毎年のように夏場は、猛暑日が続いて辛いですよね。
外の仕事をされている方にとっては、空調服の着用が定番となりつつあります。
この空調服ですが体を冷やしてくれる反面、体への影響を心配する人もいると思います。
そこで今回の記事は、この空調服は体に悪いのか?メリット・デメリットはあるか?
空調服の「便利な活用法」を詳しくご紹介します。最後まで是非ご覧ください。
Contents
空調服は体に悪いのか?使い方別に調べてみました!!
体に風を与えて気化熱により体を冷やす空調服ですが、体への影響はどうでしょうか?
ズバリ!! 「正しい使い方をすれば問題なし」
ただし!! 「間違った使い方をすれば体に悪い」
それでは、「正しい使い方」・「間違った使い方」の見ていきましょう。
空調服の「正しい使い方」とは?
ポイント1:1つ大き目のサイズを選ぶ
空調服はピッタリのサイズを着用してしまうと、空調服と体が密着してしまい、風の循環スペースが
設けられなくなってしまいます。よって、ある程度の服の間に隙間が生じるように、通常時よりも
大きめのサイズの製品を選ぶことをオススメします。
ただし、必要以上に大きすぎるサイズにしてしまうと、今度は空調服の隙間から空気が漏れ出てしまう
可能性があるので、目安として「ワンサイズ大きめを選ぶ」ことが良いです。
ポイント2:汗をかく仕事の時に着用しよう
空調服は気化熱を利用して、体を冷やす構造となっています。
そのため元となる汗(水分)がなければ涼しさを感じる事はできません。
汗をかく仕事でなければ、効果がありませんので仕事内容に応じで着用するようにしましょう。
気化熱とは?
人間は通常、気温上昇や運動時、風邪の発熱などで体温が高くなった時に汗をかきます。
汗の水分が皮膚の上で蒸発するときに熱が奪われます。この効果が気化熱です。
気化熱によって人間は体温を36.5℃前後に保っているのです。
空調服の「間違った使い方」とは?
間違った使い方は、単純に「正しい使い方」の逆になります。
ポイント1:サイズが小さい空調服を利用
自分の体にピッタリのサイズを選んでしまうと、風の循環が十分にできず
空調服の効果を十分に発揮できなくなります。
ポイント2:汗をかかない仕事での使用
気化熱を利用して体を冷やす構造としているので、汗をかかない仕事の場合は
効果を十分に発揮できません。また、涼しい作業環境で空調服を使用すると
逆に体を冷やし過ぎて、頭痛や夏風邪の原因につながります。
その他注意点:粉塵現場での使用に注意
粉塵が舞う恐れがある作業現場で空調服を使用すると、ファンに粉塵が入り込み
服を汚してしまい最悪の場合、口や鼻に入ってしまう恐れがあります。
粉塵現場で使用する際は、ファンにカバーをして防塵マスクも着用しましょう。
空調服は体に悪いのか?メリット・デメリットを解説!!
空調服は、「正しい使い方をすれば問題なし」と分かりましたが使用にあたっての
メリット・デメリットについても見ていきましょう。
空調服のメリット!!熱中症・汗の匂い・作業効率について
メリット1:熱中症対策になる
空調服で汗を乾かすことができるので、涼しさを感じることができるので
高温多湿な環境でも熱中症予防の効果があります。
工場等の作業で人が密集していて、エアコンや扇風機が効かない屋内でも
着用することで冷却効果が期待でき熱中症リスクを減らせます。
メリット2:汗の匂い対策になる
汗の臭いが気になる人に空調服はおすすめです!
