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食いしばりにボトックスを打つデメリットとは?根本原因は一体なに?

冷たいものが歯にしみる!詰め物がすぐに取れてしまう!

歯のトラブルって、食事の度に地味なストレスですよね。

歯医者さんに行くと「夜間の食いしばりが原因です。」なんて言われて予想外の言葉にビックリ。

まさか自分が夜中に食いしばっているなんて…

そうです、自覚がまるで無いのです。顎の力は筋肉の中で一番強く、食いしばりの時に顎にかかる力は【数百キロ】とも言われています。恐ろしいですね。

私も食いしばりに悩んでおり、治療法を探しているとボトックスという注射があることを知りました。

えっボトックスってなに?美容整形に使うものじゃないの?!正体不明のものをカラダに入れるのって怖い…ですよね。

この記事では、食いしばりによるボトックスのデメリットを検証し、そもそもなぜ食いしばりが起こるのか、あなたの根本原因を突き止めます!

 

 

食いしばりにボトックスをするデメリット5つ

では早速、食いしばりを軽減するボトックス注射のデメリットを検証していきましょう。

 

1回の注射での完治は困難!効果は平均4~6ヶ月

まずボトックスの大きなデメリットとして、1回の注射での完治は難しいということです。

効果の持続には個人差があり、【2~3日後】に効果が現れ、大体【4~6ヶ月】で効果がなくなります。そのタイミングで、再度治療が必要です。

回数を重ねていけば、エラの筋肉で噛む「クセ」が少しずつ改善されていき、長期間の効果が実感できる場合もあります。

しかしやりすぎると、頬がこけて老けて見えたり、表情がこわばってしまいうまく笑顔が作れなくなったりする恐れがあります。

効果の違いは人それぞれですので症状を見つつ、医師に相談しながら進めていくことになりますが、自分に合った医師を見つけることもまた労力が必要ですね。

何度も通って信頼する医者を見つけて、また何度も通わないといけないのね…

 

値段が高い!平均3万円~5万円

症状により注射の量や濃度が異るため、金額には幅がありますが、高いですね…

1万円台から10万円台まで、ピンキリですが、平均的に【3万円~5万円】が多いようです。

また、薬剤の種類や医師の経験値によっても金額が異なります。

極端に安い場合は、効果が確認されていない薬剤を使用しているケースもあるので、リサーチは慎重におこないましょう。

ちなみに、食いしばりによるボトックスは保険適用となりません窓口では10割負担なので、高いんですね。

保険適用される対象は、「口顎ジストニア」という疾患だけです。

ただし、医療費控除(1年間に10万円以上の医療費を支払った場合の控除)の対象にはなります。

注意ポイント

同じボトックスでも美容診療のボトックスは医療費控除の対象外となるので注意しましょう!

 

副作用が気になる!一番は顔のゆがみ

副作用には個人差がありますが、出現する可能性があるものをまとめました。

副作用の種類 期間
痛みや腫れが出る 2~3日程度
内出血が出る 1~2週間程度
硬いものが噛みにくくなる 1週間程度
腫れや赤み、かゆみなどのアレルギー反応が出る 1週間程度
口角が上がりずらく、笑顔を作りにくくなる 効果が切れるまで4ヶ月程度
左右非対称になる 効果が切れるまで4ヶ月程度

特に左右非対称になったり、不自然な笑顔になるのは一番恐れている事態ですよね。

ボトックス注射は左右の顔の筋肉量を正確に把握して、適切な位置に適切な量を注入する必要があります。

これには、技術力が必要なので、症例数の多い熟練した医師を選ぶことが大切です。

ただ、ボトックスの効果は4ヶ月程度なので、いずれお顔は自然に元に戻っていきます

それまで待つにしても、気に入らなかった場合は、地獄の時間ですよね。

注意ポイント

無理に治療を進めたり、決断を急ぐようなクリニック、カウンセリングで違和感を感じた場合は、施術はやめておきましょう。

 

得体の知れないものを体に入れるのが怖い

そもそもボトックス注射とは、「ボツリヌス菌」から産出される「ボツリヌス毒素」から「ボツリヌストキシン」という成分を抽出したものです。

毒素という文字を見ただけで、打つ気を無くしますね(笑)

ボツリヌストキシンはタンパク質の一種で、からだに毒を入れる訳ではありませんのでご安心を!

