広告

西暦2022年を縦書きにする場合どう書くの?漢数字の書き方について

今年も12月になりそろそろ年賀状を準備する時期ですね。皆さんは西暦などの数字の縦書きで迷ったことはありませんか?

最近はインターネットの普及もあって横書きの文字を見る機会が増えましたし、年賀状をメールやLINEで済ませる方も多いと思います。

しかし、何人かには年賀はがきを送っている方も多いのではないでしょうか?

年賀状に限らず、ご祝儀やお見舞い、文書など縦書きで文字を書く機会は時々あると思います。

時々だからこそ書き方を忘れてしまうそこのあなた!今回は西暦を含め、漢数字の縦書きについて紹介します。

 

 

漢数字で西暦を縦書きにする場合どう書くの?漢数字の書き方

  

西暦の縦書きの前に、漢数字の書き方についてまず紹介します。漢数字の書き方は、命数法記数法があります。

言葉で聞くと「ナニソレ?」となっている方が多いと思うので順番に紹介していきます。

 

命数法

まずは命数法について。命数法は、数字を言葉で読んだままに書く書き方です。

例えば、30(さんじゅう)は三十と書きます。

 

記数法

次に記数法について。記数法は、アラビア数字(算用数字)と同じように、数字をそのまま書く書き方です。

例えば、30であれば、三〇と書きます。

 

漢数字の「三十」と「三〇」は両方とも見たことがあると思います。だからこそ、どっちの書き方をするの?と悩みますよね。

年賀状を例に上げても、西暦または年号、住所など漢数字を書く欄はいくつかあります。

書くものによって書き方が変わってくるので順番に紹介します。

 

 

漢数字で西暦を縦書きにする場合どう書くの?日付や住所の書き方

  

まずは年賀状でもよく使う西暦などの日付や住所の漢数字の書き方について紹介します。

 

西暦を縦書きで書く場合

では、2022年12月15日を例に縦書きにしてみます。

 

西暦は「ニ〇二二」のように数字をそのまま書く記数法で書きます。「二千二十二」のように「千」や「十」を書くのは一般的ではありません。

 

元号を縦書きで書く場合

年賀状で縦書きで書く場合、西暦ではなくて元号を使いたい方もいますよね?令和4年だと単純なので、令和21年11月1日を例に縦書きしてみます。

基本的には「十」を入れるのが一般的なので、命数法で「令和二十一年十一月一日」と書きます。

ただし、命数法で「令和二一年一一月一日」も間違いではありません。

この場合は、元号・日付ともに「十」を入れないようにしましょう。どちらかに統一することが基本の書き方です。

「統一」と書きましたが、ここで最初の西暦を見てください。「ニ〇二二年十二月十五日」と記数法と命数法の書き方が混じっているのが分かりますか?

西暦の時は混じっている書き方で問題ありません。紛らわしいですよね。これが縦書きの漢数字の迷いどころだと思います。

 

住所を縦書きで書く場合

年賀状や郵便物を出すときには必ず住所が必要ですよね?4丁目-56番地-789号(4-56-789)を例に縦書きしてみます。

 

住所の場合は「十」や「百」を入れないのが書き方のマナーになります。そのため、「四-五六-七八九」と数字をそのまま書く記数法で書きます。漢数字は桁数が増えると読みにくくなるので、「七百八十九」は分かりにくいですよね。

しかし!!

ここで注意しなければいけないのが漢数字の「一」「二」「三」です。もう1つ、3丁目-12番地-23号(3-12-23)を例に縦書きしてみます。

住所は数字をそのまま書く記数法で書くので、①の「三-一二-二三」が正解です。印字されているものはいいですが手書きだと読みにくくなる可能性が高いです。

「一二」は間隔が近ければ「三」に見えてしまいます。間違いを防ぐために最近は「12」や「23」といった数字の場合は「十」を入れている方も増えています。

マナーも大切ですが、マナーよりも郵便局員や配達員が間違えないことの方がより重要だと私は考えます。

適切な間隔をあけて、漢数字の長さをしっかりと書き分けて「三-一二-二三」と書くか、分かりやすく「三-十二-二十三」としたほうがいいでしょう。

ただ、正式なマナーは「十」や「百」を入れないことを頭の片隅にでも入れておいてくださいね。

 

 

西暦以外の漢数字の縦書きにする場合どう書くの?番号やお金の書き方


最初にも書きましたが、年賀状以外でも数字を縦書きする機会はありますよね?