嫌な臭いは、汗で雑菌が繁殖して発生してしまいます。
空調服を着用すれば、服の中を常に換気するので雑菌の繁殖を抑えて匂い対策になります。
メリット3:作業効率がアップする。
空調服を着用することで、暑い環境でも効率よく動くことができます。
循環される風により体力消耗を抑え、体力が温存できるので連続作業でも効率的です。
ただし、暑さの感じ方は個人差があるので、休憩短縮などは行わないようにしましょう。
空調服のデメリット!!ファン・バッテリー・温度調整について
デメリット1:ファンの音が気になる
空調服は、ファンがずっと回って風を送っているため静かな場所だと音が気になります。
風を送るためにファンは必要不可欠ですので、「ウィーン」という音は鳴ってしまいます。
デメリット2:バッテリーが切れると意味が無い
充電を忘れてバッテリーが切れてしまうと、空調服はただの暑い服になります。
空調服は送り込んだ空気を排出する構造のため、バッテリーが切れると蒸れて暑いだけです。
通常バッテリーの稼働時間は、標準風速で使えば約6時間以上持つものがほとんどです。
しかし、充電し忘れると悲惨になりますので作業終了時に充電することを徹底しましょう。
デメリット3:風の温度調整は出来ない。
空調服はエアコンのような温度を調整する機能はありません。
服の内部と同じ気温の風を送るだけのため、気温が高いとファンの風はぬるく感じます。
ただし、生ぬるい風でも気化熱を発生させれば涼しさを感じることはできるため
気温が高い日に作業するときは、空調服+水分補給をして汗をかくことが大切です。
空調服は体に悪いのか?おススメの活用術を紹介します!!
活用術1:インナーを着用しよう
空調服を着た時の冷感効果を高めるためには、下に着るインナー選びが肝心になります。
気化熱を利用して冷やす構造としているため、吸汗性が低いインナーを着てしまうと
汗を効率よく蒸発させるのが難しくなり、冷感効果があまり得られなくなります。
そのため、空調服の下に着るインナーは吸汗性、透湿性、速乾性が高い物を選びましょう。
引用元 ⇒ コンプレッション ウェア メンズ 半袖 パワーストレッチ アンダー スポーツ シャツ
おススメのインナー ⇒ 「コンプレッションシャツ」
体を包み込んで筋肉をサポートシャツで、運動機能の支援できるとされています。
吸汗性、透湿性、速乾性も高く、筋肉の疲労を軽減できる構造となっている。
解説リンク ⇒ コンプレッションシャツとは一体なに?加圧シャツとの違いを徹底解説!
活用術2:保冷剤を入れて涼しさアップ
保冷剤を空調服と併用することで、外気温にかかわらず、冷たい風を循環できます
空調服には、保冷剤を収納できるポケットが標準で備わっているモデルも多数存在するので
直接皮膚に保冷剤が接着することを防ぎながら、風の力で身体に冷気を当てることが出来ます。
特に暑い夏の日などは是非、保冷剤を装備しながら作業をすることをオススメします。
【まとめ】空調服は体に悪いのか?メリット・デメリット・活用法をご紹介!!
1:空調服は体に悪いのか?
- 「正しい使い方」をすれば問題なし
- 「間違った使い方」をすれば体に悪い
2:空調服の「正しい使い方」とは?
- 1つ大き目のサイズを選ぶ
- 汗をかく仕事の時に着用しよう
3:空調服の「間違った使い方」とは?
- サイズが小さい空調服を利用
- 汗をかかない仕事での使用
空調服は体に悪いのか?メリット・デメリットを解説!!
1:空調服のメリット!!
- 熱中症対策になる。
- 汗の匂い対策になる。
- 作業効率がアップする。
2:空調服のデメリット!!
- ファンの音が気になる。
- バッテリーが切れると意味が無い。
- 風の温度調整は出来ない。
空調服は体に悪いのか?おススメの活用術を紹介します!!
- インナーを着用しよう ⇒ 「コンプレッションシャツ」がおススメ
- 保冷剤を入れて涼しさアップ
今回の記事では、猛暑日の作業に必要不可欠な存在となった空調服について説明しました。
毎年やってくる猛暑の夏に、備えて準備しておくのはどうでしょうか?
正しく使用すれば、メリットたくさんの空調服を是非とも使ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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