幼稚園、保育園を卒園してやっと小学生に!!
ランドセルを背負ってピッカピカの一年生とみんなが喜ぶ小学校入学!!
子ども手も少し離れるし、親としては少しほっとしますよね。
しかし、幼稚園や保育園と違って「PTA」というものがあります。
実は「PTA」は任意加入なんです。
それは、最近甥っ子が小学校に入学した際に聞いた話です。
「え?入らないこともできるの?」
とびっくりしましたが、甥っ子の小学校では加入していない人はいないそうです。
当たり前のように加入している人も多く任意加入であることを知らない人も多いと思います。
また、そうした状況からほとんど加入しているそうです。
ただ、入らない少数派の方の理由も知りたいので調べてみることにしました。
Contents
小学校のPTAに入らない割合は??入っている入りたくない理由は??
これまで「PTA」ってふんわりと聞いたことしかなくて、詳しく何??と聞かれたら答えられない人も多いはずです。
調べてみたところ、
日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)は、各学校で組織された保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体。児童・生徒はPTA会員ではない。皆等しく活動の支援対象でもある[1]。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方である。
やはり、任意加入なんですね!!
ということは、一応は入る入らないを選択できるということなんですね。
そして、具体的な活動は
PTAの主な活動
・バザーや廃品回収など、地域のイベントの運営や手伝い
・運動会や学芸会など学校行事の運営サポート
・子どもや地域の安全のためのパトロールや地域の防犯活動
・広報の作成など学校の広報活動
登下校に旗を持って立っている保護者はみんな「PTA」に加入しているってことなんですね。
小学校のPTAに入っている人の理由は??
ただ、ほとんどの保護者が「PTA」に加入しているのが現実です。
入らない保護者はほぼいないと言われています。
ほとんど内容も知らない人も多いのになぜ??
考えられる理由を挙げてみました!!
PTAに入っている理由
・そもそも「PTA」が任意加入であることを知らないから。
・登校班など子供が参加できないことがあるかもしれないから。
・学校の様子がわかり、先生と親しくなる。
・知り合いが増えて、情報が入ってくる。
などの意見があると思いますが、もうひとつ衝撃的なことがわかりました!!
入学したと同時に「PTA」に入会手続きもしていないのに、いつのまにかPTA会員になっていて、
「PTA」の会費が学校経費と一緒に勝手に引き落としされてしまうという事態が起こっている学校が
まだ数多くあるそうです!!
こうした状態を「強制PTA」と呼んだりするそうです。
通りで昭和の時代に小学生だった私は任意加入だなんて知らないはずです。
いわゆる強制PTA状態だったはずなので。
しかし、ポジティブな意見もありますよね。
幼稚園や保育園では毎日先生が園での様子を教えてくれますが、小学生になるとそうした事は
何か起こらない限りありません。
子どもの様子がわからないので心配と思われる保護者も多いと聞きます。
そうしたところを、PTA役員になれば学校に行く機会も増えますし、先生からそれとなく聞くこともできますよね。
また、PTA役員を通じて同学年ではない知り合いが増えて、今後の子育てについての情報が入るというメリットもありますね。
なんとなく、PTAには入りたくないというネガティブな話が多いですがいい面もあるということがわかりました!!
小学校のPTAを入りたくない人や退会したい人の理由は??
そもそも、ほとんどの保護者が入っている「PTA」。入っていない人は身近ではお会いしたことがありません。
ただ、よく聞く入りたくない、退会したいという声。
どんな理由で入りたくないのか、退会したいのか調べてみました!!
入りたくない理由
・役員になった場合に仕事が多そうだから。
・人間関係がに疲れてしまいそうだから。
・忙しすぎて自分の時間が取れなそうだから。
・下の子供がまだ小さいから。
・仕事をしているから。
・介護をしているから。
しかし、この辺りの理由だと入らないと言い切れずに逃げられない可能性が高いそうです。
あとは、みんな入っているんだからと言われて断り切れないことがほとんどなんだそうです。
そうだとしたら、入会はあきらめてするが、大変な業務をしないでいい方法はあるのでしょうか?
小学校のPTAの役員にならないで済む方法は??
入らない選択はしずらい場合に、次に考えることは
役員にならないようにできないかと考える保護者の方が多いと思います。
どうやら、一番有効なことは
・転勤で引っ越す可能性があるから。
と断ることだそうです。
なぜなら、引っ越した後にもう一度役員を決めなおさなければならないので
面倒になるため役員からは外してもらえることが多いようです。
ただ、この理由は本当に引っ越す予定がない場合は色々言われてしまうと思いますので
よく考えてからにしてくださいね。
小学校のPTAの役員の種類は??負担の少ない役員はどれ??
