お風呂でいつの間にか出てくるピンクカビ。床はヌルっとするし、シャンプーボトルの底や風呂のフタに出てきて不快な気持ちになった経験をお持ちの方、多いのではないでしょうか?
毎日ピッカピカに風呂掃除をしている方は出てこないかもしれないですが、私はズボラな主婦でお掃除も得意ではないので、私の家のお風呂にはピンクカビがよく出てきます。
このヌルヌルしたピンクの汚れが出てくると、疲れを癒やしてくれるバスタイムも半減しちゃいますよね!
そこで、この風呂にできるピンクカビの正体を知り、ズボラな私でも簡単に出来る予防方法を調査しました。
ご紹介致しますので、参考にしてもらえたら嬉しいです!
Contents
風呂のピンクカビの予防方法4選
お風呂に気づかないうちに出てくるピンクカビ、じつはカビではなく「ロドトルラ」という酵母菌の一種です。
ロドトルラは人に害はないのですが、増殖すると黒カビなどの原因になりますので放っておかず、見つけたらすぐ掃除しましょう!
とはいえなかなか掃除って面倒に感じてしまい、ついつい後回しになりますよね。
実は、日々ちょっとした事を習慣付けるだけで予防できるんです!
風呂場の水分を拭き取る
お風呂のピンクカビ(ロドトルラ)は水分が大好き。水分がなければ繁殖しないので風呂上がりに拭き取るのがよいです。
または、浴室乾燥機で乾燥させたり、換気扇をつけたりとにかく水分をなくすことが予防になります。
お湯を掛ける
お風呂をあがる時に熱めのお湯で、壁や床についた石鹸のカスや皮脂汚れを流すこともピンクカビの予防に役立ちます。
その後は冷たい水で浴室の温度を下げることも大事です。温かいところはピンクカビの増えやすい環境になりますので、仕上げはお水で流しましょう。
消毒用エタノールをスプレーする
ピンクカビを退治するためには、消毒用エタノールまたは次亜塩素酸水が効果的です。
エタノールをピンクカビにスプレーして、数分おきます。その後シャワーで流すと除菌ができて、きれいになります。
防カビ燻煙剤を使用
引用:楽天市場
こちらの商品、容器に水を入れておくだけで天井や換気扇など隅まで除菌ができるものです。2ヶ月に1回使うだけでピンクカビやクロカビが予防できます。
2ヶ月1回でキレイが続くなんて使わない手はないですね!
風呂のピンクカビが発生する原因3つ
風呂のピンクカビは「ロドトルラ」という酵母菌の中の一つです。カビとついておりますが、人に害を与えるものではないです。
しかし、すぐ増えてしまうのはなぜなのでしょうか?原因は次の3つです。
水分
風呂のピンクカビは空気中に漂っていますが、水分さえあれば増殖できちゃいます。一度菌が付着しますと、ものすごい速さで増えてしまうのも納得ですね!
怖い話をすると、風呂場だけではなく台所、冷蔵庫の中の製氷するタンクで繁殖することもあるそうですよ!
逆をいえば水分さえなければ増えにくいということです。
温度
ピンクカビの繁殖しやすい温度は「20℃から30℃」くらいと言われています。
そうです、5月〜9月くらいにかけての日本の気温ですね。そして年中問わずのお風呂の室内の温度がピンクカビにとって、最高の繁殖できる環境なわけです!!
栄養分
お風呂のピンクカビは、皮脂汚れや石鹸カスを栄養としてます。シャンプーボトルの底や風呂場の床、そして排水口は栄養分が豊富ものすごい勢いで増えていくのも納得ですよね!
風呂のピンクカビの簡単掃除方法5選
風呂のピンクカビは見つけた時にスポンジで軽くこするだけで落ちます。
とはいえ、「お風呂掃除」と聞くだけで「面倒くさいなぁ」とか「後でやろう」とか思いませんか?
私も後回し派です。そんなズボラ主婦の私でも簡単に出来そうな、簡単でシンプルな方法を集めました。
スプレーして待つだけ
引用:Lion
スプレーして60秒待って流すだけの「ルックバスタブクレンジング銀イオン入」。
2日か3日に1回風呂上がりシュッとして、シャワーで流すだけで、ピンクカビの出現を減らすことができます。これだったらハードルが下がりますよね!
排水口に重曹&クエン酸
重曹とクエン酸を混ぜるとシュワシュワと泡が出てきます。この泡が汚れを浮かせてくれます。
まず、排水口にたまっている髪の毛やゴミをとります。そして排水口に重曹とクエン酸を適当に水を少し掛けるだけでOK!
こびりついた酷い汚れでなければきれいになります。
ただし、除菌効果はないので菌は残っています。数日でピンクカビは出てきますからご注意くださいね。
天井には風呂掃除用ブラシ
レック激落ちくんお風呂まるごとバスクリーナーです。
天井についたピンクカビを見つけたときにはこちらが便利です!
こちらは2週間から3週間に1回使用するとよいですよ。
オキシクリーン漬け
お風呂周りの小物類は月に1回のオキシクリーン漬けをオススメします。
浴槽にオキシクリーンを入れてお湯で溶かし、バンバン入れて漬けちゃいましょう。1時間置いて、お湯を抜きシャワーで流しておしまいです。
カビ取りスプレー
範囲が広くなってしまったり、こびりついたり酷い汚れになってしまったら、カビ取りスプレーをします。
カビ取りスプレーもこすらず、スプレーして数分待って洗い流すだけで簡単にピンクカビ汚れを落とすことができます。
ただし、床と壁の境目など隅や、液が垂れそうな箇所にはキッチンペーパーやサランラップなどでラッピングをして時間を置くと更に汚れが落ちやすくなりますよ。
<塩素系カビ取りスプレーを使うときの注意事項!>
カビ取りスプレーを使うときは、必ず換気をすること
刺激があるので手袋・マスクを着用すること
絶対に酸性の洗剤と混ぜないこと(有毒ガスが発生します)
汚れが広範囲になればなるほど風呂掃除のハードルが上がってしまいますね!!
簡単にできるうちに汚れは落としてしまうことがズボラにできる近道です!日々のちょっとひと手間がピンクカビ予防の道でしたね。
風呂のピンクカビを予防しよう!ズボラでもできるその方法とは?のまとめ
- お風呂のピンクカビの予防方法は、水分を拭き取る、エタノールで除菌、燻煙剤を使用などの方法がある
- お風呂のピンクカビの原因3つは、水分、適度な温度、栄養(石鹸カス)です
- お風呂のピンクカビの簡単掃除方法はスプレーして待つだけのルックバスタブクレンジング。
- 排水口に重曹入れてクエン酸を入れお水を少しずつ入れる。
- 時々天井掃除に風呂掃除用ブラシを使用する
- お風呂周りの小物掃除はオキシクリーン漬け
面倒くさいお風呂掃除ですが、ちょっとした作業をすることでピンクカビを防げます。更にこのちょっとしたことを習慣づけるだけで、お風呂の掃除を楽にできます。
私もこのちょっとした手間を習慣づけてみようと思ってます。
みなさんもズボラしながら、掃除をしてキレイなお風呂を維持してみませんか?
そして癒やしのバスタイムを楽しみましょうね。