サバンナで暮らす世界最大の鳥ダチョウは家族を忘れるなんてことが日常茶飯事の事なんです!
今噓でしょ?と思ったそこのあなた‼嘘ではないんです。嘘であってほしいですよね、家族を忘れるなんて、でも真実なんです。
その証拠にダチョウのアホで頭の悪いエピソードをご紹介します。
Contents
ダチョウが頭が悪いというエピソードは家族を忘れるだけじゃない!
ダチョウは、先ほどお話した通り、パニックになると家族が入れ替わり誰も気づかない、人数が変わっていても気づかないと言いました。
これだけでも信じがたいのに、まだびっくりするお話があるんです。それは、ダチョウは一匹が走り出すと意味もなくみんな走り出すという変わった特性があります。目的もなくただただ走るんです。まさに何も考えずに。
みなさんは外でランニングをしている人を見かけたら意味もなく走り出しますか?しませんよね。
もし外で同じようなことをしている人がいたらやめましょう(笑)相手が女性だった場合は間違いなく通報されますよ(笑)
その他にも走り出して崖から落ちたり、突然フェンスにぶつかったり、はたまた遭難したりとやりたい放題、でもこれわざとじゃないんですよね。


そうですね、私も同じ事を思いました。それについて『残念な生き物辞典』の著者・丸山貴史さんは「ダチョウは頭が悪いから生き残れた」と、話していました。
「え?どういう事?」と思いますが、頭を小さくして首を長くし、目を大きくすることによって遠くを見渡せるようになったためだそうです。
それがダチョウが恐竜時代から今日まで姿かたちを変えずに生き残れた理由と言われています。
ダチョウがバカで頭が悪く物忘れがひどいのはなぜ?
ダチョウは家族を忘れます。それもいとも簡単に忘れてしまいます。でも誰も悲しみません。忘れたことすら覚えていないのです。
ダチョウにはこんなエピソードがあります。あるダチョウのA家族とB家族がいました。
でも喧嘩や敵が来たりした際のハプニングからA家族とB家族は混ざってしまいます。
それでもダチョウの家族は気づかずに生活をつづけます。まるで元々同じ家族だったかのように…


嫁や旦那、子供たちの数が違ってもみーんな気づかないんです。信じられませんよね。
でも、ダチョウは、こういう習性を持っているんです。各個体でダチョウという種を守るのではなく、
種全体での生存を優先するといったところがあるので、家族がどうだろうか、そういったことは
あまり、ダチョウに取っては関係無いみたいなんです。
ダチョウが記憶力が弱いというのは、よく言われるのですが、どうも
身体の大きさの割に、脳みそがものすごく小さいというところに、
原因があるのかもしれません。
ダチョウの体重は140kg程度あるのですが、脳みそは40グラムほどしかありません。
もう、単位が違うくらい脳みそが軽いというか小さいんです。
ダチョウの記憶力については、こちらの記事でまとめてみましたので、
ぜひごらんください。
目玉よりも小さいダチョウの脳は人間の眼球とほぼ同じサイズ‼
ダチョウって目が大きくて、長いまつげを持っていますよね。あのダチョウの瞳と言ったら零れ落ちそうなほどのサイズです。


おっ?!面白いやり取りが聞こえてきましたね。ではその疑問に私がお答えしましょう。
その答え、実はダチョウは脳みそより目が大きくて脳みそはなんとほぼ人間の眼球ほどの大きさなんです。

しかも脳みその重さは40グラムでしわもなくつるつる!目玉の重さ60グラム。大きさは大きいもので鶏卵くらいです。

びっくりですよね。でもダチョウのあほっぷりを上記で読んでいたために、やっぱりなといった印象でしたか?
でもダチョウはアホなだけではないんです。人類の役にも立っているんです。まずはダチョウの生態から紹介していきますね。
人類に役立っているダチョウの生態と特徴
ダチョウの特徴は目が大きく首は長い、走るのが早く視力がいい世界最大の鳥類です。知らないかもしれませんが、治癒能力が高い生き物です。
詳細はこちらです。
生息地 | アフリカのサバンナ・砂漠 |
体長 | 2メートル以上 |
体重 | 100キロ以上 |
走る速さ | 自足60キロ以上早くて70キロ |
視力 | 鳥類の中で一番視力がよく20以上。42.5メートル離れた場所にいるアリの動きを見つけることもができる |
目玉の大きさと重量 | 大きいもので鶏卵くらい・60グラム |
脳みその大きさと重量 | 大きさ人間の眼球くらい・40グラム |
卵の大きさと重量 | 大きさ約16センチ・重量約1.5キロ |

そうなんです。ダチョウが大きい分卵も大きくて味は鶏卵を薄くした味だとか…でもそんなダチョウの卵には実は人類に役に立つ秘められたパワーがあったのです。
ダチョウの卵に秘められたパワー病原体を不活性化する!
ダチョウはもとより病気で死ぬことがほぼないとされている動物で、免疫力自然治癒力にたけています。
そんなダチョウの作り出す抗体はなんとスギや花粉、インフルエンザ、HIVそしてあのコロナウイルスの変異株にさえ結合する抗体も作ってしまうのです。

それに一度にたくさんの量を作れてダチョウの命は無駄にはならないのです。その抗原作成法はこちらです。
引用:日本カルミック
上の写真のようにダチョウに生きた病原菌を注射し、ダチョウが体の中で抗体を作成し抗体を持った卵を産みます。
その卵から出来上がった抗体を抽出します。今出ている商品で、ダチョウマスク、ダチョウスプレーと言ったものがありますよ。
みなさんもぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
ダチョウは追いつめられると頭を砂に埋めるというのは本当?
ダチョウが追い詰められると頭を砂に埋めるという噂があるのですが、
まるで頭を砂に埋めているように見えるというのが本当のところのようです。
ダチョウは、地上に浅い穴を掘って巣をつくりますが、敵が来ると、
すぐに低い姿勢を取って、頭を巣の近くに移動させます。
その姿が、あたかも、頭を砂に埋めているように見えるということのようです。
ダチョウは家族を忘れる⁉︎そんなアホな!いえアホなんですのまとめ
- ダチョウは家族が入れ替わっても気づかない
- ダチョウはフェンスにぶつかったり、崖から落ちたり遭難したりする
- ダチョウの脳は目玉よりも小さく人間の眼球の大きさとほぼ同じ
- ダチョウは人類の役に立っている
- ダチョウは病原菌を無害化する

ダチョウはみんなが思っている通り知能は高くはないですが、人類の役に大いに立ってくれていますね。
私もダチョウの魅力に取りつかれてしまいそうです。次動物園に行ったときには一番にダチョウを見に行くことにします。