これまで調べてみたところ、簡単に小学校の「PTA」に加入しないという選択は難しそうです。
では、少しでも負担の少ない役員はあるのでしょうか??
そして、どんな役員の種類がありどんな仕事があるのでしょうか??
小学校のPTAの役員のPTA本部役員の種類は何がある??
まずは、PTA本部役員と呼ばれるものからご紹介します。
PTA会長 | PTAの組織のリーダーとして役員を取りまとめる係です。また大きな式などで前に出て挨拶をしたりもします。 |
PTA副会長 | 会長をサポートする係です。会長がいない時には代理も務めたりします。また、他の役員たちをまとめたりサポートしたりもします。 |
会計 | PTA会費の集金、会計事務、財務管理の係です。 |
会計監査 | 会計の係が行った会計を監査する係です。年数回しか活動回数がないところが多いようです。 |
書記 | PTA活動の結果を残したり、会議議事録を記録する係です。 |
学校ごとに違う場合もありますが、多くの意見で負担の少ない役員は会計監査と言われています。
仕事をしながらでも年に数回ならこなしやすいのではないでしょうか。
ちなみに会計監査になれば、他の役員にならなくていいので先に希望するのもいいかもしれませんね。
小学校のPTAの役員の専門委員会の種類は何がある??
さて、次は専門委員会の種類は何があるんでしょうか??
学年委員・学級委員 | 学級委員はクラスの委員、学年委員は学年の委員となります。 |
広報委員 | PTA広報誌の作成をする係です。 |
卒業対策委員(謝恩会実行委員) | 子どもたちの卒業を祝うためのの委員となります。卒業が近い頃の活動だけのことが多いですが短い期間に決めることが多い場合があります。 |
選考委員・役員推薦委員 | PTA役員を選んで、推薦する係です。作業期間が短い事が多いです。 |
ベルマーク委員 | ベルマークを集めて学校に必要な備品を購入する係です。 |
地区委員(校外委員) | 学校の外での子供たちのための活動(登下校の防犯パトロールや通学路の調査など)をする係です。 |
保健体育委員 | 運動会の運営サポートやプールの係る業務をしたり、保健指導の手伝いなどもする係です。 |
整備委員・美化委員 | 子どもたちが過ごす学校の環境を整える活動をする係です。ゴミ拾いや花壇に花を植えたりすることもあるそうです。 |
その他の委員(図書委員、バザー委員、生活委員、文化委員) | どちらもある学校もあればない学校もある委員です。そしてどれも活動が少ないと言われています。 |
いわゆる三役と呼ばれるもの(PTA本部役員)でなければそこまで大変ではないといわれています。
その中で唯一大変という声が多いのが、学年委員だそうです。
他の専門委員ならお仕事をしながらでもなんとかできそうという方が多いです。
また、少し苦労があっても良い経験になったと言われる保護者の方が多いそうです!!
小学校のPTAの役員で大変なものはどれ??
どうやら、PTA役員はとても大変なもの以外であればそんなに負担がないようです。
では、大変なのは困る!!って保護者の方は学年委員、PTA副会長、広報委員以外が良いと言われています。
逆に、PTA役員は大変ってイメージでしたが大変ではなくて
いい経験になったという声が一番多かったことに驚きました!!
やってみると大変でも楽しかったという声。
どの子どもさんの一度きりの小学校生活のサポートは保護者にとってもいい経験になるのですね!!
小学校のPTAを退会することはできる?できない?
これまでのお話でポジティブな印象もある「PTA」
しかし、人間関係や個人的な理由などでどうしても退会したいと思った場合は
退会は可能なのでしょうか??
結論は、「PTA」を退会することが可能です!!
では、退会の手順や退会した場合のメリット、デメリットを考えていきましょう。
小学校のPTAを退会する方法
まずは、退会届をPTA会長と学校長宛に提出します。
専用のものがなければフォーマットは自由だそうです。
一例を載せておきます。
- 見出し(「PTA退会届」「PTA非加入届」など)
- 日付
- 宛名(○○小学校PTA会長 様)
- 退会理由(これは、具体的な理由ではなく、退会の意思を伝えればOK)
- 子供のクラスと名前(入学前は子供の名前と住所)
- 自分の名前
そして、最近はメールで伝える保護者の方もいるそうです。
また、心配であれば担任の先生にも直接お話してみる保護者の方もいるそうです。
なによりはストレスの少ない方法を選ぶことをおすすめします。
小学校のPTAを退会しても困らない??我が子にデメリットはある??