私は最近ご祝儀袋にお金を縦書きしました。ご祝儀袋の中に数字の書き方が書いてあったので助かりましたが、私は書き方を全く知りませんでした。

西暦や元号、住所以外でも縦書きで漢数字を書く機会はあると思うので紹介します。

 

番号を縦書きで書く場合

まずは見出しの画像。皆さん一度は見たことあるはずの卒業証書です。ここには、生年月日、日付、番号がかかれています。

日付は前に説明した通り、命数法で「」を使って書かれていますね?生年月日も同様です。

今回新たに出てきた番号、第29371号だと単純なので、証書番号第20354号を例に縦書きしてみます。

番号は「二〇三五四」と数字をそのまま書く記数法で書きます。「二万三百五十四」のように「百」や「十」を書くのは一般的ではありません。

 

お金を縦書きで書く場合

壱萬円」という文字を見たことありますか?身近な所ですと、お札に「壱万円」と印字されています。

お金を縦書きで書く機会は、慶弔儀礼の時のご祝儀や香典、領収書が多いかと思います。

この「壱」という数字、ご祝儀や正式な文書で使われている「大字(だいじ)」と呼ばれる漢数字です。

数字の改ざんや他の文字との混合を防ぐために用いられる漢字で、日常的に使う文字とは分けられています。

例えば、漢数字の「一」に一本付け足すと「二」になりますよね?漢数字は書き足すことで簡単に書き換えられてしまうため、大字が生まれました。

 

大字の一覧はこちら。

漢数字 大字(現) 大字(旧)
0 〇・零    
1
2 貳・貮
3
4  
5  
6  
7   漆・柒・質
8  
9  
10
20 廿 弐拾 貳拾
100   佰・陌
1000   仟・阡
10000  

見慣れない文字も含まれていますよね。公的文書では、「」「」「」「」は使用するように定められていますが、その他は定められていないため漢数字を交えても問題ありません。

実際、紙幣は大字と漢数字が混じっていますよね?

ご祝儀等に関しては改まった書き方として大字を使うといいでしょう。「万」や「円」も「萬」と「圓」を使うと重々しさが醸し出されます。

では、52,000円を例に縦書きしてみます。

①~⑤の書き方はすべて正解です。TPOによって書き方を変える必要があります。

カジュアルな場面、例えば友人間でのお金のやり取りであれば①「五二、〇〇〇」②「五万二千円」といった書き方で問題ありません。

大字の場合は、数字をそのまま書く記数法で書くため、③「五万弐千」や④「伍萬弐阡」となります。③と書くか、④と書くかは書く文書によって変えましょう。

余談ですが、ご祝儀袋に金額を書く際は⑤「伍萬弐阡圓(円)」と金額の前に「」と書くのがマナーです。

 

【コラム】 「壱」「弐」「参」「拾」は使用するように定められている法律について

先程、公的文書では「壱」「弐」「参」「拾」は使用するように定められていると紹介しました。法律について一部紹介します。

〇公証人法

第三十七条

③ 数量、年月日及番号ヲ記載スルニハ壱弐参拾ノ字ヲ用ウヘシ

〇戸籍法施行規則

第三十一条

② 年月日を記載するには、壱、弐、参、拾の文字を用いなければならない。

〇商業登記規則

第四十八条

2 金銭その他の物の数量、年月日及び番号を記載するには、アラビア数字を用いなければならない。ただし、縦書きをするときは、「壱、弐、参、拾」の文字を用いなければならない。

各法律は G-GOV 法令検索より引用

法律にきちんと明記されていることが分かりますね。公証人法なんて明治の法律ですよ!

 

 

西暦を縦書きにする場合どう書くの?漢数字の書き方についてのまとめ

  • 漢数字の書き方には命数法(例:三十)と記数法(例:三〇)がある
  • 西暦は記数法でニ〇ニニ年と書き、元号は命数法で令和二十一年十一月一日と書く
  • 住所記数法がマナー。三-一二-二三のように「一」「二」「三」の時は、見間違えないよう書き方を工夫するか、「十」を入れる。
  • お金はTPOによって書き方を変える。公的文書やご祝儀等では大字で書く。公的文書では、「壱」「弐」「参」「拾」を使用するように定められている。

いかがですか?これで漢数字の縦書きは迷わなくなりますね!

コロナで友人と疎遠だった方も多いかと思います。12月ですので今から縦書きの年賀状の準備を始めてもいいかもしれませんね。ぜひ漢数字を使って年賀状を書いてみましょう!

コロナで結婚式を挙げることをあきらめていた方々が来年挙げようとしているみたいなので、ご祝儀袋を書く機会も増えるかもしれませんよ!

ご一緒にこちらの記事もどうぞ。

【漢数字における縦書きの使い方】金額・住所・日付で使える知恵

© 2022 これちょっと気になる Powered by AFFINGER5