簡単で美味しいハンバーグは、皆が作る家庭料理の代表です。
それぞれの家庭の味があり、レシピも様々ですよね。
そんなハンバーグを「グッ」と美味しくするコツは…。
ハンバーグのタネを寝かせる事なんです!
あなたのハンバーグがレベルアップすること間違いなし!
更に、プロの技もこっそり盗めば、もっと美味しくなるかも!
それでは、レッツクッキング‼
Contents
ハンバーグのタネは寝かせることで美味しくなる‼その理由は?
ハンバーグのタネを寝かせることで美味しくなる理由は3つ
ハンバーグのタネを寝かせると、肉が熟成されてプロっぽい味になるんです。
その理由はこの3つ‼
[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- 肉汁を閉じ込めて、ふっくら柔らかくジューシーになる
- 味が馴染むだけではなく、旨味成分であるアミノ酸が増える
- 形が落ち着いて、焼いたときにひび割れしにくくなるので、肉汁が逃げない
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「ハンバーグのタネを寝かせる」とても簡単ですが、なかなかやらないですよね。
でも、食事の準備をするときに「作る順番」を変えるだけでも出来そうです。
例えば、一番最初にハンバーグのタネを仕込んでから、ご飯を炊いたり、お味噌汁を作ったり、付け合わせなどのおかずを作っていれば自然と時間が経っちゃいます。
これを知ったら、やらない手はないですよね。
ハンバーグのタネを寝かせるプロの技を盗んじゃおう!
実は、プロがハンバーグのタネを寝かせるタイミングは、一回だけじゃないんです。
プロは「全ての工程で寝かせる」これなんです。
[st-midasibox title=”3つの工程” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- タネが出来た時点で寝かせる
- タネを成型出来た時点で寝かせる
- 焼いている間にも寝かせる
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これ知ってる人少ないですよね。
さすがプロ、私たちとは手のかけようが違いますね。
ちょっと手間かな?なんて思わないで下さい、この手間が美味しさの秘訣なんです。
時間がある時は、是非試してみてください‼
ハンバーグのタネを寝かせるタイミングは?寝かすのは何時間?一晩?二晩?
ならば、プロが寝かせるタイミングっていつ?
それぞれの工程で、具体的にどのくらいの時間寝かせれば良いのか見てみましょう。
ハンバーグのタネが出来た時点では一晩寝かせる
ハンバーグのタネは一晩ゆっくり寝かせることで確実に美味しくなります。
ですが、その日のうちに食べたい時は、1時間~3時間寝かせても十分美味しいです。
更に時間が無い時は、10分寝かせるだけでも違いが出るんですよ。
理想は一晩ですが、わずかでもいいので時間があったら寝かせてみましょう!
ハンバーグのタネを成型する時点でも10分ほど寝かせる
冷蔵庫から出したタネは、冷たいうちに手早く成型します。
そのままお皿や網などに並べて、常温で10分ほど寝かせます。
ハンバーグは焼いている間でも1度寝かせる
ハンバーグをオーブン・フライパンどちらで焼くにしても、中間で一度寝かせます。
中間で休ませることで、ゆっくり火が入り、ジューシーな仕上がりになるんです。
ハンバーグに火が通る時間は、厚さにより違いがありますが、10分~15分位が平均だとすると、裏と表で半分ずつ焼きますよね?
最初の半分の5分~7分位焼いたら、ここで一度寝かせるんです。
お皿や網などに移して、焼いた時間と同じだけ、5分なら5分、7分なら7分寝かせます。
休ませたら裏側も同じように焼くだけです。
ハンバーグのタネを2晩寝かせるのはやめましょう
ハンバーグはとても痛みが早いので、2晩寝かせるのはおすすめ出来ません。
沢山作ったのに食べるタイミングを逃してしまったら、迷わず冷凍しましょう。
最初から保存用に作る時は、直接さわらないように手袋をして作ることをおすすめします。
ハンバーグのタネを寝かせる時は冷蔵庫に入れましょう
ハンバーグのタネを寝かせる時は、必ず冷蔵庫に入れましょう。
その際、タネが空気に触れないように、タネに密着するようにラップをかけて下さい。
ボールに入れた状態ならば、ボールの上からでなく、タネに直接ラップが掛かるようにしてみましょう。
ハンバーグのタネは成型してから寝かせてもいい?