この「ボツリヌストキシン」は、欧米をはじめとした【70ヶ国】で使用されており、筋肉に作用する神経伝達物質の「アセチルコリン」の分泌を抑える働きがあるのです。

食いしばりの強い筋肉さんにちょっと静かにしててね、と緩ませてくれるのね!

 

妊娠中や授乳中は治療できない!妊活中も注意!

ボトックス注射は妊娠中、授乳中は打つことができません。

確立された研究結果がある訳ではありませんが、もともと毒性のある菌の一つなので、生殖器への影響が心配されます。

ボトックス注射を打つことを検討していて、妊娠の可能性がある方は、念のため、妊娠検査を受けるようにしましょう!

また女性の場合、生理が【2回】くるまでは妊娠を控え、男性の場合は【約6か月間】は妊活をお休みされた方が、赤ちゃんへのリスクを下げることができます。

注意ポイント

その他、心疾患、肝疾患、腎疾患、神経疾患等をお持ちの方も治療はできないので、既往歴のある方は、念のため、医師にご相談されることをおすすめします。

 

 

ボトックスのメリットとは?ズバリ「手軽さ」

さて、ここまでデメリットを紹介してきましたが、逆にメリットはどんなことがあるのでしょう?

メリット

  • 歯のすり減りの軽減
  • 顎関節症の緩和
  • エラ張りの改善、小顔効果、口周辺のシワの改善
  • 頭痛、肩こりの軽減
  • 睡眠の質が向上する
  • 施術時間は約30分と体への負担が少ない

なんと言ってもメリットは手軽に受けられることでしょう。

施術後当日からシャワーや洗顔もでき、普段の生活に支障をきたしません。

内出血等もそんなに長くは続かないので、マスクをしていれば仕事への影響も少なそうですね。

 

 

ボトックス以外の食いしばり対症療法

対症療法なので、あくまで症状の進行を止めるために、今すぐできることをご紹介します。

 

夜間にマウスピースをつける

就寝中にマウスピースをつけることにより、歯に加わる力を分散し、歯が欠けるのを防ぎます。

また、顎関節症の改善や、凝り固まった顎の筋肉を緩める効果があります。

保険適用で【約3,000円~5,000円程度】でつくることができます。

平均的に【2年】ほどで再調整し、新しいものへ交換となります。

これはなかなかリーズナブルね!

 

ゴム製のソフトタイプ

ゴム製のやわらかい素材でできており、装着による違和感が少ないです。

私もこのタイプを使用していますが、寝る際には付けているのを感じないので、まったく気になりません。

1ヶ月使っただけでも、マウスピースに大きな傷ができていて、いつこんなに力が入ってるの⁈と驚きました。

デメリットとしては、食いしばりが強い場合は、徐々に破れていくことがあります。

ただ、半年程経過していれば、また保険適用で作成することができます。

 

樹脂製のハードタイプ

レジンと呼ばれる硬い樹脂素材でつくられています。

最近はレジンで作られたお花のヘアクリップなんかも流行っていますね。アレです。

こちらは硬い素材なので、破れる心配はありません

デメリットとしては、硬いので付けている時の違和感が強いです。

私もこのタイプを使用した時は、違和感が強くて、夜つけるのが少しストレスでした。

硬いので柔軟性がなく、産前産後でつける期間が空いてしまった時には、久しぶりにつけた時に痛くて、もう使うことができなくなっていました。

 

オーラルリフレクソロジー(マッサージ)を受ける

アロマジェルで口の中をマッサージして、ツボを刺激し筋肉をほぐす施術です。

体が凝ってるとマッサージに行くのと同じように、直接的に顎の筋肉をほぐしてあげる方法です。

1回の施術は約1時間ほどで、価格は【1万円前後】が多いようです。平均5回~6回ほどで効果を感じられます。

こちらはなかなか、お値段が張りますね…

 

 

食いしばりの主な原因と根本解決

ボトックスやマウスピースは、あくまでもこれ以上悪くならないためのもので、根本的な治療にはつながりません。

根本的に治すためには、まずどうして食いしばりが起きているのか、自分のカラダと向き合い、原因を突き止めることが大切です。

 

精神的なストレス

食いしばりの大多数の原因はストレスです。ストレスがかかると、寝ている間も興奮させる交感神経が働き、筋肉を収縮させてしまいます。

と言っても、残念ながら現代社会でストレスのない人というのは、なかなか居ないでしょう。

交感神経を抑えるためには、リラックスさせる副交感神経を働かせる必要があります。

まずは副交感神経を活発にするためにできることを実践してみましょう!

