離乳食のパンといえば超熟!というイメージありませんか?
初めてのパンは超熟食パンにした人も多いと思います。
ところで、超熟ロールはいつから食べられるんだろう?
今回は超熟ロールが離乳食でいつから食べられるのか、公式レシピも合わせてご紹介します。
Contents
超熟ロールは離乳食でいつから食べれるの?
引用 Pasco HP
超熟ロールを茶色い部分もそのまま食べられるようになるのは離乳食後期からです。
今回は超熟ロールと超熟ロールレーズンは離乳食でいつから食べられるのかを表にしました。
与え方も合わせて書いてありますので参考にしてください。
超熟ロールは離乳食でいつから食べられる?時期と与え方
超熟ロールの茶色い部分が食べられるようになるのは離乳食後期からです。
初期、中期も白い部分のみをパン粥にして食べられますが、この時期は食パンをおすすめします。
離乳食の時期 | 与えてOK? | 与え方 |
初期 | △ | 白い部分のみを細かくちぎりパンがゆして滑らかにすりつぶす |
中期 | △ | 白い部分のみを細かくちぎりパンがゆにする |
後期 | 〇 | 小さくちぎるor角切りにする |
完了期 | ◎ | 1cmくらいの厚さにスライスする |
超熟ロールレーズンはいつから食べられるの?
超熟ロールレーズンはレーズンが入っているので離乳食の初期、中期では与えることができません。
離乳食後期以降に与えるようにしましょう。
離乳食の時期 | 与えてOK? | 与え方 |
初期 | × | ー |
中期 | × | ー |
後期 | 〇 | 小さくちぎるor角切りにする。レーズンは取り出して細かく刻む |
完了期 | ◎ | 1cmくらいの厚さにスライスする。大きいレーズンは小さく刻む |
超熟ロールを離乳食で与えるときの注意点は?
超熟ロールを離乳食で与える際にはいくつか注意点があります。
赤ちゃんに超熟ロールを与える前に確認しておきましょう。
アレルギー
超熟ロールに含まれるアレルギー食材
- 小麦
- 乳
- 大豆
超熟ロールはパンですから、小麦粉が原材料に含まれています。
また、原材料の一部に乳成分や大豆も含まれていますので注意してください。
小麦や乳は3大アレルギー食品です。
超熟ロールを離乳食で与える前に、食パンやヨーグルトなど他の食材でアレルギーが出ないか確認しておきましょう。
食べすぎ
ロールパンは食パンに比べて脂質が多い食品です。
一般的には食パンの2倍以上の脂質が入っていると言われています。
甘くてふわふわでおいしいので赤ちゃんは喜んで食べるかもしれません。
しかし、食べすぎるとおなかに負担がかかったりカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
超熟ロールを離乳食で与えるときは
1食の量
後期 1/2本~1本
完了期 1本~1本半
を目安にしてください。
離乳食を食べる量はその子によって違いますから、子どもに合わせて調節してあげてくださいね。
与えるときは水分と一緒に
パンは水分が少ないので、赤ちゃんにとってはパサパサして食べにくかったり、のどに詰まることがあります。
パンを与えるときは水分と一緒に与えるようにしましょう。
食べる前にお茶や水で口を湿らせてあげたり、スープと一緒に食べさせてあげたりするといいですね。
ただし、赤ちゃんがパンを口いっぱいに頬張っているところに水分を流し込むとのどに詰まる恐れがあるので絶対にやめてください。
赤ちゃんがパンを口に詰め込み過ぎないように見守りながら、適度に水分を与えるとGoodです。
超熟ロールと超熟ロールレーズンと超熟食パンの違いは何?
赤ちゃんの離乳食に超熟食パンを与えている人も多いと思います。
食パン以外の超熟パンもあげてみようかなと思ったときにこんな疑問が浮かんできませんか?
超熟食パンと超熟ロールは何が違うの?
超熟ロールと超熟ロールレーズンはレーズン以外の違いがあるの?
