最近可愛いデザインも増えてオシャレな部屋の収納に使われている布製の衣装ケース。
見た目の違いはわかるけどプラスチック製の物と何か違うの?
買った後に使いにくかった…と後悔したくない。
見た目も可愛い布製の衣装ケースのデメリットもきちんと理解して後悔しない収納を目指しましょう。
Contents
衣装ケースを布製にした場合のデメリットとメリットをチェック
布製のケースのデメリットが分かれば、使ってはいけない場所や収納方法が分かるので買って後悔・・・という事が防げます。
衣装ケースを布製にした場合のデメリット
- 外部の湿気を取り込んでしまう
- 湿度の多い場所に置いておくとケース自体にカビが生える
- 汚れが取れにくい
- 重ねての収納がしにくい。重ねると下の収納の中身を出せない。
- ワイヤー等が入っていない物は自立しにくい。
布という素材の特徴がデメリットになっています。
衣装ケースを布製にしてはいけないシチュエーション
- 湿気の多い所
- 高く積み重ねる収納したいとき、特に下のほうに使用する場合
- 頻繁に使用する物を入れるとき
ワイヤー入りや薄い板などが入って自立するタイプの物はありますが、耐久性はあまりないので重さのある物を収納したり高く積み上げて収納するには不向きです。
衣装ケースを布製にした場合のメリット
デメリットもありますが、布製の衣装ケースにすることのメリットも同じくらいあります。
- 通気性が良い
- 使わない時はコンパクトに出来る
- 軽い
- デザイン性のある物は見せる収納に使っても部屋になじみやすい
衣装ケースを布製にした方がいいシチュエーション
- 中に湿気がこもってほしくない物(皮製品など)の収納
- あまり出し入れが少ない季節性の物
- ケース自体が軽いため収納の上の方に使用すると上げ下げの負担が少ない
- 部屋の目につく場所の収納
ダウンジャケットやブランケット、ニットなど嵩張る物を出して、その空いた場所に扇風機を収納したいという時など、コンパクトにできる布製の衣装ケースはとっても便利です。
またデザイン性の高い物は見える所に置いても部屋になじむので、収納グッズを出しっぱなしにしているという感じが消えます。
衣装ケースを布製以外にするとしたら、重ねやすいプラスチック製!
布製の衣装ケースに合わせるとしたら、やはり種類も多く、布製のデメリットを補ってくれるプラスチック製がベストです。
こちらもデメリット・メリットを知って使い分けしていきましょう。
衣装ケースをプラスチック製にした場合のデメリット
- 引き出しタイプなどある程度の重さがある
- 使わない時も場所を取る
- 捨てるときが面倒くさい(地域によっては粗大ごみ)
- 見た目の生活感が出やすい
衣装ケースをプラスチック製にしてはいけないシチュエーション
- 高い所に保管する場合
- 時期によっては衣装ケースが不要になる場合
- いつも見える所に置く場合
ケースの重さがある程度あるため、中に衣服を詰めると結構な重さになります。
肩以上の高さの場所に上げる場合、力が必要になるので特に女性は扱いにくいです。
硬い素材でできている為、上げ下げの際に滑って落とすと怪我をしたり、床や家具を傷つけることもあります。
また、布製のケースと違い折りたためないため、使わない時も収納スペースを占領してしまいます。
いかにも収納ケースという見た目のため、押し入れやクローゼットなど収納スペースが無い場合に部屋にそのまま置くと生活感が出てしまいます。
衣装ケースをプラスチック製にした場合のメリット
- 丈夫なため重さがある物を入れてもケースが歪みにくい
- 重ねやすい
- 重ねたままで中の物が取れる
- 汚れても掃除がしやすい
- 移動する際もそのまま移動できる
衣装ケースをプラスチィック製にした方がいいシチュエーション
- 重さがある物を収納する場合
- 収納する物が多くケースを重ねて保管したい場合
- 頻繁に出し入れする物を収納する場合
- 埃が立ちやすい場所など汚れる可能性がある場合
- 引っ越し・移動が多い場合
プラスチック製の衣装ケースは丈夫なため、重さのある物を収納するのに向いています。
引っ越しの際も蓋や引き出しが開かないようにガムテープなどで固定すれば中身を出さずにそのまま運ぶ事が可能です。
また、物の出し入れもしやすいため、よく使う物を入れるととても便利に利用できます。
衣類は埃が立ちやすいですが、掃除も簡単にできるので清潔に保つことができます。
衣装ケースの選び方と購入前のチェックポイント!
それぞれの衣装ケースの特徴が分かったところで「じゃあ、何を選ぼう?」とお店に行く前に、まず4点確認することがあります。
- 収納しようとしている物が本当に必要な物か検討する
- 収納する物の量やサイズを把握する
- 収納する場所と方法を検討する
- 収納する場所のサイズを測る
収納しようとしている物が本当に必要な物か検討する
まずはこれが一番重要です。
収納しようとしている物は本当に必要な物か?
実はもう着ることのない洋服だったり、使わないバックではないか?
すでに別の場所に収納している物でもう使わない物は無いのか?