ポイント

  • 寝る前の2時間はスマートフォンを見るのをやめる
  • 寝る1~2時間前にお風呂に入る
  • 深呼吸してゆっくりストレッチをする
  • アイマスク等で目を温める
  • 気になることを書き出して頭をスッキリさせる

特に気をつけたいのはスマートフォンですね。交感神経を働きっぱなしにするので、自律神経が乱れやすくります。

でも、眠れない時こそ見てしまいますよね。そこでオススメなのは、ホットアイマスクです。

寝る前1分でも取り入れると、副交感神経が働き睡眠の質が良くなるのを感じました!

私は、あずきで作られた電子レンジで温めて使えるものを使っています。

香りも良く、とてもリラックスできますよ。

 

アルコール・カフェインの摂取

アルコールやカフェインを摂取した時は、低血糖を起こします。

よく、お酒を飲んだら知らない間に気絶したように寝ていることありますよね。

あれは、眠たくて寝ているのではなく、低血糖を起こして寝ているだけなんです。

血糖値を維持できないと、寝ているのにアドレナリンが出て体が緊張するので、食いしばりだけでなく、朝起きると肩や首が凝っていたりします。

お酒を飲んだ次の日、なんだか体が痛いのは、このせいだったのね!

 

食生活による夜間低血糖

アルコールやカフェインを摂っていないのに、夜間に低血糖になる場合があります。

例えば、夜遅くに大盛り炒飯やラーメンなどの糖質中心のご飯を食べた場合、血糖値が急に上がりすぎてしまいます。

その後今度は、血糖値が急降下し、体はこのまま血糖値が下がりすぎては危ないと攻撃ホルモンの「アドレナリン」を出します。

アドレナリンは攻撃ホルモンなので、食いしばりも引き起こしてしまうのです。

寝汗をかいたり、悪い夢を見てうなされる…という場合は夜間低血糖になっている可能性大です。

良質な睡眠が取れていないと、午後の3時~4時に急激な眠気に襲われたり、疲労感を感じやすく、日中の仕事のパフォーマンスも下がってしまいます。

そもそも夜間低血糖を起こしている人は、日中の血糖値も乱高下していることが多いです。

気分の波が激しいという方も実は血糖値が関係していることが多いのです。

ポイント

血糖値を安定させる大きな鍵は「食事」です。

第一に、血糖値を上げるのは糖質なので、夜ご飯の米やパンを少なくして、肉や魚のたんぱく質を増やすことが重要です。

また、糖質の中でも、血糖値を上げやすくする食材は個々によって異なります。

米を食べて大きく上がる人もいれば、小麦製品で大きくあがる人もいるのです。

それを調べる方法として、私がおすすめするのは、「フリースタイルリブレ」です!

引用 freestyleリブレ

腕にセンサーを付けて、血糖値を24時間スマートフォンで管理できる製品です。

装着時の痛みも少なく、手軽に装着できて入浴中でも問題なく使用できます。これを使って様々な食材を食べて、血糖値がどう変化するか実験します。

結果を見て、自分の血糖値を上げやすい食材を避けること、日中の血糖値が安定していきます。その結果、夜間の食いしばりを軽減することができました!

浮き沈みの激しかった精神状態も、血糖値の乱高下を知ることで、落ち着きを取り戻すことができました。

 

 

「食いしばりにボトックスを打つデメリットは?隠れた根本原因とは⁈」のまとめ

メモ

  • 食いしばりを1回のボトックス注射で完治させるのは困難
  • 3~5万円と値段が高い
  • 顔に歪みが出た場合は約4ヶ月効果が切れ元に戻るのを待つしかない
  • 妊娠中や授乳中は打つことができない
  • マウスピースやマッサージで進行を止めることができる
  • ストレス、飲酒、食事が原因で食いしばりが起きている場合が多い

食いしばりにボトックスを打つ際には、メリットとデメリットを十分に考えた上で、自分に合った選択をしましょう。

その前に、まずは根本原因となる事項について、今日からできることを試してみてはいかがでしょうか。

ボトックス注射は最終手段として検討してみるのも良いかもしれません。

食いしばりを改善させ、質の良い睡眠を手に入れて、パワフルで生き生きとした毎日を過ごしていきましょう!

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