ここではその疑問にお答えします。
原材料の違い
まずは超熟ロール、超熟ロールレーズン、超熟食パンの原材料を見ていきましょう。
超熟ロール | 超熟ロールレーズン | 超熟食パン |
小麦粉(国内製造)、砂糖、マーガリン、乳等を主要原料とする食品、でんぷん、バター、パン酵母、加工油脂、食塩、小麦たんぱく、醸造酢、米粉、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) | 小麦粉(国内製造)、洋酒漬レーズン、砂糖、マーガリン、乳等を主要原料とする食品、パン酵母、加工油脂、でんぷん、小麦たんぱく、食塩、米粉、(一部に小麦・乳成分・大豆を含む) | 小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む) |
超熟ロールレーズンにはレーズンが入っている代わりに醸造酢が入っていません。
超熟食パンは超熟ロールや超熟ロールレーズンに比べてよりシンプルな原材料になっています。
成分の違い
次に超熟ロール、超熟ロールレーズン、超熟食パンの成分の違いを見ていきます。
超熟ロール1個、超熟ロールレーズン1個、超熟食パン8枚切1枚あたり
超熟ロール | 超熟ロールレーズン | 超熟食パン | |
エネルギー | 108kcal | 115kcal | 123kcal |
たんぱく質 | 3.0g | 3.1g | 3.7g |
脂質 | 2.6g | 2.2g | 1.9g |
炭水化物 | 18.2g | 20.6g | 22.7g |
糖質 | ー | ー | ー |
食物繊維 | ー | ー | ー |
食塩相当量 | 0.3g | 0.3g | 0.5g |
飽和脂肪酸 | 1.3g | 1.0g | 0.7g |
トランス脂肪酸 | 0g | 0g | 0g |
コレステロール | 2mg | 0mg | 1mg |
やはり脂質の量が超熟食パンに比べて、超熟ロール、超熟ロールレーズンの方が多いですね。
意外にも食塩相当量は超熟食パンの方が多いことがわかります。
エネルギー量は8枚切りの食パンが一番です。
離乳食でパンを与える時はまず食パンから
離乳食でパンを与えるときは食パンから与えましょう。
前述した通りロールパンは食パンに比べて脂質を多く含んでいます。
脂質が多いと赤ちゃんのおなかに負担がかかりますから、離乳食では脂質の少ない食パンから始めるのが基本です。
食パンに慣れ、消化機能が発達してくる後期頃から少しずつロールパンを試してみるといいですよ。
超熟ロールは離乳食で食べる初めてのロールパンにおすすめ
超熟ロールは離乳食で食べる初めてのロールパンにおすすめです。
その理由を3つ紹介していきます。
シンプルな素材
超熟パンのキャッチコピーは『余計なものは入れない』です。
超熟ロールもシンプルな素材で作られています。
離乳食では素材の味を感じられるものを与えたいですよね。
超熟ロールはシンプルな素材で作られていますから、小麦本来の味を感じることができる離乳食におすすめのロールパンです。
トランス脂肪酸0mg
トランス脂肪酸は脂肪酸の一種で、油脂を精製・加工する際にできるものです。また、それを摂りすぎると動脈硬化(冠動脈疾患)の原因になることが知られています。
赤ちゃんには安心安全な食材を与えたいもの。
離乳食期の赤ちゃんであればなおさらです。
超熟ロールはトランス脂肪酸が0mgなので安心です。
卵不使用
ロールパンの中には表面に卵を塗ってあるものもありますが、超熟ロールは卵不使用となっています。
卵は3大アレルギー食品のひとつなので卵アレルギーのお子さんも多いと思います。
私の一番上の子も卵アレルギーで卵不使用のパンを探すのに苦労しました。
超熟ロールは卵不使用なので、卵アレルギーのお子さんも安心して食べることができますね。
超熟ロールは冷凍保存もできて離乳食に便利
超熟ロールはひと袋に6本入っています。
離乳食では一度に使い切れなくていつも余っちゃうのよね
超熟ロールは冷凍保存することができますよ。
余った分は冷凍しちゃいましょう。
超熟ロールの冷凍保存の方法
超熟ロールを冷凍するときは『空気に触れないようにする』のがポイントです。
冷凍保存方法
- ひとつずつラップでぴったりと包む
- ジッパー付きの冷凍用の食品保存袋に入れる
- 冷凍庫で保存する
