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電気毛布に火災の心配はないの?発火の原因はタコ足配線なのか?

冬になると皆さんは何で温まりますか?

こたつやストーブ、暖房、ホットカーペットなどたくさんの暖房器具がありますよね。

 

私は寒いのが苦手でついヒーターの前でゴロゴロしてしまいます。

 

ですが、暖房器具を使う中で心配事ってありませんか?

そう…火事です。

 

暖かさを得るために使う暖房器具ですが、熱くなりすぎて火事になる、なんてことあったら怖いですよね。

 

そこで今回は電気毛布による火事について書いていこうと思います。

 

電気毛布は掛け毛布タイプもあれば敷き毛布タイプもあり、掛け敷き両用タイプもあります。

 

洗えるタイプも増えてすごく便利になってきており、ほかの暖房器具と比べ電気代も安いですし、できることなら使いたいですよね。

 

使いたいけど心配と思っている方!ぜひ、この記事を読んで参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

電気毛布による火事!?危険性ってどれくらい?

結論から言いますと、かなり低いです!

"総務省消防庁"の製品火災に関する調査結果の過去のデータを見ていくと、平成20年~平成31年(令和元年)で火事が起こったのは平成27年の1件だけです。

しかし、確率が低いからと言って安心していいわけではありません

約10年のうちの1件がもしかしたら自分のところに降りかかってくるかもしれませんからね。

 

そうならないためにもこの先の記事を読んで原因や対処方法を見ていきましょう!

 

 

電気毛布による火事の原因5つはコレ!

 

電源コードの破損

コードの破損は気づかれにくく知らないうちに銅線が見えていたり、断線していて発火してしまうという恐れがあります。

 

コードはテーブルなど重たいものの下敷きになっていませんか?

 

人も重たいものを持ったりすると腰などに負荷がかかりますよね。そこからなんらかの病気にもつながっていきます。

 

それと同じで大きな負荷がかかるとコードの中が破損してしまい火事になってしまうかもしれません。

 

重たいものの下でなくカーペットの下に電源コードが入ったまま使用していてカーペットに着火してしまうということもあります。

 

たこ足配線

たこ足配線を使っている方は結構いるのではないでしょうか。

私の家も2個ほど使っています。

 

しかし、勘違いをして使ってしまうと危ないものでもあります。

その理由は下記にあります。

たこ足配線を使うと、確かに挿し込み口は増える。2口のコンセントよりも多くの電化製品を同時に使用できるようになる。だが「同時に使用できる電流の容量」が増える訳ではない。

たとえば、1つのたこ足配線で同時に使える電流の容量(定格電流と呼ぶ)を15A(アンペア)とする。そこへ10Aのアイロンと5.7Aの炊飯器を同時に挿して使用した場合、15.7Aとなり定格電流を超える。

引用 オリーブオイルをひとまわし

使用できる電流の量を超えてしまうとコードが発熱してしまい、火事になる恐れがあります。

 

できる限りたこ足配線を使わないほうが私はよいと思いますが、使う際には定格電流を超えないように十分気を付ける必要があります。

 

コンセント

皆さんのお部屋、きれいに掃除をしていますか?埃は落ちていませんか?

コンセントの周りに埃があるというあなた!気を付けてください。

 

コンセントに埃が入ってしまうと発火の恐れがあります。

これは電気毛布だけでなくほかの電化製品を使うときにも気を付ける必要がありますね。

 

電気毛布

電気毛布をたたんで片付けている人、少なからずいると思います。

電気毛布に限らずですが、たたむと折癖が付きますよね。

 

実はその折癖がついた部分の繊維が弱くなってしまい、破けて判断線状態になったり、
破けたところに埃が入り発火し火事を起こしてしまう恐れがあります。

 

かといってたたまずにおいていたら邪魔になるしどうしよう…ってなりますよね。

正直折癖が付いてしまうのは致し方ないことだと思います。

 

ちなみに電気毛布は3~5年で買い替えるべきとされています。

手入れの方法が良ければ5年以上もつケースも少なくはありません。

 

電気毛布の上に置いてはいけないもの!?

電気毛布の上に漫画や雑誌など、何かものを置いてはいませんか?