1年以上使っていない物の大半は2度と使わないそうです。
使わない物の為にお金を出して収納ケースを購入するのは勿体ないです。
まずは収納を増やす前に不要な物がないか、それを捨てれば今の収納に納まるのではないか再度検討してみましょう。
収納する物の量やサイズを把握する
シンデレラフィットという言葉があります。
収納する中身と収納がオーダーメイドしたかのようにぴったりだった時に使用する言葉ですが、ぴったりの収納は見た目がいいだけでなく使いやすく快適になります。
そのためには予め収納したい物の量やサイズを把握して収納ケースを選ぶ必要があります。
収納する場所と方法を検討する
収納する物を決める場合、使いやすい高さがあります。
目線の高さから腰くらいの高さが一番使いやすい高さだと言われています。
収納も使いやすい高さを考えて決めたほうが片付けやすくなります。
収納する物の重さも重要で、重たい物を高い所に収納すると物の上げ下げが大変なことと、手が滑って落ちたり、地震があった際に高い所から落ちて破損したり人に当たって怪我してしまいます。
それらの事を考慮して衣装ケースを選ぶと
- 視線よりも高い位置にはあまり出し入れを必要としない軽い物を布製
- 視線より下から腰くらいの高さには重ねても出し入れしやすいタイプのプラスチック製
- 足元には重さのある物やこちらも出し入れをあまりしない物を収納するプラスチック製
を基本とした方がいいかと思われます。
収納方法も、出し入れしやすい物にするのか?蓋があって埃が入らない物にするのか?蓋無しで簡単に入れることができる投げ込み式の収納にするのかでも選ぶ物が変わってきます。
さらに、新しく収納する物だけでなく、既に収納されている物の場所も変更することも考えてみてください。
収納する場所のサイズを測る
上記3つを検討したら、新しい収納ケースを購入する検討を始めます。
その際に収納場所のサイズを測るのはもちろん、クローゼットなどの収納場所の扉のサイズも確認しましょう。
私は引き出しタイプの物を端から端まできっちり並べてピッタリ!と思ったらクローゼットの扉が中の空間より小さくて端のケースが引き出せないという場合がありました。
また、中に湿気を溜めないためにも収納は壁から少し離して置けるサイズを選びましょう。
おすすめの衣装ケース6選!布製・プラスチック製の利点を活かす!
おすすめの衣装ケース!布製3選
無印良品 ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・衣装ケース
引用 Amazon
ポイント
根強い人気の無印良品の定番ケース。
見える場所の収納に使用してもお部屋になじむシンプルなデザイン。
蓋つき・蓋無しやサイズ展開も豊富です。
内側にコーティングが施してあるので、見た目はソフトですがしっかりとした作りです。
衣装ケース 布2個 ANIOBMAN 収納ボックス 衣類 折りたたみ 収納袋 オックスフォード
引用 Amazon
ポイント
中身が確認できる透明窓のついたタイプです。
重ねたまま中身を確認・取り出すことができます。
底板とワイヤーが入ったタイプなので少し重さはありますが、丈夫で重ねての保管も可能。
布製のケースのデメリットを払拭した商品です。
[山善] どこでも収納ボックス
引用 Amazon
ポイント
不織布でできているのでとても軽いですが底板もありしっかりと自立します。
蓋つきのタイプもあり、重ねることも可能ですが、あまり重たいものを入れるのには適していません。
我が家は1ケースにカバン1つ放り込み収納にして、クローゼットの天袋に並べています。
高い所への上げ下げも簡単にできるので使いやすいです。
おすすめ衣装ケース!プラスチック製3選
無印良品 PP衣装ケース引出式深2個組
引用 Amazon
ポイント
ロングセラーで買い足しもしやすい無印良品の収納ケース。
布製の衣装ケースも豊富なので合わせて使うと見た目もシンプルにまとまります。
アイリスオーヤマ チェスト ワイド 3段
引用 Amazon
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ポイント
一段ずつのタイプは子供が倒してしまいそうで心配な場合は繋がっているチェスト型も便利です。
引き出し落下防止のストッパーもついています。
ニトリ 収納ケース Nフラッテ(ホワイト)
引用 楽天市場
ポイント
あまり奥行の無い収納場所には蓋をパカッと上に開けるだけで取り出せるフラップタイプもという選択もあります。
同じシリーズの引き出しタイプとも組み合わせて使えるので下段は引き出しタイプ・上段はフラップタイプにするとスムーズに中のものが取り出すことができます。
特にプラスチック製の一段ずつの引き出し型を購入する際は、メーカーを揃えましょう。
後になって買い足す際に別のメーカーを購入してしまうと微妙にサイズが違ったり、同じサイズの物を購入しても、重ねた際にきちんと固定されないことがあります。
衣装ケースは何を選ぶ?布製にした場合のデメリットってどんなこと?まとめ
- 布製の衣装ケースのデメリットは「湿気に弱い」「メンテナンスがしにくい」「耐久性が無いため重ねたり重いものを入れるのに適していない」「頻繁に出し入れするものに向いていない」
- 衣装ケースを布製にした場合のメリットは「通気性が良い」「使わない時はコンパクトに出来る」「軽いので高い場所に収納しやすい」「部屋になじみやすい」
- 布製の衣装ケースのデメリットを補ってくれるのはプラスチック製の衣装ケース
- 衣装ケースをプラスチック製にした場合のデメリットは「重い」「使わない時も場所を取る」「捨てるときが大変」
- 衣装ケースをプラスチック製にした場合のメリットは「丈夫なため、重ねられる。重いものも収納しやすい」「引き出しタイプは出し入れがしやすい」「メンテナンスが簡単」
- 衣装ケースを新しく買う前にチェックポイントが4点。「収納しようとしている物が本当に必要な物かの検討」「収納する物の量やサイズを把握」「収納する場所と方法を検討」「収納する場所のサイズを測る」
スペースや収納する場所によってベストな方法も様々で、迷うことも多い収納ですが、それぞれの収納グッズの良い点・悪い点が分かっていれば自分にぴったりのものを選びやすいです。
収納グッズは一気に揃えるのでではなく、試してみて自分に合ったら買い足す、足りなくなったらまた買い足して揃えてゆきましょう。
綺麗に物が収納された部屋でのんびりコーヒーを飲んでいる姿でも想像しながら、じっくりと進めていきましょう!