さて、「PTA」を退会しようと決意しても不安なことがあるはずです。
実際に小学校に通っている我が子の学校生活に支障を出ることです。
何か困る事があったらどうしよう??不安な気持ちはありますよね。
PTAが行っている登校班はどうなるのか??
調べてみました!!
PTA退会のデメリット
・登校班には入れない(こちらは保険の関係上、非会員は受けられないサービスがあるからだそうです)
・人間関係が難しくなった(逆に周りから色々と言われてストレスを感じる事もあるそうです)
・情報が入りにくくなる(PTA活動の中で情報を得ていた人の場合)
ちなみに、心配される保護者の方が多い登校班問題。
こちらは、PTAだけではなく地域の子供会も関係しているようです。
登校班は地域ごとで登校するため、子供会ごとになっていることが多いそうです。
地域によっては子供会がないところもあったりとさまざまなので
絶対に「PTA」を退会したから登校班に入れないとは言えませんが
「PTA」を退会したら、子供は登校班には入れないと覚悟して退会した方がいいと思います。
また、「PTA」を退会した事で文句を言ってくる保護者がいたりもするようです。
すんなりと退会できなかった場合は、ストレスも感じることがあるとは考えておいた方がいいかもしれません。
小学校のPTAを退会しても困らない??メリットはどんなこと??
これまでは、「PTA」を退会したら困ることを説明してきましたが今度はメリットを話していきます!!
PTA退会のメリット
・行事に行かなくてよい
・役員にならなくてよい
保護者としてはありがたいメリットだと思います。
ただ、行事も忙しい保護者からしたら行かなくてよいことはありがたくても
子どもからしたら行きたいと思う場合もありますよね。
そこは子どもはどんな気持ちなのか確認が必要だと思います。
もう一つの役員にならなくてよいは、忙しい保護者としては助かることだと思います。
役員にならなくてよいということは、役員の仕事もしなくてよいということ。
他の保護者と関わることが苦手な方には本当に助かることだと思います。
小学校のPTAに入らない割合は??入らなかったら困ることは??まとめ
・小学校のPTAに入らない割合はほぼ0に近い。
・小学校のPTAは任意加入だが知らない人が多い。
・小学校のPTAに入りたくない人は多い。
・小学校のPTAの役員で比較的活動が少ないのは会計監査。
・小学校のPTAを退会したいと考える人も多い。
・小学校のPTAを退会すると登校班に入れない可能性が高い。
・小学校のPTAを退会すると色々は他の保護者に言われる事もある。
・小学校のPTAを退会すると役員をしなくてよい。
実際の声を聞いてみると、「PTA」に入らない事や退会を検討している保護者は多いが
実行している保護者は少数のようです。
退会を申し出ても保留にされていて、
「PTA」会費を払っているが役員は免除されているという方もいたりします。
なかなか簡単には入らないという選択は難しいようですね。
もちろん、人によりどうしても活動が難しい方もいると思うので話し合い次第では可能ではあると思います。
ただ、個人的には「PTA」には良い面もたくさんあると感じました。
子どもと一緒に新しいチャレンジをしてみるのもいいかもしれません。
特に心配な低学年のうちは子どもの小学校生活を知ることもできるし、
もしかしたら、良い人間関係もできるかもしれません。
その年、そのクラスのメンバーによるとみなさん言われます。
楽しい気の合う保護者の方に出会えば一緒に子育てしていけるので
お互いに協力しあえる場合もありメリットもあると思います。
ただ、いい事ばかりではないの現実ですが、いざ退会するとなると
デメリットも多いので最後の最後に検討する保護者の方が多いのでしょう。
また、忙しい方は少しでも負担の少ない役員になるようにするのもいいかもれません。
現代ではあまり学校と関わりたくないなど子ども自身が拒否する場合もあると思います。
そうした時に、必ず参加することがいいかはわかりません。
その環境、子どもの状況、保護者の状況に応じて学校や先生と相談する事が大切だと思います。
子どもの為に保護者がすべてしんどい気持ちでも頑張る必要もないですし、
子どもも親の為に無理して頑張る必要もないと思います。
何より、その子どもが小学生である期間は6年間しかありません。
子どもにとって、保護者にとってより良い小学校生活が送れるようにしていけるのが一番だと思います!!
そうしたことが、親子の絆になるのではと今回感じました。