※冷凍後は2週間を目安に食べきってください
冷凍した超熟ロールの解凍方法
解凍するときは電子レンジを使うと短時間でふわふわに解凍できます。
解凍方法
食品保存袋から取り出し、ラップのまま電子レンジで加熱する
(500w10~30秒)
※加熱しすぎると固くなってしまうので注意してください。
冷蔵保存はNG
パンは冷蔵保存すると乾燥してパサパサになってしまいます。
サンドイッチなど具が傷んでしまうパンは例外ですが、パンを保存するときは常温保存か冷凍保存するようにしてください。
食べきれないパンを保存するなら冷凍保存がおすすめです。
超熟ロールを使った離乳食の公式レシピを紹介
引用 Pasco HP
超熟のHPでは超熟ロールを使った離乳食のレシピが掲載されています。
今回はその公式レシピの中から3つのレシピをご紹介します。
離乳食後期バナナチーズのオープンサンド
材料
超熟ロール 1個
クリームチーズ 2cm角1個
バナナ 1cm厚さの輪切り1個
作り方
① 超熟ロールは真ん中の部分を、1cm厚さに切り、3切れを用意する。
② クリームチーズをボウルに入れ、バナナを加えてフォークでバナナをつぶしながら、よく混ぜ合わせる。
③ ②を3等分して①に塗り、器に盛る。
※赤ちゃんが食べにくそうにしていたら、一口大に切って食べさせる。
こちらのレシピ、我が家で作ってみたのですが、子どもたちに大好評でした。
作った先から子どもたちがパクパクと食べてしまい、あっという間になくなりました。
味だけでなく、大きさも食べやすい大きさのようです。
チーズが苦手な人やクリームチーズを与えるのが心配な人はバナナをつぶしたものを塗るだけでもOK!
我が家ではクリームチーズが先になくなってしまったため、バナナペーストのみを塗ったものも作りました。
子どもたちはそれも、おいしいおいしいと食べていましたよ。
(我が家の子どもたちがバナナ好きだからかもしれませんが……)
離乳食だけでなく幼児食にもピッタリです。
離乳食完了期トマトとしらす干しのピザトースト
材料
超熟ロール 1個
ミニトマト 2個
しらす干し 小さじ2
溶けるチーズ 小さじ2
作り方
① 超熟ロールは両端を取り除き、食べやすい大きさの輪切りを4切れ用意する。
② ミニトマトは7㎜の角切りにする。
③ しらす干しは茶こしに入れて、熱湯を回しかけ、塩分を取り除く。
④ 溶けるチーズは粗く刻む。
⑤ ①に②、③、④をのせ、オーブントースターで薄く焼き色がつくまで焼く。
※赤ちゃんが食べにくそうにしていたら、一口大に切って食べさせる。
こちらのレシピは朝食にもいいですね。
こちらのレシピも離乳食だけでなく幼児食としてもおすすめです。
離乳食完了期にんじんフレンチトースト
材料
超熟ロール 1個
にんじん 1cm厚さの輪切り1個
溶き卵 1/2個分
粉ミルク(湯で溶いたもの) 大さじ1
バター 小さじ1
作り方
①超熟ロールは、真ん中の部分を1cm幅の輪切りにする。
②にんじんはやわらかくゆでて、すり鉢でなめらかにすりつぶし、水少々(材料外)を加えてのばす。
③ボウルに溶き卵、粉ミルク、②を入れて混ぜ合わせ、バッドに入れて①の両面を返しながら浸す。
④フライパンにバターを温め、③の両面を弱火で、中にしっかり火が通るまで焼く。
最後は離乳食完了期に人気の高いフレンチトーストのレシピです。
こちらのフレンチトーストはにんじんを使っています。
パンと一緒に野菜も摂れるのがうれしいですよね。
粉ミルクを使っているので『もう飲まないけど粉ミルクが余っちゃった……』という人にもおすすめのレシピです。
超熟ロールは離乳食でいつから食べれる?超熟公式離乳食レシピも紹介まとめ
超熟ロールを離乳食で食べられる時期
- 超熟ロールを茶色い部分まで食べられるようになるのは離乳食後期から
- 超熟ロールレーズンはレーズンが入っているので後期までは与えない
与える際の注意点
- 食物アレルギー
- 食べすぎ
- 水分と一緒に与える
超熟ロールを使った離乳食の公式レシピ
- 後期 バナナチーズのオープンサンド
- 完了期 トマトとしらす干しのピザトースト
- 完了期 にんじんフレンチトースト
超熟ロールはシンプルな素材で作られており、小麦本来の味を楽しむことができます。
またトランス脂肪酸0mgで安心です。
超熟ロールは離乳食で初めて食べるロールパンにおすすめですよ。