みなさんは積立NISAのことをどれくらいご存知ですか?
私は積立?NISA?投資?って感じでちんぷんかんぷんでしたが、今年30歳になり老後というかもはや近い将来の資金に対しても不安を持つようになりました。
情勢は目まぐるしく変わります。その中で投資することにメリット・デメリットはあるのか、興味を持ちました。
私も投資に関しては、初心者ですが、私と同じように積立って?NISA?って何?っと思っている方の情報源になればと思います。
今回は積立NISAを初めて利用しようかなと思っている方向けに、そもそもNISAってなんなのか、メリット・デメリットはあるのかを解説していきたいと思います。
Contents
積立NISAってなに?一般NISAと何が違うの?簡単に解説します!
最近、NISAってよく聞きませんか?そもそも、NISAってなんなんでしょうか?
積立NISAと一般NISAの違いについてご紹介していきたいと思います。
NISAってなに?
NISAとは投資を行う際の少額投資非課税制度という優遇制度のことであり、投資とは利益を見込み、事業などにお金を出すことです。
積立NISAの投資方法とは?
積立NISAとは、日本国内に住む20歳以上の人なら誰でも利用でき、特に少額からの長期、積立、分散投資を支援する非課税制度のことです。
三つの投資方法、長期、積立、分散の紹介をしておきますね。
長期投資とは…長期に渡って金融商品を保有し続ける投資のこと。長く保有する方がリターンの振り幅が小さくなり、安定した収益を得ることが期待できます。
積立投資とは…自分が決めたタイミングや金額で定期的に金融商品を購入すること。あらかじめ決めた内容で自動的に購入できるので毎月毎月注文捨手間も省ける。
分散投資とは…投資先や購入時期を分散させて購入すること。分散させることで価格の変動を抑え、安定したリターンを狙う。
この三つの方法をうまく運用すればリスクを分散することができます。
積立NISAって?どんな投資なの?
早速どんな投資なのか、どんな商品があるのか、みていきましょう!
- 対象商品は手数料が低水準で、公募株式投資信託ETFに限定されていて、投資初心者を始め、幅広い年代の方が利用しやすくなっています。
- 6000本以上ある公募投資信託の中から資産形成に適した約160~170本だけが対象のため、厳選したものの中から選べるようになっています。
- 積立NISAの投資可能期間は2018年から2037年まで。
- 自分であらかじめ決めたタイミングや金額を、自動で積み立てられていくので手間いらずなんです。
- 本来なら、投資で得られた利益にかかる税金20%の支払いが必要ですが、それが非課税になります。1年間の非課税枠は40万です。なので最大、年間40万✖️最長20年=800万までが対象となります。
- 販売手数料が無料です。(ノーロード)
- 金融商品の売却や資産の引き出しはいつでもできます。
- 口座開設は一人一口のみです。
- 新たな非課税枠に移す、ロールオーバーは積立NISAでは認められていません。
積立NISAは毎月、一定額を投資信託などに投資する方法です。
長期間コツコツと積み立てるので一時的な相場の変動リスクにも対応しやすいと言われています。手間なく長期的に運用したい人向いています。
また、商品が金融庁によって厳選されたものを選ぶだけなので、投資初めての方でも始めやすいのが特徴です。
一般NISAって積立NISAとどう違うの?
一般NISAも5年間は非課税(通常は20%)になり、最大600万まで対象となり、いつでも引き出しは可能です。株式投資信託、上場株式が対象商品となる。
また、積立NISAとは違い、5年の非課税期間が終了した後は、保有している金融商品を翌年の非課税枠に移すロールオーバーが可能です。
ちなみに、ロールオーバーは可能金額に上限がないため、時価が120万(1年間分)超過していてもその全てを非課税枠に移すことができます。
- 一般NISAを利用するには一般NISAの口座を開設する必要があ理、口座は一人一口のみで開設には税務署の確認が必要です。
- 一般NISAの投資可能期間は2018年から2023年まで。
- 複数の金融機関を使うことはできない。
- 1年間の非課税枠は120 万です。なので最大、年間120万✖️最長5年=600万までが対象となります。
- 非課税期間の終了後は翌年の非課税口座に移す(ロールオーバー)、課税口座に移す、売却が選べます。
一般MISAと積立NISAは併用して運用はできません。
積立NISAのデメリットとメリット
デメリット
- 元本(がんぽん)割れの可能性がある→元本保証はありません。そのため運用成果によっては元本割れ(金融商品の価格が変動し、元々買った額を下回ること)になることもあります。(元本とは金融商品の購入・投資に充てた資金の額のこと)
- 投資できる商品が少ない→金融庁が長期・積立・分散の投資に適していると判断した公募株式投資信託のみ対象となるため、商品自体が少ない。
- 損益通算や繰越控除ができない
- 非課税期間が期限付き→最大で20年でロールオーバーはできない。
- 積立資金が所得控除の対象ではない
- リバランス(資産運用での資産分配が最初の時と変わってきた時に最初に決めた割合に戻すこと)をするのが難しい
メリット
- 分配金や売買益などが非課税(非課税期間は20年で年間40万まで購入可)
- 積立形式だからリスク分散
- 対象商品が選びやすい
- 投資資金も少額からできる (積立金額は100円からできる)
よく聞く?元本割れってどういうこと?
元本割れとはどういうことを言うのでしょうか?
元本割れとは?
元本(がんぽん)とは利益・収入を生み出すお金のことです。つまり、投資にするために商品を購入するのに充てたお金のことが元本です。
元本割れとは金融商品の価格が変動し、当初の購入金額を下回ってしまうこと。
株式や投資信託は高い収益が期待される反面、原本割れするリスクが高いです。
積立NISAとはなんだろう?デメリットや元本割れについて解説のまとめ
- NISAとは少額非課税投資制度のこと
- 積立NISAは年間40万で最大20年間非課税になる
- 積立NISAは長期・積立・分散投資することでリスクを分散することができる
- 積立NISAは元本割れのリスクがあり、金融商品の価格が変動し購入した時よりも下回ることある
いかがでしたでしょうか?
投資ってやっぱり難しいって思っている方もまだ多いのではないでしょうか?
積立NISAは商品も厳選されていて、自動積立なので今後の未来に少しでも資金を増やしたい方は検討してみてもいいのではないでしょうか。
私も、お金に余裕ができたら検討してやってみたいと思います!