑・本人確認書類(一応銀行に問い合わせする)

・姓がかわっているなら戸籍抄本も必要になるかも(一応銀行に問い合わせする)

・通帳や印鑑がなくても手続きできる可能性がある(一応銀行に問い合わせする)

銀行口座は年々進化しています。ネットバンクも増えたし、電子マネーも広く普及しました。銀行の普通預金の利率よりも電子マネーのポイント還元率のほうが高いことも多々あります。

私のように思ったよりも残高があることもあるかもしれませんよ。ちなみに私はそのお金で寝具を買って、快眠をゲットしました。

もしも、目的がはっきりしないまま放置している銀行口座があるのなら、一度整理してより有利な使い道を探してみませんか。

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