電気毛布の上に置いてはいけないもの…

それはスプレー缶ガスボンベなどです!

 

まずい!置いてる!なんてことがあったらすぐに別の場所に移動させてください。

中身が膨れて破裂し、そこから火事につながる恐れがあります。

 

コンセント周りもそうですが電気毛布の周りも清潔にして、危険なものがないか十分に確認したほうがよいでしょう。

 

 

電気毛布をつけっぱなしにしても火事にはならない?つけっぱなしにすることによる影響とは

 

電気毛布のつけっぱなしはNG!?

先ほど火事の原因を5つ挙げさせていただきましたが、最もやりかねないのがつけっぱなしです。

 

寝るときや外出時につけっぱなしなんてことありませんか?

 

「寝ているときにもし火事が起こってしまい、起きるのが遅くて逃げ場を失った。」

「外出時に火事が起きてしまい帰ってきたら家が燃えていた。」

 

そんなことになりたくないですよね。

 

電気代もただではありませんし、身体にも影響が出てきます。

つけっぱなしはなるべく控えるようにしましょう。

 

電気毛布の電気代はどれくらい?

電気毛布を使わないのにつけっぱなしにしてしまうとその分電気代がもったいないですよね。

1時間で大体どれくらいなのか、1日だとどれくらいになるのか。

 

これから買う人も使っている人も気になるのではないでしょうか。

電気毛布は、温度によって消費電力が変わってくる。強で31Wh、中で18Wh、弱で3Whくらいが消費電力の目安となる。

消費電力で電気代を算出する計算式は

「消費電力」÷1000×n(時間)×27(円/kWh)=電気代

例えば、電気毛布の「中」を3時間使うとして、1日の電気代は

18(Wh)÷1000×3(時間)×27(円/kWh)=1.458円

1カ月の電気代としては1.458円/日×30日=43.74円となる。「弱」なら、その6分の1の7.29円が電気毛布の電気代ということだ。

引用 オリーブオイルをひとまわし

"電気毛布の電気代はどれくらい?ほかの暖房器具と比較してみた結果は"によると、
ほかの暖房器具の電気代と比べ、そこまで電気代はかからないようですね。

 

かといってつけっぱなしはNGです!

 

ほかの暖房器具と比べて安いからといってつけっぱなしにしていると徐々に電気代は増えていき、気づいた時にはそれなりの額になっているかもしれませんしね。

 

"塵も積もれば山となる"です。

節約は大事ですよね。

 

つけっぱなしで寝ると身体に良くない!?

いくら寒いからと言ってつけっぱなしで寝るのは身体によくありません

主な理由は2つあります。

  • 低温やけど
  • 脱水症状

電気毛布は低くて20度、高くて50度まで上がるとされています。

低温やけどは40度から50度ほどの物体が皮膚に長時間触れ続けることによって起こります。

 

脱水症状は大量の汗をかいたり、体調不良などによって体内にある水分や塩分が十分でなくなることによって起こります。

 

寝ているのに水分補給や塩分補給ができる人なんてさすがにいませんよね(笑)

 

 

気を付けて!冬に大活躍の電気毛布による火事?!原因は一体何なのかのまとめ

Point

電気毛布による火事の可能性はかなり低い

火事の主な原因は5つ

  • コードの破損(銅線が見えている・断線している)
  • たこ足配線(使用できる電流の量を超えている)
  • コンセント(コンセントに埃が入る)
  • 電気毛布(折癖がついた部分の繊維が弱くなってしまい、破けて判断線状態になったり、破けたところに埃が入る)

電気毛布の上に置いてはいけないもの(スプレー缶やガスボンベの中身が膨れて破裂)

電気毛布のつけっぱなしはNG!

電気代はほかの暖房器具と比べて安い

電気毛布のつけっぱなしは身体によくない(低温やけど、脱水症状)

 

暖房器具を使う際には火事が起こるかもしれないという危険はつきものです。

 

しかし、取扱説明書に記載されていることをしっかりと守り、各メーカーが注意していることをしっかりと理解して正しく使えば危険性が低いものと言えます。

 

電気毛布を正しく使って寒い冬を温かく過ごしましょう。

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