成型してから一つ一つラップで包むのも悪くはありませんが、手で触る回数が多ければ多いほど傷みやすいので、寝かせる時間を少し短くするなど調整したほうが良いですね。
ひき肉は空気に触れる面がとても多いので、傷みやすい肉なんです。
手やまな板などの調理道具をきちんと消毒していても、100%雑菌が取りきれるわけではありません。
細菌の多くは【10℃以下】で活動がにぶくなり、増えずらくなるので、細菌の繁殖を出来るだけ抑えるように工夫して、冷蔵庫で寝かせましょう。
ハンバーグのタネを寝かせたら水分が出てきちゃった!
ハンバーグのタネを寝かせた時に出る水分「ドリップ」は、出ても大丈夫なんです。
ドリップは肉や食材から出る水分なので、傷みが原因ではありません。
気になる場合は捨ててしまっても構いませんが、ドリップが出ないようにするにはどうしたらいいでしょうか?
こんなレシピはいかがですか。
[st-midasibox title=”ドリップ防止” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
材料
- 成形済みの生のハンバーグ
- サラダ油
作り方
- バットにラップを敷いて多めに油を塗り、成形済みのハンバーグを並べる
- 上から全体に、サラダ油をタラタラ~っとかける。
- 表面全体を油でコーティングするように、一つずつ満遍なく油をつける。
- ラップを被せて、焼くまで冷蔵庫へ。
引用:cookpad.com
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ハンバーグのタネを寝かせないほうがいい時もある
実は、ハンバーグのタネの材料によっては、寝かさない方が良い場合もあるんです。
水分の多い材料で作るハンバーグ
ハンバーグのタネに水分が多く含まれる食材を入れた場合、寝かせるのは向いていません。
寝かせる事で水分と一緒に肉汁が出てしまい、焼きあがった時の肉のうまみが逃げてしまうんです。
[st-mybox title=”向いていない例” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 豆腐ハンバーグ
- 生の玉ねぎや生の野菜を入れたハンバーグ
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豆腐ハンバーグなど水分が多い場合は、焼く直前にタネを合わせるようにするのがおすすめです。
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肉っぽいハンバーグが好きな人
ハンバーグは肉をこねてからすぐ焼くと、とても「肉っぽい」新鮮な肉そのものの味を楽しむことが出来ます。
肉が好きで、ワイルドな味が好みの場合は、寝かせない方がおすすめです。
ハンバーグのタネを寝かせると、肉が熟成して調味料もなじみ、プロっぽい味になります。
こればかりは好みの問題なので、作る相手によって変えてみるのがいいでしょう。
ハンバーグのタネは寝かせることで美味しくなる‼プロの技を盗め‼のまとめ
- ハンバーグのタネは寝かせることで美味しくなるんです。
- ハンバーグのタネを寝かせるタイミングは3回あります‼寝かすのは一晩がおすすめです。
- ハンバーグのタネを寝かせる時は冷蔵庫に入れましょう。
- ハンバーグのタネを寝かせないほうがいい時もあるんです。
「混ぜて焼くだけ~」の簡単料理ハンバーグですが、ひと手間加えるだけで格段に美味しくなるんです。
タネを寝かせるだけなら簡単で、すぐにでもチャレンジ出来そうですよね?
「明日は夕方忙しい」なんて時間の無い日は、前日に仕込んでおけば次の日は超楽ちんです!
プロの技を使って、お店のような肉汁たっぷりのハンバーグを作ってみませんか?
きっと家族もリピートするはずです!
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